• 2015.4.13(月)
    関西フィルNews
    4月のマグノリアコンサート

    みなさま、こんにちは
    お天気がコロコロ変わり、暑くなったり寒くなったりですね。
    「油断して風邪ひいちゃったよ」という声が周りにもちらほら。
    オーケストラのメンバーは、とにかく身体が資本!
    健康第一で、体調管理がむずかしい4月も乗り切ろうと思います

    さて、月に一度、関西フィルメンバーが出演させていただいている
    室内楽のコンサートシリーズ、マグノリア・サロンコンサート。
    4月はトロンボーン四重奏で風早宏隆と松田洋介が出演いたします

    IMG_5887

    左から順に、
    松田洋介、日生貴之さん、風早宏隆、寺谷糧さん。


    毎度お伝えしているかもしれませんが、
    トロンボーンのお兄さんたちはとにかく仲良し常につるんで行動しています
    そんな仲良しトロンボーンズでお届けする今回のプログラムは、
    「やりたい曲を選んだ!」プログラム、とのこと

    このマグノリアコンサートは、基本的に奏者が自主的にプログラムを用意しますので、
    メンバーの個性やセンス、好みが色濃く反映されます。
    毎月開催されるコンサートなので、もう何度も出演しているメンバーもいますが、
    回を重ねるごとに、メンバーいろんな表情や側面を見られるところが、
    このコンサートシリーズの醍醐味ですね

    そんなわけで、風早と松田が今やりたい曲とは・・・?

    メインプログラムのひとつは、
    デュファイ作曲の「トロンボーン四重奏の為の4つの小品」。
    デュファイと聞くと、15世紀ルネサンス期のフランスで活躍した作曲家が有名ですが、
    そのデュファイではなくて
    同じフランスの作曲家ですが、こちらは1932年生まれ
    管楽器のための作品を多く書いています。
    現代のフランスの作曲家というと、もうそれだけでイメージできますが、
    イメージ通り、曲は終始、現代的で洒脱な和音の響きで進行します。
    高めの音域で、ハモりがお得意のトロンボーンの美しさを
    存分に味わっていただける作品ですよ
    曲の中ではミュートを多用しますので、
    ふだんのオーケストラのコンサートではなかなか見えにくい
    トロンボーンのミュート使いにも、ぜひご注目ください

    もうひとつのメインプログラムは
    トミー・ペダーソン作曲「South of the border suite  part 1」
    タイトルは「中南米への旅」、
    3つの小品からなる組曲にはそれぞれ、
    「パスポートを持って」「パナマ・ペッパー」「ホンデュラスの喧騒」と
    楽しげなタイトルが並びます
    1920年生まれのアメリカの作曲家であり、またトロンボーン奏者でもありました。
    自身がトロンボーン奏者なので、楽器の魅力を十二分に引き出す
    トロンボーンの曲を多数書いています。
    こちらはタイトル通りの陽気で愉快な、アメリカ~ンな音楽です

    先ほどのデュファイとペダーソン、そう変わらない年代の作曲家ですが、
    それぞれのお国の特徴がよく出ていて、とても興味深い聞き比べができそうです
    オーケストラの曲でも同じことが言えますが、
    曲にあらわれるお国柄っておもしろいですね


    今回のマグノリア・サロンコンサートは今週末の18日【土曜日】なんですが
    【18:30開演】です です
    (土日祝日は通常お昼公演なんですが、今回は特別です。)
    時間注意です手帳に書いてくださいね
    どうぞお間違えのないように、ご来場くださいませ

    【マグノリア・サロンコンサート】
    [日時] 2015年4月18日(土)18:30開演(17:45開場)
    [場所] 逸翁美術館 マグノリアホール
      (阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m)

    [出演]
     風早 宏隆(関西フィル・トロンボーントップ奏者)
     松田 洋介(関西フィル・トロンボーン奏者)
     日生 貴之(トロンボーン)
     寺谷 糧(トロンボーン)
    [プログラム]
     ハイドン:「天地創造」より“大いなる偉業が成し遂げられた”
     ゴードン・ジェイコブ:組曲
     ジャン・ミシェル・デュファイ:トロンボーンの為の4つの小品
     ゴードン・ジェイコブ:2つのマドリガル
     トミー・ペダーソン:中南米への旅パート1
    [入場料]
     全席自由¥1,000
     (※120名様限定です!)
    [お問合わせ]
     逸翁美術館:072-751-3865

    おまけ

    仲良しトロンボーンズに「なにかおもしろい写真を~!」と頼んでみたところ、、、

    IMG_0059

    「おもしろいって言われてもなあ」
    「どうする?」
    「目で吹いてみる?」

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    「どや?」


  • 2015.4.8(水)
    関西フィルNews
    4月22日(水)、4名の指揮者によるプレトークが決定しました!!

    みなさまこんにちは
    今日はずいぶん寒いですね

    今月22日(水)に迫りました「4大オーケストラの響宴」、
    開演前に4人の指揮者によるプレトークが決定しました!!

    18時10分から舞台上で、外山雄三さん、井上道義さん、飯森範親さん、藤岡さん
    の4人でおしゃべりいただく、というなんともワクワクする企画です

    今回指揮してくださる4人の皆様が一堂に会してのプレトーク、
    一体どんな流れになるのでしょうか・・・。
    はたして誰が進行役を・・・はたして開演時刻までに終了するのか・・・

    色々と気になることはありますが、絶対楽しい時間になること
    間違いありません

    チケットをお持ちの皆様、ぜひ18時10分にお越しくださいませ

    ◆4/22(水) 「大阪4大オーケストラの響演」◆
    出演4指揮者による「プレトーク」のお知らせ

    ◾︎17:30 開場
    ◾︎18:10 プレトーク
    ◾︎18:30 開演

    ※当日の公演チケットをお持ちの方のみ、無料でお楽しみいただけます。
    ※開場時間中につき、お客様の出入りがございますので、予めご了承ください。

    指揮者3人による記者会見の写真です。
    ここに外山雄三さんが加わってくださった場面を想像してください
    なんともゴージャス~
      ↓ ↓ ↓
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  • 2015.4.7(火)
    公演情報
    チケット発売日のお知らせ~Meet the Classic Vol.31

    皆様こんにちは
    先日のいずみホールシリーズVol.36にご来場いただいたお客様、
    ありがとうございました
    オーケストラや和楽器のコラボレーション、照明や音響での演出も
    加わった「源氏物語幻想交響絵巻」。
    桜咲き誇る春にふさわしい源氏物語の世界、お楽しみいただけましたでしょうか

            

    さて本日はチケット発売日のお知らせです。
    皆様、お待たせいたしました
    首席指揮者・藤岡幸夫さんのトーク付でお楽しみいただく、
    毎回人気のコンサートMeet the Classic Vol.31
    いよいよ4月8日(水)10:00より発売開始いたします

    関西フィル事務局窓口で直接お求めいただきます場合は
    11:00からの受付となります。ご了承ください。

    Meet Vol29 106

    (C)HIKAWA

    夏のMeetは「和」
    菅野祐悟さん作曲の「箏と尺八と管弦楽のための協奏曲~Revive~」を
    関西初演いたします 
    菅野祐悟さんといえば、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」や
    「ガリレオ」、「踊る大捜査線」など、数多くの大ヒットドラマや映画の音楽を
    手掛けている、今最も注目されている作曲家でいらっしゃいます

    ご一緒させていただくのは尺八奏者の藤原道山さんと筝曲演奏家の遠藤千晶さん。

    (C)miwa noriaki 2012 藤原道山(C)TSUNEO MORONAGA 遠藤千晶 20131203180901

    (C)miwa noriaki                                                 (C)TSUNEO MORINAGA

    邦楽界にとどまらず、幅広く活躍されるお二人。
    「箏と尺八と管弦楽のための協奏曲~Revive~」では世界初演からソリストを務められ、
    今年3月にはシアトル交響楽団と共演されたばかりです
    このコンチェルトを知り尽くしておられるお二人とともに関西で初めてこの曲を
    演奏させていただくことができ、とても光栄です

    後半は藤岡さんの愛するシベリウスの交響曲の中から第1番をお楽しみいただきます。
    今年生誕150年という記念の年を迎える、北欧が生んだ偉大な作曲家シベリウス。
    藤岡&関西フィルのドラマティックな第1番にご期待ください
    皆様のご予約、お待ちしております

    ≪Meet the Classic Vol.31≫
    [日時]
    2015年8月11日(火) 19:00開演(18:30開場)
    [場所]
    いずみホール
    [出演]
    指揮&お話:藤岡幸夫(関西フィル首席指揮者)
    独奏:藤原道山(尺八)/遠藤千晶(箏)
    [プログラム]
    【第1部】
    アンダーソン:舞踏会の美女
    菅野祐悟:箏と尺八と管弦楽のための協奏曲~Revive~ 【関西初演】
    【第2部】
    シベリウス:交響曲第1番 ホ短調 作品39 【生誕150年記念】
    ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
    [入場料]
    1階席¥4,000/2階席¥3,000/学生席¥2,000(18歳以下、1階席のみ)
    ※乳幼児、未就学児のご同伴、ご入場はご遠慮下さい。
    無料託児サービス申込締切:2015年7月28日
    [ご予約・お問い合わせ]
    関西フィルハーモニー管弦楽団06-6577-1381
    (平日10:00~17:00 土10:00~16:00 日・祝休み)
    いずみホールチケットセンター06-6944-1188
    (10:00~17:30 日・祝休み)
    チケットぴあ[Pコード:260-224]0570-02-9999
    ローソンチケット[Lコード:52833]0570-000-407
    イープラス http://eplus.jp/ (PC、携帯共通)


  • 2015.3.31(火)
    関西フィルNews
    藤岡幸夫、「源氏物語幻想交響絵巻」を語る!

    皆様こんにちは
    桜も咲き始め、春本番ですね

    今週末、関西フィルでは春らしいプログラム「源氏物語幻想交響絵巻」を
    いずみホールで演奏させていただきます。

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    日本を代表する作曲家、冨田勲さんによるこの作品。
    オーケストラと琵琶、箏、龍笛、篳篥、笙といった和楽器とのコラボレーションを
    お楽しみいただきます

    この演奏会について、クラシック・ニュースさんが藤岡さんのインタビュー動画を
    UPしてくださいました

    チケットのご予約など、詳しくは関西フィル事務局(06-6577-1381)まで
    お問い合わせください。
    皆様のご来場、お待ちしております

    ≪いずみホールシリーズVol.36≫
    [日時]
    2015年4月3日(金)19:00開演 (18:30開場)
    [場所]
    いずみホール
    [出演]
    指揮:藤岡 幸夫(関西フィル首席指揮者)
    京ことばの朗読と歌と琵琶:坂田 美子
    琵琶:久保田 晶子
    箏(二十五弦箏):滝田 美智子
    龍笛、篠笛:西川 浩平
    篳篥:稲葉 明徳
    篳篥、笙:西原 祐二
    シンセサイザー:氏家 克典
    [プログラム]
    冨田 勲:源氏物語幻想交響絵巻 《2014年改訂版》 (関西初演)
    ※2014年10月に神奈川で初演されたばかりの作品を、半年後の2015年4月に関西初演いたします。
     ◆「源氏物語幻想交響絵巻」第1部(約50分)
     ◆「源氏物語幻想交響絵巻」第2部(約40分)
    ◎第1部・第2部とも、藤岡幸夫と冨田勲の興味深いトークを曲間に挟みながら進めて参ります。
    ※出演者、曲目など、内容が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
    [入場料]
    S席¥5,000/A席¥4,000(全席指定・消費税込)
    ※乳幼児、未就学児のご同伴、ご入場はご遠慮ください


  • 2015.3.27(金)
    関西フィルNews
    いよいよ最終決戦!明日に迫りました!!

    みなさまこんにちは

    いよいよ年度末決戦、「大坂春の陣」が始まります
    「春の陣」のプログラムは、去年9月の「秋の陣」のプログラムを
    上回るおもしろさだと自負しております

    ベートーヴェンとストラヴィンスキー、一般的なコンサートで、
    この2人を組み合わせることはそう多くないと思いますが、
    両者とも、時代の革命児

    そして、「運命」「田園」「ペトルーシュカ」「火の鳥」、4曲とも、
    2人の天才作曲家の煌めく才能が結晶化した珠玉作品です。

    「運命」と「田園」が同時に初演された1808年から、
    1919年「火の鳥」、1911年「ペトルーシュカ」の初演までは100年以上の隔たりが。
    この100年以上のオーケストラ作品の変貌は驚愕です

    DSCF2427

    弦楽器の音の作り方も違えば、
    管楽器の編成はもちろん、色彩感も全く別世界

    DSCF2411

    上の写真は火の鳥ですね

    「火の鳥」と「田園」、練習でも切り替えが大変です
    練習時間ギリギリまで、2つの音世界の探究が続きます。

    DSCF2420

    このコンサート、日本センチュリー交響楽団の飯森範親さんと藤岡さんの繋がりから
    始まったことは、皆様よくご存じだと思います。
    今回ももちろん、コンサートの中で飯森さんと藤岡さんのお話しを
    お楽しみいただきます

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    (C)s.yamamoto

    そして、もう一つぜひお楽しみいただきたいのは、オーケストラの楽器の配置の違い

     ↓ 去年の「秋の陣」の写真、上は日本センチュリーさん、下は関西フィル。

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    IMG_1431

    (C)s.yamamoto

    弦楽器の並び、ティンパニの配置の場所が全然違いますね

    同じホールの同じ席で、オーケストラの楽器配置の違いによる
    響きの違いを存分に感じていただけます
    しかも同じ時代の作品で画期的~

    「ペトルーシュカ」→「運命」→「火の鳥」→「田園」と、
    一世紀の時空を行き交うミュージック・ジャーニー

    ぜひお越しくださいませ

    本日17時までお電話での事前ご予約を承っております。
    (関西フィル:06-6577-1381)
    明日は14時から当日券を発売開始致します。

    【大坂春の陣2015】

    [日時]2015年3月28日(土)15:00開演(14:00開場)
    [場所]ザ・シンフォニーホール
    [出演]
    ≪先攻≫
    指揮:飯森 範親(日本センチュリー首席指揮者)
    日本センチュリー交響楽団
    ◆ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」 《1947年版》
     (ピアノ:法貴 彩子)
    ◆ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 作品67 「運命」

    ≪後攻≫
    指揮:藤岡 幸夫(関西フィル首席指揮者)
    関西フィルハーモニー管弦楽団
    ◆ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」 《1919年版》
    ◆ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」

    ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。
    あらかじめご了承ください。

    [チケット代金]
    A席 6,000円 B席 5,000円 C席 4,000円 車いす席 4,000円
    (全席指定・消費税込み) ※お客様の入れ替え無し。

    関西フィルハーモニー管弦楽団
    06-6577-1381

     


  • 2015.3.19(木)
    関西フィルNews
    明日は中央公会堂特別演奏会です!!

    みなさまこんにちは

    今日はよく雨が降りましたが、明日はお天気になるようですね
    19時から、大阪市中央公会堂で特別演奏会を開催します

    チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲とベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
    というスケールの大きなプログラム

    練習は滞りなく終了致しました

    DSCF2388

    上の写真はベートーヴェンの練習中ですね。
    金管楽器はホルン3本とトランペット2本という小編成なのに、
    まさしく「英雄」というタイトル通りの壮大さ

    ベートーヴェン自身が一番出来に満足していたと言われている第3番「英雄」。
    チェロの有名なメロディーから始まる第1楽章、
    第2楽章はクラシック史上に残る葬送行進曲ですよね。
    ホルンに彩られる第3楽章の”スケルツォ”、そして壮大に展開される
    変奏曲形式の4楽章

    DSCF2348

    3楽章のホルン三重奏によるあのフレーズを楽しみにしてらっしゃる方も
    多いと思います
    ホルンが3本という編成、珍しいですよね~。
    ホルンの編成ですが、ベートーヴェンの交響曲の中では、
    第9番「合唱付き」は4本、第3番「英雄」が3本、それ以外(1.2.4.5.6.7.8番)
    は2本です。

    ベートーヴェンに限らずホルン3本のオーケストラ作品は本当に少ないのです。
    その中で、ホルン3本の意味と威力が最大限に発揮されるのが
    この「英雄」の第3楽章
    中央公会堂のあたたかい響きの中、どのような感じに聴こえるか、
    どうぞお楽しみに

    そしてもう一つの偉大なる名曲、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲

    ヴァイオリンのソリストは内尾文香さんです
    この3月で高校をご卒業されました。

    2012年の全日本学生音楽コンクールで第1位になられ、2013年に
    吹田市主催の「七夕コンサート」で始めて共演致しました。
    この時の共演があまりに素晴らしかったこともあり、すぐに明日の演奏会での
    共演をお願いしました

    DSCF2331

    なんともどっしりとした演奏!!
    この難曲中の難曲を、完全に手の内に入れられています
    チャイコフスキーが残した偉大な音楽遺産を、何の迷いもなく
    ぐんぐん弾き進められました

    美しい中央公会堂の舞台と、お客様を前にしてきっと
    明日はさらに変貌してくださることでしょう
    楽しみですね

    その中央公会堂の中、美しいですよ!
     ↓ ↓ ↓
    中央公会堂の内部はこの過去のブログをどうぞ

    中央公会堂のふくよかでゴージャスな響きが加わり、
    この偉大な作品達をさらにお楽しみいただけると思います

    明日、当日券は18時から中央公会堂の正面入り口で
    発売開始致します。
    お待ちしております

    【中央公会堂特別演奏会】

    [日時]2015年3月20日(金)19:00開演 (18:00開場)
    18:40~ 指揮:藤岡幸夫によるプレトーク開催!
    [出演]
    指揮:藤岡 幸夫(関西フィル首席指揮者)
    独奏:内尾 文香(ヴァイオリン)

    [プログラム]

    ◆チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
    ◆ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」

    ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。【入場料】(全席指定・消費税込)
    一般:4,000円高校生(18歳)以下:2,000円

    関西フィルハーモニー管弦楽団
    06-6577-1381


  • 2015.3.17(火)
    公演情報
    チケット発売日のお知らせ♪

    皆様こんにちは
    3月14日の定期演奏会にご来場いただいたたくさんの皆様、
    本当にありがとうございました
    皆様お楽しみいただけましたでしょうか

    飯守さんは来月4月29日(水・祝)の第264回定期演奏会にも出演されます。
    皆様、ぜひご来場ください。

          

    さて、本日は7月16日(木)開催、第267回定期演奏会
    チケット発売のお知らせです。
    明日3月18日(水)10:00より予約受付を開始させていただきます
    今回は秋山和慶さんをお迎えします。
    秋山さんとは何度も共演させていただいているのですが、
    定期にご出演いただくのは実は初めてなのです

    秋山和慶11

    昨年文化功労者に選出され、指揮者生活50周年をお迎えになりました
    巨匠・秋山さんとともにお贈りするのは次の3曲
    エルガー:「コケイン」序曲 作品40
    ウォルトン:「ファサード」第1&第2組曲
    エルガー:交響曲第1番 変イ長調 作品55

    秋山さんとお贈りする英国の大交響曲、どうぞお楽しみに

    チケットは関西フィル事務局(06-6577-1381)のほか、
    各プレイガイドで承ります。
    皆様のご予約、お待ちしております

    ※発売日当日の関西フィル事務局窓口販売は、11:00より開始いたします。
    11:00前に窓口に来ていただきましてもご予約いただけませんのでご注意ください。

    ≪第267回定期演奏会≫
    [日時]
    2015年7月16日(木)
    19:00開演 (18:00開場)
    [場所]
    ザ・シンフォニーホール
    [出演]
    指揮:秋山 和慶
    [プログラム]
    エルガー:「コケイン」序曲 作品40
    ウォルトン:「ファサード」第1&第2組曲
    エルガー:交響曲第1番 変イ長調 作品55
    ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

    [入場料(全席指定・税込)]
    S席¥6,000/A席¥4,500/B席¥3,000/C席¥2,000/学生席(25歳以下)¥1,000(全席指定・税込)
    ※学生席は関西フィル・チケット受付でのみご予約承ります。
    [ご予約]
    関西フィルハーモニー管弦楽団 06-6577-1381
    ※平日 10:00~17:00 土10:00~16:00 日・祝休み
    ザ・シンフォニーチケットセンター 06-6453-2333
    ※10:00~18:00 休業日 毎週火曜日
    チケットぴあ[Pコード:244-143] 0570-02-9999
    ローソンチケット[Lコード:55815] 0570-000-407
    イープラス http://eplus.jp/  (PC・携帯共通)


  • 2015.3.13(金)
    関西フィルNews
    飯守泰次郎さんの定期演奏会、完売いたしました!!

    みなさんこんにちは

    明日の定期演奏会、全席完売いたしました
    ありがとうございます。

    当日券の販売予定はありませんが、
    キャンセル待ちを設定致します(12:45から整理券を配布)。
    残席が出た場合、チケットをご購入いただけます。
    残席が無い場合、立ち見券を枚数限定で販売致します。

    何卒、ご了承くださいませ。
    詳しくはホームページをご覧ください。
     ↓ ↓
    関西フィルHP

    さて、今日はヴァイオリンの清永あやさんに参加して
    いただいてのメンデルスゾーンの練習も行いました。

    神戸ご出身の清永あやさん、関西フィルとは4回目の共演になります。
    最初の共演は2004年、清永さんが16歳の時
    現在27歳で、この3月に東京藝大大学院を首席でご卒業なさる
    予定ということ
    とても大人っぽくなってらっしゃいます

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    飯守さんとは2007年の定期演奏会でのシベリウスに引き続き、2回目の共演です

    名だたるコンクールに入賞されていて、協奏曲もたくさん弾かれて
    らっしゃるのですが、今回のメンデルスゾーンを弾かれるのは
    中学生以来、とのことでした。意外ですね

    「中学生の時に感じたイメージと全然違います!!
    難しいのは一緒ですけどね・・・」とのこと。

    DSCF2217

    この曲の印象を少しお聞きしました。

    「メンデルスゾーンは、バッハを世に出した人なだけあって、
    この曲は古典的な書き方がしてあるとは思います。
    だけど中に秘めている物はやはりロマン派だと感じます。

    重厚でもなく、どちらかというと繊細な感じの音楽だと思うのですが、
    内に秘めている強いパッションを感じます。
    中でも2楽章が好きです!演奏していて幸せな気分になります。」

    この言葉通り、輝かしく芯の通った音色で情感豊かな
    メンデルスゾーンを奏でていただきました

    明日はどうぞお楽しみに!!

    【関西フィル263回定期演奏会】

    [日時]2015年3月14日(土)14:00開演 (13:00開場)
    13:40~ 指揮:飯守泰次郎によるプレトーク開催!
    [出演]
    指揮:飯守 泰次郎(関西フィル桂冠名誉指揮者)
    独奏:清永 あや(ヴァイオリン)

    [プログラム]
    ◆メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
    ◆ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調

    ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。

    入場券:全席完売いたしました。
    キャンセル待ち・立ち見券について → 関西フィルHP

    関西フィル:06-6577-1381
    (3月14日(土)は臨時休業致します)

     


  • 2015.3.11(水)
    関西フィルNews
    飯守さんのブルックナー5番の練習が始まりました!!

    みなさまこんにちは
    昨日、今日と急に寒くなりましたね

    今日から3月14日(土)に開催する定期演奏会の練習が
    始まりました

    今回の指揮者の関西フィル桂冠名誉指揮者の飯守泰次郎さん、
    当楽団主催公演への出演は、去年7月のいずみホールシリーズ以来と
    なります。
    最近は新国立劇場のオペラ芸術監督として、とてもお忙しそうです。

    「ブルックナーについて・・・」とお聞きすると、とても熱心に
    色々お話ししてくださいました

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    「ブルックナー・ツィクルスがとうとう第5番にたどり着きました。

    この長いブルックナーの旅、始める時は本当に最後までやり遂げられるかどうか
    心配でしたが、なんと、半分まで到達してしまいました!


    123番はいわゆる発展期の作品、4番で一般的に“聴きやすい”名曲に
    なりました。
    6番はとてもロマンティックですね。7番もどちらかといえば
    聴きやすい。
    8番はブルックナーの交響曲の中でも人気のあるスケールの
    大きな曲、
    9番は“死”に至るまでの総集ですね。9番は未完に終わりましたが。


    この偉大な交響曲群の中で、第5番は最も宗教的でブルックナーの“信仰告白”と
    考えられます。
    信仰や哲学に深く入り込んだ曲、という意味で一番難しい曲なのです。


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    後期ロマン派の音楽は、劇音楽、民俗音楽などがとても発展しましたが、
    ブルックナーは純粋音楽なのです。私は、ブルックナーは、純粋音楽に留まった
    最後の作曲家だと思います。

    人付き合いが下手で、服装にも気を使わず、きちんと挨拶もできなくて社会にも
    とけこめなかったブルックナー、そんな素朴な“ブルックナーおじさん”が
    なぜこのような宇宙的な音楽を作ることができたのか、本当に不思議です。


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    ご存じの通り、関西フィルとは長いお付き合いで、重厚な音楽、例えばリヒャルト・シュトラウス、ワーグナー、マーラーなどの作品はずいぶん取り上げ、慣れてきたと思っています。

    しかしブルックナーは重厚なだけでなく、心の深い部分を吐露する音楽なのです。
    この深い部分に踏み込むことが必要なのです。
    5番は、今まで演奏してきた1番から4番までとは世界が違います。
    オーケストラにとっては大きな挑戦になると思います。


    1楽章は、対位法(独立性を持ったいくつかの旋律を調和させて
    重ね合わせる手法)がとても入り組んでいます。スケールが大きくて壮重、
    巨大な時間と空間が広がります。



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    この写真の飯守さん、多分、
    「教会の大伽藍に響き渡る
    オルガンのように!」
    と説明されているはず

    2楽章は全体が祈りの音楽ですね。オーボエなど木管楽器が祈りを奏でます。

    ブルックナーの純粋さが結晶化されていて、心の奥底まで揺さぶられます。


    3楽章、大教会の信仰の世界から離れ、農夫が軽やかなドイツ舞曲に戯れます。
    ブルックナーのドイツ民族としての血がさわいでいるようです。

    この楽章で音楽も聴衆も少しほっと心がほどけますね。


    そして第
    4楽章、この楽章は2つの要素に支配されています。
    ひとつは入り組んだフーガ(ひとつの旋律をずらして登場させ、次々に
    追いかけ絡み合わせる様式)、もうひとつはコラール(
    *下記ご参考まで)です。
    フーガは二重、三重ととても入り組み、コラールは金管楽器だけでなく弦楽器にも、
    また、ホルンとファゴット、のようにさまざまな楽器で演奏されるコラールです。

    最後には、このふたつの要素が一体化するのです。
    その迫力は想像を絶するものがあります。巨人が堂々と歩いてくるように、
    フーガとコラールが互い違いに押し寄せてきます。

    そして、123楽章のメロディーも出てきます。まさにフィナーレ。


    現代の社会はとても忙しいですね。若い方々が、長い時間スマートフォンを
    見ないでいることは難しい、というのを聞いたことがあります。
    生活の中に情報が溢れていて、何も考えず、何もしないでいることは
    不可能なのかもしれません。
    14日は、音楽ホールという非日常の空間で、時間を忘れてブルックナーの
    音楽空間に身を任せていただきたいと思います。


     (*)コラールとはドイツ語で直訳すると”讃美歌”です。
    讃美歌は教会に集まった人々が歌う音楽なので、あまり複雑ではなく長くもありません。
    今では、そのような美しくて素朴な和音進行のフレーズに対してよく使います。
    トロンボーンに代表される金管楽器で演奏されることが多いですね。

     

     この公演、S・A・B席は完売致しました。
    C席も残券僅少となっております。
    (状況によって、当日券の販売は無しになる可能性があります。)

    頻繁に演奏されることの少ないブルックナー5番、
    お聴き逃しのないよう!!
    会場でお待ちしています

    【関西フィル263回定期演奏会】

    [日時]2015年3月14日(土)14:00開演 (13:00開場)
    13:40~ 指揮:飯守泰次郎によるプレトーク開催!
    [出演]
    指揮:飯守 泰次郎(関西フィル桂冠名誉指揮者)
    独奏:清永 あや(ヴァイオリン)

    [プログラム]
    ◆メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
    ◆ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調

    ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。

    入場料:
    S席¥6,000(完売しました)/A席¥4,500(完売しました)/B席¥3,000(完売しました)/
    C席¥2,000/学生席(25歳以下)¥1,000(全席指定・税込)
    ※学生席は関西フィル・チケット受付でのみご予約承ります。

    関西フィル:06-6577-1381

     

    3月13日(金)17時まで事前ご予約をしていただけます。
    完売の場合はご容赦くださいませ。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     


  • 2015.3.4(水)
    関西フィルNews
    3月8日は「火の鳥」の予習!&3月6日ABCフレッシュコンサート放送!!

    みなさまこんにちは
    今月28日(土)に開催する”大坂春の陣”、迫ってまいりました

    去年の”大坂秋の陣”の時にお客様にいただいたご意見を元に、
    ”春の陣”は少しスタイルを変えました。

    15時開演で終演は18時15分頃。
    3時間ちょっとの、少し長めのコンサートだと思ってください

    日本センチュリーさんから関西フィルに入れ替わるところで
    30分の休憩を挟みます。
    各オーケストラの曲と曲の間は、飯森さんと藤岡さんにおしゃべり
    してもらうだけで、休憩にはいたしません。

    今回のプログラムは”ストラヴィンスキー&ベートーヴェン”
    どちらも時代の革命児ですね~

    各オケ、後半に演奏するのはベートーヴェンの「田園」と「運命」という超直球で、
    皆様にご説明差し上げる必要もないと思いますが、
    もしかしたら、「ストラヴィンスキーはちょっと・・・」という方が
    いらっしゃるかもしれません。

    ”春の陣”を間近に控えた今、ストラヴィンスキーの「火の鳥」を予習して
    いただく機会を見つけたので、ぜひ皆様にお伝えしたいと思い筆を執りました

    今週日曜、3月8日(日)の午後9時からの「NHK音楽館」で、
    デュトワさん指揮の”火の鳥(1919年版)”が演奏されます

    「序奏と火の鳥の踊り」の部分、この世のものとは思えない雰囲気を
    醸し出す弦楽器のフラジオレット、  フラジオレットの説明はこちらのブログを♪
    「カスチェイの凶悪な踊り」に出てくるトロンボーンのグリッサンド、
    「子守唄」のファゴットのソロ、「フィナーレ」のホルンのソロ!!
    そして、最後の壮麗・豪華・キラキラのメロディー!!!

    8日の夜にこれらを把握していただき、”春の陣”で生演奏をお楽しみください
    フィナーレのあの鳥肌が立つような壮麗さは、絶対!コンサートホールで
    体感すべき音楽です

    この「火の鳥」と日本センチュリーさんの演奏される「ペトルーシュカ」、
    そして「春の祭典」を合わせた3曲が、ストラヴィンスキーの3大バレエ音楽
    この”3大”の内の2曲を1日で聴いてしまえるのは、なかなか貴重な機会かと

    そしてそして、もう一つお知らせが

    2015年2月8日(日)にABC音楽振興会主催で開催された
    「第23回ABCフレッシュコンサート」の模様が
    3月6日(金)25時34分~27時34分に朝日放送で放映されます
    6日(金)の深夜1時34分からですね

    藤岡さん指揮で出演させていただいたこのコンサートの中から、
    松岡井菜さん独奏のメンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、
    蓑田莉奈さん独奏のラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲が
    放送される予定です

    関西フィル練習場でのオーケストラ合わせの様子も
    放映してくださるそうですよ

    ぜひご覧ください

    【大坂春の陣2015】

    [日時]2015年3月28日(土)15:00開演(14:00開場)
    [場所]ザ・シンフォニーホール
    [出演]
    ≪先攻≫
    指揮:飯森 範親(日本センチュリー首席指揮者)
    日本センチュリー交響楽団
    ◆ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」 《1947年版》
     (ピアノ:法貴 彩子)
    ◆ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 作品67 「運命」

    ≪後攻≫
    指揮:藤岡 幸夫(関西フィル首席指揮者)
    関西フィルハーモニー管弦楽団
    ◆ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」 《1919年版》
    ◆ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」

    ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。
    あらかじめご了承ください。

    [チケット代金]
    A席 6,000円 B席 5,000円 C席 4,000円 車いす席 4,000円
    (全席指定・消費税込み) ※お客様の入れ替え無し。

    関西フィル友の会・サポーター会員、日本センチュリー各種会員
    [会員割引価格]
     A席 5,500円 B席 4,500円 C席 3,500円 車いす席 3,500円
     ※関西フィル、センチュリー・チケットサービスでのみの発売。

    ◎ご予約お問い合わせ
    関西フィルハーモニー管弦楽団 06-6577-1381
    センチュリー・チケットサービス 06-6868-0591
    ザ・シンフォニーチケットセンター 06-6453-2333
    チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード:246-246]
    ローソンチケット 0570-000-407 [Lコード:53291]
    イープラス http://eplus.jp/ (PC・携帯共通)