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  • 2023.7.28(金)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    クラウドファンディングを始めます

    関係者の皆様

                公益財団法人
                        関西フィルハーモニー管弦楽団

     

    関西フィルハーモニー管弦楽団
    2回欧州公演のためのクラウドファンディング実施
    〜デュメイ音楽監督、藤岡首席指揮者、人気ピアニスト児玉桃氏、角野隼斗氏との共演公演のゲネプロ見学等 返礼品多数〜

     

     拝啓 時下 益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

     平素より関西フィルハーモニー管弦楽団にご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

     既にご承知のとおり、楽団は、20231012()14()3日間、ゲント(ベルギー)、パリ(フランス)、フランクフルト(ドイツ)3か国3都市にて第2回欧州公演(2015年以来2度目)を実施いたします。

     この2回目となる欧州公演は、楽団創立50周年記念事業として2021年度に実施予定でしたが、世界的なコロナウイルス感染拡大の影響により延期しておりました。漸くコロナ禍が沈静化し、経済活動も再開いたしましたので、この10月に欧州公演を行うことにいたしました。

     欧州公演には多額の費用が必要となります。現在の社会情勢が2021年当時と変化がなければ、実施可能な額の十分な資金は確保できておりますが、コロナ禍により社会全体が一変しました。改めて欧州公演にかかる費用を試算いたしますと、航空運賃、欧州ホテル代の高騰、急激な円安等の影響を受けて、大幅な資金不足に陥っております。

     つきましては、この資金不足を補うために下記の通りクラウドファンディングを実施することといたしました。

     楽団の音楽的厚みを増し日本と欧州の国際交流に寄与するという当初の目的を果たし、関西フィルの次の50年への道を拓くため、欧州公演を楽団の飛躍に繋がる有意義で充実したものにしたいと考えています。

     広く多くの皆様方より、心暖まる追加のご支援を頂戴いたしたくお願い申し上げます。

     

     

    実施時期   202381()正午 ~ 20231215()

    公開URL    https://kpo-europe-tour-2023.kas-sai.jp

    目標金額   500万円

    返 礼 品   デュメイ音楽監督、藤岡首席指揮者が人気ピアニスト児玉桃氏・角野隼斗氏と共演する演奏会のゲネプロ見学、ホテル食事券ほか多数

    利用システム KASSAI(Fintertech)

     

    以上


  • 2023.7.3(月)
    公演情報 関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    七夕の夜にルミエールホール小ホールでお待ちしております♪

     皆さま、こんにちは

     この度、楽員がプロデュースするコンサートとして、「ホームタウンかどま・アンサンブルコンサート」が始まります!!
    第1回目はヴィオラ奏者の田代直子がプロデューサーを務めます。

     田代にこのコンサートにかける思いやプログラムについて
    存分に語ってもらいました

     

     

     77日、七夕の夜に新しく始まるコンサートシリーズ、「ホームタウンかどま・アンサンブルコンサートvol.1」でプロデューサーを務めさせていただきます、関西フィルヴィオラ奏者の田代直子です♪

     そうです!!「ホームタウンかどま・アンサンブルコンサート」シリーズの記念すべき第1回に企画を採用していただき、ずっと弾きたい気持ちを温めてきたモーツァルトのホルンクインテット、そして昨年11月に橿原考古学研究所附属博物館での「第1回MIZUYAMAコンサート」で初めてデュオでご一緒して以来、「またデュオが弾きたい!」という気持ちがとても強くなったヴァイオリン奏者の泉谷更沙さんとのデュオ。

    この2つを軸にして、日頃から信頼し、大好きな関西フィルメンバーの林田優唯さん(Hr.)、椎名弘明さん(Va.)、大町剛さん(Vc.)と演奏出来るプログラムを考えました。

     

    ♫プログラム

    ♪マルティヌー:ヴァイオリンとヴィオラの為の≪3つのマドリガル≫
    ♪コダーイ:弦楽重奏の為の≪インテルメッツォ≫
    ♪プレイエル:弦楽重奏 変ホ長調352
    ♪モーツァルト:ホルン重奏曲 変ホ長調407

     今回のコンサートは、デュオから始まり、トリオ→カルテット→クインテットと、ステージに1曲ごとに登場人物と楽器が増えていくようにプランしてみました。

     ステージにどんどん新たな個性が重なり合い、人と音の輪が広がっていく様子を、プログラムの音楽と共にお楽しみいただければ幸せです。
    ちなみに、Twitterにアップされている動画のファンファーレも、メンバーは当日の登場順に演奏に加わっていっています(笑)

     

     

     実は、今回演奏するモーツァルト:ホルン五重奏曲の弦楽器の編成がヴァイオリン・ヴィオラ×2人・チェロとなっている為、この「ステージに演奏者が増えていくプログラムをやってみたい」と思った時にネックになったのが、カルテットでした。願いが叶い、モーツァルトの1年歳下のオーストリアの作曲家、プレイエルが遺してくれた「ヴィオラ2本の弦楽カルテット」を発見する事が出来ました。なかなか聴けない独特のサウンドだと思うので、これも是非お聴きいただきたいです!

     その他、前半のデュオとトリオも、マルティヌーとコダーイという、民族色の個性の強い作曲家の作品を用意しておりますので、人も楽曲もサウンドも…なかなかない個性的な時間をお過ごしいただけるのではないかと思っています。

     

    是非七夕の夜は、門真は古川橋のルミエールホール小ホールへお越しください♪

    メンバー一同、みなさまと時間を過ごせる事を楽しみにしております!!


  • 2023.5.25(木)
    関西フィルNews その他
    ラジオ放送のお知らせです!(NHK-FM「ブラボー!オーケストラ」)

    ラジオ放送のお知らせです!
    2023年5月28日(日)19:2020:20 
    NHK-FM「ブラボー!オーケストラ」
    番組サイト

    ◎シューマン:交響曲第4番 ニ短調 作品120(※初回放送)
    指揮:齋藤 友香理
     (2021年1121日 住友生命いずみホールシリーズVol.51 いずみホールにて収録)

    ◎ベートーベン:交響曲 第4番 変ロ長調 作品60から第1、3、4楽章(※再放送)
    指揮:オーギュスタン・デュメイ (関西フィル音楽監督)
     (2019年517日 第301回定期演奏会 ザ・シンフォニーホールで収録)

     どうぞお聴き逃しなく!


  • 2023.5.1(月)
    事務局からのお知らせ
    ルミエールホール開館30周年おめでとうございます!/別府館長へのインタビュー

     2023年、ルミエールホールが開館30周年を迎えられました。

    おめでとうございます!

    30周年を迎えるにあたり、別府館長にインタビューさせていただきました。

    ルミエールホール職員の皆さま(前列左から2番目が別府館長)

     

    30周年おめでとうございます。

     ありがとうございます。
    館長であるこのタイミングで30周年を迎えられたのは、過去を振り返られ、未来を考えられますので、本当に嬉しく思います。
     これからも館長として、ホールが、0歳からのクラシックコンサート、幼稚園の発表会、小学校でのアウトリーチコンサート、中学校での関西フィルの音楽鑑賞会、ダンスやピアノの発表会、成人祭、吹奏楽フェスティバル、コーラスフェスティバル、門真市文化祭など、「市民の人生の節目に関わる」「市民が、芸術文化に触れる機会を作り、ホールを好きになってもらう」ことを念頭に精進してまいります。

     

    市民からルミエールホールは、どのように思われていると感じますか。

     身近な存在と思っていただいているのではないでしょうか。立地もキャパシティもよく、市民の方は比較的リーズナブルな金額で使っていただけますしね。

     

     エントランスに季節ごとの展示をされており、端午の節句だと子どもたちが作った紙の鯉のぼりを飾ったり、七夕だと短冊にお願いごとを書けたり、と来館者との接点を持てるとてもいい企画だと思います。
    今ですと、天井から鯉のぼりを吊るしていて、すごいですね。

     ありがとうございます。
    ここまで大掛かりな展示ができるのは、舞台スタッフが常駐しているからです。彼らの技術が生かされていて、これもルミエールホールならではないでしょうか。

     

    初めてインタビューさせていただいたときに、「関西フィルが移転することで市民のHAPPYにつながる」とおっしゃっていました。約2年経ちますが、HAPPYにつながっていますでしょうか。

     もちろん、つながっていると感じています。
     年間100日のリハーサルでの使用で市民が予約を取りにくい状況になってしまうのではないかと懸念事項でしたが、今まで一度もクレームがきたことはありません。つまり、歓迎されている証ですよね。

    ルミエールホールを使用いただくようになって、関西以外からホールを貸してほしいと依頼が増えました。

    初インタビュー記事はこちら

    過去2回の公演で感じましたが、自転車でクラシックを聴きに来られるのは門真以外ないんじゃないでしょうか。自転車でオーケストラのコンサートを聴きに行く。」本当に贅沢だと思います。「門真で練習して、日本や世界で公演する演奏」はMADE IN KADOMAと私は思っています。

     

    51()30周年記念式典、55()公開リハーサルで、30周年記念事業に関わらせていただけるのを嬉しく思います。

     公開リハーサルは申込みが現時点で900名を超えて、WEB申込みはストップしました。本当に反響がすごく、正直ここまでになると思っていませんでした。
     「門真市民・ルミエールホール・関西フィル」この3つが門真にあり続けることはずっと変わらないので、しっかり根づかせていくために努力していきます。

    ※公開リハーサルの受付は終了しました。


  • 2023.3.14(火)
    公演情報 関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    オケの精神的支えになる音を追求して/ティンパニ首席奏者、中山直音へのインタビュー

    5/6(土)東大阪特別演奏会にソリストとしてティンパニ首席奏者、中山直音が出演します。
    心境などをインタビューしました。

     

     

    ティンパニを始めた理由など経歴を教えてください。

     家にドラムセットがあり、10 歳のときに打楽器を始めました。
    音楽家になりたいと、ぼんやり思ったのは中学生の時です。きっかけは、吹奏楽部のトレーナーの方への憧れでした。高 1 から本格的に奏者として生きていくことを意識して、プライベートレッスンに行きましたね。
     そして、大学 3 回生から全国のオケのオーディションをたくさん受けました。私の師匠がオーケストラに所属していて、師匠のようになりたいと強く思ったんです。1 回生の時には既に、私の大学卒業と同時期にちょうど団塊の世代の方が、オケを定年退職する機会だと知っていました。この機会を逃すと 40 年以上ポストが空かないので、ずっと狙っていて、「俺のタイミングだ」と(笑)。
     関西フィルのオーディションには、専攻科を卒業して 1 年後に合格しました。
    合格したのは良かったのですが、プロのオーケストラでの演奏経験がほとんどなかったため、入団して 5 年くらいは必死でした。入団後、最初の演奏会がベートーヴェン交響曲第 9 番でした。もちろん初めて担当するティンパニパートだったのは今となっては、いい思い出です。失敗ばかりで何をしても上手くいかない時期もありましたが、それでもがむしゃらに、オケ曲のレパートリ ーを自分のものにすることに専念しましたね。

     

     

    ヴェルナー・テーリヒェン:ティンパニ協奏曲を選んだ理由

     初めてソリストとして出演する曲は、絶対にこれにしようと決めていました。実は、私の師匠の先生がテーリヒェンさんで、私が関西フィルのオーディションを受けたときの課題曲でもあり、世界中のティンパニストに演奏されている曲だからです。ソリストに決まったことは純粋に嬉しかったですね。

     

    聴きポイントや特に注目してほしいところを教えてください。

     3 楽章は特に注目してください。ティンパニがメロディを演奏するのは、本当に革新的ですよね。
     いつもはオケの一番後ろが定位置であり、一番前で叩くのは、演奏がどう聞こえるのかが不安であり楽しみでもあります。ティンパニを演奏している大きい動作が見られるのは、お客様が眼で楽しめるポイントなので、1 階席後方や 2 階席がおすすめです。

     

    今後、どのようなティンパニ奏者になっていきたいですか?

     オケの精神的支えになる音が出せる奏者です。
    師匠から「オケを辞める直前に、やっとオケで演奏する(精神的支えになる音を出す)とはこういうことなんだと分かった」と教えていただきました。つまり、40 年以上経って、やっと到達できる境地であり、すぐに答えが出せないですから。ずっと追求していきたいです。
     また、門真市に移転したので、門真市の学生に向けての公演は絶対にしたいですね。関西フィルは楽員同士の仲が良く、公演にかける熱量が半端ないのでそれが演奏に表れています。そこを感じてほしいです。

     

     

    お客様へメッセージをお願いいたします。

    もう一人のソリスト、角武がフェラン・クルイサン:打楽器協奏曲「花火」を演奏します。
     一日でティンパニと打楽器の協奏曲を聴ける公演は、非常に珍しいです。もし、クラシックは難しいと思っていたとしても、「たくさんの楽器が並んでいるのを見てみよう」みたいな軽い気持ちで来てください。また、色んな音が聴けますので、それを楽しむというだけで OK です!
    そして、私とオケと指揮者のアンサンブルをお楽しみに。

     

    ♪角武のインタビューはこちらからどうぞ

    一緒にジャパン・プレミアになりましょう!/Per奏者角武へのインタビュー

    ▼チケットは次よりお求めいただけます。
    ・WEB⇒https://yyk1.ka-ruku.com/kansaiphil-s/

    ・お電話⇒06-6115-9911
     (関西フィル事務局 平日 10:00-17:00、土曜 10:00-16:00)