皆様には、日頃より関西フィル公演にご来場・ご支援賜り誠にありがとうございます。
6月13日の定期演奏会「ジークフリート第3幕」に出演を予定しておりました竹田昌弘氏は、体調不良のため出演が不可能となりました。
代わって、ジャンルカ・ザンピエーリ氏にご出演いただくこととなりました。なお、曲目・開演時刻等に変更はございません。
また、当該公演のチケット代金の払い戻しはございません。
やむを得ぬ事情とはいえ、お客様各位には、大変ご迷惑をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。
諸事情をご勘案の上、皆様のご理解をお願いいたします。
何卒、ご了承下さいますようお願い申し上げます。
特定非営利活動法人 関西フィルハーモニー管弦楽団
* ジャンルカ・ザンピエーリ氏をご紹介いたします。
【テノール】ジャンルカ・ザンピエーリ(ジークフリート役)
「ジャンルカ・ザンピエーリはトリスタンを歌ってデビューして以来、英雄役として幅広く活躍している。無理のない歌声はエレガントで、高音では輝き、そしてディクションとニュアンスも素晴らしい」(klassic.com)
イタリア出身。
在学中にウィーンでドン・ホセを歌ってデビュー。同年、リエティで開催されたマッティア・バッティスティーニ声楽コンクールで優勝し、ウィーン大学でフランコ・コレッリのマスタークラスを受講する。
2006年にエアルのチロル音楽祭で初めてトリスタンを歌う。同音楽祭ではそれ以前にジークフリートも歌っている。1996年から1998年の間に、イタリア各地の歌劇場でデビューを果たしている。ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場、ピサ、ナポリのサン・カルロ歌劇場、ジェノヴァなどでラダメス、アンドレア・シェニエ、カヴァラドッシを歌う。またタオルミナ音楽祭ではポリオーネ(ノルマ)、サン・ジミニャーノ・オペラフェスティバルではラダメスを歌い、いずれも好評を博している。
ヴェルディとプッチーニの主要なパートを得意としているほか、数年前から、さらにチェコとドイツものへとレパートリーを広げており、とりわけワーグナーに力を入れている。2010年は、トリエステのヴェルディ歌劇場でタンホイザーのパートデビューを果たしたほか、プラハ国立歌劇場でカヴァラドッシ(トスカ)とラダメス(アイーダ)を歌う。2011年はオテロでコルドバに登場。2011年はトリーア歌劇場で初めてピーター・グライムズを歌い、大成功をおさめる。同年のエアル音楽祭ではトリスタンとタンホイザーを歌っている。2012年9月にはハーゲンバッハ(ラ・ヴァリー)とボリス(カーチャ・カバノヴァ)でオストラヴァに出演。2013年3月にはワルシャワで、クシシュトフ・ペンデレツキの指揮でヴェルディのレクイエムを歌って好評を博す。