• 2023.12.21(木)
    関西フィルNews その他
    ラジオ放送のお知らせです!(NHK-FM「ブラボー!オーケストラ」)

    ラジオ放送のお知らせです!
    2023年12月24日(日)19:20〜20:20
    NHK-FM「ブラボー!オーケストラ」
    番組サイト
    [1]モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467〔ピアノ:児玉桃〕
       (※カデンツァ:ラドゥ・ルプー)
    [2]モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
    以上、指揮:オーギュスタン・デュメイ(関西フィル音楽監督)
    (2023年9月18日開催、住友生命いずみホールシリーズVol.56より)

    今年最後のお楽しみ...どうぞお聴き逃しなく! m(__)m


  • 2023.12.21(木)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    欧州公演振り返りブログPart3

     こんにちは。

    前回に引き続き、欧州公演を振り返ります〜📝

    Part1はこちら

    Part2はこちら

     

    パリ公演

    10月13日、ゲントの朝焼けを見納め、パリに向かいます。

    パリ公演は指揮者マテュー・ヘルツォーク氏の尽力で実現した公演で、ありがたいことに完売御礼でした🎊

     

    ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

    〜オーケストラ用語豆知識〜

    移動をし、その日のうちにゲネプロ・本番を
    行うことを『のりうち』と言います

    ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

     

     ここからのツアーは、パリもフランクフルトも『のりうち』です。
    『のりうち』公演は、交通事情などの意味でも、奏者の体力的にも、決して好条件とは言えません。

    むしろ避けるべきなのですが…様々な事情が重なり、今回のツアーは止むを得ず『のりうち』の行程でした。

    「そうと決まればやるしかない」そんな気持ちで楽員・スタッフ一同挑みました。

    とはいえ…我々がヨーロッパに発った日、イスラエル・パレスチナ紛争が始まったのです。
    ストライキやデモなど、不可抗力の懸念もあり、とにかく安全に予定通りに目的地に辿り着けるかという不安が付き纏いました💦

     約5時間バスに乗り、セーヌ川の大きな橋を渡った先に、キラキラと輝くラ・セーヌ・ミュージカルが目に入りました。無事に到着!!

     

    3枚目写真提供:Vn徳岡裕紀

     

    ホールの中に入ると、ステージを360度取り囲む赤い客席と、ハニカム構造の美しい天井に感動✨

    ラ・セーヌ・ミュージカルは、2017年に日本人建築家の坂茂さんらにより設計建築されたモダンなホールです。

    電子チケットの導入など、全てにモダンさを感じました。

    そんな新しいホールに胸を躍らせ、それぞれの席でホールの響きを確かめていました。

    噂に違わぬ素晴らしい響きのホールで、ゲネプロで響きを掴むのにそう時間はかかりませんでした🎶

    本番までにそれぞれのコンディションを整え、20:30に開演。
    (ヨーロッパではこういった時間のコンサートも珍しくないようです)

     

     この日のヘルツォーク氏はいつも以上に切れ味が鋭く、ホームグラウンドでの公演という気合いが滲み出ていました!

    「フィガロの結婚」序曲にて軽快に幕開け、デュメイ監督のモーツァルトのコンチェルト、ツィガーヌに続き、アンコールではデュメイ監督のバイオリンとヘルツォーク氏のヴィオラによる阿吽の呼吸を披露しました🎻🎹✨

    そして、後半はドヴォルザークの『新世界より』

    関西フィルらしい温かく明るい演奏でしたが、最後の音が消えるや否や、約1,200席のお客様からの割れんばかりの鳴り止まない拍手と、総立ちのスタンディングオベーション、熱狂的な歓声が湧き起こったのです😲

     

     

    あまりの盛り上がりに圧倒されましたが、このツアーで最も印象に残った光景となりました。
    パリの市民が、これほどまでに日本のオーケストラを温かく迎えてくださったことに胸が熱くなりました😳

     

     余韻に浸るのも束の間、時刻はすでに23時…翌日のフランクフルト公演を控えているため、急ぎホテルに向かいました。

    が…!!旅にハプニングがつきものとは正にこのことで、深夜のホテルに火災警報器が鳴り響き、全員外に避難するハメに😱

    不幸中の幸い、原因は他の宿泊客のタバコの不始末とのことで大事には至らなかったのですが、部屋に戻ったのは午前2時を回っていました……。

     

    明日はフランクフルトに向けて午前6時には出発です🚌

    とにもかくにも明日の公演の無事を祈りつつ、しばし眠りについたのでした💤

     

    翌フランクフルト公演については、『欧州公演ブログPart.4』に続きます。

     


  • 2023.12.19(火)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    欧州公演振り返りブログPart2

    こんにちは。

    さぁ、前回に引き続き欧州公演を振り返ります✨

    Part1はこちらから

     

    ゲント公演

    10月12日、いよいよゲント公演の日です♫
    この公演は、「ダイキンヨーロッパ社50周年記念公演」として、記念式典にて演奏で花を添えます。
    通い慣れてきた、ホテルからバイローク ミュージックセンターへの川沿いの素敵な道も「今日が最後…」と、ちょっぴり寂しい気持ちで会場へ向かいました。

     

    会場は、EU・ベルギー・日本政府要人、ベルギー・日本経済界のトップ約800人で埋めつくされました。光や映像の演出も相まって、華やかなステージとなりました

    © Olivier Anbergen

    本番前、デュメイ監督の「今日のコンサートは、良いコンサートになる!」という力強い言葉が印象的でした‍。

     

    まず、デュメイ監督による『タイスの瞑想曲』に、一気に客席一体が魅き込まれたのが感じられ、 そして、ハープとの圧巻の掛け合いの『ツィガーヌ』、児玉桃さんとのモーツァルトの共演の後は、なかなか拍手が鳴り止みませんでした👏

    © Olivier Anbergen

    クライマックスは、真夏の夜の夢より「結婚行進曲」♫

    フル編成の関西フィルの明るいサウンドが、ヨーロッパの地で響き渡り、とても感慨深い時間となりました。

    © Olivier Anbergen

    演奏終は、会場が温かな拍手で埋め尽くされ、奏者達も安堵の表情を浮かべました。
    終演後は、ホール横にてレセプションがあり、幸せな時間を過ごさせていただきました。

    やはり、演奏後の🍺は格別といった様子です

    ホールからの帰り道、最後の夜景を目に焼き付けて…

    写真提供:Vc玉木俊太

     

    息つく間もなく、翌朝はパリへ向かいます🚙

    続きは『欧州公演ブログPart.3』にてご紹介させていただきます〜。


  • 2023.12.14(木)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    欧州公演振り返りブログPart1

    みなさまこんにちは

    関西フィル第2回欧州公演から、あっという間に2ヶ月が経ってしまいました。

    改めて欧州公演の様子を振り返り、ご紹介させていただきます♪

     

    いざ出発🛬

     第1回欧州公演は2015年、この8年間でのメンバーの入れ替わりも多く、約4割の
    楽員にとっては今回が初の欧州公演となりました!
    今回は10/12ゲント、10/13パリ、10/14フランクフルトの3公演です。

     期待と不安を胸に、飛行機2便に分乗し、第1便は10月7日、第2便は8日に伊丹空港を出発しました羽田経由で、日本からパリへの直行便です!

     14時間を越えるフライトでした。飛行機の中から、北極海の上で運良くVn友永がとってもキレイなオーロラをパシャリ📸

     現地時間夕刻にパリ・シャルルドゴール空港に到着し、その足で今回の最初の旅の目的地ベルギー・ゲントに向かいます。

    高速道路沿いの風車

     移動中は窓からの広大な景色を見て、「ヨーロッパに来たんだ〜!」という喜びと、あっという間に日が暮れるヨーロッパの儚い夕暮れを感じながら、ゲントに着いたのは深夜。大きな荷物と共にホテルに到着!

    第1便組は、到着翌日ゲントの街を楽しむ時間も持てました🏳🌈

     

    聖ミカエル橋(写真提供:Vn徳岡裕紀)

     ゲントは旧市街で、まるで絵葉書の様な可愛い街で、この街のファンになった楽員はとても多かったです♡
    建物を照らす街灯がレイエ川に映え、なんとも美しい✨
    親切な人が多く、フラマン語(オランダ語)が公用語ですが皆さん英語で話してくれました。

     

    リハーサル

     第2便が到着した翌日の10月10日、いよいよリハーサルです。

    ゲント公演の本番会場バイローク ミュージックセンターにて、10月10日と11日の2日間リハーサルをさせていただきました

     

     バイローク ミュージックセンターは13世紀に修道院の病院として建てられた建物で、2020年にコンサートホールなどの複合施設として再建されました。️ 
    800席ほどのホールで、オーク材でできた半円形の美しい天井が印象的で、何世紀も前の建築と真新しい建築が混ざり合った、まさしく“古き良き”と“現代”の融合を感じられるホールです✨

     ホール以外にも、音楽学校や音楽教室もあり、子供たちが元気よく登校していました。

     

     指揮&Vnのオーギュスタン・デュメイ音楽監督と、指揮のマテュー・ヘルツォーク氏、ピアノの児玉桃さんとも約1ヶ月ぶりの再会です

     デュメイ監督は日本でのリハーサルよりどことなくリラックスしている様子で、いつも以上に奏者達は監督の音楽に惹き込まれているように感じました✨

     現地エキストラの皆さんは、あっという間に関西フィルのサウンドの一員となってくださり、楽員達も、ヨーロッパで演奏できる喜びのおかげか、時差ボケを感じさせない高い集中力でリハーサルに挑んでおりました。

     2日間の凝縮したリハーサルを終え、限られた時間の中でも少しでもヨーロッパを感じたいと、思い思いのの時間を過ごしました

     

    (写真提供:5枚ともVn徳岡裕紀)

    さぁ、翌日からはいよいよ本番です〜!

    続きはPart.2にてご紹介させていただきます


  • 2023.11.22(水)
    公演情報 関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    2024-2025シーズンプログラム発表!!

    みなさま、こんにちは。

    11/27(月)に共同記者発表がございますが、先立ってシーズンプログラムを発表いたします。

    当日18時から動画配信で詳細をお伝えしますので、ぜひご覧ください。

    動画URL クリックしてください!

    定期演奏会・特別演奏会

     

    ※チラシクリックで拡大します

    主催公演

    ※チラシクリックで拡大します

     

     


  • 2023.11.22(水)
    公演情報 関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    【謹告】住友生命いずみホールシリーズVol.57 ソリスト変更につきまして

     平素より関西フィルハーモニー管弦楽団の活動にご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

     さて、11/23(木祝)開催「住友生命いずみホールシリーズVol.57」に出演致します関西フィル音楽監督:オーギュスタン・デュメイ氏ですが、急な腕の不調により、ヴァイオリンを演奏することが出来なくなったため、ソリストとしての出演が困難となりました(指揮のみで出演致します)。

     つきましては下記の通り、ソリストを変更し、公演を開催させて頂きます。

     デュメイ氏のヴァイオリン独奏を楽しみにお待ち頂いておりました皆様には心よりお詫び申し上げますとともに、今後とも関西フィルへのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

     なお、チケットの払戻しにつきましては、お受け致しかねますので、何卒ご了承頂きますようお願い申し上げます。

    公益財団法人 関西フィルハーモニー管弦楽団

        日  時:2023年11月23日(木祝)15:00開演

        会  場:住友生命いずみホール

        指  揮:オーギュスタン・デュメイ

        独  奏:辻 彩奈(ヴァイオリン)

        曲  目:(※曲目に変更はございません。)
              〔オール・モーツァルト・プログラム〕
             アダージョ ホ長調 K.261
             ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」イ長調 K.219 
             交響曲第41番「ジュピター」ハ長調 K.551

    ※下線部が変更となった箇所です。

    以上

    ヴァイオリン:辻 彩奈

    Photo (C)Makoto Kamiya


  • 2023.11.17(金)
    公演情報 事務局からのお知らせ
    【チケット販売状況のお知らせ】

    ※11/17更新

    平素は関西フィルの活動にご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
    11月17日時点のチケット取り扱いにつきまして、ご連絡申し上げます。

    ———-
    《発売中》
    ◇11/18(土)第342回定期演奏会
    ◇11/23(木・祝)住友生命いずみホールシリーズVol.57
    ◇12/9(土)「第九」特別演奏会 ※B席・C席・学生席完売
    ◇1/20(土) 華麗なるニューイヤーコンサート
    ◇2024/2/6(火) バレンタインコンサート
    ◇2024/2/23(金・祝)第343回定期演奏会

    ———-
    《発売予定》
    ◇2024/3/29(金)第344回定期演奏会

    11/29(水)から発売。
    お電話、WEBチケットでのお申込みは10時から販売開始。
    関西フィル事務局での直接購入は11時から受付です。

    関西フィル事務局 06-6115-9911
    関西フィルWEBチケット https://yyk1.ka-ruku.com/kansaiphil-s/

    ———-


  • 2023.9.16(土)
    公演情報 関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    関西フィルにとっての挑戦/第2回欧州公演記者発表

     先日、第2回欧州公演の記者発表を行いました。

    今回は、20231012()14()3日間、ゲント(ベルギー)、パリ(フランス)、フランクフルト(ドイツ)の3か国3都市での公演を予定しています。

    オーギュスタン・デュメイ音楽監督()、大野英人楽団長()

     

    オーギュスタン・デュメイ音楽監督より

     第2回欧州公演は、楽員だけでなく関西フィル全体にとっての挑戦です。
     他の有名なオーケストラと比較されることは、演奏がより良くなるための推進力になります。ヨーロッパの聴衆のリアクションに触れること、歴史のあるアルテ・オーパー(ドイツ)、または現代的なホールであるラ・セーヌ・ミュージカル(フランス)のようないつも演奏しているザ・シンフォニーホールや住友生命いずみホールとは違う環境で演奏することは、個人の視野を広げることにもつながります。

     1回欧州公演後の8年間で、様々な作曲家の音楽に取り組み、作曲家が求めている音色やより豊な表現力を追及してきました。そしてモチベーションを持ち続けることを学びました。
     さらに、第2回は持ち続けられるようになったモチベーションをより高く持つにはどうすればいいかを学んでほしいと思います。

     関西フィルの特徴は音色の透明感と集中力の高さです。ヨーロッパの耳が肥えている聴衆に、「演奏を届けたい」という熱意をぶつけられるか。
    成功はそこにかかっています。

     

    大野英人楽団長より

     公演場所のパリは首都、フランクフルトはEU中央銀行があるなど国際金融の中心地です。このような大都市では欧米の著名オーケストラがたくさん公演しており、ヨーロッパの耳の肥えたお客様の反応が楽しみです。

     

    ※画像クリックで拡大できます。

     

     


  • 2023.9.13(水)
    公演情報 関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    【謹告】第344 回定期演奏会 指揮者及び曲目変更のお知らせ

    2023年9月13日

    お客様 各位

    公益財団法人 関西フィルハーモニー管弦楽団

    関西フィル第344回定期演奏会
    「出演者及び曲目変更」のお知らせ

    平素より関西フィルの活動にご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

    2024年3月29日(金)「関西フィル第344回定期演奏会」は、出演を予定しておりました飯守泰次郎氏(関西フィル桂冠名誉指揮者)の逝去に伴い、指揮者及び曲目を以下の通り変更して開催致します。

    ◆第344回定期演奏会
    [日時]2024年3月29日(金)19:00開演
    [会場]ザ・シンフォニーホール
    [指揮]小林研一郎
    [曲目]
     グリーグ:オーゼの死(「ペール・ギュント」第1組曲より)
     スメタナ:連作交響詩「わが祖国」全曲

    今後とも関西フィルへのご支援を賜りますようお願い申し上げます。


  • 2023.9.9(土)
    公演情報 関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    自分らしく自然体で/鈴木優人氏首席客演指揮者就任インタビュー

    自分らしく自然体でやっていきたい

     2023年4月より鈴木優人氏に首席客演指揮者に就任いただきました。
     10月就任記念演奏会が近づいてきましたので、心境や就任記念演奏会などについてインタビューしました。

     ところどころユーモアで返してくださり、終始、和やかな雰囲気のインタビューでした!

     

    首席客演指揮者就任についての想いをお伺いできますか

     まさか大阪のオケでポストを持つとは思っていませんでした。

    「客演」という立場だからこそ、野球でいう外野手の立場(=独自の目線)で、スパイス的な役割を果たしていきたいです。

     

    就任記念演奏会プログラムのお客様の反応が楽しみです

    ■バロック音楽を敢えてモダンでする魅力
     バロック楽器を知っているからこそ、経験からのイマジネーションを大切にし、楽員との会話の中で新たな発見をしていきたいです。それぞれの時代の作曲家が見ていた世界を関西フィルの皆様と創っていくのに魅力を感じます。

    ■ラモー(鈴木優人編):優雅なインドの国々(1735-1736)
     当時、クラリネットは出始めたばかりの楽器で、編成に入っていませんでした。入っているバージョンで演奏するのは注目ポイントです。バロック楽器を使わずに演奏するためには、色んなアイデアが必要です。現代のオケが演奏する音色を楽しんでください。

    ■ストラヴィンスキー:プルチネルラ(1919年‐1920)
     歌バージョンはなかなか演奏されません。
    バロック音楽をストラヴィンスキー目線で書き直したとてもユニークな作品で、素晴らしい歌手の皆様との共演も楽しみです。原曲との聴き比べも面白いですよ。

    ■ブラームス:交響曲第1(1876)
     ブラームスが1番を創ったのが私と同じ40代のときでした。前回共演の公演が2番でしたので、初心に帰って1番です。 
     余談ですが私が中学生のときに初めてファゴットでブラームス作品を演奏したのが1番でした。2番パートを担当しましたが、難しかったですね。(ファゴットを始めて3ヶ月で吹けるわけがないです…)

     

    関西フィルの印象を教えてください

     前向きで向上心が強く、音楽家として一番大切である楽譜に対してのリスペクトを持ち、Festiveなサウンドだと思いますね。アイデアがどんどん出て、それが胸にストンと落ちます。自分たちがしたい音楽をしているという印象です。
     楽員への希望は、何だろう…二日酔いでリハーサルに来ないように()とかですかね。冗談は置いといて、共演しているからと言って先入観を持たず自然体で大丈夫です。
     今後は、一つひとつの公演でお祭りのようにスパークしたいですね。もちろん、音楽を創るプロセスを大事にして、感情を共にすることを大切にしながらです。

     

    関西フィルは個性的な指揮者が揃っていますが、どのようなカラーを出していこうと考えておられますか

     作戦は立てていません。オーギュスタン・デュメイ音楽監督と首席指揮者 藤岡幸夫さんとのキャラが全然違うので、自然体でいれば私のカラーが出るかなと。自分らしく楽しみながらやっていきます。

     

    お話をさせていただいて、コミュニケーションを大切にされていると感じます。コミュニケーションを取るうえで、心掛けていらっしゃることはありますか

     相手に興味を持つようにしています。コミュニケーションにも色んなスタイルがありますから、話す内容によって合わせています。

     

    お客様にメッセージをお願いいたします 

     首席客演指揮者に就任し、改めてスタートを切ります。気負うわけではありませんが、就任公演は門出でであり、とても楽しみにしています。
     ぜひ、お客様には「完売」という形で盛り上げていただければ嬉しいですね()

     

    鈴木さんs’ Favorite

    ☆好きな食べ物

    •  麺類全般(なぜかカレーうどんだけは苦手…というより食わず嫌い)
    • 薄いもの(パンケーキよりクレープ、おせんべいより海苔())
        大阪のお店に詳しくないので、ホール付近のお店を開拓していきます

    ☆趣味

    • 将棋(小学生の時に始めました)
    • 野球(楽団員の皆さま、キャッチボールをしましょう)
    • スキー

     

    就任後の公演は12/9(土)第九特別演奏会