みなさまこんにちは
明日のジークフリート定期、無事ザンピエーリ氏が到着されました
関西空港からホテルに移動され、少し休まれてからすぐ飯守さんとの
ピアノでの打ち合わせを行いました。エネルギッシュ・・・
畑田ブリュンヒルデも少し早めに駆けつけ・・・
ピアノ打ち合わせのあとは休憩を取ってオーケストラ合わせに突入です
天上の神々の長ヴォータンが、権力奪回のために生み出した
ジークムントの息子、ジークフリート。
「ジークフリート」の第3幕は、このジークフリートとブリュンヒルデ、
世紀のカップルが誕生する幸せな場面です
プログラムに詳しくあらすじを載せていますので、ぜひ開演前に
お目通しください
第1場は神々の長ヴォータンと智の神エルダとの会話です。
ヴォータンは、神々と世界の行く末についてエルダに尋ねますが、
否定的な答えしか返ってこず、ヴォータンは不機嫌に・・・。
竹本節子さん(エルダ)と片桐直樹さん(ヴォータン)、
本当に深く響くこのお二人の声での第1場、楽しみです
この2人の娘がブリュンヒルデでありヴォータンの孫がジークフリート
ですね
ヴォータン扮する”さすらい人”がジークフリートに色々質問をする第2場。
ヴォータンの槍は、かつて自分が作り出し今やジークフリートの物になっている
名剣ノートゥングに打ち砕かれます・・・
ヴォータンは自分が作り出した英雄ジークフリートの成長を密かに喜ぶのです。
この第2場でザンピエーリさん(ジークフリート)が登場
ジークフリートがブリュンヒルデの眠る岩山に向かう部分、オーケストラの聴かせ所です
飯守節も絶好調
何しろこの膨大な量の音楽がすべて頭に入ってらっしゃるので、それと少しでも
違うと許していただけませんなかなか厳しい練習でした。。。
そしてジークフリートとブリュンヒルデが出会い愛し合う第3場
不安や逡巡、困惑を乗り越えながら、長い長い愛の二重唱が繰り広げられ、
二人の愛は最高潮に達します
飯守さん、ザンピエーリさんのことを
「お客様の心に訴えかける、若々しくも温かい英雄ジークフリトになるよ!」とのこと
出合ったばかりのジークフリートと畑田弘美ブリュンヒルデのフレッシュな二重唱
(本当に出合ったばかりです)
オーケストラは4日間じっくりと練習し、今や楽団員には
ワーグナーの血が流れています、というくらいの勢いです
3月末からの長い練習の積み重ねに、ザンピエーリさんの輝く歌声が
加わりパワーアップした”ジークフリート”をお聴きいただければ幸いです。
新国立劇場オペラ芸術監督就任直前の飯守さん、ノリに乗っていらっしゃいますよ
飯守さんのライトモティーフ講座での予習もお忘れなく
↓ ↓ ↓
http://blog.livedoor.jp/kansaiphil/archives/2014-05-20.html
事前ご予約は終了しておりますが、明日17時45分から全席ランクの
当日券を発売致します。
皆様のお越しをお待ちしております
【関西フィル257回定期演奏会】
18:40~ 指揮:飯守泰次郎によるプレトーク開催!
ワーグナー:楽劇「ジークフリート」第3幕
(演奏会形式による原語上演,字幕付き)
[出演]
独唱:
ブリュンヒルデ:畑田 弘美(ソプラノ)
エルダ:竹本 節子(アルト)
ジークフリート:ジャンルカ・ザンピエーリ(テノール)
さすらい人/ヴォータン:片桐 直樹(バス・バリトン)
※出演者、配役は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※竹田昌弘氏が体調不良のため休演となり、代わってジャンルカ・ザンピエーリ氏が
出演いたします。
関西フィル:06-6577-1381