みなさま、こんにちは
暖かくなったと思ったら寒くなり、、、
毎日の服装を考えるのが難しい3月末ですね。
お花見の予定を立てるため、天気予報とのにらめっこが続きます
そんな年度末の3月31日にマグノリアコンサートがございます!
毎月1回、関西フィルメンバーが出演させていただいている室内楽のコンサートシリーズ、
3月はヴィオラの中島悦子が出演いたします!
共演はピアノのベルンハルト・パルツさん。
とてもスタイリッシュなプロフィール写真ですね♪♪
パルツさんはチューリッヒとウィーンにご自宅があって
ふだんはドイツ語をお話になるオーストリア人、ということだそうです。
数々のコンクールに入賞され、ピアニストの活動のかたわら、
ウィーン市立音楽芸術大学に最年少で教授に就任。
そしてあの有名ピアノメーカー、ベーゼンドルファーの公認アーティストとしてご活躍、
という、輝かしい経歴の持ち主です
そんなパルツさんがなんでマグノリアコンサートに!?
実は、中島悦子が中学時代から親しくしている
ヴァイオリニストのお友達のダンナ様なんだそうです
というご縁で今回の共演が実現しました。
たまたま日本にいらっしゃるタイミングと
コンサートのスケジュールがうまく合いました!ミラクル!
中島に今回のプログラムのこと、パルツさんのことを聞いてみました!
☆
パルツさんの音楽はほんとうに自然で、
生活と音楽が同じところにあるということが、よくわかります。
彼が伝えてくれる音楽のインスピレーションや、和音から思い浮かぶイメージ、
そういったことのすべてが、生まれ育ったヨーロッパの風土や
彼の中に根付いた文化から出てくるものだと気づかされます。
コンサートのプログラムは、
”あれも弾きたいな、これも弾きたいな”を詰め込んで
いろんな曲を少しずつセレクトしたものになりました。
どの曲も本当にすばらしい作品ばかりです。
まずバッハからはじまり、
穏やかな宗教的雰囲気と多声部の会話の楽しみを
お伝えできればと思います。
シューベルトのアルペジョーネソナタは、
パルツさんのピアノが描いてくれる背景に乗って
美しい旋律を歌うように弾けたらと思います。
ヒンデミットは地獄から天国まで一気に駆け抜けるような
激しさを持った曲です。
パルツさんのピアノも聴いていただきたいので、ソロを1曲、
モーツァルトのピアノソナタを入れました。
いろんな曲をお楽しみいただけると思いますので
みなさま是非ご来場ください。
☆
なるほど。
パルツさんのピアノ×中島悦子のヴィオラ×マグノリアホール
化学反応がたのしみです!
ところで!
アルペジョーネって、ご存知ですか?
楽器の名前なんですよ
今は廃れてしまった6弦の弦楽器で、
形はチェロに似ていて、ギターのようにフレットがついています。
この「アルペジョーネソナタ」はアルペジョーネのために作曲された
現存する唯一の作品だと言われていて、
曲自体は、シューベルトならではの美しく抒情的な作品です。
現在はチェロまたはヴィオラ、コントラバス、ギターで演奏されます。
今回はもちろんヴィオラで。
音楽用語の「アルペジオ」とことばの響きが似ていますが
特に関連はないそうですよ
ビジネスマンのみなさまには年度末の31日でお忙しいことと思いますが、
開演は≪19:30≫と遅めの時間を設定していますので、
是非とも足をお運びくださいますよう、よろしくお願いいたします。
【マグノリア・サロンコンサート】
[日時] 2016年3月31日(木)19:30開演(18:45開場)
[場所] 逸翁美術館マグノリアホール
(阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m)
[出演] 中島 悦子(関西フィル・首席ヴィオラ奏者)
ベルンハルト・パルツ(ピアノ)
[プログラム]バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバソナタより
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタより
シューマン:おとぎの絵本より第1、3楽章
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番
ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ
ほか
[入場料] 全席自由\1,000(120名様限定)
[お問合せ]逸翁美術館 072-751-3865