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  • 2015.8.7(金)
    関西フィルNews
    2009年以来のシベリウス第1番★

    みなさまこんにちは
    週末から、8月11日(火)Meet the Classicの練習が始まります。

    ここ数日、練習場からは新人ティンパニ奏者、中山直音が熱心に練習する
    シベリウスの交響曲第1番の練習が聴こえてきます。
    第1楽章の冒頭や、第3楽章のメロディーなど、ティンパニの見せ所が
    たくさんある曲ですね

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    中山、シベリウスの1番は初めて演奏するとのこと。
    気合が入ります

    「ティンパニの出番がとても多いです。
    他の作曲家の交響曲と比べてロール(トレモロ)の奏法がかなり多いと思います。
    北欧の大自然の、幅が広い風景を表現しているような感じがします。」
    とのこと

    この1番は、ティンパニのロールで始まり、4楽章の最後もティンパニの
    ロールで終わるのですよ~ 責任重大。
    中山の頑張りにご期待ください

    第1楽章冒頭、中山のティンパニのさざめきの上に広がるのが
    美しいクラリネットのソロ

    このソロを吹く梅本貴子は、シベリウスの1番を吹くのは2回目ということ
    初めての演奏は、2009年7月1日(水)の関西フィル東京公演だった
    そうです。

    IMG_3109

    この曲のクラリネットのソロは、曲の冒頭、大注目の中の
    たった一人での長いソロです。

    「東京公演は初めてのシベリウス1番で本当に緊張しました。
    ホールの隅々までシベリウスの音楽を届けられるように、空間を広く使うように
    気をつけています。
    今回は前回の初心を忘れず、けれど、地に足をつけた演奏ができればと思っています。」
    とのこと

    シベリウス第1番の冒頭を任される2人、ご期待くださいませ

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    第1楽章でクラリネットが奏でるこの哀愁漂うメロディーを、第4楽章の
    最初には弦楽器群が野生的な響きで歌い上げますよ

    あまりに雰囲気が違うので、すぐに同じメロディーとは
    気付かれないかもしれません
    こちらもぜひご注目ください

    【Meet the Classic Vol.31】

    [日時]2015年8月11日(火)19:00開演(18:30開場)
    [出演]
    指揮&お話:藤岡 幸夫(関西フィル首席指揮者)
    独奏:藤原 道山(尺八)
    独奏:遠藤 千晶(箏)

    [プログラム]
    ◆アンダーソン:舞踏会の美女
    ◆菅野 祐悟:永遠の土【世界初演】
    ◆菅野 祐悟:箏と尺八と管弦楽のための協奏曲~Revive~ 【関西初演】
    ◆シベリウス:交響曲第1番 ホ短調 作品39

    <入場料>
    1階席¥4,000/2階席¥3,000/学生席¥2,000(18歳以下、1階席のみ)
    ※乳幼児、未就学児のご同伴、ご入場はご遠慮下さい。
    *8月10日(月)17時まで事前ご予約を受け付けております。
    関西フィル:06-6577-1381