• 2015.9.7(月)
    関西フィルNews
    いずみホールシリーズの練習が始まりました!!

    みなさまこんにちは

    デュメイ監督はご機嫌で来日し、今日から練習が始まりました

    IMG_3852

    練習の最初に、
    「5月のヨーロッパ公演は本当にありがとう。
    あの後、公演の主催者から色々電話をもらって
    ”大成功だった”と言ってもらって嬉しかった」
    と、デュメイ監督から報告がありました

    今日は10日(木)公演の全部の曲をきっちり練習しました。
    下の写真は今回のメインの1つ、リストの交響詩「レ・プレリュード(前奏曲)」の
    練習ですね。

    IMG_3895

    詩的・絵画的な内容を管弦楽で表現した作品を”交響詩”と呼びますが、
    リストが創始者と言われています。

    ”交響詩”と言えば、デュカスの「魔法使いの弟子」、
    スメタナの”モルダウ”を含む「我が祖国」、シベリウスの「フィンランディア」、
    などなど有名な曲がたくさんありますね~。

    この「レ・プレリュード」、関西フィルでは最近演奏していませんが、
    ”交響詩の父”リストの交響詩の代表曲です名曲です

    フランスの詩人ラマルティーヌによる「人生は”死”への前奏曲なのだろうか」
    という文章が添えられています。
    ひそやかな人生の始まりから輝かしいフィナーレまで、
    変幻自在にさまざまな人生の場面を紡ぎ出していきます

    IMG_3862

    この曲をあまりご存知でない皆様、ぜひ生でお聴きくださいませ。
    曲の長さは17分くらいと、大変聴きやすい曲です

    今日の練習は、ワーグナーの「ジークフリート牧歌」もじっくりと行いました。

    IMG_3904

    ワーグナーと言えば、長い、重い、どかーん!ぐわーん!、何日もかかるオペラ!、
    などなどの印象をお持ちかもしれませんね。

    この曲はその対極にある、宝箱に入れておきたいような
    幸せな1曲です

    ワーグナーの3人目の子ども、初めての男の子ジークフリートが
    生まれた次の年に作曲されました。
    ワーグナーの妻、コジマの誕生日の日の朝、コジマの目覚めに合わせて
    サプライズで演奏された(自宅の階段で!)というのは有名ですね。
    もうこれだけでどんなに幸せに満ちた曲かということがおわかりに
    なると思います

    写真のように管楽器の人数は少なく、ハッピーオーラ満載の
    ソロを奏でます。
    明日・明後日の練習で”デュメイ節”が加わり、さらにフレッシュな
    「ジークフリート牧歌」をお届けできると思います

    さあさあ、明日はヴァイオリン界の巨匠、ジャン=ジャック・カントロフの
    息子さん、アレクサンドル・カントロフさんの登場です

    【いずみホールシリーズVol.38】
    →公演詳細


  • 2015.9.2(水)
    関西フィルNews
    もうすぐデュメイ監督が来日します!!

    みなさまこんにちは
    ヨーロッパ公演が終わって初めてのデュメイ来日が近づいています。

    楽団員たちが練習中によく使う”デュメイ節”が、炸裂間違い無しの
    2公演になりそうですよ

    デュメイは、彼独特のエスプリ溢れる歌いまわしで、
    名曲の固定観念を打ち破る音楽を作り上げていきます。

    慣れ親しんだメロディーが全く違う輝きを放ち、新たに生まれ
    変わってしまうのです
    それを私達は”デュメイ節”と呼んでいます

    9月10日(木)いずみホールシリーズでの
    ワーグナー:ジークフリート牧歌、リスト:レ・プレリュード、
    9月16日(水)定期演奏会のドヴォルザーク:交響曲第8番、
    このあたりに”デュメイ節”が現れる匂いがぷんぷんしますねぇ。

    これらよく知られた名曲が「こんな曲だったっけ?!」と目から鱗~

    デュメイ監督の顔を見たら、きっとヨーロッパ公演のことがフラッシュバック
    してくるはず。
    あの舞台の空気や街の匂い、作曲家や音楽をとても身近に感じたこと、
    あの体験をデュメイ監督と一緒にぜひ再表現したいと思います。

    そしてしつこく”ヨーロッパ公演の思い出”!!
    今回は不思議でかわいい物達

    5月27日(水)は移動途中のスイス・モントルーに宿泊しました。
    翌日28日(木)公演地のマルティーニに出発する前に
    モントルーの街を散歩していたら素敵なお家のドアが~

    IMG_0999

    なんて渋いリース

    草?葉っぱ?のみ。余計な物は何も無し。
    なんてセンスが良いのでしょう~

    このドアを見つけた後から、ドアに注目しながら歩いていたら、
    こんなリースが

    IMG_1001

    卵です、卵

    アップでご覧いただきましょう。

    IMG_1001-1

    卵のリース、こんなんあるんですね・・・。
    卵はきっと子孫繁栄の象徴ですから縁起の良い物なんでしょうが、かわいいのと
    気持ち悪いのと、紙一重のような。。。

    このモントルー泊のあと、初日公演会場マルティーニに移動しました。
    到着してから現地練習開始まで休憩時間があったので、軽食を買いに
    少し外出。

    その途中、道のそばに突然バナナが

    IMG_1094

    かなり大きいというのはなんとなく感じていただけると思いますが、

    IMG_1095

    近くのベンチと比べていただければその巨大さがおわかりいただけるかと。
    大きいけどかなりリアルで精巧なバナナでした~。

    ほんとに道のすぐ横、駐車場の一角です。
    オブジェなのでしょうが、特に作品名が書かれた看板とかは無く、
    誰かに聞きたくてもフランス語は・・・

    リースやバナナ、お国が変わると思いも付かないような文化や発想が
    生まれるのですね

    デュメイの音楽作りも同じくらい驚きの連続です。
    今回は名曲が多いだけに特に楽しみです

    どうぞお越しくださいませ~

    【9月10日(木)いずみホールシリーズVol.38】
    詳細はこちらをどうぞ→9/10関西フィルHP

    【9月16日(水)第268回定期演奏会】
    詳細はこちらをどうぞ→9/16関西フィルHP


  • 2015.8.25(火)
    事務局からのお知らせ
    東大阪市と「文化芸術のまち推進協定」を結びました!

    みなさまこんにちは

    本日、東大阪市と「文化芸術のまち推進協定」を締結致しました。

    IMG_3669

     

    締結式の様子
    右:東大阪市長 野田 義和 様
    左:関西フィル専務理事 浜橋 元

    東大阪市とは、2013年に初めての演奏会のご依頼をいただき、
    2014年、2015年と今までに3回演奏会をさせていただいています。
    東大阪市が大変ご理解のある予算を捻出してくださったおかげで、
    チケット料金が低くおさえられ、毎回満席のお客様にコンサートを
    楽しんでいただいています。

    歴史ある東大阪市立市民会館が2015年6月に閉館し、2019年に
    新市民会館が完成する予定です。
    これに向け、光栄にも東大阪市から
    「年に1回の演奏会だけでなく、もう少し深いお付き合いを」との
    お申し出を頂戴し、今回の協定締結となりました

    協定の中身は、今後、発展していく予定ですが、
    「東大阪市における文化芸術の振興及び心豊かな地域社会の形成」
    ということが主な目的です。

    ”地域密着”をコンセプトの1つとしている関西フィルですが、特定の都市との
    このような協定は今までありませんでした。
    今回の東大阪市が初めてです。

    クラシック愛好家の皆様だけでなく、未就学児、小・中・高、お年寄りの方など
    幅広い年齢層の方々に向けた公演開催、定期的な学校での楽器クリニックなど、
    1つの地域にじっくり腰を据えて音楽活動を展開できることは、
    オーケストラとして本当に幸せなことです。

    東大阪市の未来を担う青少年の育成、地域文化の醸造・活性化の一翼を
    担えるよう、そして新市民会館の魅力を東大阪市はもとより全国に発信する
    お手伝いをさせていただけるよう、力一杯努めてまいります。

    東大阪市ならではのプログラムを組んで関西一円のお客様に
    楽しんでいただきたいと思っております。
    東大阪市民の皆様、どうぞよろしくお願い致します!!

    新市民会館の建設場所は、近鉄奈良線「八戸ノ里駅」(鶴橋から11分!!)
    から200メートルの場所に予定されていて、大阪市内からもアクセスバッチリです。
    関西在住の皆様も、東大阪新市民会館を楽しみにお待ちください。

    東大阪市といえば、花園のラグビーが超有名ですね
    2019年のラグビーワールドカップも決まっています。(新市民会館完成と同じ年です!!)

    IMG_3653

    ↑締結式の様子ですが、スタッフの皆さんは行事がある時はこのようにラガーシャツを
    お召しになるとのこと!!楽しい雰囲気になりますよね~

    東大阪市と関西フィルががっちりタッグを組んだこの協定、
    ぜひ今後にご注目ください


  • 2015.8.22(土)
    関西フィルNews
    今週末は「城陽定期演奏会」と「親子定期演奏会」です!

    みなさまこんにちは
    お盆が過ぎてからぐんと涼しくなりましたね

    明日から、関西フィルの主催公演が2日間続きます
    「第5回城陽定期演奏会」と、ザ・シンフォニーホールさんと共催で
    開催する「関西フィル親子定期演奏会」

    練習の様子を少しご紹介

    8月23日(日)は5回目を迎える城陽定期演奏会です。

    IMG_3473

    シベリウスの交響曲、今月11日はいずみホールで第1番を演奏しましたが、23日は第2番を演奏します。

    第1楽章の冒頭の弦楽器がさざめき始めた瞬間、北欧の鮮烈で澄み切った風が
    迸り出るようですよね・・・

    IMG_3408

    2楽章冒頭のファゴットソロなど、たくさんの木管楽器のソロも見逃せません

    IMG_3476

    シベリウスの土着的力強さ、北欧ならではの色彩と心燃やす情熱・・・
    音響の素晴らしい文化パルク城陽でぜひお楽しみください

    そして、前半は25歳のピアノの貴公子、金子三勇士さんのラフマニノフの
    ピアノ協奏曲第2番です
    この曲、男の方が弾かれるともう本当にキュンキュンしますね

    IMG_3628

    印象的なピアノソロから始まる第1楽章、冒頭の和音から”男の美学”とも言える
    この協奏曲を完全に手の内に入れていらっしゃいます。

    IMG_3565

    フルコンサートグランドピアノを鳴らしきる金子さんのラフマニノフ、文化パルク城陽の
    響きをまとって残響の最後までご堪能ください

    そして8月24日(月)は関西フィル親子定期演奏会
    4歳以上のお子様とご家族を対象とした名曲揃いのファミリーコンサートです

    IMG_3367

    お、これは稀代の名曲、エルガー:威風堂々第1番の練習が始まった所ですね

    1901年に作曲されたこの曲、100年以上経った今でもダントツに親しまれ、
    メディアにも多く使われ、オーケストラがコンサートでも頻繁に演奏する
    選ばれし珠玉の1曲です。

    この曲以外にも、ムソルグスキー「禿山の一夜」、チャイコフスキーの
    弦楽セレナーデのワルツ、スメタナのモルダウなど、クラシック曲の
    センターを張っている曲ばかりを並べました

    そしてこの公演のもう1つの目玉は、チェロの北村陽くん
    現在小学5年生の若き俊英
    2013年の夏、北村くんが小学3年のときに初めて共演させて
    いただきました。

    その時の写真が藤岡さんのブログ(8月28日分)に載っています。
     ↓ ↓ ↓
    藤岡さんの2013年のブログ

    その時に比べてとても大人っぽくなられました!!

    IMG_3336

    今回はフォーレの「エレジー」とエルガーの「愛の挨拶」の2曲を弾いていただきます。

    今まではサン=サーンスのチェロ協奏曲第1番第1楽章や、
    ハイドンのチェロ協奏曲第1番第1楽章など、溌剌とした曲が多かったのですが、
    今回のエレジーは心の奥底の悲しみを表す曲。
    今までに聴いたことの無い深い音色で見事に表現されていました

    でも、時々見せてくれる”チェロ弾くの楽しい!!”という笑顔はそのままです

    IMG_3319

    ザ・シンフォニーホールで演奏するのは、今回が初めてとのこと
    音楽の殿堂、ザ・シンフォニーホールの舞台で、活き活きとびのびと、とびきりの笑顔で演奏してくださることでしょう

    【関西フィル城陽定期演奏会】
    日時:2015年8月23日(土)14時開演
    会場:文化パルク城陽
    詳しくはこちらへ→
    関西フィルHP8月23日(日)

    【関西フィル親子定期演奏会】
    日時:2015年8月24日(日)14時開演
    会場:ザ・シンフォニーホール
    詳しくはこちらへ→
    関西フィルHP8月24日(月)


  • 2015.8.17(月)
    事務局からのお知らせ
    お得な「学生席」をご存知ですか?〜学生の皆様へお知らせ〜

    関西フィルの主催公演に「学生席」という席種があることをご存知でしょうか?

    学生の皆様にもっと気軽に演奏会を楽しんでいただき、様々な音楽作品に触れていただきたい、そんな願いをこめて販売しているお席です。そこであらためて学生席についてお知らせ致しますので、今後も奮ってお申込下さい!

    <販売している公演>

    ■学生(25歳以下)の方が対象の公演
     ●定期演奏会(年9回)・「第九」特別演奏会(年1回)
     ※ザ・シンフォニーホール クワイア席
     ●Meet the Classic ※1階席のみ
     ●奈良定期演奏会 ※1階席のみ
     ●大阪市中央公会堂 特別演奏会
     ほか

    <学生の条件>
    ■学生席をお求めいただける方は、文部科学省が認定する学校に在籍され、通常公共交通機関での通学定期券並びに学割制度利用可能な学校で勉学なさっている方とします。

    <ご購入の条件>
    ■学生席は1つの公演につきご本人様が1枚のみお申込いただけます。
    ■ご予約はお電話のみでございます。ご予約の際にお名前・年齢・学校名・電話番号等をお伺いします。
    ■ご精算は公演当日に行ないますので、精算窓口に必ずご本人がお越し下さい。ご精算の際に学生証・生徒手帳・生徒証等のご提示をお願いします。

    なお、学校の先生がご引率されての団体鑑賞も受け付けております。関西フィル事務局へお気軽にお問い合わせ下さい!

     


  • 2015.8.17(月)
    関西フィルNews
    藤岡幸夫&関西フィルの音楽番組がBSジャパンで好評放送中!


    [今後のラインナップ]
    ◎第65回(12月29日)《名場面&名演奏スペシャル》
     ゲスト:斉藤一也(テレビ東京アナウンサー)
    【2016年】
    ◎第66回(1月5日)《ニューイヤー・スペシャル〜ヨハン・シュトラウス2世を大特集》
     トークゲスト:新井鴎子(クラシックコンサート構成作家)

    藤岡幸夫&関西フィルの音楽番組が2014年10月よりBSジャパンで好評放送中!

    2014年10月7日(火)より好評放送中!(全国放送!)
    BSジャパン(7ch)にて、毎週火曜日23:00〜23:30
     ※2016年4月より、毎週月曜日23:00〜23:30となります。
    エンター・ザ・ミュージック 〜音楽はお好きですか?〜
    提供:阪急電鉄株式会社
       株式会社コーセー
       株式会社ワン・ダイニング
       高砂熱学工業株式会社

    指揮&司会:藤岡幸夫(関西フィル首席指揮者)
    アシスタント:繁田美貴(テレビ東京アナウンサー)
    オーケストラ:関西フィルハーモニー管弦楽団

    毎回お招きするゲストと藤岡幸夫が「音楽は世界を豊かにする!」のコンセプトを元に、音楽のジャンルを越えたトークや演奏に挑戦し、今までの常識を打ち破った「新しい世界」へ誘います。クラシック音楽の新たな魅力を発見し、ぐっと近くに感じることのできるライヴ・ミュージックショーです!

    番組発表記者会見の様子はこちら!
    (ぴあ関西版WEBより)

    [放送予定]
    【2014年】
    ◎第1回(10月7日)《熱演!ラプソディ・イン・ブルー》
     ゲスト:山下洋輔(ジャズ・ピアノ)
    ◎第2回(10月14日)《大人とサックス特集!》
     ゲスト:須川展也(サクソフォン)
    ◎第3回(10月21日)《オペラの世界の「恋多き女性たち」》
     トークゲスト:安倍なつみ
    ◎第4回(10月28日)《コンサートマスターの熱い思い》
     ゲスト:岩谷祐之(ヴァイオリン/関西フィル・コンサートマスター)
    ◎第5回(11月4日)《オーケストラで映画音楽を楽しもう》
     トークゲスト:有村昆(映画コメンテーター)
    ◎第6回(11月11日)《ピアニスト・横山幸雄×ショパンの魅力》
     ゲスト:横山幸雄(ピアノ)
    ◎第7回(11月18日)《小学生チェリストと弦楽器特集》
     ゲスト:北村陽(チェロ)
    ◎第8回(11月25日)《「プログレッシブ・ロック」の正体!?》
     ゲスト:荒井英治(ヴァイオリン/東京フィルハーモニー交響楽団ソロ・コンサートマスター)
    ◎第9回(12月2日)《サクソフォン奏者・須川展也と吹奏楽部を訪問!》
     ゲスト:須川展也(サクソフォン)
    ◎第10回(12月9日)《バレエ・ダンサー×チャイコフスキー三大バレエ》
     トークゲスト:神戸里奈(バレエ・ダンサー)
    ◎第11回(12月16日)《情熱のタンゴとバンドネオン》
     ゲスト:三浦一馬(バンドネオン)
    ◎第12回(12月23日)《クリスマス合唱スペシャル》
    ◎第13回(12月30日)《年末スペシャル》

    【2015年】
    ◎第14回(1月6日)《箏とオーケストラで迎える新年》
     ゲスト:遠藤千晶(箏)
    ◎第15回(1月13日)《錦織健×オペラの魅力》
     ゲスト:錦織健(テノール)
    ◎第16回(1月20日)《福田進一×クラシックギターの魅力》
     ゲスト:福田進一(クラシックギター)
    ◎第17回(1月27日)《「交響曲」とは》
    ◎第18回(2月3日)《映画音楽特集 第2弾》
     トークゲスト:有村昆(映画コメンテーター)
    ◎第19回(2月10日)《イージーリスニングとエレクトーン》
     ゲスト:長谷川幹人(エレクトーン)
    ◎第20回(2月17日)《パイプオルガン特集》
     ゲスト:片桐聖子(オルガン)
    ◎第21回(2月24日)《チャイコフスキー「交響曲第4番」》
    ◎第22回(3月3日)《藤井フミヤ×「ポップスとクラシック」》
     トークゲスト:藤井フミヤ(歌手)
    ◎第23回(3月10日)《サクソフォン奏者・須川展也さんと吹奏楽部を訪問!第2弾!》
     ゲスト:須川展也(サクソフォン)
    ◎第24回(3月17日)《交響詩「ローマの松」大特集》
    ◎第25回(3月24日)《奇跡の歌声「ソプラニスタ」》
     ゲスト:岡本知高(ソプラニスタ)
    ◎第26回(3月31日)《名場面・名演奏スペシャル》
     ゲスト:斉藤一也(テレビ東京アナウンサー)
    ◎第27回(4月7日)《宝塚の魅力》
     ゲスト:明日海りお(宝塚歌劇団・花組トップスター)、南里沙(クロマチックハーモニカ)
    ◎第28回(4月14日)《ワルツ王、ヨハン・シュトラウス2世》
    ◎第29回(4月21日)《日本の歌》
     ゲスト:高津佳(歌手)
    ◎第30回(4月28日)《フォルテピアノの魅力》
     ゲスト:久元祐子(フォルテピアノ)
    ◎第31回(5月5日)《寺井尚子×ジャズ・ヴァイオリンの魅力》
     ゲスト:寺井尚子(ジャズ・ヴァイオリン)
    ◎第32回(5月12日)《冨田勲「ジャングル大帝」》
     ゲスト:冨田勲(作曲家)
    ◎第33回(5月19日)《18歳でデビューした天才ピアニスト・松田華音×ロシア》
     ゲスト:松田華音(ピアノ)
    ◎第34回(5月26日)《“天使の歌声”ウィーン少年合唱団》
     ゲスト:ウィーン少年合唱団
    ◎第35回(6月2日)《安倍なつみ×関西フィルが贈るミュージカルナンバー》
     ゲスト:安倍なつみ
    ◎第36回(6月9日)《トランペット特集》
     ゲスト:白水大介(関西フィル首席トランペット奏者)
    ◎第37回(6月16日)《夏の夜にオーケストラで楽しむ千夜一夜物語・・・「シェエラザード」に隠された謎》
    ◎第38回(6月23日)《映画音楽特集 第3弾》
     トークゲスト:有村昆(映画コメンテーター)
    ◎第39回(6月30日)《ベートーヴェン、不滅の恋人》
     トークゲスト:新井鴎子(クラシックコンサート構成作家)
    ◎第40回(7月7日)《平原綾香×「ポップスとクラシック」》
     トークゲスト:平原綾香(歌手)
    ◎第41回(7月14日)《「ねこふんじゃった」の世界》
     ゲスト:デイヴィッド・ハウエル(指揮者、作曲家)
    ◎第42回(7月21日)《冨田勲×シンセサイザー》
     ゲスト:冨田勲(作曲家)
    ◎第43回(7月28日)《林英哲×「太鼓とクラシック」》
     ゲスト:林英哲(太鼓奏者)
    ◎第44回(8月4日)《左手のピアニスト、舘野泉》
     ゲスト:舘野泉(ピアノ)
    ◎第45回(8月11日)《山中千尋×ジャズの魅力》
     ゲスト:山中千尋(ジャズ・ピアノ)
    ◎第46回(8月18日)《オペレッタの魅力》
     ゲスト:三谷結子(ソプラノ)
    ◎第47回(8月25日)《サクソフォン奏者・須川展也さんと吹奏楽部を訪問!第3弾!》
     ゲスト:須川展也(サクソフォン)
    ◎第48回(9月1日)《映画音楽特集 第4弾》
     トークゲスト:有村昆(映画コメンテーター)
    ◎第49回(9月8日)《クロマチックハーモニカの魅力》
     ゲスト:南里沙(クロマチックハーモニカ)
    ◎第50回(9月15日)《生誕150年記念!シベリウス特集》
    ◎第51回(9月22日)《作曲家・菅野祐悟の世界》
     ゲスト:菅野祐悟(作曲家)、藤原道山(尺八)
    ◎第52回(9月29日)《冨田勲「源氏物語幻想交響絵巻」》
     ゲストコラボ:ホリ・ヒロシ(人形師)
    ◎第53回(10月6日)《サクソフォン奏者・須川展也さんと吹奏楽部を訪問!第4弾!》
     ゲスト:須川展也(サクソフォン)
    ◎第54回(10月13日)《交響詩「モルダウ」大特集》
    ◎第55回(10月20日)《荘村清志&福田進一「ギターアンサンブルの魅力」》
     ゲスト:荘村清志(ギター)、福田進一(ギター)
    ◎第56回(10月27日)《サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付」大特集》
    ◎第57回(11月3日)《映画音楽特集 第5弾》
     トークゲスト:有村昆(映画コメンテーター)
    ◎第58回(11月10日)《門奈紀生×タンゴの魅力》
     ゲスト:門奈紀生(バンドネオン)
    ◎第59回(11月17日)《神戸里奈×バレエ音楽の魅力》
     トークゲスト:神戸里奈(バレエ・ダンサー)
    ◎第60回(11月24日)《ベートーヴェン「交響曲第7番」大特集》
     トークゲスト:新井鴎子(クラシックコンサート構成作家)
    ◎第61回(12月1日)《サクソフォン奏者・須川展也さんと吹奏楽部を訪問!第5弾!》
     ゲスト:須川展也(サクソフォン)
    ◎第62回(12月8日)《奇跡の歌声「ソプラニスタ」岡本知高の素顔》
     ゲスト:岡本知高(ソプラニスタ)
    ◎第63回(12月15日)《組曲「宇宙戦艦ヤマト」》
     ゲスト:ささきいさお(歌手・声優・俳優)
    ◎第64回(12月22日)《クリスマス・スペシャル》
     ゲスト:半田美和子(ソプラノ)

    [今後のラインナップ]
    ◎第65回(12月29日)《名場面&名演奏スペシャル》
     ゲスト:斉藤一也(テレビ東京アナウンサー)

    【2016年】
    ◎第66回(1月5日)《ニューイヤー・スペシャル〜ヨハン・シュトラウス2世を大特集》
     トークゲスト:新井鴎子(クラシックコンサート構成作家)

    を予定しています。

    どうぞお楽しみに!


  • 2015.8.14(金)
    関西フィルNews
    8月のマグノリアコンサート

    みなさまこんにちは
    お盆ウィークはいかがお過ごしですか?
    お盆が過ぎたらいよいよ夏も後半戦ですね
    夏の疲れが出やすい時期なので、体調管理に気を付けて
    湿度の高い日本の夏を乗り切ってまいりましょう

    さて、お盆明けの8月19日(水)、
    毎月恒例のマグノリア・サロンコンサートがございます
    8月はクラリネットの梅本貴子、そしてヴィオラの中島悦子が出演いたします

    IMG_8103

    共演していただくピアノの森玉美穂さんと。

    このおねえさまトリオでマグノリアコンサートに出演するのは
    これで3回目になります。
    音楽の相性がとっても良くて、演奏が楽しい!とのこと


    IMG_5218

    こちらはサービスのオフショット
    悦子ねえさんはヴィオラで顔を隠しています

    トリオのリーダー梅本より、みなさまへメッセージです

    『今回で第7回目を迎える梅本貴子によるアンサンブルシリーズですが、
    その中でも今回は最多出場でもある、ヴィオラとのトリオです。
    クラリネットとヴィオラはとても音色が似ていて、
    室内楽の中では一番心地よい響きがするのではないかなと思っております。
    今回の作品はドイツロマン派の作曲家ライネッケ、
    そして、フランス近現代の作曲家フランセのトリオを取り上げます。
    ロマン派の熱い作品とエスプリ感満載の軽快で爽やかな作品という
    コントラストのある作品に挑戦します。
    この暑い夏を吹き飛ばすような熱い演奏をお届けしたいと思います。
    是非、皆様のご来場を心よりお待ちしております。』


    IMG_6124

    ライネッケとフランセ、どちらも「クラリネット、ヴィオラとピアノのためのトリオ」
    という、そっくり同じタイトルがついている曲なのですが、
    まったく印象が異なりますので、とってもおもしろい聞き比べができると思います。
    是非とも実際に聞き比べてみてください

    奏者の表情や雰囲気などにも、ご注目くださいね
    二つの曲でどんな表情を見せるのか、
    奏者の息使いを間近に見ることのできる、
    マグノリアコンサートならではの楽しみかたです

    ドイツロマン派のカール・ライネッケは、
    スメタナやブルックナーと同じ年1824年に生まれています。
    今日の日本ではフルート協奏曲くらいしか一般には知られていませんが、
    当時のドイツ音楽業界では、文字通りの大御所としてその名を轟かせていました。
    あの、ブラームスの「ドイツ・レクイエム」初演を指揮したそうですよ。

    対するフランスの作曲家ジャン・フランセは1912年生まれで
    1997年に没しました。ごくごく最近ですね。
    いわゆる現代音楽の方面へは進まず、おしゃれなフランスを地で行く
    軽妙洒脱でひょうきんな作品を多数残しています。

    ライネッケとフランセは、ふたりともかなり多作な作曲家で、
    膨大な数の曲を残しています
    そしてふたりとも長生きしました
    単なる偶然の共通項ですけど、もしかするとなにか
    通じるところがあるかもしれませんね

    8月のマグノリアは≪19時30分開演≫です
    今すぐ手帳にメモをお願いします
    18時45分よりホールを開場します。暑い時期ですので、ちょっと早めに到着して、
    ロビーやお隣のカフェで涼みながら呼吸を整えて・・・
    梅本・中島・森玉の熱~いトリオをお楽しみくださいませ
    ご来場をお待ち申し上げます

    【マグノリア・サロンコンサート】
    [日時] 2015年8月19日(水)19:30開演(18:45開場)
    [場所] 逸翁美術館 マグノリアホール
      (阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m)

    [出演]
     梅本 貴子(関西フィル・首席クラリネット奏者)
     中島 悦子(関西フィル・首席ヴィオラ奏者)
     森玉 美穂(ピアノ)
    [プログラム]
     ライネッケ:クラリネット、ヴィオラとピアノのためのトリオ 作品274
     フランセ:クラリネット、ヴィオラとピアノのためのトリオ
    [入場料]
     全席自由¥1,000
     (※120名様限定です!)
    [お問合わせ]
     逸翁美術館:072-751-3865

  • 2015.8.12(水)
    事務局からのお知らせ
    事務局夏季休業のお知らせ

    皆様こんにちは
    昨日「Meet the Classic Vol.31」にご来場いただきました皆様、
    暑い中ありがとうございました
    次回Meet the Classicは2016年1月25日(月)19:00開演です
    1月のMeet the Classicはソプラノの幸田浩子さんをお迎えしてお贈りいたします
    チケットは9月30日(水)10:00より発売開始いたしますので次回もぜひご来場ください

    さて、関西フィル事務局は8月13日(木)~8月16日(日)の4日間
    夏季休業とさせていただきます。
    皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解・ご協力賜りますよう
    お願い申し上げます。

    《お盆期間営業スケジュール》
    8月12日(水) 10:00~17:00 営業
    8月13日(木) 夏季休業
    8月14日(金) 夏季休業
    8月15日(土) 夏季休業
    8月16日(日) 休業日
    8月17日(月) 10:00~17:00 営業
    以降通常営業

    8月後半は藤岡幸夫さん指揮による第5回城陽定期演奏会(8/23文化パルク城陽)、
    そして親子定期演奏会(8/24ザ・シンフォニーホール)です
    城陽ではピアニストの金子三勇士さんを、そして親子定期演奏会には
    小学生チェリストの北村陽さんをお迎えします。
    まだまだ“熱い”関西フィルの夏、どうぞご期待ください


  • 2015.8.10(月)
    関西フィルNews
    明日は注目の菅野祐悟さんのMeet the Classic!!

    みなさんこんばんは
    明日の公演の練習が終了しました。

    今日は、シベリウス:交響曲第1番の仕上げをしてから、
    菅野祐悟さんの作品を練習しました。

    IMG_3124

    上の写真はシベリウスですね。
    「世の中で一番好きな第1楽章の再現部!!」
    などと、練習中も藤岡さんのこの曲に対する愛がてんこ盛り

    IMG_3150

    シベリウスならではの強烈な北欧の調べ・・・。
    いずみホールの響きの中では、さらに熱情を増してお届けできると思います

    明日の公演のもう1つの大きな目玉は、菅野祐悟さんの作品
    菅野祐悟さんは今、飛ぶ鳥落とす勢いの作曲家でいらっしゃいますね。

    シアトル交響楽団からの依頼で作曲された
    「箏と尺八と管弦楽のための協奏曲~Revive~」。
    「尺八や箏の響きだけで”日本”を連想させるから、あえて”日本らしい曲”
    にはしなかった。若者がクラブで聴くような音楽の部分もあり、聴いた方は
    とても新鮮な感じを受けられると思う」とおっしゃっています

    「Revive」とは、生き返る、よみがえる、復活する、というような意味ですね。
    箏に遠藤千晶さん、尺八に藤原道山さんをお迎えしてお届けします。
    これぞ日本の音楽の力

    IMG_3178

    全3楽章の分かれていて、それぞれ、
    第1楽章:Sunrise
    第2楽章:Pray
    第3楽章:Future
    というタイトルが付けられています。

    3楽章では、尺八の藤原道山さんや、管楽器奏者達が手拍子をしますよ
    未来に向けて力強く立ち向かっていく人々を応援するような、
    復活していく躍動感溢れるリズムのような、そんな雰囲気に溢れています。

    この協奏曲の前に演奏するのが、世界初演となる菅野さんの「永遠の土」という曲。

    IMG_3190

    弦楽器と打楽器のみの編成です。
    光栄にも、今日の練習には菅野祐悟さんにもご参加いただきました。

    この曲に関して、明日のプログラムに菅野さんが素晴らしく印象的な文章を書いて
    くださいました

    「ああ、人間がこうなる時にはこんな音楽が聴こえてくるかも・・・」と、
    ふっと座席に沈み込んでしまうような、悲しいけれど安心できる、
    そんな素敵な文章ですぜひ開演前にご一読ください。

    打楽器新人、細江真弓のマリンバもお楽しみに~

    明日は18時から当日券を発売開始します。
    いずみホールでお会いしましょう


  • 2015.8.7(金)
    関西フィルNews
    2009年以来のシベリウス第1番★

    みなさまこんにちは
    週末から、8月11日(火)Meet the Classicの練習が始まります。

    ここ数日、練習場からは新人ティンパニ奏者、中山直音が熱心に練習する
    シベリウスの交響曲第1番の練習が聴こえてきます。
    第1楽章の冒頭や、第3楽章のメロディーなど、ティンパニの見せ所が
    たくさんある曲ですね

    IMG_3103

    中山、シベリウスの1番は初めて演奏するとのこと。
    気合が入ります

    「ティンパニの出番がとても多いです。
    他の作曲家の交響曲と比べてロール(トレモロ)の奏法がかなり多いと思います。
    北欧の大自然の、幅が広い風景を表現しているような感じがします。」
    とのこと

    この1番は、ティンパニのロールで始まり、4楽章の最後もティンパニの
    ロールで終わるのですよ~ 責任重大。
    中山の頑張りにご期待ください

    第1楽章冒頭、中山のティンパニのさざめきの上に広がるのが
    美しいクラリネットのソロ

    このソロを吹く梅本貴子は、シベリウスの1番を吹くのは2回目ということ
    初めての演奏は、2009年7月1日(水)の関西フィル東京公演だった
    そうです。

    IMG_3109

    この曲のクラリネットのソロは、曲の冒頭、大注目の中の
    たった一人での長いソロです。

    「東京公演は初めてのシベリウス1番で本当に緊張しました。
    ホールの隅々までシベリウスの音楽を届けられるように、空間を広く使うように
    気をつけています。
    今回は前回の初心を忘れず、けれど、地に足をつけた演奏ができればと思っています。」
    とのこと

    シベリウス第1番の冒頭を任される2人、ご期待くださいませ

    IMG_3097

    第1楽章でクラリネットが奏でるこの哀愁漂うメロディーを、第4楽章の
    最初には弦楽器群が野生的な響きで歌い上げますよ

    あまりに雰囲気が違うので、すぐに同じメロディーとは
    気付かれないかもしれません
    こちらもぜひご注目ください

    【Meet the Classic Vol.31】

    [日時]2015年8月11日(火)19:00開演(18:30開場)
    [出演]
    指揮&お話:藤岡 幸夫(関西フィル首席指揮者)
    独奏:藤原 道山(尺八)
    独奏:遠藤 千晶(箏)

    [プログラム]
    ◆アンダーソン:舞踏会の美女
    ◆菅野 祐悟:永遠の土【世界初演】
    ◆菅野 祐悟:箏と尺八と管弦楽のための協奏曲~Revive~ 【関西初演】
    ◆シベリウス:交響曲第1番 ホ短調 作品39

    <入場料>
    1階席¥4,000/2階席¥3,000/学生席¥2,000(18歳以下、1階席のみ)
    ※乳幼児、未就学児のご同伴、ご入場はご遠慮下さい。
    *8月10日(月)17時まで事前ご予約を受け付けております。
    関西フィル:06-6577-1381