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  • 2020.6.25(木)
    公演情報 関西フィルNews
    関西フィル弦楽四重奏「オンラインコンサート」のお知らせ(協力:安井建築設計事務所様)

    皆様こんにちは!

    さて、この度は草創期より当楽団をご支援いただいております安井建築設計事務所様企画・ご協力のもと、初の試みとなる<オンラインによる弦楽四重奏コンサート>を開催させていただく事となりました。
    今般のコロナ禍では、音楽をはじめ多くのイベントが延期・中止となりましたが、その代替手段として演奏をWEBで動画配信する手法が注目され、普及が進んでいます。
    プログラムに工夫を凝らし、このスタイルが新たなファンの獲得にもつながることを願っています。リモートだからこそできるアイデアを模索し、試行を重ねていきたいと考えています。
    関フィルの新しいチャレンジにご期待ください!

    また、今回のオンラインコンサートは、どなた様もYoutubeから無料で視聴いただけますが、今後、コロナ禍からの活動再開に弾みをつけたく、支援金のご協力をお願いすることにしました。
    皆様からの楽しかった!応援したい!といったご支援の「お気持ち」を、<応援チケット>購入を通じて募らせていただきたく、Peatixにページを立ち上げました。
    配信ライブ視聴後から<応援チケット>は購入いただけますが、それを強いるものではなく、集まった「お気持ち」は全て当楽団の運営に大切に使わせていただきます。

    どうぞ活動の趣旨をご理解いただき、あたたかいご支援を何卒お願い申し上げます。

    ■開催概要
    オンライン・ライブコンサート「この曲が時代を変えた ~弦楽四重奏でたどる音楽史~」

    配信開始日時2020年7月7日(火)18:30配信予定(ライブ配信) 
    配信時間:約1時間を予定
         ※変更になる場合がありますのであらかじめご了承ください。
         ※生配信終了後、アーカイブ配信いたします。
    配信URLhttps://youtu.be/i6QW2yd4yvk


    収録場所/安井建築設計事務所本社ビル1F

    演奏曲目/ドビュッシー:『小組曲』より 第4曲“バレエ”
         ハイドン:弦楽四重奏曲第67番「ひばり」より第1楽章
         ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番『悲愴』より 第2楽章
         J.シュトラウス2世:常動曲 op.257
               ポルカ「金曜日」~ソコロフ~グラズノフ~リャードフ~による共作
         『B-la-fの主題による弦楽四重奏曲』より
                           第3楽章(ボロディン作曲)

                           第4楽章(グラズノフ作曲)
              ※出演者・曲目・曲順など、内容が変更になる場合がございます。予めご了承下さいませ。

    料金/無料

    ご支援:応援チケット「Peatix」/http://ptix.at/CDH8gU
    応援チケット:視聴は無料ですが、ぜひ、このチケット購入を通じてご支援をお願いいたします!
    ※応援チケットの購入は、生配信終了後~7月21日(火)18:00までといたします。

    続きを見る


  • 2020.6.25(木)
    関西フィルNews
    50周年記念コラム~未来の関西フィルへ Op.0625

    みなさま、こんにちは!

    「50周年記念コラム~未来の関西フィルへ」、
    今回は“本業シリーズ”です。
    50周年記念コラムOp.0425で「バンダ」について書きましたが、
    今回はその続きです!!

    「バンダ」についてはぜひコラムOp.0425で復習してください♪

     

          ― バンダの世界(2)―

     

     

    前回ご紹介したバンダが出没頻度Aだとしたら、(A~Cの3段階)
    今回はB・Cレベルのバンダをご紹介します~!

    まずは2014年に関西二期会さん主催のヴェルディ:ドン・カルロで
    演奏させていただいた時の、大人数のバンダ演奏。

    演出によって演奏する場所は色々あるようですが、この時は、
    舞台の上手袖中で演奏しました。
    (オーケストラ本体はオーケストラピット内)

    このスペースで演奏しました。奥に見えているのがオペラの舞台です。

    (バンダを配置している時の写真撮れず。バンダ用の譜面台が端に寄せてあります)

    このスペースにどんな編成のバンダを配置したかというと・・・

    ぐるっと円形になっている13名がこの時のバンダです。

    クラリネット・ホルン・トランペット・トロンボーンという楽器編成。
    上記写真の右下にいる4人のホルンが、本体のオーケストラの左奥部分
    になります。
    関西フィル練習場での写真ですが、バンダは本体のオーケストラとは
    逆の方を向いてバンダっぽい音色になるようにして練習しました。
    バンダの人数が多いので、円形の中心に副指揮者の方が
    いらっしゃいますね。

    王様が登場する前の、貴族たちがそぞろ歩いている場面でバンダが
    演奏したのですが、オーケストラピットからの音とは違うとても
    立体的な音響になり、素晴らしい演出効果でした!!

     

    そして次は楽器の存在が天然記念物レベルの、
    ベルリオーズ「幻想交響曲」で使用する鐘!!

    「ド」と「ソ」の音程がある大きな鐘です。
    鐘の直径、30~40㎝はあるでしょうか。
    この大きさのとおり、かなり低く大きく響く鐘です。
    ホール内の空気を一変させる影響力があります!!

    恋人を殺してしまった主人公が処刑され、その「弔鐘」を
    表す音として舞台袖の中から打楽器奏者が叩きます。

    現在、プロオーケストラは国内の3か所からこの楽器を借りています。
    すなわち!
    「幻想交響曲」は国内での同じ日に、最大でも3公演でしか演奏できないと
    いうことです!!

    日本のプロオーケストラが、この鐘の取り合いで取っ組み合いの 喧嘩に
    なったことは幸いながらまだ無いようです。

     

    そしてレベルCのバンダ。

    関西フィルでも、これまで数多くの“バンダ”入り楽曲を演奏
    してきましたが、 これは初めて!!

    ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」でしか使われない、
    世界で数台しかないホルツ・トランペット(木製トランペット)です。

    (C)s.yamamoto     ホルツ・トランペット:白水 大介

    楽器のバランス取るのが難しそうですね~。

     

    オルガン前、右上でスポットライトが当たっている場所で演奏しています。

    (C)s.yamamoto 

    イゾルデが乗っている船の到着を知らせる音として演奏されます。
    プロ奏者でも初めて吹く楽器だったので、とても難しかったそうです。

    さすがに珍しい楽器だったので、当時のブログで詳しく
    説明していましたー。

    2016年のブログ記事

     

    バンダで使われる頻度の高いトランペット、バンダ演奏の経験も多い
    白水大介にバンダについて聞きました♪

     

    ―バンダで楽器を吹くときに意識していることは?

    舞台裏で演奏するバンダは、客席では少し音程が低く聴こえ気味に
    なるので、 明るめの音色を意識して吹いています。
    お客様の顔が見えない場所での演奏なので、逆にリラックスして
    吹けているかもしれません。
    花道や客席スペースでのバンダの場合、時差のせいで遅れて
    聴こえないよう、 ほんの少し早いタイミングで吹いているのですが、
    逆に私の演奏場所に近いお客様には
    「この人吹くタイミングが早くない?」と思われていないか
    若干気になります(笑)。

     

    ―バンダ演奏でのエピソードを。

    「ローマの松」で、一度舞台上から舞台袖のバンダ演奏に移り、
    その後また舞台上に戻った演奏会の後、
    観に来てくれていた両親から
    「どうしたん?お腹痛かったの?」(トイレ行ったのか?)と
    真顔で言われたこと。

     

    ―バンダで吹く時の醍醐味は?

    プレッシャーもあるけど重要な見せ所でもあると思います。
    トランペットのバンダは何かの到着を表現することも多く、
    ”救世主の到着”という設定の時には「今日の演奏会を救うぞ!」
    ぐらいの意気込みで演奏しています!
    応援よろしくお願いします!

     

    バンダ演奏がある時は、練習日から当日のリハーサルまでと、
    音量・音色・演奏場所(舞台からの距離)と、かなり細かい
    調整を繰り返します。
    演奏時間としては短いことが多いのですが、静かな中での
    ソロ演奏が多いので、奏者のプレッシャーは計り知れません。。。

    2回にわたるバンダの世界、感じて頂けたでしょうか?
    バンダのある曲、ほかにもたくさんあります。
    舞台以外にもぜひ注目してみてください!!

     

    それでは、次の”5”が付く日にまたお会いしましょう♪♪♪