• 2015.10.29(木)
    公演情報
    明日の定期演奏会、S席完売致しました!!

    みなさまこんにちは

    明日、藤岡さん指揮の定期演奏会ですが、S席は
    完売致しました

    当日券は、A席4,500円、B席3,000円、C席2,000円を
    販売いたします。
    C席の残席はかなり少なくなっておりますが、
    当日券は17:45から発売開始致します。

    シベリウスの交響曲第6番、吉松隆さんの”ドーリアン”と
    ”サイバーバード協奏曲”、濃すぎる3日間の練習が終わりました・・・。

    明日が関西初演となる”ドーリアン”、きっとみなさま
    「なんだなんだ??!!」と思ってらっしゃると思います

    これは1979年、吉松さん26歳の時に作られた作品で、
    1980年、日本交響楽振興財団の作曲コンクールに入選された曲です。
    ”初めて音になった記念すべきオーケストラ曲”とのこと。

    そして、”青春のエネルギーが爆走するひらすらクレイジーな曲”
    ともおっしゃっています

    そのクレイジーな曲の編成は・・・

    IMG_4426

    若き吉松さんの作曲に対するすさまじいエネルギーが伝わってきます。

    IMG_4432

    打楽器たっぷり、ホルンは6本!!

    曲名の”ドーリアン”の由来は、古代ギリシャのドリア人。
    主要都市がスパルタということから想像できるように、
    戦いを続けていた人々です。

    まさしく、”戦っている”作品ですよ

    吉松さんの素晴らしい作品は藤岡さんと関西フィルでもよく演奏させて
    いただいています。
    最近では「3つの水墨画」、「朱鷺の寄せる哀歌」、「鳥は静かに・・・」
    「オリオン・マシーン」、そしてNHK大河ドラマ「平清盛」の曲など。

    吉松さんの鋭く冴え渡った個性に彩られた名曲ばかりですが、
    この「ドーリアン」の最初の方、私達の知らない吉松さんが・・・!!
    そして最後の方に吉松さん独特の美しいコラールが出現します
    まさしく吉松宇宙の”ビッグバン”・・・。

    Op.9「ドーリアン」とOp.59「サイバーバード協奏曲」、たいへん興味深い
    組み合わせですよ

    その「サイバーバード協奏曲」、意外ですが藤岡さん&須川さん&関西フィルで
    演奏するのは初めてです!
    関西フィルは1999年に大友直人さん指揮で演奏しています。
    (サックスはもちろん須川さん

    IMG_4435

    サクソフォンの他に、ピアノと打楽器のソロが入ったトリプルコンチェルトです。
    ピアノは小柳美奈子さん、打楽器は山口多嘉子さん。
    (山口さん、上記写真ではピアノの先とチェロ首席向井の間にいらっしゃいます!)

    もう、冒頭からそのかっこよさに鳥肌が立ちそうです

    ”さまざまな空間を自由に行きかう鳥”のように、自由なジャズの要素も
    ふんだんに取り入れられた作品です。
    須川展也さんの魔法のようなサクソフォンでお楽しみください

    そして吉松さんと藤岡さんが強い想いを持っておられる
    シベリウスの交響曲第6番、藤岡さんがその想いを綴って
    らっしゃいます。
     ↓ ↓ ↓
    藤岡幸夫公式ホームページ
    ぜひ事前のご覧ください

    今回のプログラムの曲目解説は、3曲とも吉松隆さんに
    執筆いただきました。
    とてもおもしろく充実した文章をお書きいただいています。
    こちらもお楽しみに

    明日、ザ・シンフォニーホールで皆さまをお待ちしております


  • 2015.10.27(火)
    公演情報
    チケット発売日のお知らせ~第271回定期演奏会♪

    皆さん、こんにちは
    チケット発売日のお知らせです

    2016年2月3日(水)に開催する第271回定期演奏会のチケットを、
    明日10月28日(水)10:00より発売開始いたします
    (関西フィル事務局窓口での販売は11:00からです。)

    ヴォルフラム・クリストさんの指揮でブラームスの世界を存分にお楽しみいただきます

    縮小IMG_5241

    『初々しいロマンの香り漂う魅惑的なブラームス』
    B:『“重厚で壮大”とは対極をなす軽やかで繊細なブラームス』
    C:『しなやかに豊かなカンタービレで歌うブラームス』
    さあ、答えはどれだ

    皆様のご予約、お待ちしております

    ≪第271回定期演奏会≫

    ~透徹した眼でクリストが読み解くブラームスの世界 ~
    [日時]2016年2月3日(水) 19:00開演(18:00開場)
    [会場]ザ・シンフォニーホール
    [出演]指揮:ヴォルフラム・クリスト
    [曲目]ブラームス:悲劇的序曲
        ブラームス:弦楽五重奏曲第2番(弦楽合奏版)
        ブラームス:交響曲第2番
    [料金]S席¥6,000/A席¥4,500/B席¥3,000/C席¥2,000/
        学生席(25歳以下)¥1,000
    [問合わせ]関西フィル事務局:06-6577-1381

    さて、
    関西フィルのブラームスと言えば...
    飯守泰次郎先生の指揮による交響曲全集のCDも好評発売中です

    05 big

    2楽章は、しなやかに歌う表情が好ましい。
    推進力豊かなフィナーレはリズミックで緊張感に満ちている。
    コーダになだれ込む呼吸も見事!』

    と、好評を受けた「第2番」ももちろん収録されています

    コンサートへ向けて、ぜひコチラもどうぞ


  • 2015.10.19(月)
    事務局からのお知らせ
    関西フィル事務局、臨時休業のお知らせ

    関西フィル事務局は下記の2日間、研修のためお休みさせていただきます。
    10月21日(水)
    10月22日(木)

    10月23日(金)10:00より、通常営業を再開いたします。

    この間のチケットのご予約は、ザ・シンフォニーチケットセンター、
    いずみホールチケットセンター、チケットぴあ、ローソンチケット、
    イープラスでお願いいたします。
    皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解・ご協力よろしくお願いいたします。

    《チケットのご予約は・・・》
    ザ・シンフォニーチケットセンター 06-6453-2333
    (10:00~18:00 火曜定休)
    ※ザ・シンフォニーホールで開催する公演のチケットをお求めいただけます。

    いずみホールチケットセンター 06-6944-1188
    (10:00~17:30 日・祝休み)
    ※いずみホールで開催する公演のチケットをお求めいただけます。
    チケットぴあ 0570-02-9999 ※Pコードが必要です。
    ローソンチケット 0570-000-407 ※Lコードが必要です。
    イープラス http://eplus.jp/ (PC、携帯共通)


  • 2015.10.16(金)
    関西フィルNews
    10月マグノリアはのどかにいきましょう

    みなさま、こんにちは
    空気がからっとしていて秋ですね

    明日に迫っておりますが、
    「マグノリア・サロンコンサート」のお知らせです

    毎月1回の室内楽コンサートシリーズ、「マグノリア・サロンコンサート」
    10月は、明日2015年10月17日(土)にございます
    明日です、明日

    今回の出演者は、
    関西フィルが誇る天然トランペッター、堀川正浩です

    堀川正浩写真1

    共演者は昨年に引き続いて、湊仁美さんと田村幸造さん。
    (湊さんは堀川夫人であらせられます
    なかよしトリオで3度目のマグノリア出演です

    マグノリアコンサートの曲目選びは基本的には出演者にお任せで、
    奏者自身が、いろんな想いを込めてプログラムを組むわけなのですが、
    今回のプログラムはと言いますと。。。

    城ケ島の雨 この道 雪の降る街を さくら・・・と
    日本のなつかしいメロディーが並びます

    堀川に「なんでこの曲を?」と聞いてみたところ、
    こんな答えと写真3枚が返ってきました

    『私、ホリカワの独断と偏見でえらびました。
    やはり、日本の曲は穏やかでしずかな風景とかを表して、
    のんびりとして、美しい、と、私は思います。
    のんびりとといいますと、うちには犬と鶏が共同生活してます。
    あと、田村さんちには、すだちが実りました。』

    KIMG0165

    堀川家のにわとり氏。
    ひよこから飼ってるそうです。

    KIMG0164

    わんこ様と共同生活を送っておられます。

    KIMG0166

    共演者でピアニストの田村さん家で実ったすだち。

    のどかです
    (ふだんの堀川もこんな感じですよ)

    オーケストラで演奏するクラシックの名曲もすばらしいですけど、
    堀川の言うとおり、民謡や童謡などもまた美しく、
    やっぱり同じ音楽で、それぞれの良さがありますよね

    日本のメロディーだけではなく、
    そのほかにも工夫をこらしたプログラムを用意しています。
    今回はあえて「編曲もの」ばかりでプログラムを組み、
    楽器はトランペットのほか、フリューゲルホルンやツィンクも
    登場するとのこと

    こんな風に、マグノリアコンサートは、
    奏者自身が想いを込めて1曲ずつ選び、
    みなさまに演奏をご披露できる機会となっています。

    機会を提供してくださっている、阪急電鉄様、マグノリアホールの皆様には
    改めて感謝を申し上げます。

    さて、予告ですが
    11月、12月は、皆様お待ちかねのルーキーが登場いたします
    11月25日(水)にヴィオラの田代直子、
    そして12月6日(日)にティンパニの中山直音が出演させていただきます
    ブログでもまたお知らせさせていただきますので
    どうぞご期待ください

    10月のマグノリアコンサートは、のんびりほっこりと
    秋の土曜日のお出かけに、ご来場をお待ちしております

    【マグノリア・サロンコンサート】
    [日時] 2015年10月17日(土)13:15開演(14:00開場)
    [場所] 逸翁美術館 マグノリアホール
      (阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m)

    [出演]
     堀川 正浩(関西フィル・トランペット トップ奏者)
     湊 仁美(トランペット)
     田村 幸造(ピアノ)
    [プログラム]
    アルビノーニ:協奏曲ハ長調
    大島ミチル:風笛
    プロコフィエフ:ロメオとジュリエットより
    城ケ島の雨・この道
    雪の降る街を・さくら
    ほか

    [入場料]
     全席自由¥1,000
     (※120名様限定です!)
    [お問合わせ]
     逸翁美術館:072-751-3865


  • 2015.10.14(水)
    関西フィルNews
    “名曲アワー”明日に迫りました!!

    みなさまこんにちは

    オリックス劇場での「名曲アワー」、いよいよ明日に迫りました。
    最終練習を行っています


    IMG_4345

    コンサートタイトルの通り、後半は超名曲のチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」です。
    もう、この曲に対してあらためてご説明するまでも無いですね~。
    (あえてお願いしたいことは、3楽章の後の拍手はご遠慮いただければ嬉しい、
    ということでしょうか・・・

    指揮の大友直人さん、後半のチャイコフスキー「悲愴」には色々
    思い出があるそうですよ

    1986年(大友さん28歳!)に大阪フィルハーモニー交響楽団さんと
    ヨーロッパ公演に行かれた時に「悲愴」を指揮されたことがとても印象深いそうです。
    この演奏旅行が、プロオケとの初めての海外公演だったとのこと。
    「とても緊張しましたが、良い思い出です」とおっしゃっていました


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    また、大友さんがNHK交響楽団の指揮研修生だった時に、最晩年の
    イーゴリ・マルケヴィッチさんがいらっしゃって、この曲を指揮されたそうです。
    マルケヴィッチさんの練習をずっと見学され、本当に素晴らしい練習だったそうです

    この時に学ばれたことは、今も悲愴を指揮する時に実践されているとのこと
    巨匠指揮者の言葉は、相当深く重い意味を持っていたのでしょうね~。


    IMG_4243

    マルケヴィッチさんの練習では、第4楽章のチェロの指使いについて、
    「私がベルリン・フィルを指揮した時にチェロの首席奏者から教えてもらったんだ」と、
    その指使いをN響の団員さんに教えてらしたとのこと。

    「大巨匠なのに、このように謙虚に物の伝え方をされるんだと思いました・・・」
    などと、大友さんはとても懐かしそうにマルケヴィッチさんの練習に
    想いを馳せていらっしゃいました

    大友直人さんのさまざまな思い出が積み重なっている”悲愴”、
    どうぞお楽しみに

    9月13日のブログに悲愴4楽章のメロディーの秘密を載せています。
     ↓ ↓ ↓ 
    関西フィルブログ・・・4楽章のメロディーの秘密
    よければご覧くださいませ

    今日も、もちろんプログラム全曲の練習をしたのですが、
    「大樹の樹」の練習の際には、作曲者の真島俊夫さんがいらしてくださいました

    3ショット

    左から、名倉誠人さん、真島俊夫さん、大友直人さん

    大変光栄です
    とても充実した練習になりました

    前半と後半で対照的な明日のプログラム、ぜひお楽しみください

    明日は18時から当日券の発売を開始いたします。


  • 2015.10.13(火)
    関西フィルNews
    なんとも心躍る名倉さんのマリンバです!!

    みなさまこんにちは
    今日も気持ちの良い秋の一日でしたね~

    今日、明日と15日(木)に開催する「名曲アワー」公演の練習を行っています。

    2012年にリニューアルされ、素晴らしい反響板が備わった大阪の
    中心地に位置するホールです
    下記写真は、今年5月ヨーロッパ公演直前の演奏会の様子。

    IMG_0874

    15日の公演の大きな目玉は真島俊夫さんの”大樹の樹”。
    もともとはマリンバと吹奏楽のために作られた曲ですが、オーケストラ伴奏版に作り直されました。
    15日はオーケストラ版の日本初演となります
    指揮は大友直人さん。2012年の第九公演以来の共演となります。

    IMG_4223

    真島俊夫さんは、「三つのジャポニスム」などの楽曲でよく知られて
    いる作曲家でいらっしゃいます。
    特に吹奏楽のジャンルでは大活躍なさっていますね

    日本とブラジルの友好100周年を記念して、名倉誠人さんのために作曲
    されました。
    1908年に初めてブラジルに渡った日本人の希望や苦労、友情などが
    描かれた3つの楽章で構成されています。
    有無を言わさず前向きでポジティブな気持ちになれる素敵な作品です!!


    IMG_4203

    日本からの移民が、希望を抱いてブラジルに渡る様子を描いた第1楽章”航海”、何度も出てくるマリンバのリズミカルなメロディーが印象的で心に残ります。

    ”郷愁”と名付けられた第2楽章、マリンバのトレモロがこんなに心に
    響くものだとは、初めて知りました
    真島さんが「渾身のメロディー」とおっしゃっている旋律を、名倉さんが
    信じられないくらいのエモーショナルな表情で、まるで歌を歌うかのごとく
    紡ぎ出されていかれます。

    そして、両国民の信頼と友情が結晶化する第3楽章の”結実の祭り”、
    充実のリズムに満たされたフィナーレです。
    サンバのリズムも出てくるのですが、これがもう理屈無しに楽しい

    今回は、日本の老舗マリンバメーカー、「サイトウ」のマリンバを使用されます。
    幅2メートル60センチ強の巨大なマリンバ

    IMG_4220

    今日の練習は、斉藤楽器製作所代表の斉藤さんもお越しいただいて行いました。
    マリンバのメーカーはたくさんありますが、「サイトウ」の特徴としては、機械を多用しない
    ハンドメイド製造とのこと。
    特に写真のコンサートマリンバでは、低音の共鳴管(鍵盤の下の管)が
    くるっと曲がって上を向いているのが特徴
    これによってとても豊かな低音域の音が実現できるそうです

    さらに!上の写真をよく見ると~、名倉さん、左手の左側の
    マレット(バチ)だけ違う色ですね。
    マレットの材質や硬さによって音色が変化するので、「サイトウ」マリンバの
    豊かな低音域をさらに効果的に響かせるようになさっているのかも

    この曲では、名倉さんは何度もマレットを持ち替えされます。
    その時にはぜひ響きの変化にご注目くださいませ

    そして後半の大きなメインは大友直人さんのチャイコフスキーの”悲愴”
    これはまた明日ご紹介いたします

    明日の17時まで事前ご予約を受け付けています

    【関西フィル名曲アワー】

    [日時]2015年10月15日(木)19:00開演 (18:00開場)
    [場所]オリックス劇場(旧 大阪厚生年金会館)
    ※地下鉄四つ橋線「四ツ橋」駅あるいは「本町」駅下車
    [出演]
    指揮:大友 直人
    独奏:名倉 誠人(マリンバ)

    [プログラム]
    ◆冨田 勲:新日本紀行のテーマ
    ◆真島 俊夫:大樹の歌~マリンバとオーケストラのための協奏曲~
    ◆チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74 「悲愴」

    ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。

    入場料:
    S席¥5,000/A席¥4,000/B席¥3,000/学生席(25歳以下)¥1,000(全席指定・税込)
    ※学生席は関西フィル・チケット受付でのみご予約承ります。

    関西フィルハーモニー管弦楽団
    06-6577-1381

     


  • 2015.10.2(金)
    公演情報
    2016年も”4大オーケストラの響演”の開催が決定!!

    みなさまこんばんは

    今年の4月22日、大反響を呼んだコンサート”4大オーケストラの響演”、
    2016年4月にも開催することになりました!!

    次回、関西フィルは一昨日に75歳を迎えられ、音楽もお人柄もますます滋味
    溢れんばかりの飯守泰次郎氏(関西フィル桂冠名誉指揮者)で出演します

    もちろん曲目はワーグナー
    (昨日、新国立劇場新シーズン「ラインの黄金」初日を終えられたばかりですね)

    「トリスタンとイゾルデ」から、”前奏曲と愛の死”を演奏します。

    前に、飯守さんとこの曲を演奏したのは2009年3月の定期演奏会。
    下記はその公演の演奏前(か演奏後)の写真です

    20151002203222932_0001

    演奏中じゃなくてごめんなさい画像が荒くてごめんなさい
    懐かしい仲間が何人かいますね。

    2016年は7月定期演奏会で「トリスタンとイゾルデ」第3幕を
    演奏しますよこちらもお忘れなく~

    今年の「4大オーケストラの響演」では、発売後すぐに1階や2階の良いお席は
    すぐに売れてしまい、もちろん完売になりました。
    買っていただけなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    良い席はぜひ発売日にお申し込みくださいませ~


    【2016年♪4大オーケストラの響演♪】

    日時:2016年4月24日(日) 開演17:00(開場16:00) 
       16:40から4人の指揮者によるプレトーク開催!
    会場:フェスティバルホール

    【プログラム】
    外山雄三/大阪交響楽団・・・ストラヴィンスキー:「かるた遊び」
    井上道義/大阪フィルハーモニー交響楽団・・・ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲
    飯守泰次郎/関西フィルハーモニー管弦楽団
             ・・・ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」より”前奏曲と愛の死”
    飯森範親/日本センチュリー交響楽団・・・ベートーヴェン:交響曲5番「運命」
    (演奏順)

    【チケット情報】
    チケット料金:S席8,000円 / A席6,000円 / BOX席11,000円
    各オーケストラ会員優先発売日:12月1日(火)
    チケット一般発売日:12月13日(日) 
    *関西フィル事務局では14日(月)10:00から一般発売開始

    関西フィルハーモニー管弦楽団
    06-6577-1381
        


  • 2015.9.30(水)
    事務局からのお知らせ
    なにわの芸術応援募金について

    みなさま、こんにちは。
    今年は秋の訪れが早めですね

    さて、今日は「なにわの芸術応援募金」についてお知らせいたします。

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    「なにわの芸術応援募金」は、大阪市の「ふるさと寄附金制度」のひとつとして
    つまり「ふるさと納税」のしくみを利用して、
    平成27年5月末に新たに創設された寄附金制度です。
    大阪市が“活動の公益性が高い”と評価した14の文化芸術団体の中から
    “自分が応援したい団体を選んで”寄附することができるという、
    大阪の文化を支える新しい取り組みです

    関西フィルはこの制度の「登録団体」のひとつとして登録されています。
    オーケストラとしての日頃の活動を評価していただき、登録団体として選ばれました。
    関西フィルは「認定NPO」の認可も受けており、
    日頃は関西フィルへ直接ご寄附いただけるようお願いして参りましたが、
    こちらの大阪市の制度を利用することでも、
    関西フィルをご支援いただけるしくみになっています。

    関西フィルはこれからも、関西を代表するオーケストラとして精進を続けて参ります。
    みなさまからの応援のお気持ちひとつひとつが、関西フィルの支えとなっています。
    引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします

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    「なにわの芸術応援募金」制度は、
    文化芸術団体に「ふるさと納税」ができる制度としては
    全国の自治体で初めての試みで、画期的な事業として
    各メディアからも注目されているそうです

    ふるさと納税のしくみを利用していますので、
    もちろん税額控除の対象となり、住民税などが減額されます

    本年度(平成27年度)は11月末まで募金を受け付けていて、
    11月末までに収入された寄附金を財源として
    14の登録団体に助成金が交付される予定です。
    今年中の寄附を検討されている方は、少しお急ぎくださいませ

    大阪市のホームページに詳しい情報が掲載されています
    http://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000309989.html#leaflet
    14の登録団体の紹介のほか、
    リーフレット、募金の方法、特典などが掲載されています。
    その他、お問合せとお申込みは、下記へお願いいたします。

    ≪申し込み・問合せ先

    大阪市経済戦略局文化部文化課
     553-0005 大阪市福島区野田1-1-86
     大阪市中央卸売市場本場業務管理棟8階
     電話: 06-6469-5174/FAX: 06-6469-3897

     メールアドレス:ga0022@city.osaka.lg.jp

    みなさまからのご寄附は、関西フィルのより一層の発展のために、
    必ず有効活用させていただくことをお約束いたします。
    関西フィルのさらなる飛躍と、クラシック音楽の発展、
    そして大阪の芸術文化振興のため、
    あたたかいご支援を、よろしくお願いいたします。


  • 2015.9.28(月)
    公演情報
    チケット発売日のお知らせ~Meet the Classic Vol.32♪

    皆様こんにちは
    早いものでもう9月末・・・すっかり秋らしくなりましたね
    シルバーウィーク、皆様どのようにお過ごしでしたでしょうか

          

    さて、本日は2016年1月25日(月)開催Meet the Classic Vol.32
    チケット発売日のお知らせです。
    9月30日(水)10:00より、一般発売を開始いたします
    (関西フィル事務局窓口での販売は11:00からです。)

    毎年主催演奏会のスタートを飾っている「Meet the Classic」。
    指揮・藤岡幸夫さんのトーク付で人気のコンサートです

    ミートザクラシック28 505

    (C)HIKAWA

    クラシックはあまり聴いたことがなくて・・・という方にも、
    クラシックの大ファンという方にもお楽しみいただけるよう
    毎回多くの方に愛される名曲をご披露しています

    次回のMeet、注目のゲストはソプラノの幸田浩子さんです。
    イタリアのベッリーニ大劇場やローマ国立歌劇場などの名だたる劇場で活躍され、
    また名門ウィーン・フォルクスオーパーの専属歌手としても活躍されるなど、
    輝かしい経歴をお持ちの幸田さん
    歌劇の本場・ヨーロッパであの美しい歌声を磨いてこられたのですね

    三木仮 幸田浩子 (2)

    幸田さんがいらっしゃるというだけで、とても華やかなステージになりそうです
    幸田さんに歌っていただくのは、ヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇「こうもり」から
    “侯爵様、あなたのようなお方は”や、歌劇「椿姫」から
    “ああ、そは彼の人か~花から花へ”など。
    幸田さんの麗しい歌声を存分にご堪能いただけるプログラムです

    5月~6月にヨーロッパ公演へ行かせていただいた関西フィル。
    ヨーロッパならではの伝統的な歌劇場でも演奏させていただきました
    幸田さんとともに、関西フィルもヨーロッパの雰囲気を皆様にお届けできればと
    思っています

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    イタリア・ドニゼッティ劇場(写真・関西フィル)

    そしてお得なお知らせです
    2016年からMeet the Classicの学生席の対象を、18歳以下の学生の方から
    25歳以下の学生の方に拡大させていただきます
    学生の方は4,000円の1階席を半額の2,000円でお聴きいただけます。
    事前にお座席をお選びいただけますので(1階席)、学生でないお客様と
    並びのお席もご予約いただけます

    また本公演では6か月から就学前のお子様をお預かりする
    無料託児サービスも実施いたします
    株式会社チャイルドハートさん、いずみホールさんにご協力いただく
    安心の託児サービスです。
    事前にお申し込みをお願いしておりますので、関西フィル事務局(06-6577-1381)まで
    お気軽にお問合せください(申込締切1月13日)。

    皆様のご来場、お待ちしております


    ≪Meet the Classic Vol.32≫

    [日時]
    2016年1月25日(月) 19:00開演(18:30開場)
    [場所]
    いずみホール
    [出演]
    指揮&お話:藤岡幸夫(関西フィル首席指揮者)
    ソプラノ:幸田浩子
    [プログラム]
    ヨハン・シュトラウス2世:「侯爵様、あなたのようなお方は」(喜歌劇「こうもり」より)
    ヴェルディ:「ああ、そは彼の人か~花から花へ」(歌劇「椿姫」より) ほか
    ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
    [入場料]
    1階席¥4,000/2階席¥3,000/学生席(25歳以下、1階席のみ)¥2,000
    (全席指定・税込)
    ※学生席は関西フィル・チケット受付でのみご予約承ります。
    ※乳幼児、未就学児のご同伴、ご入場はご遠慮ください。

    [ご予約]
    関西フィルハーモニー管弦楽団:06-6577-1381
    (平日10:00~17:00 土10:00~16:00 日・祝休み)
    いずみホールチケットセンター:06-6944-1188
    チケットぴあ〈Pコード:273-945〉:0570-02-9999
    イープラス http://eplus.jp (携帯・PC共通) 


  • 2015.9.17(木)
    関西フィルNews
    シルバーウィークの初日はマグノリア!

    みなさま、こんにちは。

    9月のデュメイウィークはいかがでしたでしょうか?
    昨日のドヴォ8はデュメイ節あふれる実に愉快な時間でしたね
    そして、アレクサンドル・カントロフさんと、エリーナ・ブクサさん、
    若手ながらもド迫力の演奏で、
    超大型の大風がざざーっと駆け抜けていったような2週間でした

    次回のデュメイウィークは2か月後の11月すぐですよ、すぐ
    11月はシンフォニーホール、いずみホール、どちらもお昼の演奏会です
    どうぞお楽しみに

    さて、秋の大型連休「シルバーウィーク」がやってきますね
    今年は最大5連休みなさまどのようにお過ごしになられますか?
    初日の9月19日(土)のご予定はいかがでしょうか?

    毎月恒例の室内楽コンサート「マグノリア・サロンコンサート」、
    9月のマグノリアは、シルバーウィーク初日の9月19日(土)
    ヴァイオリンの徳岡裕紀が出演させていただきます

    共演は、ピアニストの加地美秀子さん。
    関西フィルが昔から大変お世話になっている加地さん。
    長年のお付き合いで気心も知れているので、安心感がありますね

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    加地さんのご自宅での練習の様子をちょっとご紹介
    オーケストラのメンバーは、ふだんからこんな風に、
    オーケストラのスケジュールの合間を縫って、自分のレパートリーの練習をしたり、
    誰かと集まってアンサンブルの練習をしたり、しているんですよ

    今回のプログラムは、ぱっと見、硬派な印象です

    ・ヨアヒム:ヴァイオリンとピアノのための3つの小品op.2
    ・ブラームス/ヨアヒム:ハンガリー舞曲集から
    ・ブラームス:ヴァイオリンソナタ第2番イ長調op.100

    昨日の第268回定期演奏会でエリーナ・ブクサさんが演奏された
    ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番、プログラムノートに
    「ドイツを代表する名手ヨーゼフ・ヨアヒムによって初演されている。」
    とあったのはご覧いただけましたでしょうか?

    みなさま、ヨアヒムをご存知ですか?

    徳岡裕紀より、今回取り上げる曲目に寄せるメッセージが届いています。

    ♪ ♪ ♪

    ヨアヒムは、19世紀半ばから20世紀初めまで活躍した大ヴァイオリニストにして作曲家、指揮者、教育者でした。彼の作曲家としての優れた能力を高く評価していたブラームスは、しばしばヨアヒムに助言を求め、特にヴァイオリン協奏曲は、二人の共作といっても過言ではないくらいに、ヨアヒムが与えた多くの助言が取り入れられているそうです。

    そんな素晴らしい才能を持ったヨアヒムですが、純粋に彼が作曲した作品、というのは、残念ながら現代の演奏会のプログラムに載る機会はなく、更には市販のCDさえもほとんどないようです。それじゃもったいない!というわけで、今回は彼の作品の中から「ヴァイオリンとピアノのための3つの小品op.2」をご紹介します。ヨアヒムがまだ若い頃、1850から1852年にかけて作曲した、たいへん繊細で美しい作品です。

    そして大変珍しいこの作品のあとは、有名なブラームスのハンガリー舞曲集をヨアヒムがヴァイオリンとピアノのために編曲した作品の中から、第1番、第2番と第7番、そしてブラームスのまさに円熟期の傑作、ヴァイオリンソナタ第2番を取り上げます。

    大型連休初日の昼下がり、ぜひお気軽にお越しください!

    ♪ ♪ ♪

    というわけで、ヨアヒムさん、当時は大活躍していたのに
    現代では・・・のパターンの方ですね
    とは言え、ヨアヒムは多くの作曲家のヴァイオリン協奏曲のカデンツァを作曲していて
    ヴァイオリンのカデンツァと言えば必ずヨアヒムの名前が出てきます。
    そんなヨアヒムさんの非常に珍しい作品を取り上げる今回のマグノリアコンサートは
    9月19日(土)14:00開演です
    ホール併設の素敵なカフェもありますので、
    シルバーウィーク初日のひとときに、みなさまのご来場をお待ち申し上げます。

    【マグノリア・サロンコンサート】
    [日時] 2015年9月19日(土)13:15開演(14:00開場)
    [場所] 逸翁美術館 マグノリアホール
      (阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m)

    [出演]
     徳岡 裕紀(関西フィル・ヴァイオリン奏者)
     加地 美秀子(ピアノ)
    [プログラム]
    ヨアヒム:ヴァイオリンとピアノのための3つの小品op.2
    ブラームス/ヨアヒム:ハンガリー舞曲集から
    ブラームス:ヴァイオリンソナタ第2番イ長調op.100
    [入場料]
     全席自由¥1,000
     (※120名様限定です!)
    [お問合わせ]
     逸翁美術館:072-751-3865

    ♪ ♪ ♪

    ところで突然ですが
    徳岡裕紀はかなりの腕前のカメラマンでもあります
    5月のヨーロッパ公演でも素敵な写真をたくさん撮影していました
    とっておきの写真を少しご紹介
    5月29日(金)、
    スイス・マルティニーからドイツのデュッセルドルフに移動するときに
    ケルン駅を経由しました。
    ケルン駅まで電車に乗り、駅でバスに乗り換えます。
     
    ケルン駅と言えば、駅前の世界遺産「ケルン大聖堂」が有名ですよね
    みんな楽しみにしていたのですが、ケルン駅に到着する直前、
    電車の中で旅行会社のスタッフさんから非情な一言が・・・。
    「残念ながら、ケルン駅周辺はヨーロッパの中でもっとも治安が良くない地域の
    1つになってしまいました。大変危ないですので、ケルン駅ではトイレ休憩を取りません。
    駅を降りたらバスに直行しますし、とにかく立ち止まったりしないでください!!」
    ああぁ・・・
     
    楽団スタッフが“必死のパッチ”で撮った写真がこちら・・・

    IMG_1406

    逆光…。
    アングルいまいち…。

     そんな中!名カメラマン徳岡は
    こんなケルン大聖堂を撮影していました

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    ©徳岡裕紀

    ブラボ~