• 2020.8.21(金)
    公演情報 事務局からのお知らせ
    9/12公演払い戻し方法のお知らせ

    先日、開催のお知らせをいたしました
    9
    12()「第313回定期演奏会」に関しまして
    残念ながらご来場が叶わないお客様には払い戻しをいたしますので、
    払い戻し方法をご案内いたします。
    公演開催・プログラム変更のお知らせ
      ⇒https://kansaiphil.jp/information/13781/
     
    【払い戻し方法】
    関西フィルでチケットをご購入いただいた方
    ①お振り込みによりご返金させていただきます。
    関西フィル事務局に、「912日の演奏会チケット」を特定記録郵便でお送りください。座席変更後の新しいチケットをお持ちのお客様は、そちらも併せてお送りください。その際、お客様の口座情報(メモ)を同封してください。後日、ご指定の口座にチケット返送料を含めたチケット代金をご返金させていただきます。
      払い戻し期間:2020824日~930
      期間内に払い戻しのお手続きをお願いいたします。   
       送り先:〒552-0007 大阪府大阪市港区弁天一丁目2番4-700 
             関西フィルハーモニー管弦楽団「9/12」返金係 宛
    口座情報:金融機関名、支店名、支店番号、口座種別(普通もしくは当座)、口座番号、口座名義人(フリガナ)、お客様のお名前とご連絡先(電話番号)をご明記ください。
    (ゆうちょ銀行の場合は、他金融機関からの振込用の「店名(数字)/預金種目/口座番号/口座名義(フリガナ)」をご記入ください。)

    ※半券のもぎられたチケットは無効となります。
    ※チケットをオンラインカード決済・ファミリーマート引取でご予約されているお客様は期限内にお引き取りください。
    ※特定記録郵便以上の郵送代はご返金いたしかねます。
    ※購入先の違うチケットが届いた場合は着払いにてお客様に返送致しますのであらかじめご了承ください。
    ※ご返金に際し、時間を要する場合がございます。ご了承の程、お願い申し上げます。

    ②関西フィル事務局にて現金でご返金
    (準備の都合上、お越しいただく前に事前にご連絡ください)
    必ずチケットをご持参ください。座席変更後の新しいチケットをお持ちのお客様は、そちらも併せてご持参ください。チケットがない場合はご返金出来ません。
    ※尚、事務局までの交通費については、お支払いいたしかねますのでご了承ください。

    《ご返金対象》
    〇チケット代金
    〇払い戻しに伴うお客様からのチケット返送代(特定記録郵便代)
     <郵送のお客様> チケット代金+特定記録郵便代
     <窓口返金のお客様>チケット代金

    ザ・シンフォニーホールでチケットをご購入いただいた方
    (調整中の為、後日更新いたします)
      

    「チケットぴあ」でチケットをご購入いただいた方
     払い戻し期間:2020年8月24日午前10時~930
        期間内に払い戻しのお手続きをお願いいたします。
    払い戻し方法は、チケットの受取方法などにより手続きが異なります。
    払い戻し方法詳細については、下記の「払い戻しについて」をご確認ください。
    <払い戻しについて> http://t.pia.jp/guide/refund.html
    【チケットぴあ 払い戻しに関する問い合わせ】
    チケットぴあインフォメーション TEL0570-02-9111 (10:0018:00


  • 2020.8.20(木)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    クラウドファンディングを始めました/「ONE KANSAI」で関西フィル応援プロジェクト

     関西フィルハーモニー管弦楽団は、202012月に創立50年を迎えます。20204月より様々な記念事業を実施する予定でした。

     しかし、新型コロナウィルス感染拡大の影響で次々と演奏会が中止となり、関西フィルは大きな経済的打撃を受け、運営が困難な状況になっています。今までに多くの方々より心温まるご寄附をいただいておりますこと、心より感謝申し上げます。

     ただ、楽団が今後も存続していくためにはまだまだ活動資金が不足しております。そこで関西フィルの首席指揮者藤岡幸夫氏が発起人となり、関西にご縁のある方々、企業の皆様のご協力を得て、クラウドファンディングを立ち上げました。
    クラウドファンディング立ち上げに伴い、記者発表会をさせていただきました。発起人の藤岡幸夫氏、ご協力いただきました掛布雅之氏、辰巳琢郎氏のお言葉を紹介させていただきます。

     

    藤岡幸夫氏お言葉

    「関西フィルと活動して21年になり、楽団と私の関係はどのオーケストラよりも濃密だと自負しております。これまでダイキン工業さま、サントリーさまをはじめ多くの企業にご支援いただいて活動してきました。
     コロナ禍で大打撃を受けましたが、この状況でなければできないことをやろうとクラウドファンディングを立ち上げました。
     掛布雅之さんはオーケストラ大変お好きで、掛布さんが音楽を好きなことをみなさまに知ってもらいたいとも思い、ご協力をお願いしました。
     辰巳琢郎さんはとても気さくな方でクラシックにも造詣が深いです。
     お二人には心から感謝申し上げます。」

    掛布雅之氏お言葉

    「関西フィルの公演を初めて聴いたとき、いろいろな楽器の音が一つになり私の身体全体に響き、クラシックは耳でなく身体全体で聴くものだと思いました。まるで『掛布コール』を聞いているような激しい音を関西フィルから感じました。
     一軍から二軍に降格した選手に“野球をやる上で、心の笑顔を最後まで持ち続けないと自分の野球は終わってしまう”と伝えていましたが、心の笑顔を忘れないためにも関西フィルの音は絶対に必要だと思います。関西フィルのために皆さま、ご協力よろしくお願いいたします。」

    辰巳琢郎氏お言葉

    「関西をいかに盛り上げるかはずっと考えていたことでした。コロナ禍の中で芸術・文化という人間の活動がどれほど大事でなくてはならないものだと、改めて感じました。この状況で人間は何を糧にして生きられるのか、それは自粛生活を通して、リモートより生のつながりが最も大事だということです。
     藤岡さんという素晴らしい方がいて、関西フィルをもっと知ってほしい、公演ももっと開催してほしいと思っています。関西フィルは非常に可能性を持った楽団です。だからこそ、関西フィルがもっともっとクラシック界を引っ張っていってほしい、いろんな発信をしてほしいです。そういう気持ちを込めて協力させていただきました。今回、声をかけていただいて嬉しく思っています。皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。」

     



  • 2020.8.20(木)
    公演情報 関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    「絶対にスネてはいけない」/文化パルク城陽西田さんへのインタビュー

     2020年11月に開館25周年を迎えられる文化パルク城陽。
    関西フィルの公演をご担当くださっている西田陽子さんにインタビューをさせていただきました。昨年もインタビューをさせていただきましたが、変わらず藤岡幸夫さん(関西フィル首席指揮者)の大ファンで、仕事への情熱に溢れていらっしゃいます。
    新型コロナウイルスの影響に負けない力強いお言葉を感じてください。

     開館25周年を迎えるための企画や準備を進めていたときに、新型コロナウイルスの影響が及んだため、周年事業を考える前に決定していた催物の中止の対応に追われています。せっかくの記念の年に残念で悔しい思いをしていますが、改めて、文化パルク城陽が25周年を迎えられたことを感謝しています。

     中止・延期の対応に追われて、まだまだ先の具体的な方向性は決まっていません。
    しかし、「絶対にスネてはいけない」この言葉が私を励ましてくれ、仕事をすすめる上で常に念頭にある言葉です。これは藤岡さんが高校生への合唱指導で厳しく叱った後におっしゃっていた言葉で、叱られたからといってへそを曲げてはいけない、合唱と向き合わなければいけないと、叱ると同時に励ましておられました。これが私の心にも強く響きました。高校生におっしゃられた状況と違うかもしれませんが、コロナのせいで何もできないと、今の状況と向き合わないでいるとその時点で終わりです。

     だからこそ、改めて私達の役割は何かを考えました。それは開館に関わられた方やアーティスト、主催者の思いや夢を繋いでいかなければいけない使命があることです。例えば、関西フィルさんの公演を例に挙げると、毎年恒例の第九公演です。一つの公演を創るために100人以上の方が関わり、その情熱に圧倒されました。たった2時間の公演に、これほどまでに情熱を注いで創っていく過程は、お客様に楽しんでいただきたいというエネルギーに溢れていました。創る側の情熱が伝わっているからこそ、お客様も毎年楽しみにされています。ですから、なんとしてでも文化パルク城陽での公演や催物を絶やしてはいけない、文化パルク城陽は地域の方やホール関係者の皆様、主催者様と一緒に催物を創り、これからも創っていく使命を受け継いでいきます。

     

     

    8月23日第10回城陽定期演奏会にお越しくださるお客様のなかには遠方の方もおり、驚いています。これは関西フィルを応援したいという現れだと思います。短い時間かもしれませんが音楽を堪能していただける時間を持っていただけたらという思いと再開館後、初の公演ですので、全スタッフが感謝の気持を込めてお客様をお迎えします。

     

     

     8月23日(日)第10回城陽定期演奏会

     開演14:00(開場:13:00)
     指揮:藤岡幸夫
     Pf:三浦謙司
     プログラム
      ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18 
      シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 作品43

     


  • 2020.8.17(月)
    50周年記念コラム
    50周年記念コラム~未来の関西フィルへ K.0817

    皆さま、こんにちは!
     50周年記念コラム~未来の関西フィルへ K.0817
    今回はチェロ奏者、大町剛からのメッセージをお届けします。

     いつも関西フィルを応援していただき、心から感謝申し上げます。
     私が関西フィルに入団してから28年が経ちます。
    そうして迎えた2020年、楽団創立50周年。
    この記念すべき年に「コロナ禍」という前代未聞の凶事によって、文化活動は大きなダメージを受けました。

     歴史を振り返ると100年毎に疫病が流行し、世界の芸術、文化の変革にも多大な影響を及ぼしてきました。世界人口の3分の1が感染した「スペイン風邪」の終息から100年が経ち、2020年が再びその変わり目に当たるのかどうかは解りませんが、今回のパンデミックをきっかけに我々演奏家も様々な面において変化を求められているのかもしれません。

     しかし、そのような渦中にあっても、芸術が持つ力とその魅力は決して廃れるものではありません。デジタル革新の波が押し寄せる中、楽しみ方にも多様性を求められるかもしれませんが、音楽の原点であるクラシック音楽の素晴らしさをどのように伝えていくかが今後の課題となります。ポジティブな方向に視点を変えるとコロナ渦は、パソコンやテレビの画面では得ることのできない臨場感や身体に直接響く音、観客と空間を共有する幸福感など…リアルのアンサンブルの素晴らしさを改めて気づかせてくれました。

     様々な形式での音楽配信も5月頃までは「とりあえずの急場しのぎ」と捉えられていましたが、状況の悪化により新たな音楽文化に向けて技術的刷新が本格化しています。それによって今後「生演奏」はプレミアが付くものになっていくのではないかと思います。

     人と人が織りなす「究極のアコースティックサウンド」の追求、それは楽団創立50周年目にして新しく挑戦し続けることを意味します。若い世代にもクラシック音楽の魅力を理解してもらえるきっかけになることを願い、これから更なるアップグレードに是非ともご期待ください。

     

     

     


  • 2020.8.15(土)
    50周年記念コラム
    50周年記念コラム~未来の関西フィルへ Op.0815

    皆様こんにちは♫

    関西フィル50周年記念コラム~未来の関西フィルへ Op.0815、自転車が趣味のスタッフが『ビワイチのすゝめ』と題してお送りいたします。

    突然ですが皆様、「滋賀県」と聞いて何を思い浮かべますでしょうか??

     

    ひこにゃん、近江牛、イナズマロックフェス…色々ありますが、きっと多くの方が「琵琶湖」を思い浮かべるのではないでしょうか。

    滋賀県の面積の6分の1を占めており、近畿圏約1,400万人を支える貴重な水源です。
    琵琶湖に始まり琵琶湖に終わる…、そう「滋賀県=琵琶湖」と言っても良いのではと思えるほどです。(注:あくまで個人の意見です。)

     

    さて、件名「ビワイチのすゝめ」についてお話しましょう。

    ビワイチとは「琵琶湖一周」の略称、そして琵琶湖を一周する長距離サイクリングルートの名称です。※Wikipediaより引用

     

    世の中には1日で琵琶湖を2周(ビワニ!)されるような方々がいらっしゃるようですが、筆者のような趣味のロードレーサーにはとても無理(ヾノ・∀・`)ムリムリ

    早朝より京都市内から峠を越え、約半日をかけゆっくりと走ります。 

    続きを見る


  • 2020.8.8(土)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    事務局夏季休業のお知らせ

    みなさま、こんにちは

    関西フィル事務局は8月9日(日)~8月16日(日)の8日間、
    夏季休業期間とさせていただきます

    ≪お盆期間 営業スケジュール≫
    8月8日(土)     通常営業(10:00~16:00)
    8月9日(日)     事務局休業日
    8月10日(月祝)  事務局休業日
    8月11日(火)   夏季休業
    8月12日(水)   夏季休業
    8月13日(木)   夏季休業
    8月14日(金)   夏季休業
    8月15日(土)   夏季休業
    8月16日(日)   夏季休業
    8月17日(月)   通常営業(10:00~17:00)
    以降通常通り営業

    公演チケットは、事務局休業中も
    関西フィルWEBチケットよりお買い求めいただけます!
    是非ご活用くださいませ

    お盆明け23日(日)は「第10回城陽定期演奏会」(文化パルク城陽)です
    これからますます暑くなってまいりますので、
    お出かけになる際は、マスク等の感染予防対策とともに
    熱中症にも十分にお気を付けください
    会場でお待ちしております


    《 チケット好評発売中 》
    8/23(日) 「第10回城陽定期演奏会
    9/21(土) 「住友生命いずみホールシリーズVol.48
    ※再販売後に購入されたチケットは払い戻しの受付を致しかねます。
    ※9/21「住友生命いずみホールシリーズVol.48」は、出演者・曲目を変更しての開催となります。
    詳細はこちら


  • 2020.8.5(水)
    50周年記念コラム 関西フィルNews
    50周年記念コラム~未来の関西フィルへ Op.0805

    みなさまこんにちは♪

    50周年記念コラム、Op.0805です。

    今回は事務局スタッフの”横顔シリーズ”、「そんな所へ!?」編。
    旅行好きのスタッフがいるのですが、
    思わず「その国はどこにあるんでしたっけ?」と尋ねてしまう
    国に旅行に行っています。

    今回はウズベキスタンに行った時のことを。
    ウズベキスタン、西の方ですよね…。

     

    * * * * * * * * * * * *

    ウズベキスタンへ行ったのは20074月です。
    もともと中央アジアの歴史が好きだったのですが、
    「中央アジア」といえば現在は東側が中国領の新疆ウイグル自治区、
    西側が旧ソ連領だった中央アジア5か国
    (カザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、
    キルギスタン)になっています。

    新疆ウイグル自治区は行ったことがあるので、西側にも行きたいと
    思っていました。西側の5か国のうち主要な史跡が多く、日本からも
    パックツアーが出ているので行きやすいのがウズベキスタンです。

    関空発の飛行機に6時間乗り、ウズベキスタンの首都タシケントへ到着、
    次の日にブハラという街に移動しました。

    ブハラは紀元前からオアシスの都市として栄えましたが、現在は
    ティムール帝国時代(14~15世紀)の町がベースになっています。
    当時のモスクや宮殿、メドレセ(イスラム学校)、
    バザールなどが残っています。


    ブハラの町 右の青いドームは昔のモスク

    ウズベキスタンでも一番の観光地、サマルカンドへも行きました。
    ティムール帝国時代に首都だった街で、青いタイルが美しい
    イスラム風の建物がいくつも残っていることから「青の都」とも
    呼ばれます。

    特に有名なのがレギスターン広場(世界遺産)です。
    広場を囲むように三つのメドレセが建っています。
    いずれも美しい青いタイルで装飾されています。
    ただし今は、中は全てお土産屋さんです。

    レギスターン広場のウルグ・ベク・メドレセ

    その中の、楽器を売っているお土産屋さんで、“サントゥール”という
    イランの伝統楽器に似た楽器を見つけました。
    サントゥールより小型のように見え、お店の方に楽器の名前を聞くと
    「チャン」と言っているように聞こえましたが、独自の楽器なのか
    サントゥールそのままなのかまではわかりませんでした。

    サントゥールはイラン(ペルシア)発祥の伝統楽器で、台形の板に
    金属の弦を張り、細い木のバチで叩いて演奏します。
    金属的な音ですが、複数の弦を一度に叩くため複雑で華やかな音がします。

    この“サントゥール”は、東の方に渡って中国で「楊琴(ようきん)」という
    楽器になり、西の方に渡って様々な楽器に変貌しています。

    ハンガリーのジプシー音楽では、よく似た形で「ツィンバロム」という
    楽器として使われています。
    また、ヨーロッパではこの楽器に鍵盤を付け、弦をはじいて音を出す形式の
    「チェンバロ」が発明されました。
    さらに、鍵盤を押すと弦をハンマーで叩いて音を出す楽器が生まれました。
    これがピアノです。つまりサントゥールはピアノの先祖とも言えるのです。

    イランのサントゥールが東方に伝わっていく途中、サマルカンドでは
    この形で残ったのだろうか、と感慨深く思いました。

    この時の旅の私の第一目的は、ウズベキスタンの南端にある
    カラテパ遺跡でした。
    カラテパ遺跡はウズベキスタン南部のスルハンダリヤ州の町、
    テルメズの郊外にあるガンダーラ時代(1~3世紀頃)の遺跡です。

    ガンダーラ文化は主に西北インドからパキスタン、アフガニスタンに
    かけて、クシャーン王朝の時代に最も栄えた文化で、
    仏教が厚く信仰されました。
    7世紀に唐の国から仏典を求めて旅をした玄奘三蔵(三蔵法師)も
    ここを訪れたことがあります。

    サマルカンドから自動車でほぼ1日がかりでテルメズに向かいました。

    テルメズに向かう途中の光景

    カラテパ遺跡には、日干し煉瓦の寺院の跡で、僧房と思われる四角い
    区画の壁に仕切られた建物や、仏塔の跡や回廊に囲まれた
    建物などがあります。


    仏塔の跡


    建物の壁だけが残っています


    回廊

     

    建物の壁には仏龕(ぶつがん)も多数ありますので、多くの仏像が
    あったと思われます。
    アフガニスタンやパキスタンのガンダーラ遺跡は主に石でできていますが、
    テルメズの遺跡は日干し煉瓦でできています。
    私は日干し煉瓦の遺跡が大好物なので、隅から隅まで喜々として見て回りました。

    様々な物、文化、人が行き交った「シルクロード」の初期から最盛期に
    向かう時代(紀元前2~後3世紀)。
    仏教はここから中央アジアへ広がり、中国に達してやがて日本にも
    伝わりました。
    仏教だけではなく、仏像はもちろん寺院に使われた西方の影響を持つ装飾、
    織物、工芸品、さらには食べ物に至るまで…。
    砂漠の中に土の色と同じ日干し煉瓦の遺構が広がる情景は、
    一見不毛の地のように見えますが、長い年月のうちに東西へ
    広がっていった豊かな文化の交流の痕跡を秘めているのです。


    カラテパの発掘品。「ウズベキスタン考古学新発見」(加藤久祚編著:東方出版)より

    最後にウズベキスタンの食事ですが、全食事付きのパックツアーなので、
    現地のおいしいものを色々食べられました。
    イスラム圏の代表的な食べ物といえば羊肉のシシカバブ。
    (ウズベキスタンはイスラム教の国なので豚肉はタブーです。)
    シシカバブは、羊肉を鉄の串にさして焼いてスパイスをかけたお料理です。
    そしてプロフという米料理。
    野菜などの具材と一緒に炒めたご飯の上にチキンが載っていました。
    ラグメンという、うどんのような麺料理、小麦粉で作った皮に
    肉や野菜などの具材を包んだ餃子に似た食べ物もありました。

    食事の時は色とりどりの野菜のサラダ・ナン・紅茶が付いてきます。
    ウズベキスタンのナンは丸い形で中央がふっくらしていました。
    どれもおいしくて、毎食、食べ過ぎてしまいました。

    ウズベキスタンへは一般向けのパックツアーがいろいろな
    旅行社から出ています。
    日本から行きやすい「中央アジア」です。

    コロナが収まって海外旅行に行けるようになったら、
    候補地の一つとして検討してみませんか。

     

    * * * * * * * * * * * *

    日干し煉瓦がお好きは方はぜひウズベキスタンへ!!
    美しい建築物も数多くあるようですので、ぜひ画像検索
    してみてください~。

    では、また”5”の付く日に♪♪


  • 2020.8.4(火)
    公演情報 事務局からのお知らせ
    【公演開催に関するお知らせ】9/19(土)住友生命いずみホールシリーズVol.48

    2020年83

    お客様 各位

    公益財団法人
    関西フィルハーモニー管弦楽団

    関西フィル「住友生命いずみホールシリーズVol.48」開催についてのお知らせ

     平素より関西フィルの活動にご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
     2020年919日(土)「住友生命いずみホールシリーズVol.48」に出演(指揮)を予定しておりました当団音楽監督オーギュスタン・デュメイは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、来日ができなくなりました。公演を楽しみにお待ちいただいておりました皆様には心よりお詫び申し上げます。
     つきましては、指揮者および一部プログラムを変更して開催いたします。

     変更後の指揮者、プログラムは次のとおりです。

    ◆住友生命いずみホールシリーズVol.48
     日時:2020919日(土)1500開演(14:15開場
     場所:住友生命いずみホール
     指揮:田中祐子
     ピアノ:福間洸太朗
     曲目:サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 作品22
        フォーレ:パヴァーヌ 作品50
        グノー:交響曲第1番 ニ長調

    お客様におかれましては、以下の感染予防対策へのご協力をお願いいたします。
    当日体調にご不安のある方はくれぐれもご無理なさらないようお願いいたします。

    1.ソーシャルディスタンスを確保できる席配置にするため、既にチケットをご購入いただいているお客様には、同一席種内でお手持ちのチケットとは異なる席へのご移動をお願いいたします。ご購入済みのお客様には別途ご連絡をいたします。
     状況の変化によってソーシャルディスタンス適用を解除し、残席を追加販売する場合があります。複数枚のご購入でもお連れ様と隣席にならない可能性がありますが、あらかじめご了承ください。

    2.入場時には体温チェックをさせていただきます。入場までにお時間がかかることが予想されますので、時間に十分な余裕をもってお越しください。(14:15開場とさせていただきます。

    3.以下に該当される方はご入場をお断りいたします。
      発熱がある方(概ね 37.5℃以上)
      過去2週間以内に発熱、せき、倦怠感等、風邪の症状が続いた方
      体調に不安のある方
      新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触がある方
      海外(入国制限、入国後経過観察が求められる国、地域)から帰国後2週間以内の方

    4.周囲の方と間隔を十分に空けていただくよう、ご留意ください。

    5.ホール内、ホワイエは飲食をお断りいたしております。お持ち込みもご遠慮ください。

    6.服薬、水分補給等で必要なお水などの飲料水はご自身でお持ちください。

    7.マスクの常時着用、咳エチケットの徹底をお願いいたします。

    8.入場の際、体温チェックにご協力ください。

    9.ご来場の際に、「大阪コロナ追跡システム」に登録のご協力をお願いいたします。

    10.チケットは、ご自身でもぎっていただきます。

    11.プログラムは所定の場所より、ご自身でお取りください。

    12.こまめな手洗いにご協力ください。館内設置のアルコール消毒液もご利用ください。

    13.入場後はなるべく自席でお過ごしください。ロビーでのご歓談はお控えください。

    14.指定された座席でのご鑑賞をお願いいたします。

    15.出演者の入り待ち、出待ちはおやめください。

    16.出演者への花束、プレゼントの受け渡しはおやめください(お預かりも致しかねます)

    17.演奏後のブラヴォー等、声援はおやめください。

    18.チケットご購入の際、ご連絡先は正確にお知らせください。

    19.その他、主催者・ホール係員から感染予防についての指示等がある場合は、ご協力をお願いいたします。

    20.新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA※)を利用いただきますようお願いいたします。※COVID-19 Contact Confirming Application
     住友生命いずみホールの新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みについても、併せてご確認ください。
     http://www.izumihall.jp/pdf/announce20200618.pdf

    なお、舞台での対応は以下のとおりです。

    1.全ての出演者・スタッフの体調チェックは万全を期します。(検温、体調管理等)

    2.奏者は可能な限りマスクを装着いたします。

    3.管楽器の唾(水分)は使い捨ての給水の良い紙等で処理します。

    上記は8月4日現在の対応であり、今後の状況においては変更させていただく場合がございます。

    残念ながら本公演にご来場が叶わないお客様には、チケット代金の払い戻しを承ります。払い戻しの方法につきましては、後日ホームページにてご案内させていただきます。

    なお、準備でき次第再販売の予定ですが、再販売後に購入されたチケットは払い戻しの受付を致しかねます。

    公演を楽しみにお待ちいただいておりました皆様には心よりお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。今後とも関西フィルへのご支援を賜りますようお願い申し上げます。


  • 2020.8.3(月)
    公演情報 事務局からのお知らせ
    【公演開催に関するお知らせ】9/12(土)第313回定期演奏会

    2020年83

    お客様 各位

    公益財団法人
    関西フィルハーモニー管弦楽団

    関西フィル第313回定期演奏会開催についてのお知らせ

     平素より関西フィルの活動にご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
     2020年912日(土)「関西フィル第313回定期演奏会」に出演を予定しておりました当団音楽監督オーギュスタン・デュメイ および指揮者マクシム・エメリャニチェフは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、来日ができなくなりました。公演を楽しみにお待ちいただいておりました皆様には心よりお詫び申し上げます。
     つきましては、出演者およびプログラムを変更して開催いたします。

     変更後の指揮者、プログラムは次のとおりです。

    ◆第313回定期演奏会
     日時:2020912日(土)1400開演
     場所:ザ・シンフォニーホール
     指揮:藤岡幸夫(関西フィル首席指揮者)
     曲目:メンデルスゾーン:交響曲第5番 ニ長調 作品107 「宗教改革」
        シューマン:交響曲第4番 ニ短調 作品120

    お客様におかれましては、以下の感染予防対策へのご協力をお願いいたします。
    当日体調にご不安のある方はくれぐれもご無理なさらないようお願いいたします。

    1.ソーシャルディスタンスを確保できる席配置にするため、既にチケットをご購入いただいているお客様には、同一席種内でお手持ちのチケットとは異なる席へのご移動をお願いいたします。ご購入済みのお客様には別途ご連絡をいたします。
     状況の変化によってソーシャルディスタンス適用を解除し、残席を追加販売する場合があります。複数枚のご購入でもお連れ様と隣席にならない可能性がありますが、あらかじめご了承ください。

    2.入場時には体温チェックをさせていただきます。37.5度以上の方は入場をお断りさせていただきます。入場までにお時間がかかることが予想されますので、時間に十分な余裕をもってお越しください。

    3.開演前、休憩時間の際は、極力会話を避けるようご協力をお願いいたします。

    4.プログラムや配布物は手渡しではなく、設置による配布とさせて頂きます。

    5.チケットは、スタッフが目視で確認させて頂いた後、ご自身でもぎって所定のボックスにお入れください。

    6.スタッフは全員、マスクを着用いたします。

    7.お客様におかれましても入場時の手指消毒、マスク着用なきご入場はお断りいたします。マスクのご用意は致しかねますのでご容赦ください。

    8.カフェ・ショップ・プレイガイドは当面の間休止させていただきます。

    9.「ブラボー」等の掛け声は禁止とさせていただきます。また、楽章間での咳払いは、できるだけお控え頂きますようにお願いいたします。

    10.クロークは閉鎖させていただきます。

    11.新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA※)を利用いただきますようお願いいたします。※COVID-19 Contact Confirming Application

    ホールからご来場のお客様へのお願いも併せてご確認ください。

    https://www.symphonyhall.jp/?p=21368

    なお、舞台での対応は以下のとおりです。

    1.全ての出演者・スタッフの体調チェックは万全を期します。(検温、体調管理等)

    2.奏者は可能な限りマスクを装着いたします。

    3.管楽器の唾(水分)は使い捨ての給水の良い紙等で処理します。

    上記は83日現在の対応であり、今後の状況においては変更させていただく場合がございます。

    残念ながら本公演にご来場が叶わないお客様には、チケット代金の払い戻しを承ります。払い戻しの方法につきましては、後日ホームページにてご案内させていただきます。公演を楽しみにお待ちいただいておりました皆様には心よりお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。今後とも関西フィルへのご支援を賜りますようお願い申し上げます。


  • 2020.7.31(金)
    50周年記念コラム
    50周年記念コラム~未来の関西フィルへ K.0731

    皆さま、こんにちは!
     50周年記念コラム~未来の関西フィルへ K.0731
    今回は首席トランペット奏者、池田悠人からのメッセージをお届けします。

     僕と関西フィルとの関係は十数年前、学生だった頃から始まりました。

     白水さん(関西フィル首席トランペット奏者)の出演する演奏会を聴きにいき、声をかけてもらってエキストラに行ったのが初めてだった気がします。

     その頃は経験が浅く未熟だった上この規模のプロオーケストラで演奏すること自体が初めてでしたが、若さゆえの無謀か不安や緊張よりも楽しみが勝っていました。
    プロフェッショナルの演奏に興味津々で一緒に演奏するトランペットセクションの音を耳を大きくして聴いていました。プロの奏者のアタック、ダイナミクス、スタミナ、タイミング、表現力、凄みを感じ、とにかく強い衝撃を受けたことを覚えています。
     
    僕の当時の実力は周りと大きく隔たりがありましたが、セクションの一員としてこの凄さに混ざれた喜びと感動は筆舌に尽くしがたいです。

     元々オーケストラプレイヤーになりたかったわけですが、プロの現場を経験してその気持ちがより明確になったことは間違いありません。
    その後も沢山の公演で経験を積ませてもらいました。その一つひとつが糧になって今があるんだと感謝の気持ちでいっぱいです。

     そうやって育ててくれたトランペットパートの方々と2年前に同僚となれたことに深い感慨を覚えます。
    思い入れのある関西フィルの50周年を団員として迎えられたことを嬉しく思うと同時に、その歴史が培った個性をさらに魅力的に、それが関西フィルの伝統になっていくよう丁寧に積み重ねていきたいです。

    首席トランペット奏者 池田 悠人