みなさまこんにちは、ここ2、3日は少し暖かいですね。
また寒の戻りがあるらしいですが、春はきっとすぐそこ
2月16日から関西フィルは四国に演奏旅行に行っております
文化庁から委託をお受けして開催する「文化芸術による子供の育成事業」
小学校や中学校の体育館で、児童の皆さんが座る床と同じ高さで
フルオーケストラが演奏致します
2月17日(火)に開催した、高知県四万十市立具同小学校での様子です。
全国の多くのプロオーケストラが文化庁から委託を受けこの事業を行っていますが、
未来を担う青少年のために演奏するとても重要な事業として捉え、企画段階から
かなり綿密に進めています。
欧米のクラシックの作品だけでなく、邦人作曲家の作品、今回は
外山雄三さんの「管弦楽のためのラプソディー」も取り上げています。
学校の校歌をオーケストラの生伴奏で歌っていただいたりも
下の写真は、ピアソン作曲の「ヒップリップス」という曲を使って、
オーケストラが児童の皆さんの手拍子と共演しているところですね
児童の皆さんに向かって手拍子の誘導をしているのは、奥がチェロの夏秋彩、
手前がヴァイオリンの野口まつのです
関西フィルの若手二人が笑顔を振りまいて盛り上げていました
もちろん各楽器の紹介コーナーも趣向をこらして行います。
下は、楽団一渋いファゴットの星野則雄がシブくファゴットを紹介している
場面です
小学生の皆様に、ファゴットと星野則雄の渋さが伝わっていれば
嬉しいのですが
児童の皆様がオーケストラの生演奏を聴いて、色々なことを感じ、
音楽の様々な感情を知っていただき、そして元気になってくだされば、
こんなに音楽家冥利につきることはありません
今年度は2月27日(金)が最終公演日。
引き続き、「オーケストラの生演奏ってすごい!なんだかワクワクする!!」
と思ってもらえるよう、心を込めて演奏してまいります
そして3月には、飯守泰次郎さんとのブルックナー5番が待っています
【関西フィル第263回定期演奏会】
13:40~ 指揮:飯守泰次郎によるプレトーク開催!
独奏:清永 あや(ヴァイオリン)
[プログラム]
◆メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
◆ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調
※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。
学生席(25歳以下)¥1,000(全席指定・税込)
※学生席は関西フィル・チケット受付でのみご予約承ります。
関西フィルハーモニー管弦楽団
06-6577-1381