朝比奈隆&関西フィルのCD 関西フィル・ライヴシリーズI

関西フィルハーモニー管弦楽団のCDが発売されました。1987年6月の演奏会のライヴ録音となります。たった一度だけ実現した朝比奈隆との貴重な記録です。朝比奈が得意としたベートーヴェンのほか、シューマン、ハイドンの交響曲が収められています。皆様、ぜひお買い求めいただき、ご高評ください。
ALCD-8015 本体価格¥2,500+税

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関西フィル・ライヴシリーズI
ベートーヴェン:交響曲第8番&シューマン:交響曲第4番
 ●指揮:朝比奈隆
 ●関西フィルハーモニー管弦楽団

ハイドン:交響曲第19番 ニ長調 Hob.I :19

ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 作品93

シューマン:交響曲第4番 ニ短調 作品120

録音:1987年6月16日
   ザ・シンフォニーホール(ライヴ録音)

~ 一度きりの幸福な出会い ~
1987年6月16日、ザ・シンフォニーホールで行われた関西フィルハーモニー管弦楽団の第61回定期演奏会は、朝比奈隆がその生涯で唯一、関西フィルの指揮台に立った演奏会である。ここで聴くことができる一途に突き進む野性的響きは、この後朝比奈が80歳代に入り、音楽の透明度を獲得する代償として失われていったものだ。今聴いても「推進力と覇気に満ちた熱い演奏」という感想は変わらない。一度きりの幸福な出会いだった。(小味渕 彦之/ライナー・ノーツより)