みなさんこんばんは
明日の公演の練習が終了しました。
今日は、シベリウス:交響曲第1番の仕上げをしてから、
菅野祐悟さんの作品を練習しました。
上の写真はシベリウスですね。
「世の中で一番好きな第1楽章の再現部!!」
などと、練習中も藤岡さんのこの曲に対する愛がてんこ盛り
シベリウスならではの強烈な北欧の調べ・・・。
いずみホールの響きの中では、さらに熱情を増してお届けできると思います
明日の公演のもう1つの大きな目玉は、菅野祐悟さんの作品
菅野祐悟さんは今、飛ぶ鳥落とす勢いの作曲家でいらっしゃいますね。
シアトル交響楽団からの依頼で作曲された
「箏と尺八と管弦楽のための協奏曲~Revive~」。
「尺八や箏の響きだけで”日本”を連想させるから、あえて”日本らしい曲”
にはしなかった。若者がクラブで聴くような音楽の部分もあり、聴いた方は
とても新鮮な感じを受けられると思う」とおっしゃっています
「Revive」とは、生き返る、よみがえる、復活する、というような意味ですね。
箏に遠藤千晶さん、尺八に藤原道山さんをお迎えしてお届けします。
これぞ日本の音楽の力
全3楽章の分かれていて、それぞれ、
第1楽章:Sunrise
第2楽章:Pray
第3楽章:Future
というタイトルが付けられています。
3楽章では、尺八の藤原道山さんや、管楽器奏者達が手拍子をしますよ
未来に向けて力強く立ち向かっていく人々を応援するような、
復活していく躍動感溢れるリズムのような、そんな雰囲気に溢れています。
この協奏曲の前に演奏するのが、世界初演となる菅野さんの「永遠の土」という曲。
弦楽器と打楽器のみの編成です。
光栄にも、今日の練習には菅野祐悟さんにもご参加いただきました。
この曲に関して、明日のプログラムに菅野さんが素晴らしく印象的な文章を書いて
くださいました
「ああ、人間がこうなる時にはこんな音楽が聴こえてくるかも・・・」と、
ふっと座席に沈み込んでしまうような、悲しいけれど安心できる、
そんな素敵な文章ですぜひ開演前にご一読ください。
打楽器新人、細江真弓のマリンバもお楽しみに~
明日は18時から当日券を発売開始します。
いずみホールでお会いしましょう