みなさまこんにちは
ここ数日、みずがめ座流星群が綺麗らしいですね
さて、今朝の産経新聞朝刊に飯守泰次郎さんの記事が
掲載されています。
「父の教え」というコーナーで、お父様の思い出を語って
らっしゃいます。
飯守さんが高校生の時のご家族のお写真も載っていて、
とても興味深い記事です!!
ぜひご覧ください
(C)s.yamamoto
みなさまこんにちは
ここ数日、みずがめ座流星群が綺麗らしいですね
さて、今朝の産経新聞朝刊に飯守泰次郎さんの記事が
掲載されています。
「父の教え」というコーナーで、お父様の思い出を語って
らっしゃいます。
飯守さんが高校生の時のご家族のお写真も載っていて、
とても興味深い記事です!!
ぜひご覧ください
(C)s.yamamoto
みなさまこんにちは
明日も良いお天気になりそうです
昨日、16日の練習からフルート独奏のセバスチャン・ジャコーさんに
ご参加いただいています
プロフィール写真はなかなかワイルド系でしたが!!
生ジャコーさんは、なんか、キラキラしてます・・・
水泳がお好きということで、肉体美はワイルド系です
ジャコーさんは2013年神戸国際フルートコンクールで第1位を
獲得されています
今回演奏していただくカール・フィリップ・エマニュエル・バッハの
フルート協奏曲ニ短調は、このコンクールの時に演奏された曲とのこと
ヨハン・セバスチャン・バッハの次男の作品ですね。
今回、ジャコーさんは木製のフルートを使用されます。
これぞ、木管フルート!という柔らかな音色です
金属のフルートに比べてとても透明感があり、どこまでも音が染み込んでいきますね・・・。
心がほっこりしてきます
しかし!今回のフルート協奏曲の第3楽章では、疾風怒涛のような
テクニックも披露してくださいますよ
目にもとまらぬ速さで細かな音が降り注ぐのですが、いとも簡単に
美しく吹きこなしていらっしゃいます
当楽団フルート首席奏者の増本竜士がジュネーブ音楽院に留学していた時、
3年間一緒に学んだそうです。
ジャコーさんは、特別枠で入学されたらしく、なんと15歳での入学
今回は久々の再会でとても楽しそうでした
向かって左から、シェレンベルガー氏、ジャコー氏、増本竜士です。
ショスタコーヴィチの5番、増本が吹くフルートも大活躍します
3楽章での木管楽器のソロは何かを訴えているとしか思えない、
とても印象的な空間ですよね。
ぜひご注目ください
本日は17時まで事前ご予約を承っております。
(関西フィル:06-6577-1381)
明日は17時45分から当日券を発売致します。
皆様のお越しをお待ちしております~
みなさんこんにちは
7月18日(金)、盛夏の定期演奏会が迫ってまいりました。
今年の夏、7月定期と9月定期は”ベルリン・フィルを支えた男たち”シリーズです
ほぼ同時期の20年間、ベルリン・フィルの要職、
オーボエ首席を務めたハンスイェルク・シェレンベルガー氏を7月に、
ヴィオラ首席を務めたヴォルフラム・クリスト氏を9月にお招きします
カラヤンやアバドの時代、数々の名演に携わっていらっしゃったことでしょう・・・
シェレンベルガー氏とは2002年から6回目の共演となります。
2002年、ハイドン:十字架のキリストの最後の七つの言葉
2004年、メンデルスゾーン:交響曲3番「スコットランド」
2006年、レスピーギ:シバの女王ベルキス
2008年、ベルリオーズ:幻想交響曲
2009年、シューベルト:交響曲7(8)番「未完成」
というメインプログラムでしたバラエティー豊かですね~。
今回はこの豊かなバラエティーの幅をさらに広げるショスタコーヴィチ
そう!!話は変わりますが、夏と言えばショスタコーヴィチの5番を
絶対聴くべきでしょう!!
20世紀最大の作曲家の一人、ショスタコーヴィチの作品の中で、
最も親しまれており最も夏に相応しいと思われる交響曲第5番
この曲は当時の共産党からの抑圧の中で作曲され、「強制された感情」が
織り込まれたとも言われていますね。
単純に”輝かしい勝利”として受け止められる内容ではありませんが、純粋に音の並びや
ハーモニー、オーケストラの壮大な響きは、盛夏にぜひ聴いていただきたい
血沸き肉躍る名曲だと思います
空間を突き抜けて響く管楽器、ここぞ!というには全てを支配してしまう打楽器、
格別に静謐な響きの第3楽章での弦楽器群・・・
昨日の練習初日、2日目の今日と、ショスタコーヴィチを集中して練習しました。
ショスタコーヴィチ第5番にしては、少しだけテンポが速めのように感じました。
楽団員に聞いてみると、
「確かにテンポは速めに感じるけど、これがショスタコーヴィチが指定したテンポに
忠実だよ、実は。
この曲で習慣的になってしまっているテンポのゆれや強弱変化が削ぎ落とされていて、
これがショスタコーヴィチが書いた本当の音楽なのかも。」
ということでした
練習中、「too much」「enough」という言葉を度々おっしゃっていました。
大音量よる虚飾を避け、内面的な要素でこの第5番を表現されようと
してらっしゃるのかもしれません。
全体のバランスをとても注意深く調整されています。
いくつか組み合わされているメロディーの中でも、一番重要なメロディーが
浮き上がるように、音量、響きを組み立てられました。
とにもかくにも、何度も言いますが、絶対的に夏に聴くべきショスタコ5番
どんどん暑くなる夏を目の前に、これを聴けば元気100倍スタミナがつくこと
間違いありません
色々話を聞いていると、クラリネットの吉田悠人は今回”ショスタコーヴィチ第5番デビュー”
を飾るということが発覚それも「Esクラリネット」で
Esクラリネットは一番頻繁に使用されるB管クラリネットに比べ、高い音域(4度上)
の音が出るよう作られた少し小さ目のクラリネット
向かって左がEsクラリネットです。ちっちゃいですね!!
頻繁にオーケストラ曲に登場する楽器ではありませんが、このEsクラリネットにしか絶対
出せないキャラクターの音色があり、作曲家達が効果的に使ってきました。
甲高く、鋭くきわだった音色で、狂ったような感情、少し品を落とした表現、時にはとぼけた
ような表情などを得意とします。
とにかく、平常平安な雰囲気の中でこのEsクラリネットが目立つメロディーを演奏している
ことはほぼ無いと言えるでしょう。
ショスタコーヴィチ第5番では、第2楽章の最初にこのEsクラリネットの特色が
最大に生かされるソロがあります。
しかし、この曲全体を通して演奏箇所はかなり多く、オーケストラが”通常ではない
雰囲気”を纏っていることに、Esクラリネットは最大の効果を発揮しています。
このEsクラリネット、B管クラリネットに比べリードも小さくなっています。
左がEsクラリネット用のリード。
< br />リードも楽器全体も小さく、少しの息遣いの違いが大きな音程の違いとなって現れるので、
とても音程が取りにくいそうです。
高い音を出すために作られたのでもちろん高い音を吹くことが多く、
それはとても圧力の強い息が求められるので、体力を使い果たすとのこと
吉田悠人、練習後に「耳鳴りがする・・・」と言っていました
27歳ショスタコ5番デビューの吉田悠人、応援よろしくお願いします
明日はセバスチャン・ジャコー氏を迎えての練習風景をご紹介します。
みなさん、どうぞご期待ください。
チラシのお写真以上にイケメンです
そして木管フルートで奏でられるビロードのような音色と超絶技巧・・・
フルートの貴公子登場です
【関西フィル258回定期演奏会】
[プログラム]
◆モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲 K.620
◆C.P.E.バッハ:フルート協奏曲 ニ短調 Wq.22
◆ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 作品47
※学生席は関西フィル・チケット受付でのみご予約承ります。
※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
皆様こんにちは
本日は“秋のデュメイ・ウィーク”チケット発売のお知らせです
今年の“秋のデュメイ・ウィーク”は次の3公演。
11/15(土) 第261回定期演奏会(ザ・シンフォニーホール)
11/17(月) オータム・スペシャルコンサート(伊丹アイフォニックホール)
11/21(金) いずみホールシリーズVol.35(いずみホール)
このうち、第261回定期演奏会のチケットを7月16日(水)10:00より、
いずみホールシリーズVol.35のチケットを7月23日(水)10:00より
発売開始いたします
※11/17(月)オータム・スペシャルコンサートはご予約受付中です
“秋のデュメイ・ウィーク”のオープニングを飾るのが
第261回定期演奏会です。
今回ソリストにお迎えするのはデュメイが厚い信頼を寄せる
ピアニスト・上田晴子さん。
そして今最も注目を集める若手チェリスト・宮田大さんです
(C)Yukio Kojima
指揮とヴァイオリン独奏を務めるデュメイ監督とともに
ベートーヴェンのトリプル・コンチェルトをお贈りいたします
豪華共演と久々のデュメイ監督の弾き振り…、これは聴き逃せません
“秋のデュメイ・ウィーク”の締めくくりであり、
今年のいずみホールシリーズの締めくくりとなる公演が
いずみホールシリーズVol.35。
この日は“バリエーション<変奏曲>”と題して、日本を代表する
チェリスト・堤剛さんとともにお贈りいたします
(C)鍋島徳恭
こちらも芸術の秋のふさわしい豪華プログラム
デュメイ&堤さん、二人の巨匠の豪華共演にどうぞご期待ください
この2公演をお得にお聴きいただける“デュメイ・ダブル”、
この秋も発売します
“デュメイ・ダブル”とは…
第260回定期演奏会(11/15)のS席といずみホールシリーズVol.35(11/21)の
S席を同時にご予約いただくと合計¥10,000⇒¥8,000になるという
とてもお得なチケットなのです
さらにデュメイ・ダブルなら7/23発売のいずみホールシリーズVol.35を
発売日より1週間早い7/16からご予約いただけるのです
芸術の秋、豪華なデュメイ・ウィークをお得にお楽しみください
※“デュメイ・ダブル”は関西フィル事務局でのみご予約承ります。
チケットは関西フィル事務局(06-6577-1381)のほか
各プレイガイドでご予約いただけます。
皆様のご予約、お待ちしております
≪第261回定期演奏会≫
[日時]
2014年11月15日(土)14:00開演(13:00開場)
[場所]
ザ・シンフォニーホール
[出演]
指揮およびヴァイオリン独奏:
オーギュスタン・デュメイ(関西フィル音楽監督)
独奏:上田晴子(ピアノ)/宮田大(チェロ)
[プログラム]
~ 珠玉のオール・ベートーヴェン・プログラム ~
ベートーヴェン:ピアノ,ヴァイオリン,チェロのための
三重協奏曲 ハ長調 作品56
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番 作品72a
ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 作品93
※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
[入場料]
S席¥5,000/A席¥4,000/B席¥3,000
学生席(25歳以下)¥1,000(全席指定・税込)
※学生席は関西フィル・チケット受付でのみご予約承ります。
[ご予約]
関西フィルハーモニー管弦楽団 06-6577-1381
ザ・シンフォニーチケットセンター 06-6453-2333
チケットぴあ[Pコード:212-852] 0570-02-9999
ローソンチケット[Lコード:57239] 0570-000-407
イープラス http://eplus.jp/ (PC・携帯共通)
≪いずみホールシリーズVol.35≫
[日時]
2014年11月21日(金)19:00開演(18:30開場)
[場所]
いずみホール
[出演]
指揮:オーギュスタン・デュメイ(関西フィル音楽監督)
独奏:堤 剛(チェロ)
[プログラム]
チャイコフスキー:奇想的小品 作品62
チャイコフスキー:感傷的なワルツ 作品51-6
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲 作品33
ラヴェル:「マ・メール・ロワ」組曲
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
[入場料]
S席¥5,000/A席¥3,500(全席指定・消費税込)
[ご予約]
関西フィルハーモニー管弦楽団 06-6577-1381
いずみホールチケットセンター 06-6944-1188
チケットぴあ[Pコード:218-638] 0570-02-9999
ローソンチケット[Lコード:54191] 0570-000-407
イープラス http://eplus.jp/ (PC・携帯共通)
皆様こんにちは
2014年秋、デュメイと関西フィルメンバーによる
アンサンブルコンサートの開催が決定いたしました
その名も“デュメイ&関西フィル、オータム・スペシャルコンサート”
2014年11月17日(月)に、伊丹アイフォニックホールで開催いたします。
こちらのコンサートのチケットを、6月27日(金)10:00より
発売開始いたします
コンサートのオープニングは友永健二(ヴァイオリン)、
飛田千寿子(ヴィオラ)、大町剛(チェロ)が登場。
室内楽のスペシャリスト・上田晴子さんとともに
モーツァルトのピアノ四重奏曲第2番をお贈りいたします
そして今回音楽監督デュメイは上田さんとともに
ブラームスのヴァイオリン・ソナタと
F.A.Eソナタより第3楽章「スケルツオ」を披露
(C)HIKAWA
写真は今年5月のスプリング・スペシャルの様子です。
2013年に上田さんと初めて共演して以来、意気投合したお二人
今回もぴったりと息の合った素晴らしい演奏にご期待ください
そして最後はデュメイ&上田さん、そしてコンサートマスターの
岩谷祐之、首席奏者の中島悦子(ヴィオラ)と日野俊介(チェロ)で
ブラームスのピアノ五重奏曲をお贈りいたします
どうぞお楽しみに
会場となる伊丹アイフォニックホールは阪急伊丹駅から徒歩約4分、
JR伊丹駅から徒歩約7分という好立地
お仕事帰りに気軽にお立ち寄りいただけそうです
そして歴史好きの方にお勧めしたいのがJR伊丹駅を出てすぐのこちら
戦国武将・荒木村重が居城としていた有岡城跡です
今年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の主役・黒田官兵衛が
幽閉されていたことでも有名なお城ですね。
今は一部石垣や建物の礎石を残すのみですが、
にぎやかな駅前にあるにもかかわらずこの場所だけ
とてもひっそりとしていて、心ひかれる場所でした
お時間のある方はぜひお立ち寄りください
演奏会のチケットは、関西フィル事務局(06-6577-1381)のほか
伊丹アイフォニックホール(072-780-2110)、イープラスでも
ご予約いただけます。
イープラスでは画面上で座席を選択していただくことができますので
ぜひご利用ください
皆様のご来場、お待ちしております
≪オータム・スペシャルコンサート≫
[日時]
2014年11月17日(月)19:00開演(18:30開場)
[場所]
伊丹アイフォニックホール(伊丹市立音楽ホール)
[出演]
ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ(関西フィル音楽監督)
ピアノ:上田 晴子
ヴァイオリン:岩谷 祐之(関西フィル・コンサートマスター) ほか
[プログラム]
<第1部>
~関西フィルのメンバーによるピアノ四重奏~
モーツァルト:ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 K.493
ヴァイオリン:友永健二/ヴィオラ:飛田千寿子/チェロ:大町剛
ピアノ:上田 晴子
~デュメイが奏でる華麗なるブラームス~
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 作品100
ブラームス:F.A.E.ソナタ より 第3楽章「スケルツォ」
ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ/ピアノ:上田晴子
<第2部>
~デュメイと関西フィルのメンバーが奏でる黄金のアンサンブル~
ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 作品34
ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ
ヴァイオリン:岩谷祐之(関西フィル・コンサートマスター)
ヴィオラ:中島悦子(関西フィル首席奏者)
チェロ:日野 俊介(関西フィル首席奏者)
ピアノ:上田 晴子
※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
[料金(全席指定)]
大人:4,000円/ 高校生(18歳)以下:2,000円
※乳幼児、未就学児のご同伴、ご入場はご遠慮ください。
[ご予約]
関西フィルハーモニー管弦楽団 06-6577-1381
伊丹アイフォニックホール 072-780-2110
イープラス http://eplus.jp/ (PC・携帯共通)
みなさまこんにちは
明日のジークフリート定期、無事ザンピエーリ氏が到着されました
関西空港からホテルに移動され、少し休まれてからすぐ飯守さんとの
ピアノでの打ち合わせを行いました。エネルギッシュ・・・
畑田ブリュンヒルデも少し早めに駆けつけ・・・
ピアノ打ち合わせのあとは休憩を取ってオーケストラ合わせに突入です
天上の神々の長ヴォータンが、権力奪回のために生み出した
ジークムントの息子、ジークフリート。
「ジークフリート」の第3幕は、このジークフリートとブリュンヒルデ、
世紀のカップルが誕生する幸せな場面です
プログラムに詳しくあらすじを載せていますので、ぜひ開演前に
お目通しください
第1場は神々の長ヴォータンと智の神エルダとの会話です。
ヴォータンは、神々と世界の行く末についてエルダに尋ねますが、
否定的な答えしか返ってこず、ヴォータンは不機嫌に・・・。
竹本節子さん(エルダ)と片桐直樹さん(ヴォータン)、
本当に深く響くこのお二人の声での第1場、楽しみです
この2人の娘がブリュンヒルデでありヴォータンの孫がジークフリート
ですね
ヴォータン扮する”さすらい人”がジークフリートに色々質問をする第2場。
ヴォータンの槍は、かつて自分が作り出し今やジークフリートの物になっている
名剣ノートゥングに打ち砕かれます・・・
ヴォータンは自分が作り出した英雄ジークフリートの成長を密かに喜ぶのです。
この第2場でザンピエーリさん(ジークフリート)が登場
ジークフリートがブリュンヒルデの眠る岩山に向かう部分、オーケストラの聴かせ所です
飯守節も絶好調
何しろこの膨大な量の音楽がすべて頭に入ってらっしゃるので、それと少しでも
違うと許していただけませんなかなか厳しい練習でした。。。
そしてジークフリートとブリュンヒルデが出会い愛し合う第3場
不安や逡巡、困惑を乗り越えながら、長い長い愛の二重唱が繰り広げられ、
二人の愛は最高潮に達します
飯守さん、ザンピエーリさんのことを
「お客様の心に訴えかける、若々しくも温かい英雄ジークフリトになるよ!」とのこと
出合ったばかりのジークフリートと畑田弘美ブリュンヒルデのフレッシュな二重唱
(本当に出合ったばかりです)
オーケストラは4日間じっくりと練習し、今や楽団員には
ワーグナーの血が流れています、というくらいの勢いです
3月末からの長い練習の積み重ねに、ザンピエーリさんの輝く歌声が
加わりパワーアップした”ジークフリート”をお聴きいただければ幸いです。
新国立劇場オペラ芸術監督就任直前の飯守さん、ノリに乗っていらっしゃいますよ
飯守さんのライトモティーフ講座での予習もお忘れなく
↓ ↓ ↓
http://blog.livedoor.jp/kansaiphil/archives/2014-05-20.html
事前ご予約は終了しておりますが、明日17時45分から全席ランクの
当日券を発売致します。
皆様のお越しをお待ちしております
【関西フィル257回定期演奏会】
関西フィル:06-6577-1381
みなさまこんにちは
今週13日(金)の定期演奏会、ワーグナー:「ジークフリート」第3幕の
演奏会形式の本番が迫ってまいりました。
6月6日にご報告させていただいた通り、ジークフリート役の竹田昌弘さんが
体調不良のため出演できなくなり、ジャンルカ・ザンピエーリ氏に代役として
ご出演いただくことになりました。
詳しくは6日のブログをご覧ください。
↓ ↓ ↓
http://blog.livedoor.jp/kansaiphil/archives/4796312.html
竹田さんのジークフリートを楽しみにされていたお客様には
大変申し訳ございません。
このジークフリートの飯守さんによるピアノ稽古は、3月末から始まりました。
ほとんど練習無しでジークフリートを歌ってくださる方、ということは
ほとんど不可能かと思っておりましたが、飯守さんの人脈から、
世界で活躍していらっしゃるザンピエーリ氏のスケジュールが調整でき、
急遽来日していただけることになったことは、本当に不幸中の幸いでした。
ぜひお楽しみいただければと思います。
今回の定期演奏会、いつもより1日多く4日間の練習日を取っております。
9日(月)はオーケストラだけの練習でした。
その前に!飯守さんのワーグナーの時の恒例ですが、ピアノを使った
レクチャーがありました
楽員にはジークフリート第3幕のライトモティーフの譜面が印刷された紙が配られ、
それを飯守さんがピアノで弾きながら説明してくださいます
”ライトモティーフ”とは、特定の登場人物や状況に結びつく短いメロディーのことです。
ワーグナーはこのライトモティーフをとてもたくさん、複雑に取り入れています
楽団員に向けては、1時間弱で40個くらいのライトモティーフを説明してくださいましたが、
それを、14分のハイライトにした動画を作りました!!
”飯守泰次郎ライトモティーフ講座ハイライト”をぜひご覧になって
13日(金)はザ・シンフォニーホールにお越しくださいませ
今回のオーケストラはというと・・・
14型の弦楽器群といつもの倍くらいの管楽器群。
ティンパニ2セットと打楽器、ハープ2本です。
ワーグナーは管楽器が特徴的ですよね。
フルート・オーボエ・クラリネットは迫力の4本、ファゴットは3本。
その後ろの金管楽器は、手前からトランペット3本にバストランペット1本、4本のトロンボーンにテューバ。
今回、上手側に配置するホルンは8本です
ワーグナーのホルンといえば、”ワーグナーチューバ”
前の4人がホルン、後ろの4人がホルンとワーグナーチューバとの持ち替えです。
ワーグナーチューバ、奏者の顔が全く見えないですね・・・
ジークフリート第3幕、ワーグナーチューバが派手な活躍はしないのですが、
後ろの4人がこの顔を隠す楽器を構えたら、ぜひ音色に聴き耳をたててください
スコアを見ながら説明してくださっている最中、お宝が
飯守さんは古い古いジークフリートのスコアをお使いなのですが、
そのスコアの中に1984年のバイロイト音楽祭の練習スケジュールが
挟まっていました
ちょうど30年前の1984年7月5日(木)のスケジュールですね~。
7:00~9:00 舞台のセッティング
9:00~10:00 照明のセッティング
10:30~13:30 ワルキューレ第3幕の通し稽古
ということだそうです。
右下に飯守さんのお名前があります
「舞台袖で裏棒を振っていたんだよ」とおっしゃっていました。
舞台上以外で演奏するいわゆる”バンダ”の指揮をしてらしたそうです。
ワーグナーの聖地、バイロイト仕込みの飯守さんのジークフリート、
ぜひご体験ください
6月12日(木)17時まで、事前ご予約を受け付けています。
【関西フィル257回定期演奏会】
関西フィル:06-6577-1381
皆様こんにちは
私たち関西フィルの本拠地である港区のフリーペーパー
“Mu-Cha(ムーチャ)”、ご存知ですか
毎号おしゃれな表紙が目を引くMu-Chaには、
港区の飲食店やイベントなど、お役立ち情報が
たくさん掲載されています
このおしゃれなMu-Cha最新号(6月号)で、
ヴィオラ奏者の山本知資を紹介していただきました
山本を紹介していただいたページはこちら
「父の日スペシャル、港区で働くお父さん大集結!」
港区で働く5人のお父さん、普段着姿と働いている姿が
紹介されています
山本はこちら。
普段着姿の写真は、記者の方がオークホールまで撮影に来てくださり、
優しく穏やかな山本の人柄がにじみ出た素敵な写真を
撮ってくださいました
われらが山本、他のカッコいいお父さん方に負けず劣らず
素敵ではありませんか
そして、山本が登場するのはこのページだけではありません。
ページをめくると…
港区オススメのお店コーナーにも登場しております
Mu-Chaの皆様、ありがとうございました
Mu-Chaは弁天町オーク200生涯学習センター、オーク200、
ホテル大阪ベイタワー、弁天町市税事務所、港弁天郵便局、
弁天町オーク内郵便局、大阪市立中央図書館など
たくさんの場所に設置されています。
関西フィルも、コミュニティコンサート開催の際に
情報を掲載していただいています。
皆様、ぜひお手にとってご覧になってみてくださいね
皆様には、日頃より関西フィル公演にご来場・ご支援賜り誠にありがとうございます。
6月13日の定期演奏会「ジークフリート第3幕」に出演を予定しておりました竹田昌弘氏は、体調不良のため出演が不可能となりました。
代わって、ジャンルカ・ザンピエーリ氏にご出演いただくこととなりました。なお、曲目・開演時刻等に変更はございません。
また、当該公演のチケット代金の払い戻しはございません。
やむを得ぬ事情とはいえ、お客様各位には、大変ご迷惑をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。
諸事情をご勘案の上、皆様のご理解をお願いいたします。
何卒、ご了承下さいますようお願い申し上げます。
特定非営利活動法人 関西フィルハーモニー管弦楽団
* ジャンルカ・ザンピエーリ氏をご紹介いたします。
【テノール】ジャンルカ・ザンピエーリ(ジークフリート役)
「ジャンルカ・ザンピエーリはトリスタンを歌ってデビューして以来、英雄役として幅広く活躍している。無理のない歌声はエレガントで、高音では輝き、そしてディクションとニュアンスも素晴らしい」(klassic.com)
イタリア出身。
在学中にウィーンでドン・ホセを歌ってデビュー。同年、リエティで開催されたマッティア・バッティスティーニ声楽コンクールで優勝し、ウィーン大学でフランコ・コレッリのマスタークラスを受講する。
2006年にエアルのチロル音楽祭で初めてトリスタンを歌う。同音楽祭ではそれ以前にジークフリートも歌っている。1996年から1998年の間に、イタリア各地の歌劇場でデビューを果たしている。ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場、ピサ、ナポリのサン・カルロ歌劇場、ジェノヴァなどでラダメス、アンドレア・シェニエ、カヴァラドッシを歌う。またタオルミナ音楽祭ではポリオーネ(ノルマ)、サン・ジミニャーノ・オペラフェスティバルではラダメスを歌い、いずれも好評を博している。
ヴェルディとプッチーニの主要なパートを得意としているほか、数年前から、さらにチェコとドイツものへとレパートリーを広げており、とりわけワーグナーに力を入れている。2010年は、トリエステのヴェルディ歌劇場でタンホイザーのパートデビューを果たしたほか、プラハ国立歌劇場でカヴァラドッシ(トスカ)とラダメス(アイーダ)を歌う。2011年はオテロでコルドバに登場。2011年はトリーア歌劇場で初めてピーター・グライムズを歌い、大成功をおさめる。同年のエアル音楽祭ではトリスタンとタンホイザーを歌っている。2012年9月にはハーゲンバッハ(ラ・ヴァリー)とボリス(カーチャ・カバノヴァ)でオストラヴァに出演。2013年3月にはワルシャワで、クシシュトフ・ペンデレツキの指揮でヴェルディのレクイエムを歌って好評を博す。