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首席指揮者 藤岡幸夫と関西フィルハーモニー管弦楽団によるCDが完成いたしました。菅野 祐悟「交響曲第1番~The Border~」の世界初演の模様を収めた貴重なライヴ録音です。
皆様、是非お買い求めいただき、ご高評下さい。
詳細は日本コロムビアでご確認下さい。
COGQ-103 本体価格¥3,000+税
菅野 祐悟:交響曲第1番~The Border~
●指揮:藤岡幸夫
●関西フィルハーモニー管弦楽団
●録音:2016年4月29日 ザ・シンフォニーホール
(関西フィル「第273回定期演奏会」でのライヴ録音)境界線の向こうに立ち現れる極私的音世界…
劇伴作曲家の旗手が交響曲の高みに挑む。10年代の交響曲、世界初演!劇伴音楽の旗手として、大ヒット映画「SP野望篇」、映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(2012年)、映画『謎解きはディナーのあとで』(2013年)、さらに、TVドラマでは2014年NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』をはじめ、この10年間で連続テレビドラマの音楽を50番組以上手掛けている菅野祐悟。そのたぐいまれなるオーケストレーションを携えて、ついに交響曲の高みに挑戦します。普段は映画やドラマが持っている「ストーリー」や「テーマ」にそって音を紡ぐ名手が、交響曲を書くときに表現したいテーマはなにか。菅野は、意識と無意識、現実と夢、その境界線・狭間に立ちながら、自らの内面に深くダイヴすることを試みました。その果てに生まれた音楽がこの交響曲第1番〜The Border〜です。
菅野の才能に惚れぬいたマエストロ藤岡幸夫の確信に満ちたタクトのもと、2016年4月に関西フィルの定期演奏会で行われた定期演奏会の模様をライヴ収録。
21世紀に入り、ますます先の見えない日本のクラシック音楽界。劇伴と正調クラシックのまさに狭間=境界線で新しい芸術表現を生み出そうとする菅野の、交響曲形式への力強い意志に満ちた力作です。※関西フィルのCDまとめはコチラへ。
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2016.9.27(火)
【謹告】オーギュスタン・デュメイ休演のお知らせ(9/30(金)開催「いずみホールシリーズVol.40」)
皆様には、日頃より関西フィル公演にご来場・ご支援賜り誠にありがとうございます。
9/30(金)開催「いずみホールシリーズVol.40」に出演を予定しておりましたオーギュスタン・デュメイ氏は体調不良により出演が不可能となり、代わってカチュン・ウォン氏にご出演いただくこととなりました。なお、曲目・ソリスト・開演時刻等に変更はございません。
また、この変更によるチケットのキャンセル、払い戻し、お取り替えはございません。
やむを得ぬ事情とはいえ、お客様各位には、大変ご迷惑をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。
諸事情をご勘案の上、皆様のご理解をお願いいたします。
何卒、ご了承下さいますようお願い申し上げます。
特定非営利活動法人 関西フィルハーモニー管弦楽団9/30(金)開催「いずみホールシリーズVol.40」
【指揮】カチュン・ウォン
【ヴァイオリン】内尾文香
◆シベリウス:悲しきワルツ 作品44-1
◆シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
◆シューマン:交響曲第4番 ニ短調 作品120
※曲目、曲順、ソリストに変更はございません。* カチュン・ウォン氏をご紹介いたします。
【指揮】カチュン・ウォン Kah Chun Wong
情熱をもって革新的活躍をみせるシンガポール生まれの指揮者、カチュン・ウォンは、アジアでもっともダイナミックな若手指揮者の一人である。2016年5月、グスタフ・マーラー国際指揮者コンクールで優勝し、その音楽的才能と古典、現代双方のレパートリーに対する天性の成熟度で強烈な印象を与えた。国際的な芸術雑誌「ミュージカル・アメリカ」はすぐさま彼を「今月のニュー・アーティスト」として特集し、彼の『奥深く真摯な音楽性』を称し、『国際舞台が待望する逸材』と評した。
2016年6月、急病のため出演できなくなったスペイン人指揮者ヘスス・ロペス=コボスに代わって上海交響楽団など中国国内3つのオーケストラを指揮、センセーショナルな中国デビューを果たす。北米デビューは2016年12月に予定されているロサンジェルス・フィルハーモニーで、同オーケストラからはドゥダメル・フェローシップ・プログラムにも招かれている。さらに2016年、2017年にはバンベルク交響楽団、クロアチア国立劇場イヴァンザイツ、香港シンフォニエッタ、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、新日本フィルハーモニー管弦楽団、ニュルンベルク交響楽団、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、東京フィルハーモニー管弦楽団へのデビューのほか、サンタフェ交響楽団(アルゼンチン)、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、ベトナム国立交響楽団との再共演が予定されている。
音楽教育のもつ可能性にも強い関心持ち、5歳からの子供を対象として、創造性、チームワーク、規律など、生きる上で役立つスキルを身に着けさせることを目的とした音楽学校kidsphilharmonic@sgの設立に携わった。また、新しい音楽への興味から、アジア・コンテンポラリー・アンサンブル(ACE)を創設した。
2016年6月、ウォンはアジア・コンテンポラリー・アンサンブルを率いて自らの発案による「musi/care:境界のない音楽祭」を開催、2週間にわたって行われたこのプロジェクトには、プロの演奏家だけでなくシンガポールの小学生、そして病院、高齢者介護センター、知的障がい者支援活動を行う青少年シェルターなどの福祉ボランティア10団体が参加した。
カチュン・ウォンは恩師クルト・マズアが主催する5つの指揮セミナーにマズア自らの招きにより参加、2013年9月にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団において一週間アシスタントを務めるに至った。親交のあるその他の著名指揮者についても、ベルナルト・ハイティンクはルツェルン・イースター音楽祭での彼の指揮マスタークラスにウォンを2度招いたほか、エサ=ペッカ・サロネンはフィルハーモニア管弦楽団のアシスタント指揮者選考のファイナリストとして同オーケストラを指揮する機会を彼に提供し、ロバート・スパノは2シーズン連続でアスペン音楽祭のアメリカン・アカデミー・オブ・コンダクティングの指揮フェローにウォンを指名した。
1986年生まれ。ヨン・シュトウ音楽院(シンガポール国立大学)においてホ・チーコン教授のもとで作曲を学び、フーン・ユウティエンに和声を師事した。リー・クアンユー芸術文化奨学金の初代受給者となり、その支援のもとベルリンのハンス・アイスラー音楽大学に進み、クリスティアン・エーヴァルトとハンス=ディーター・バウムにオペラ指揮とオーケストラ指揮を師事。指揮に関心をもったウォンは、シンガポール・チャイニーズ・オーケストラとその音楽監督ツン・イェのもとで研鑽を積んだ。ウォンはツン・イェを最も大きな影響を受けた師のひとりに挙げている。
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音楽監督オーギュスタン・デュメイと関西フィルハーモニー管弦楽団による第3弾CD。
2010年9月、東京でライヴ録音された、ベートーヴェン「交響曲第8番」です。
皆様、是非お買い求めいただき、ご高評下さい。
詳細はHMV、タワーレコードでご確認下さい。
ONYX4154(2枚組/1枚価格) オープン価格
(関西フィルでの税込販売価格は¥2,500)ベートーヴェン&ブラームス
●指揮&ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ
●関西フィルハーモニー管弦楽団 ほかベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
●指揮&ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ
●シンフォニア・ヴァルソヴィアベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 作品93
●指揮:オーギュスタン・デュメイ
●関西フィルハーモニー管弦楽団ブラームス:弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 作品18
●ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ
●ヴァイオリン:スヴェトリン・ルセフ
●ヴィオラ:ミゲル・ダ・シルヴァ
●ヴィオラ:マリー・シレム、
●チェロ:アンリ・ドマルケット
●チェロ:オーレリアン・パスカル録音:【ヴァイオリン協奏曲】2014年9月15日・16日・17日
ワルシャワ、ポーランド放送スタジオ(セッション録音)
【交響曲第8番】2010年9月14日
東京、サントリーホール
(「関西フィル東京特別演奏会」に於けるライヴ録音)
【弦楽六重奏曲】2014年12月22日・23日
パリ、サル・コロンヌ(セッション録音)今回のアルバム『ベートーヴェン&ブラームス』では、デュメイがヴァイオリニスト、指揮者、室内楽奏者という3つの姿を披露。関西フィルとのベートーヴェン『交響曲第8番』(2010年9月、サントリーホールでのライヴ録音。東京の音楽ファンを驚愕させた幻の凄演が、なんと全世界一斉発売!)、シンフォニア・ヴァルソヴィアを弾き振りしたベートーヴェン『ヴァイオリン協奏曲』、そしてアンリ・ドマルケットをはじめとする名手たちとのアンサンブルによる若きブラームスの傑作『弦楽六重奏曲第1番』がラインナップされています。巨匠A.デュメイが、弾き振り、指揮、そしてアンサンブルでその至芸を存分に堪能させてくれる魅力的アルバムに、どうぞご期待ください!
(2枚組ですが、1枚分の特別価格となっております。)