• 2016.1.2(土)
    関西フィルNews その他
    飯守泰次郎&関西フィルのCD 関西フィル・ライヴシリーズIII

    2007年2月と2006年11月の演奏会のライヴ録音となります。ロシア音楽にも一際深い共感を寄せる飯守泰次郎渾身のショスタコーヴィチと、近年再評価の進む大澤壽人の「小交響曲」とのカップリングです。皆様、ぜひお買い求めいただき、ご高評ください。
    ALCD-8031 本体価格¥2,800+税

    20080328_cd
    Performed by Taijiro Iimori Courtesy of FONTEC INC.

    関西フィル・ライヴシリーズIII
    ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
     ●指揮:飯守泰次郎
     ●関西フィルハーモニー管弦楽団

    ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 作品47
     ●大澤壽人:小交響曲 ニ長調

    録音:2007年2月21日 すみだトリフォニーホール(ライヴ録音)
       2006年11月30日 ザ・シンフォニーホール(ライヴ録音)

    このショスタコーヴィチの「第5交響曲」だが、当日筆者がすみだトリフォニーホールの上階バルコン席で聴いた印象では、飯守は関西フィルからかなり鋭く荒々しく、闘争的で攻撃的な響きを引き出し、劇的に盛り上げていた。特に後半2つの楽章のそれぞれのクライマックスにおける体当たり的な昂揚と緊張は、なまなましく壮絶である。その一方、弦楽器群のしっとりとした響きも印象的だ。組み合わされている大澤壽人の「小交響曲」が、日本風の叙情を随所に垣間見せる小編成の美しい曲であるだけに、ここでは飯守と関西フィルのさまざまな特徴がすべて味わえるといってもいいかもしれない。(東条碩夫/ライナー・ノートより)


  • 2016.1.2(土)
    関西フィルNews その他
    藤岡幸夫&関西フィルのCD 関西フィル・ライヴシリーズII

    2005年8月の演奏会のライヴ録音となります。藤岡幸夫が情熱を傾ける作曲家シベリウス。それは、師である渡邉曉雄が得意としたレパートリーでもあります。皆様、ぜひお買い求めいただき、ご高評ください。
    ALCD-8027 本体価格¥2,800+税

    20060622_cd

    関西フィル・ライヴシリーズII
    シベリウス:交響曲第2番
     ●指揮:藤岡幸夫
     ●関西フィルハーモニー管弦楽団

    シベリウス:交響詩「フィンランディア」作品26

    シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 作品43

    エルガー:夕べの歌(2つの小品 作品15より)

    録音:2005年8月20日
       いずみホール(ライヴ録音)

    ~ マエストロ・フジオカの音楽性と魅力が凝縮 ~
    しっくりと内なる世界を掘り下げてきたシベリウス独特の世界を、藤岡幸夫は実に大きな視野と綿密な設計で凛々しく、また劇的に再現していく。(中略)息の長い表現法でじっくりと再現しており、感銘の奥行きが深い。(諸石幸生/ライナー・ノーツより)


  • 2016.1.2(土)
    関西フィルNews その他
    朝比奈隆&関西フィルのCD 関西フィル・ライヴシリーズI

    関西フィルハーモニー管弦楽団のCDが発売されました。1987年6月の演奏会のライヴ録音となります。たった一度だけ実現した朝比奈隆との貴重な記録です。朝比奈が得意としたベートーヴェンのほか、シューマン、ハイドンの交響曲が収められています。皆様、ぜひお買い求めいただき、ご高評ください。
    ALCD-8015 本体価格¥2,500+税

    20050820_cd

    関西フィル・ライヴシリーズI
    ベートーヴェン:交響曲第8番&シューマン:交響曲第4番
     ●指揮:朝比奈隆
     ●関西フィルハーモニー管弦楽団

    ハイドン:交響曲第19番 ニ長調 Hob.I :19

    ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 作品93

    シューマン:交響曲第4番 ニ短調 作品120

    録音:1987年6月16日
       ザ・シンフォニーホール(ライヴ録音)

    ~ 一度きりの幸福な出会い ~
    1987年6月16日、ザ・シンフォニーホールで行われた関西フィルハーモニー管弦楽団の第61回定期演奏会は、朝比奈隆がその生涯で唯一、関西フィルの指揮台に立った演奏会である。ここで聴くことができる一途に突き進む野性的響きは、この後朝比奈が80歳代に入り、音楽の透明度を獲得する代償として失われていったものだ。今聴いても「推進力と覇気に満ちた熱い演奏」という感想は変わらない。一度きりの幸福な出会いだった。(小味渕 彦之/ライナー・ノーツより)


  • 2015.12.2(水)
    関西フィルNews
    ラジオ放送のお知らせです!

    ラジオ放送のお知らせです!
    2015年12月6日(日)19:20〜20:20
    NHK-FM「ブラボー!オーケストラ」
    ◎シベリウス:交響曲第6番 ニ短調 作品104
    ◎吉松 隆:サクソフォン協奏曲「サイバーバード」作品59
    指揮:藤岡 幸夫(関西フィル首席指揮者)
    サクソフォン:須川 展也
    ピアノ:小柳 美奈子
    パーカッション:山口 多嘉子
    管弦楽:関西フィルハーモニー管弦楽団
    (以上、2015年10月30日開催、関西フィルハーモニー管弦楽団第269回定期演奏会より)
    どうぞお聴き逃しなく!


  • 2015.12.1(火)
    関西フィルNews
    12月のマグノリアコンサート

    みなさま、こんにちは
    いよいよ12月になりました
    オーケストラにとっては「第九」に明け暮れる12月です

    さて、今月も恒例のマグノリアコンサートがございます
    12月はティンパニ奏者の中山直音が出演させていただきます。
    (名前は『ただなり』と読みます
    2014年12月にメンバーとして加わり、ちょうど1年になります。
    みなさま、もう覚えてくださってますか

    関西フィルではティンパニ奏者を務める中山ですが、
    マグノリアホールは室内楽用の小さなホールなので
    どでかいティンパニはちょっとお休みしまして。。。
    「打楽器奏者」として、マリンバやヴィブラフォン、太鼓などでお楽しみいただきます

    共演は同じく打楽器奏者の角武(すみ・たけし)さんと、ピアノの大西真衣さん。

    IMG_5950

    左から、角武さん、大西真衣さん、中山。

    若々しい顔ぶれですね

    ピアノの大西さんと中山は大学時代の同級生、
    そして角さんは同じ打楽器奏者として、
    これまでに何度も共演を重ねてきた信頼できる間柄、とのこと。

    「普段、打楽器のソロやアンサンブルを聴く機会があまりないお客様に、
    打楽器をより身近に感じていただきたいと思い、
    いろんな打楽器作品をプログラムに入れてみました。
    オーケストラで聴く打楽器とは違う、打楽器の響きを感じていただけるように、
    頑張りたいと思います。」

    と、意気込みを語る中山です 確かに打楽器というと、
    オーケストラの舞台では奥まったところにずらずらっと並んでいてよく見えないですし、
    華やかなメロディを歌い上げる弦楽器や管楽器と比べると
    なんだかよくわからない、謎多きジャンル、という感じがしますね

    一口に「打楽器」と言いましても、ものすご~く多岐にわたりまして、
    楽器の種類やら構造やら分類やらなんやらで
    実は奥の深~い世界なのです

    今回のマグノリアコンサートでは、
    いわゆるタイコ系の打楽器と、マリンバやビブラフォンといった鍵盤系の打楽器で
    オーケストラでは聴くことのできない打楽器の響きをお楽しみいただきます

    IMG_8022

    こちらは練習風景の1コマですが、
    左がビブラフォン、右がマリンバです。

    コンサート当日も、こんな感じに楽器を並べて演奏します。
    ピアノのようにペダルを駆使する鉄琴ビブラフォンと、
    約5オクターブの広い音域をカバーする大きな木琴マリンバ、
    そしてマグノリアホールのすてきなスタインウェイのピアノが
    どんな風に鳴り響くのか、とても興味深いです

    (豆情報:
    マグノリアホールのスタインウェイはとてもめずらしい形のグランドピアノなので
    脚の部分などなど、ぜひご注目くださいね

    プログラムは、ピアノソロでお届けするバッハ以外は、
    まったく馴染みのない作曲家ばかりで、どちらかと言うと現代的な曲目ですが、
    突拍子もない現代音楽のような感じではないので、
    ちゃんと心を落ち着けて、聴いていただけると思いますご安心を
    打楽器の音楽は、ハマる人にはハマるジャンルなので、
    まだ聴いたことのない方はこの機会にぜひ

    IMG_3308

    今度のマグノリアコンサートは日曜日、お昼14時の開演です

    11月、12月と連続して新メンバーお披露目コンサートとなりましたマグノリアコンサート。
    11月の田代直子に引き続き、12月の中山直音にもあたたかいご声援を、
    どうぞよろしくお願いいたします

    【マグノリア・サロンコンサート】
    [日時] 2015年12月6日(日)14:00開演(13:15開場)
    [場所] 逸翁美術館 マグノリアホール
      (阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m)

    [出演]
     中山 直音(関西フィル・首席ティンパニ奏者)
     角 武(打楽器)
     大西 真衣(ピアノ)
    [プログラム]
     アルマンド・ラッセル:ピアノと打楽器のためのソナタ
     エマニュエル・セジョルネ:マリンバと弦楽合奏のための協奏曲
     J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調
     イヴァン・トレビーノ:マリンバデュオのための2+1
     ジェイソン・デクリストファロ:フルート、マリンバ、ピアノのためのトリオ

    [入場料]
     全席自由¥1,000
     (※120名様限定です!)
    [お問合わせ]
     逸翁美術館:072-751-3865