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  • 2015.7.11(土)
    関西フィルNews
    7月のマグノリアコンサート

    みなさまこんにちは
    ここ数日はムンムン蒸し蒸しの日が続いていますが、
    そういえば梅雨は明けたのでしょうか

    月に1回、関西フィルメンバーが出演させていただいている
    室内楽のコンサートシリーズ「マグノリア・サロンコンサート」
    7月は、みなさまお待ちかねのルーキーがマグノリアコンサートに初登場
    ヴァイオリンの野口まつのです
    試用期間を経て、2014年10月に正式メンバーとなりました

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    共演はピアノの掛川遼平さん。
    ふたりは愛知県立芸術大学での先輩・後輩の間柄
    野口にとって掛川さんは、学生時代からずっと信頼を寄せる先輩ピアニストで、
    試験や選考会、リサイタルなど、何度も共演をお願いしたきた方なのだそうです

    気心知れたコンビでお届けする今回のマグノリアコンサートは、
    ヴァイオリン&ピアノで“がっつり”聴いていただくプログラム


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    「ちょっと詰め込みすぎちゃったかな…」と、こぼす野口。
    「弾きたい曲を選んで、気づいたらこうなってたんです。」とのこと。

    そんな詰め込みすぎちゃったプログラムは、
    シューベルト、モーツァルト、ウィニアフスキーに加えて、無伴奏のイザイ。

    「明るい曲が好きで、イザイ以外は全部『長調』の曲なんです。
    特にウィニアフスキーは自分に合ってるかな~と思います。」

    ウィニアフスキー。みなさまご存じですか?

    HenrykWieniawski

    こんな人です。

    「ヴィエニャフスキ」とか「ヴィエニアフスキー」など、様々な表記があります。
    ポーランドの作曲家・ヴァイオリニストで、
    イタリアのパガニーニ、スペインのサラサーテと並んで、
    「19世紀の三大ヴァイオリニスト」と称されています
    あるいは「ヴァイオリンのショパン」とも
    ショパンと同じく、マズルカやポロネーズなどのポーランド独特のリズムが
    作曲に取り入れられていて、たしかに、どことなく、
    ショパンの曲に通ずるものがあります。

    今回のプログラム「華麗なるポロネーズ 第2番」も、
    タイトル通り、とっても華やかで、
    ヴァイオリンならではの技巧に富んでいます。


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    「関西フィルに入って、ずっとひたすらオーケストラの曲を取り組んできましたけど、
    今回ひさしぶりにヴァイオリンの室内楽曲に向き合って、
    とても新鮮な気持ちで練習できています。
    オーケストラでは出てこない演奏技巧などもあって、
    室内楽のコンサートでは、そういうところも是非みていただきたいです。」

    練習にも気合が入ります

    コンサートは7月20日(月)、海の日の14時開演です
    マグノリアホールは通常は月曜日が休館ですが、
    祝日のため開館しています。

    野口まつのの、マグノリアデビュー、
    たくさんのお客様のご来場をお待ちしております

    【マグノリア・サロンコンサート】
    [日時] 2015年7月20日(月・祝)14:00開演(13:15開場)
    [場所] 逸翁美術館 マグノリアホール
      (阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m)

    [出演]
     野口 まつの(関西フィル・ヴァイオリン奏者)
     掛川 遼平(ピアノ)
    [プログラム]
     シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲 イ長調 D.574
      イザイ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第4番 作品27
     モーツァルト(クライスラー編):ロンド ト長調(ハフナーセレナーデより)KV.250
      ウィニアフスキー:華麗なるポロネーズ第2番 イ長調 作品21
    [入場料]
     全席自由¥1,000
     (※120名様限定です!)
    [お問合わせ]
     逸翁美術館:072-751-3865