• 2024.1.23(火)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ 募集・求人
    事務局スタッフ(公演・企画担当)を募集します!

    ※募集は終了しました。

    関西フィル事務局では、事務局スタッフ(公演・企画担当)を募集しています。

    ■仕事内容:

     公立文化施設(ホール)・法人企業へ演奏会の提案、演奏曲目提案・作成、演奏会の進行管理等。

     

    ■必須:

    • 音楽業界での実務経験(仕事内容や経験年数は不問)
    • PC基本操作(WordExcel
    • コミュニケーション能力
    • 営業経験者歓迎、意欲があれば未経験者も可
    • クラシック音楽の知識があれば尚可

     

    ■雇用形態:

     正職員(6か月の試用期間有り)

     

    ■勤務時間:

     10001700(休憩60)

     ※公演スケジュールにより、大きく変動します。

     

    ■休日・休暇:

      シフト制/月8

     ※公演スケジュールにより、休日出勤がある場合は、代休取得

     

    ■給与・待遇:

     月給150,000円~200,000

     ※年齢・経験等を考慮の上、決定します。

     ※交通費全額支給

     ※社会保険完備

     

    ■勤務地:

      大阪府門真市末広町31-8 サンコオア第3ビル6

     【アクセス】

     京阪「古川橋駅」より徒歩4

     ※コンサートの準備を行う場合は、各会場にて勤務いただきます(直行・直帰OK)

     ※コンサート会場は近畿エリアが中心ですが、年に数回、宿泊を伴う出張が発生します。

     

    ■応募方法:

     市販の履歴書(写真添付)、職務経歴書を下記に郵送してください。

     書類選考のうえ、お電話またはメールでご連絡いたします。
     

    ■お問い合わせ・送付先:

     公益財団法人

     関西フィルハーモニー管弦楽団 事務局

     「事務局スタッフ(公演・企画担当)募集係」

     〒571-0030

     大阪府門真市末広町31-8 サンコオア第3ビル6

     TEL06-6115-9911 FAX06-6115-9922

     お問い合わせメールフォームはこちら
     

     エン転職サイトからもご応募いただけます。

     

    ※関西フィルに貢献したい!!と意欲のある方からのご応募お待ちしております。


  • 2023.12.28(木)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    欧州公演ブログ最終章

    こんにちは。

    これで欧州公演ブログ最終章です📝

    Part1はこちら

    Part2はこちら

    Part3はこちら

    Part4はこちら

    帰国

    10月15日、全ての公演が終わり、行きと同様に2便分乗し日本に帰ります✈
    第1便は朝、第2便は夕方の出発です🚌
    ホテルからフランクフルト空港へのバスは、なんと諸事情により!!
    ブンデスリーガーの「アイントラハト」のチーム公式バスが迎えにきてくれました💖

    第2便組は、夕方まで最後のヨーロッパを束の間楽しみました🍺✨🍪

    ≪アルテ・オーパー前の広場≫ 写真提供:Tp堀川正浩

    なんと、フランクフルトには桂冠名誉指揮者の故 飯守泰次郎先生の姪御さんが経営される『パティスリーイイモリ』というお店があるんです✨
    ケーキから日本の惣菜パンまで!
    お店にお邪魔した楽員もチラホラ💗

    写真提供:Vn西村千奈美 (3枚)

    あっという間の1週間でしたが、また必ず…という思いで帰路につきました🛫
    無事に公演し、無事に帰国できたことは、本当に支えてくださった皆さまのお陰です。
    どんな時も臨機応変に対応してくださった読売旅行の皆さまにも、この場をお借りしてお礼申し上げます。

    5回に渡る欧州公演ブログをご覧いただきありがとうございました😀
    今回のツアーが、ヨーロッパの音楽を演奏する上で、とても大切な経験になったことは言うまでもありません✨
    この貴重な経験を糧に、関西フィルはこれからもより一層邁進してまいります。

    これからも、よろしくお願いいたします💝


  • 2023.12.25(月)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    欧州公演振り返りブログPart4

    欧州公演ブログもクライマックスです。

    ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます☺

    Part1はこちら

    Part2はこちら

    Part3はこちら

     

    フランクフルト公演

    10月14日、遂にラストの公演です!

    昨夜の騒ぎから数時間後、バスでパリ東駅へ向かい、そして高速鉄道TGVに乗ってフランクフルトへ向かいます。

    写真提供:Tp堀川正浩

    写真提供:Vn徳岡裕紀

    写真提供:Cl梅本貴子

    こちらも、ストライキの懸念があったものの運良く無事に到着😖

    ホールの周辺はデモによる厳重警戒で、多くの警察官が配置され、物々しい雰囲気でした🚔

     

    フランクフルトのアルテ・オーパーは1880年に建てられた旧オペラ座で、歴史ある伝統的なホールです。 

    建物全てに趣があり、楽屋もまるで美術館の中にいるようでしたパイプオルガンを背にした舞台は広々とし、約2500席の壮大なホールです。

    フランクフルトの街中や舞台裏に、名門オーケストラのポスターと並んで、関西フィルのポスターが貼られており感激✨

    奏者の体力を心配していましたが、全員が底力で踏ん張って「絶対に成功させる!」という意気込みが感じられました。
    パリに引き続き、大都市の一流の素晴らしい音響のホールで演奏できるという高揚感もあったように思います🌟

    ↑写真提供:Vn徳岡裕紀

    ゲネプロを終え、ホールのカンティーン(食堂)で夕食をいただき、20時に開演。

    前半のデュメイ監督と児玉桃さんによるモーツァルトの二つの協奏曲の可憐さ🎹🎻✨に続き、後半のメンデルスゾーン「真夏の夜の夢」では、ホールの素晴らしい音響も相まって壮大なスケール感を演出でき、渾身の演奏に盛大な拍手が続きました。

    満席のお客様の地鳴りの様な拍手と歓声は未だに耳に残っています😀

    ベルリンフィルやウィーンフィルなど、世界の名門オーケストラが演奏してきた舞台で関西フィルが受け入れられたことが大変光栄でした💐

    こうして、達成感と感謝を胸にベルギー・フランス・ドイツの3公演を無事に終えました。

    この欧州ツアーは2021年に予定されていた50周年事業がコロナ禍により延期を余儀なくされ、今秋、多くの方々の温かいご支援のおかげでようやく叶いました!
    奏者だけではなく、我々スタッフも素晴らしい経験をさせていただきました。
    本当にありがとうございました!

    欧州公演を対応したスタッフ

    欧州公演はこれで幕を下ろします。

    長〜い欧州公演ブログにお付き合いありがとうございました☺😅
    と、言いたいところですが!まだ帰国しておりません〜😅

    というわけで、次回最終章として、帰国&オマケなど!もう少しお付き合い願います📝


  • 2023.12.21(木)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    欧州公演振り返りブログPart3

     こんにちは。

    前回に引き続き、欧州公演を振り返ります〜📝

    Part1はこちら

    Part2はこちら

     

    パリ公演

    10月13日、ゲントの朝焼けを見納め、パリに向かいます。

    パリ公演は指揮者マテュー・ヘルツォーク氏の尽力で実現した公演で、ありがたいことに完売御礼でした🎊

     

    ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

    〜オーケストラ用語豆知識〜

    移動をし、その日のうちにゲネプロ・本番を
    行うことを『のりうち』と言います

    ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

     

     ここからのツアーは、パリもフランクフルトも『のりうち』です。
    『のりうち』公演は、交通事情などの意味でも、奏者の体力的にも、決して好条件とは言えません。

    むしろ避けるべきなのですが…様々な事情が重なり、今回のツアーは止むを得ず『のりうち』の行程でした。

    「そうと決まればやるしかない」そんな気持ちで楽員・スタッフ一同挑みました。

    とはいえ…我々がヨーロッパに発った日、イスラエル・パレスチナ紛争が始まったのです。
    ストライキやデモなど、不可抗力の懸念もあり、とにかく安全に予定通りに目的地に辿り着けるかという不安が付き纏いました💦

     約5時間バスに乗り、セーヌ川の大きな橋を渡った先に、キラキラと輝くラ・セーヌ・ミュージカルが目に入りました。無事に到着!!

     

    3枚目写真提供:Vn徳岡裕紀

     

    ホールの中に入ると、ステージを360度取り囲む赤い客席と、ハニカム構造の美しい天井に感動✨

    ラ・セーヌ・ミュージカルは、2017年に日本人建築家の坂茂さんらにより設計建築されたモダンなホールです。

    電子チケットの導入など、全てにモダンさを感じました。

    そんな新しいホールに胸を躍らせ、それぞれの席でホールの響きを確かめていました。

    噂に違わぬ素晴らしい響きのホールで、ゲネプロで響きを掴むのにそう時間はかかりませんでした🎶

    本番までにそれぞれのコンディションを整え、20:30に開演。
    (ヨーロッパではこういった時間のコンサートも珍しくないようです)

     

     この日のヘルツォーク氏はいつも以上に切れ味が鋭く、ホームグラウンドでの公演という気合いが滲み出ていました!

    「フィガロの結婚」序曲にて軽快に幕開け、デュメイ監督のモーツァルトのコンチェルト、ツィガーヌに続き、アンコールではデュメイ監督のバイオリンとヘルツォーク氏のヴィオラによる阿吽の呼吸を披露しました🎻🎹✨

    そして、後半はドヴォルザークの『新世界より』

    関西フィルらしい温かく明るい演奏でしたが、最後の音が消えるや否や、約1,200席のお客様からの割れんばかりの鳴り止まない拍手と、総立ちのスタンディングオベーション、熱狂的な歓声が湧き起こったのです😲

     

     

    あまりの盛り上がりに圧倒されましたが、このツアーで最も印象に残った光景となりました。
    パリの市民が、これほどまでに日本のオーケストラを温かく迎えてくださったことに胸が熱くなりました😳

     

     余韻に浸るのも束の間、時刻はすでに23時…翌日のフランクフルト公演を控えているため、急ぎホテルに向かいました。

    が…!!旅にハプニングがつきものとは正にこのことで、深夜のホテルに火災警報器が鳴り響き、全員外に避難するハメに😱

    不幸中の幸い、原因は他の宿泊客のタバコの不始末とのことで大事には至らなかったのですが、部屋に戻ったのは午前2時を回っていました……。

     

    明日はフランクフルトに向けて午前6時には出発です🚌

    とにもかくにも明日の公演の無事を祈りつつ、しばし眠りについたのでした💤

     

    翌フランクフルト公演については、『欧州公演ブログPart.4』に続きます。

     


  • 2023.12.19(火)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    欧州公演振り返りブログPart2

    こんにちは。

    さぁ、前回に引き続き欧州公演を振り返ります✨

    Part1はこちらから

     

    ゲント公演

    10月12日、いよいよゲント公演の日です♫
    この公演は、「ダイキンヨーロッパ社50周年記念公演」として、記念式典にて演奏で花を添えます。
    通い慣れてきた、ホテルからバイローク ミュージックセンターへの川沿いの素敵な道も「今日が最後…」と、ちょっぴり寂しい気持ちで会場へ向かいました。

     

    会場は、EU・ベルギー・日本政府要人、ベルギー・日本経済界のトップ約800人で埋めつくされました。光や映像の演出も相まって、華やかなステージとなりました

    © Olivier Anbergen

    本番前、デュメイ監督の「今日のコンサートは、良いコンサートになる!」という力強い言葉が印象的でした‍。

     

    まず、デュメイ監督による『タイスの瞑想曲』に、一気に客席一体が魅き込まれたのが感じられ、 そして、ハープとの圧巻の掛け合いの『ツィガーヌ』、児玉桃さんとのモーツァルトの共演の後は、なかなか拍手が鳴り止みませんでした👏

    © Olivier Anbergen

    クライマックスは、真夏の夜の夢より「結婚行進曲」♫

    フル編成の関西フィルの明るいサウンドが、ヨーロッパの地で響き渡り、とても感慨深い時間となりました。

    © Olivier Anbergen

    演奏終は、会場が温かな拍手で埋め尽くされ、奏者達も安堵の表情を浮かべました。
    終演後は、ホール横にてレセプションがあり、幸せな時間を過ごさせていただきました。

    やはり、演奏後の🍺は格別といった様子です

    ホールからの帰り道、最後の夜景を目に焼き付けて…

    写真提供:Vc玉木俊太

     

    息つく間もなく、翌朝はパリへ向かいます🚙

    続きは『欧州公演ブログPart.3』にてご紹介させていただきます〜。