皆さまこんにちは
3月13日(日)、産経新聞の朝刊に当楽団の
井上礼之理事長のインタビューが掲載される予定です
関西フィルについても語ってくださっているようです。
ぜひご覧くださいませ
皆さまこんにちは
3月13日(日)、産経新聞の朝刊に当楽団の
井上礼之理事長のインタビューが掲載される予定です
関西フィルについても語ってくださっているようです。
ぜひご覧くださいませ
みなさまこんにちは!!
明日の定期演奏会の練習は無事終了しました。
昨日・今日と、2日間、ピアニストのアレクサンドル・タローさんが
練習に参加してくださいました。
とても素敵だったのが、タローさん自作のカデンツァ!!
1楽章と3楽章にあります
飯守さんも、
「聴いたことが無いカデンツァだったよ!
協奏曲でのカデンツァは、大体よく演奏される物というのがあるけど、
本来は演奏者が自由に弾く物なのだから、これが本来の形だね。
音楽的な新しいカデンツァが聴けるのはとても嬉しいね。」
とウキウキされていました
モーツァルトの音楽に沿ったカデンツァですが、ところどころタローさん
のオリジナリティが垣間見られる音が聴こえてきます。
ドイツ音楽では割り切れないフレンチ・スピリッツなのでしょうか
あの有名な2楽章、天に向かってゆっくりと飛翔するように
メロディーをつむがれていました。
煌くような鮮やかなピアノ、というより、少し鼻にかかったセピア色の
雰囲気のあるピアノの音色です。
静謐で品格のあるモーツァルトをお楽しみいただけると思います
さてさてメインのブルックナー
飯守さんのお言葉も交えながら少しご紹介しますね。
交響曲第6番はブルックナーの中でもあまり人気がありませんね。
飯守さんいわく、
「曲の開始がいわゆる”ブルックナー開始”ではないんですよ。
あの重々しく神秘的な最初ではない、ということで人気がないんでしょうね。
でもこれはブルックナーの”今までとは違うことをやるぞ!!”という
意気込みが現れているのですけどね」
とおっしゃっていました。
軽やかな出だしの第1楽章です。でもすぐにブルックナーらしい大伽藍が
お目見えします
第2楽章で、飯守さんは「人の声です!」「熱く熱く!」「情熱的に!」
とよくおっしゃっていました。途中の葬送行進曲のあの深さ…
ブルックナーの指定通りの”きわめて荘重に”という音楽をお届けできれば。
第3楽章は、”聖なる野人”ブルックナーのスケルツォ。
「この冴え渡るリズム、躍動感をもっともっと表現したい!!」
とおっしゃっていました。
第4楽章、とてもバラエティーに富んでいる楽章です。
飯守さんも「4楽章はまさしく変化の嵐!」とおっしゃっていました。
この変化の嵐というのは、ある意味まとまりの無い、とも感じ
られるかもしれません。他の交響曲の終わり方はとても堂々と
”これで終わり~!!!”という感じで終わりますが、第6番は終わり方が
ちょっと突然な雰囲気があります。
でも金管楽器の咆哮やブルックナーの頑固さなどは健在
あまり演奏機会の無い第6番、関西フィルも初めての演奏となります。
ぜひ明日、実演をご確認ください!
当日券は12:45から発売開始します。
C席・学生席はほとんど残席がありません。
当日券発売開始直後に売り切れの可能性があります。
ご注意ください~。
13:40からの飯守さんのプレトークもお忘れなく
余談ですが、明日の定期は”タロー&ジロー”定期です
(飯守さんの(泰)次郎とピアニストのタローが韻を踏んでいますね~。)
みんな思っていて口に出せなかったのですが、
飯守さんご自身が
「明日はタローとジローですね」言ってくださったので公に
みなさまこんにちは
つい先ほど、5日(土)の定期演奏会の練習が始まりました
13時から14時のひとコマ、ブルックナーの1楽章をみっちりと練習
したので、今日はブルックナーだけで終わりそうです
今朝、今回のピアノのソリスト、アレクサンドル・タローさんから
演奏曲に対するメッセージをいただきましたので、ご紹介致します。
バイエルン放送響、ミュンヘン放送管、フランス国立管など、名だたる
オーケストラと共演されているタローさん、モーツァルトのピアノ協奏曲
をリクエストした所、第21番を選曲してくださいました。
その理由が知りたい~!!
「私は、モーツァルトが作曲をしました後期のピアノ協奏曲がとても
好きだ、というのが選曲の大きな理由の一つです。
聴衆の皆さんにもとても人気があり、そして、何よりも3楽章全て
キャラクターが違うことが演奏者としての自分にとても魅力的です。
第1楽章はオペラのアリアの様。ピアノもオペラ歌手のように雄弁に奏でます。
第2楽章は、深く、穏やかで、それでいて浮遊しているようなイメージを
感じていただけると思います。
第3楽章は、軽やかに踊るようで、そして、まるで赤ちゃんをあやす様な、
そんな優しさに満ちています。
この3つの大きな変化を、聴衆の皆さんに存分に楽しんでいただければ、
嬉しいです。これは個人的なことですが、実は自分が子供のころ見ていた
テレビ番組で、この協奏曲の2楽章が良く流れていて、演奏するたびに、
自分の子供のころを思い出すんです。」
とのこと
2楽章は、1960年代のスウェーデン映画、「みじかくも美しく燃え」でも
有名ですね。タローさんが子供の頃の思い出を織り込み、どのように演奏
してくださるかとても期待してしまいますね
また練習風景もご紹介します。
どうぞお楽しみに!!
3月4日(金)の17時まで事前ご予約を受け付けています
(関西フィル:06-6577-1381)
さて、3月5日(土)は、第272回定期演奏会開催のため、関西フィル事務局は臨時休業とさせていただきます。
第272回定期演奏会のチケット事前ご予約は、前日3月4日(金)17時00分まで承ります
それでは会場でお会いいたしましょう
皆様のご来場、心よりお待ち申し上げております