• 2024.11.22(金)
    公演情報 関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    2025-2026シーズンプログラム発表!

     みなさま、こんにちは。

    11月28日大阪4オケ共同記者発表会に先駆けまして、2025-2026シーズンプログラムを発表いたします。

    関西フィル初のアーティスティック・パートナーとしてリオ・クオクマンを迎え、総監督・首席指揮者 藤岡幸夫、首席客演指揮者 鈴木優人、名誉指揮者 オーギュスタン・デュメイで臨む新シーズンがとても楽しみです。

     

    定期演奏会・第九特別演奏会

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    主催公演

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    注目公演

     

    2025年4月29日(火・祝)第354回定期演奏会

    総監督・首席指揮者に就任する藤岡幸夫が、ヴァイオリン・神尾真由子のヴィルトゥオーゾに寄り添い、「ローマの噴水」、「ぐるりよざ」と玉手箱の様に次から次に名曲をお届けします!

     

    ・2025年5月16日(金)第355回定期演奏会

    生前の飯守泰次郎と縁があった小林研一郎が、奇しくも飯守の関西フィル最後の定期と同じプログラムを提案!
    チャイコフスキー2曲、劇的な演奏を確約。

     

    2025年6月7日(土)鈴木優人のBeethoven’s Historyシリーズ①

    首席客演指揮者 鈴木優人が、2025年から「ベートーヴェン没後200年」の2027年までの3年をかけて交響曲を軸に9回のコンサートでベートーヴェンの歴史を巡る旅に出ます。
    ピアノ協奏曲ではベートーヴェン時代仕様の「フォルテピアノ」を使用。
    まずは、名手・上原彩子による演奏に心湧きます!

     

    ・2025年6月22日(日)第356回定期演奏会

    指揮界のアジアの俊英、リオ・クオクマンがアーティスティック・パートナーに就任。
    「シェエラザード」でコンサートマスター 木村悦子のヴァイオリンに導かれ、関西フィルに新風を吹き込む。
    関西フィルとのこれからにご期待ください!

     

    ・2025年11月7日(金)第360回定期演奏会

    名誉指揮者 オーギュスタン・デュメイ 唯一の公演。
    2021年エリザベート国際音楽コンクールの覇者ピアノのジョナタン・フルネルと共にモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスのドイツ音楽に心を寄せます!

     

    ・2026年2月20日(金)第361回定期演奏会

    2023年11月に関西フィルとの初共演で指揮者として圧倒的な名演を聴かせたアレクセイ・オグリンチュク。
    今回は、ドヴォルザークの交響曲第8番に情熱を込めた演奏をお届けします。
    そして、チェリスト上野通明からの提案、ヴァインべルク:チェロ協奏曲をプログラムに加えました。上野通明との共演をぜひご注目ください!

     

    友の会会員新規申込

    定期演奏会・特別演奏会(10)をお得にお聴きいただける
    関西フィル友の会(シート会員)のお申し込みの受付は、
    2025年1月15日(水)~3月14日(金)までです。

    チラシクリックで拡大します

     

    会場でお会いできるのを楽しみにしております。


  • 2024.11.8(金)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    2025年度からの新・指揮者体制

     いつも関西フィルを応援していただき誠にありがとうございます。

     1970年に設立された関西フィルは、2025年に楽団創立55周年を迎えます。この節目の年に、楽団の持続的な成長を企図して、新しい指揮者体制で臨みます。

     2011年より13年間音楽監督を務めてきたオーギュスタン・デュメイ(写真下段右)は契約満了に伴い退任することとなりました。独特の音楽観を楽団に浸透させ主に弦楽器のアンサンブル力の向上に務めるとともに、2回にわたる楽団の欧州公演の実現に貢献しました。
    以後は名誉指揮者として定期的に共演し、引き続き楽団のアンサンブル力向上、並びに欧州とのリレーション強化に期待します。

     

     関西フィルと26年目のシーズンとなる首席指揮者の藤岡幸夫(写真上段左)は新たに「総監督」に就任し、総監督・首席指揮者として、楽団を牽引します。総監督には、楽団の継続的な発展のために、楽団の経営・運営面へ協力し、社会や地域への貢献活動を強力に推進します。

     まずは指揮者陣のトップとして、楽団と永らく取り組んできた
    ①クラシックのコアファンを対象にした活動(新作を含む邦人作品を積極的にとりあげる演奏会の開催、全集CDでも高い評価を受けたシベリウスの交響曲の演奏、今後毎年マーラーの交響曲をとりあげる定期演奏会の開催など)、
    ②クラシック(オーケストラ)ファンの裾野を拡げる楽しい演奏会の開催、
    ③若手音楽家の発掘と育成、
    ④関西の地域社会への音楽を通じた文化支援活動 をさらに強力に推進、
    その卓越したプロデュース能力で楽団をより個性あるオーケストラに成長させます。

      さらに、ファンドレイジング(資金調達)への協力、日本のクラシック界、オーケストラ界の中での関西フィルの存在感の向上に努めることを期待します。

     

     首席客演指揮者として3年目のシーズンとなる鈴木優人(写真上段右)は、指揮のみならず作編曲、鍵盤楽器演奏など幅広く活躍し、音楽への深い造詣を有しています。
    引き続き表現力の向上やレパートリーの拡充など、楽団の音楽面での成長に寄与します。

     さらに関西フィル初のアーティスティック・パートナーとして、近年活躍めざましいアジアの俊英、リオ・クオクマン(写真下段左)を迎えます。2017年に主催演奏会で初共演し、楽団内外から高い評価を受けました。その国際的な経験により、楽団を新たなステージに押し上げてくれることと期待します。
    なお、リオ・クオクマンの日本のオーケストラでのタイトルは初めてとなります。

     関西フィルではこれまでも、関西一円を中心に音楽の裾野の拡大と、芸術面での深みの追求の両輪で活動し、関西の多くのファン、行政、企業に支えられてきました。
    新たな指揮者体制で更なる進化をめざす関西フィルにどうぞご期待下さい。

     

     【2025年4月1日からの指揮者体制】

    • 総監督・首席指揮者 藤岡 幸夫
    • 首席客演指揮者          鈴木 優人
    • アーティスティック・パートナー リオ・クオクマン
    • 名誉指揮者 オーギュスタン・デュメイ
    • 永久桂冠名誉指揮者 飯守 泰次郎

     

    【藤岡幸夫からのメッセージ】

    「関西フィルとは25年間、毎年約40公演で共演しながら共に成長して参りました。

     今回の総監督就任は、関西フィルと関西の皆様へ、全ての面での恩返しをする立場と理解しております。
    関西フィルのプログラムは「宝石箱」のように華やかで多彩な個性が輝いています。
    新しい時代に向けて、これまで以上に心血を注ぐ覚悟です。

     どうかよろしくお願いいたします。

     

    【藤岡幸夫 プロフィール】

    日本指揮者界の重鎮であった渡邉曉雄最後の愛弟子。サー・ゲオルグ・ショルティのアシスタントを務める。英国王立ノーザン音大指揮科卒業。最も才能あるEU加盟国の若手指揮者に贈られる「サー・チャールズ・グローヴス記念奨学賞」を特例で受賞。1994年ロンドン「プロムス」にBBCフィルを指揮してデビュー以降、数多くの海外オーケストラに客演。首席指揮者を務める関西フィルとは2025年が26年目のシーズン、2019年からは東京シティ・フィル首席客演指揮者を兼任。指揮・司会として関西フィルと共に出演中のBSテレ東『エンター・ザ・ミュージック』(毎週土曜朝8:30)は202410月で11年目に突入、放送500回を越える人気番組。2002年渡邉曉雄音楽基金音楽賞受賞。
    公式ファンサイト http://www.fujioka-sachio.com/

     

     

    【リオ・クオクマンからのメッセージ】

     関西フィルハーモニー管弦楽団のアーティスティック・パートナーに迎えていただいたことを大変光栄に思います。

     関西フィルとの初共演は劇的なものでした。
    「明日、パリを発って大阪に来られないか」と代役の打診があり、フライトに飛び乗り、関西空港から会場に直行してリハーサルを始めたのを今でも鮮明に覚えています。体力的、精神的にとても大きな挑戦でしたが、プレッシャーはすぐに安堵と感動に変わりました。このオーケストラのエネルギーに満ちた音、強い向上心、新しいアイデアへの寛容さを感じ、素晴らしい音楽家の皆さんとの音楽づくりに打ち込むことができたからです。

     これから関西フィルと頻繁に共演し、意欲的なプログラムに取り組むことが楽しみでなりません。

     

    【リオ・クオクマン プロフィール】

    マカオ生まれ。

    現在、スロヴェニア放送交響楽団首席指揮者、マカオ管弦楽団音楽監督・首席指揮者、香港フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者、マカオ国際音楽祭プログラミング・ディレクターを務めている。香港演芸学院、ジュリアード音楽院、カーティス音楽院、ニューイングランド音楽院でピアノと指揮を学び、2014年のスヴェトラーノフ国際指揮者コンクールで最高位を受賞。2016年までフィラデルフィア管でネゼ=セガンの副指揮を任され、地元紙に「驚くべき指揮の才能」と称えられた。

    ウィーン響、フランス放送フィル、トゥールーズ・キャピトル国立管、デトロイト響、ソウル・フィル、上海フィル、台湾フィル、N響、都響といった世界の主要楽団に客演を重ね、フレイレ、ケフェレック、アンゲリッシュ、R. カプソンらの名ソリストと共演している。

    オペラにも積極的で、《ラ・ボエーム》、《愛の妙薬》、《道化師》、《トゥーランドット》、《イル・トロヴァトーレ》、《リゴレット》、《蝶々夫人》、《カルメン》、《セビリアの理髪師》をはじめ、多数のプロダクションを指揮。

    芸術文化の発展への貢献が評価され、香港とマカオの両政府から賞や勲章を授与されている。2021年には香港の”Ten Outstanding Young Persons”(10人の傑出した若者たち)に選ばれた。

     

    以 上

     

     


  • 2024.11.5(火)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    関西フィルPR動画が完成しました!

    こんにちは。

    約1年かけて作成した関西フィルPR動画が、ついに完成しました

     

    撮影は、定期演奏会会場 シンフォニーホール、住友生命いずみホールと、練習場として使用している門真ルミエールホールで行いました。

    魅力を伝えるために、どの場所からどのように撮影して、何をインタビューするか…、関西フィルを客観的に見つめる機会でもありました。

    オーギュスタン・デュメイ音楽監督、藤岡幸夫首席指揮者、鈴木優人首席客演指揮者と関西フィルの良いところをぎゅっと詰め込んだ動画になっています

     

    ぜひ、ご覧ください

     

     


  • 2023.12.28(木)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    欧州公演ブログ最終章

    こんにちは。

    これで欧州公演ブログ最終章です📝

    Part1はこちら

    Part2はこちら

    Part3はこちら

    Part4はこちら

    帰国

    10月15日、全ての公演が終わり、行きと同様に2便分乗し日本に帰ります✈
    第1便は朝、第2便は夕方の出発です🚌
    ホテルからフランクフルト空港へのバスは、なんと諸事情により!!
    ブンデスリーガーの「アイントラハト」のチーム公式バスが迎えにきてくれました💖

    第2便組は、夕方まで最後のヨーロッパを束の間楽しみました🍺✨🍪

    ≪アルテ・オーパー前の広場≫ 写真提供:Tp堀川正浩

    なんと、フランクフルトには桂冠名誉指揮者の故 飯守泰次郎先生の姪御さんが経営される『パティスリーイイモリ』というお店があるんです✨
    ケーキから日本の惣菜パンまで!
    お店にお邪魔した楽員もチラホラ💗

    写真提供:Vn西村千奈美 (3枚)

    あっという間の1週間でしたが、また必ず…という思いで帰路につきました🛫
    無事に公演し、無事に帰国できたことは、本当に支えてくださった皆さまのお陰です。
    どんな時も臨機応変に対応してくださった読売旅行の皆さまにも、この場をお借りしてお礼申し上げます。

    5回に渡る欧州公演ブログをご覧いただきありがとうございました😀
    今回のツアーが、ヨーロッパの音楽を演奏する上で、とても大切な経験になったことは言うまでもありません✨
    この貴重な経験を糧に、関西フィルはこれからもより一層邁進してまいります。

    これからも、よろしくお願いいたします💝


  • 2023.12.25(月)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    欧州公演振り返りブログPart4

    欧州公演ブログもクライマックスです。

    ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます☺

    Part1はこちら

    Part2はこちら

    Part3はこちら

     

    フランクフルト公演

    10月14日、遂にラストの公演です!

    昨夜の騒ぎから数時間後、バスでパリ東駅へ向かい、そして高速鉄道TGVに乗ってフランクフルトへ向かいます。

    写真提供:Tp堀川正浩

    写真提供:Vn徳岡裕紀

    写真提供:Cl梅本貴子

    こちらも、ストライキの懸念があったものの運良く無事に到着😖

    ホールの周辺はデモによる厳重警戒で、多くの警察官が配置され、物々しい雰囲気でした🚔

     

    フランクフルトのアルテ・オーパーは1880年に建てられた旧オペラ座で、歴史ある伝統的なホールです。 

    建物全てに趣があり、楽屋もまるで美術館の中にいるようでしたパイプオルガンを背にした舞台は広々とし、約2500席の壮大なホールです。

    フランクフルトの街中や舞台裏に、名門オーケストラのポスターと並んで、関西フィルのポスターが貼られており感激✨

    奏者の体力を心配していましたが、全員が底力で踏ん張って「絶対に成功させる!」という意気込みが感じられました。
    パリに引き続き、大都市の一流の素晴らしい音響のホールで演奏できるという高揚感もあったように思います🌟

    ↑写真提供:Vn徳岡裕紀

    ゲネプロを終え、ホールのカンティーン(食堂)で夕食をいただき、20時に開演。

    前半のデュメイ監督と児玉桃さんによるモーツァルトの二つの協奏曲の可憐さ🎹🎻✨に続き、後半のメンデルスゾーン「真夏の夜の夢」では、ホールの素晴らしい音響も相まって壮大なスケール感を演出でき、渾身の演奏に盛大な拍手が続きました。

    満席のお客様の地鳴りの様な拍手と歓声は未だに耳に残っています😀

    ベルリンフィルやウィーンフィルなど、世界の名門オーケストラが演奏してきた舞台で関西フィルが受け入れられたことが大変光栄でした💐

    こうして、達成感と感謝を胸にベルギー・フランス・ドイツの3公演を無事に終えました。

    この欧州ツアーは2021年に予定されていた50周年事業がコロナ禍により延期を余儀なくされ、今秋、多くの方々の温かいご支援のおかげでようやく叶いました!
    奏者だけではなく、我々スタッフも素晴らしい経験をさせていただきました。
    本当にありがとうございました!

    欧州公演を対応したスタッフ

    欧州公演はこれで幕を下ろします。

    長〜い欧州公演ブログにお付き合いありがとうございました☺😅
    と、言いたいところですが!まだ帰国しておりません〜😅

    というわけで、次回最終章として、帰国&オマケなど!もう少しお付き合い願います📝