2021年

  • 2021.2.5(金)
    公演情報 関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    【指揮者変更のお知らせ】3/3(水) 4オケの4大シンフォニー2020~ベートーヴェン生誕250年~

    2021年25

    お客様 各位

    【指揮者変更のお知らせ】

    4オケの4大シンフォニー2020~ベートーヴェン生誕250年~

    公益財団法人 関西フィルハーモニー管弦楽団

     2021年33日(水)「4オケの4大シンフォニー2020」に出演を予定しておりました関西フィルハーモニー管弦楽団音楽監督/指揮者のオーギュスタン・デュメイ氏は、新型コロナウイルス感染症に関する政府の水際対策措置により、緊急事態宣言が解除されるまでは外国人の新規入国が認められないため、残念ながら降板することとなりました。

     代わりまして、関西フィル首席指揮者の藤岡幸夫氏が出演いたします。
     オーギュスタン・デュメイ氏の出演を楽しみにお待ちいただいていた皆さまには、心よりお詫び申し上げます。

     なお、この変更によるチケットの払い戻しはございません。

     本公演は、「クラシック音楽公演における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に従った感染予防対策を講じた上で開催いたします。
     何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。

     


  • 2021.2.5(金)
    50周年記念コラム 関西フィルNews
    関西フィル50周年記念コラム~未来の関西フィルへOp.0205

    みなさま、こんにちは!

    今回は、元アマチュア・オーケストラ出身の事務局員によります“つれづれシリーズ”
    「アマチュア・オーケストラ」について、つらつらと書きます

     

    【はじめに】

    ここでは、「アマチュア・オーケストラ」の良さ、特徴など、プロとの違いも絡めて書いてみたいと思います。

    国の芸術文化の懐の深さ、文化の隆盛、心の豊かさの底を支えているのは、
    今回テーマの
    「アマチュア・オーケストラ」を含めた、そのジャンルを“趣味”として、愛していらっしゃる方々だと思います。そこから、プロの団体へ発展する事もあれば、そのまま歴史を重ねてアマチュアの矜持を体現する団体もあります

    プロは勿論ですが、アマチュアも含めて活動しやすい土壌がある、、、それこそが本来の“文化度”の成熟した姿であり、その向こうに、音楽に普段なじみのない方々からの、プロ・アマ含めた音楽そのものへの支持が拡がっていくのが、理想の姿ではないかと思っています

     

    【アマオケの歴史】

    さて、日本のアマチュア・オーケストラの歴史はプロオケより古く、
    音楽科以外の一般人によって結成された最古のアマオケ(アマチュア・オーケストラを略して“アマオケ”と言います)は、

    1901年(明治34年)創立の慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラという大学オケです。(藤岡さんは1956年創部の、高校の方の慶應ワグネルご出身!)
    ・市民(社会人)による最古のアマオケは、1925年(大正14年)創立の諏訪交響楽団さんです。

    [プロオケは…]
    ・日本最古は、1911年創立の東京フィルハーモニー交響楽団
    ・世界最古は、1743年創立のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

    現在、全国にある“アマチュア・オーケストラ”の数は、1,000団体以上あります。盛んですね
    日本は、世界有数のアマオケ大国のひとつです。

    一団体約50人としても、5万人前後がプレイヤーとして携わっている事になります。東京だけでも500前後のアマオケがあり、圧倒的な数です。第2位の大阪は60団体以上あります。

    そのどれもが個性が違い、音楽を始めようとされる皆さんのニーズに合わせて選ぶ事ができます。

    プロのオーケストラは、それが職業ですから、一般的な会社と同義で、お給料と生活の為に、仕事をします。(音楽愛がある前提で)本業が“芸術”ですから、そこへの鍛錬は決して怠りません。

    しかしアマチュア・オーケストラは、音楽以外の本業のある“音楽愛好家”の集まりです。(それぞれ別の職業のプロの集まり、とも呼べます。)
    メンバーは、会社員、公務員、主婦、…ほか、あらゆる職業の人々により構成されていて、
    金銭や生活ではなく、トータルすると“音楽への愛(と、人的交流の楽しさ)で繋がっています

    オーケストラはよく、小さな“社会”と捉えられます。
    アマオケで重視されるのは、どちらかというと“和”だと感じます。全員で演奏会をイチから作っていくので、最低限の協調性は必要とされる要素でしょう。
    よって人間関係も大事な部分です(※楽器の技量の方を重視するオケもあります。)
    団体の演奏の技量、コンセプトや雰囲気と自分が合うかどうか、も判断の大事なところになってきます。
    ある意味ではプロオケ以上に1つ1つの団体の個性が豊かで、団体の種類が多いので、初めてアマオケに入る人は、色々迷う事になると思います

    数あるアマオケを探す、便利なサイトがあります。
    ★アマオケNavi
    ★オケ専
    ★コンサートスクエア

    などに、たくさんのアマオケが掲載されていますので、
    一度こちらを覗いてみて、面白そうなアマオケがあれば、是非聴きに行ってあげてください

    【ごく一般的な常設のアマオケの形とは】

    月2~4回、土・日あたりで平均4時間ほど練習(主に合奏)し、
    半年~1年に1回「定期演奏会」を行います。
    (平日夜に練習日を設定しているオケもあり)

    曲は、ベートーヴェン、チャイコフスキー、ブラームス等が多いでしょうか。近年は挑戦的なプログラムのアマオケも増えてきました。

    入団時の楽器経験は、オケによっては初心者OK~中には上級の経験者を求めるところもありますし、音大卒等専門教育を受けた経歴の人が居る事もあります。
    団員数は、平均40~60名程度。年齢層は幅広く、20代~70代くらいまでの人が多いです

    大体、弦楽器奏者数が基準に満たずに募集している所が多く、管楽器奏者は埋まりがちです。

     

    【アマオケの特徴】

    定期演奏会の音楽だけではなく、社会的な繋がり(例えば、チャリティーやボランティア、地域社会のセレモニー機会等による演奏活動、教育など)、生涯学習や、人間交流の場としても、アマオケは素晴らしい力を発揮します。

    音楽の知識に関してはプロ並か、ジャンルによってはマニアック過ぎてほかの追随を許さないような方も、一部いらっしゃいます。

    シンプルに、とても楽しい趣味です。

    愛好家の音楽として和気あいあいと合奏するささやかな喜びを感じる事も出来ますし、ある種、収益やコンディションも考えねばならないプロオケが保守的な選曲になる事もあるのに対して、誰も取り上げた事のない珍しい曲も臆せず挑戦、新しい価値観を提供できる強みもあります。
    今日有名な曲の日本初演がアマオケという例も存在し、例えば東京の老舗アマオケ“新交響楽団” さんは、「ショスタコーヴィチ:交響曲第4番」を日本初演しています

    そして、半年~1年かけて、じっくりと“定期演奏会の曲”だけに取り組める環境があるため、その演奏は、思い切った表現にも繋がり、時にプロをも上回る“感動”を届ける事すらあること、そして派手にコケる時もある、アマオケはそんな未完成で粗削りな人間くささも魅力なのです

    人が肉体を使って表現する音楽は、技術以外にも人間の情念が絡みます。
    人間が、それぞれの想いや背景を持ち、一つの曲に向かって全力で挑んだ結果得られる感動の共有は、
    技術だけではなく、プロとはまた一味違った、クラシック&演奏会の醍醐味を感じられる事でしょう。高校野球を観るような感動
    (入場料も安い!無料の公演もたくさんあります)

     

    【アマオケの基盤について】

    「市民による自主管理・運営のオケ」、これが最も一般的で、世の中の8~9割がこのタイプでしょう。他には都道府県・行政などが管理支援するタイプや、企業による支援管理、ジュニアオケや大学のサークル等々があります。

    市民の自主管理によるオケは明確な母体がないため、自身の情熱が頼り。
    練習会場の確保、金銭面、人材の不足など数々の困難があった上に成り立っています。
    オケは設立より、運営を“継続”する事が一番大変です。(しみじみ)

     

    【常設オケと企画オケについて】

    20年くらい前までは、アマオケ=「常設」の市民オーケストラ、名曲系を演奏する、というものが一般的でした。

    ところが、その流れがここ20年で変わり、新世代が増えてきて新しい潮流も生まれています。複数の常設市民オケ所属の、何割かの有志が中心でメンバーを集める即席オケ、いわゆる「企画」オケ(一発オケ)が急増します。

    「企画オケ」の形は、ある目的のために“一回だけ”の演奏会の名目で楽団を作り、都度団員を集め、演奏会が終わったら解散し、
    また機が熟したら再びイチから楽団員を募集し、演奏会をする不定期開催のオケの事です。
    文字通り、そのまま解散する事もあります

    「企画オケ」は、常設オケのしがらみを超えて、例えば『作曲家“ヴォーン=ウィリアムズ”のみの作品の演奏会をしたい!』、『新作初演を演奏する!』といった、先鋭的で新しい企画が実現しやすく、
    ミュージカルや映画音楽、ゲーム音楽を専門に演奏したい!等のニーズに柔軟に対応できる利点などがあり、昨今のオケの形に新風を吹き込んでいます。

    筆者も現在は、不定期である仕事の都合上、時折企画系のオケに顔を出してホルンを吹く事があります

     

    【アマオケの運営とは】

    基本的に楽団運営も、所属メンバーが分担して行います。

    オケの演奏会で必要なこと…
    ・会計
    ・練習&本番会場予約係、会場打合せ
    ・楽譜係(レンタルや購入、管理、楽員への配布など)
    ・楽器係(レンタルや購入、運搬、管理、保管など)
    ・イベント関係係(合宿など)
    ・広報、デザイン
    ・本番の演奏会実行委員(ステージマネージャー、フロアマネージャー、渉外ほか)
    ・ウェブ関係(HPの運営、Twitterなど)
    ・人事管理
    ・録音、録画など
    ・指揮者、コンマス、トップ、演奏系の会議や選曲、エキストラや指揮者、ソリスト招へいなど
    ・幹部による運営の方針決め

    など、パッと浮かぶだけでも、上記のような内容を、
    アマチュア・オーケストラの人々は、楽団への月団費を払って、自発的に行っています。

    ね、大変でしょう??
    その分アマオケは、成功した時のやり甲斐が凄いのです

    プロオケは「楽団事務局」があり、過去の膨大な仕事の蓄積により、事務局も現場も、ある程度は慣例に基き、効率化されています。
    アマチュアは上記のほぼ全てをイチから、自分たちの手で行っています。
    その情熱には、頭が下がるばかりです。

     

    【最後に】

    日本を代表する作曲家・指揮者で、アマチュア・オーケストラの育成にも情熱をかけた
    芥川也寸志さんの有名な言葉として

    「アマチュアこそ、音楽の本道である」

    というものがあります。
    本質を突いた、素晴らしい言葉だと思います

    本来、“アマチュア”とはプロとの対比の意味ではなく、「愛」とか「愛好家の」という意味があるそうです。
    優れている、劣っている、そういう比較ばかりが先鋭化すると、
    音楽は「専門家だけのもの」となり、敷居だけが高くなってしまうように思います。

    技術的な面、プロ演奏家のこれまでのとんでもない努力と時間、覚悟、専門家の“本気”の価値も尊いですし、
    「代償を求めず、ただひたすら音楽を愛し、それに没入していく心」が尊いとも考えた、日本を代表する音楽家、芥川氏。

    その意味で【音楽はみんなのもの】という言葉も残されていますが、我々も含めて全ての音楽芸術に共通するものとして、改めて皆で大事にしたい部分です。

    ぜひ、我々プロオケも、個性豊かなアマオケも、応援してあげて下さい。
    そして、それぞれの演奏会に足を運んでみてください

    つづきは、いずれ…

    それでは、次の”5”が付く日まで。

    (参考)
    新交響楽団HP、アマチュアオーケストラに乾杯!畑農敏哉著 NTT出版


  • 2021.1.26(火)
    公演情報 事務局からのお知らせ
    チケット発売日のお知らせ~第316回定期演奏会、【振替】三大テノールの宴♪

    みなさま、こんにちは

    先日のワーグナー特別演奏会にお越し下さったみなさま
    ご来場いただきましてありがとうございました

    さて、本日は「第316回定期演奏会」「【振替】三大テノールの宴」
    のチケット発売日のお知らせです。
    明日1月27日(水)10:00より発売開始いたしますpic_99360
    ※お電話でのご予約は27日10:00より、関西フィルWEBチケットでのご予約は11:00より開始です。
    ※関西フィル事務所窓口での直接のご購入は27日11:00からです。

    どちらの公演も前方の一部座席を除く全てのお座席が販売対象です。
    前後左右を空けた配席ではございませんので、
    あらかじめご了承の上、お買い求めください。

    ◆2月26日(金)第316回定期演奏会
    出演者が変更になりましたので、ご注意ください。
    出演者変更のお知らせ⇒https://kansaiphil.jp/information/15378/

    こちらの公演は、開催日が迫っておりますので
    関西フィル事務局へのお電話(06-6577-1381)
    関西フィルWEBチケット http://yyk1.ka-ruku.com/kansaiphil-s/
    の2箇所での取扱です

    ◆3月31日(水)三大テノールの宴
    昨年6月17日に予定しておりました公演の振替公演です。
    6月17日のチケットをお持ちのお客様は、そのままご使用いただけますので
    二重に購入してしまわないようお気を付けください。
    ※ステージからの距離を確保する為、A~E列のお席は使用出来ません。
     該当のお席をお持ちのお客様には個別にお電話をしております。

    《第316回定期演奏会》

     

    [日時] 2021年2月26日(金) 19:00開演(18:00開場)
    [会場] ザ・シンフォニーホール
    [出演] 指揮:三ツ橋敬子
        フルート:工藤重典
    [曲目] シャミナード:フルート・コンチェルティーノ ニ長調 作品107
        イベール:フルート協奏曲
        シューマン:交響曲第3番 変ホ長調 作品97 「ライン」
    [料金] S席 \6,000 A席 \4,500 B席 \3,000
        C席 \2,000 学生席(25歳以下)\1,000
          ※学生券をお求めの方は、関西フィル事務局までお電話でお申込みください。
         当日学生証のご提示が必要です。
        ※乳幼児、未就学児のご同伴、ご入場はご遠慮ください。
    [ご予約] 関西フィルハーモニー管弦楽団 06-6577-1381
         (平日10:00~17:00 土10:00~16:00 日・祝休み)
           関西フィルWEBチケット http://yyk1.ka-ruku.com/kansaiphil-s/


    《三大テノールの宴》

    ↑チラシクリックで大きくなります↑
    [日時] 2021年3月31日(水) 19:00開演(18:00開場)
    [会場] ザ・シンフォニーホール
    [出演] 指揮:藤岡幸夫
        テノール:福井敬、村上敏明、笛田博昭
    [曲目] 
        プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」
        サルトーリ:タイム・トゥ・セイ・グッバイ
        カプア:オー・ソレ・ミオ   他、多数の豪華曲目
        ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。
         あらかじめご了承ください。
    [料金] SS席 ¥10,000 S席¥8,000 A席¥6,000 B席¥4,500
        C席¥3,000 学生(25歳以下) ¥1,500(全席指定・消費税込)
        ※学生券をお求めの方は、関西フィル事務局までお電話でお申込みください。
         当日学生証のご提示が必要です。

        ※乳幼児、未就学児のご同伴、ご入場はご遠慮下さい。
    [ご予約] 関西フィルハーモニー管弦楽団 06-6577-1381
         (平日10:00~17:00 土10:00~16:00 日・祝休み)
         関西フィルWEBチケット http://yyk1.ka-ruku.com/kansaiphil-s/
           チケットぴあ[Pコード:192-543] 0570-02-9999
         ———-
         ザ・シンフォニーチケットセンター 06-6453-2333
         (10:00~18:00 休業日 毎週火曜日)

         イープラス http://eplus.jp 
                 ※ザ・シンフォニーチケットセンター、イープラスは2月1日(月)から発売


  • 2021.1.25(月)
    50周年記念コラム その他
    関西フィル50周年記念コラム~未来の関西フィルへOp.0125

    みなさま、こんにちは

    公演でうかがうホールさんの、周辺のお店などをご紹介する
    “はらぺこシリーズ” パン屋さん編・第2弾です!

     

    Boulangerie parigot(ブーランジェリー パリゴ)』

    上本町にある≪大阪国際交流センター≫大ホールは、
    コンサート専用ではないものの、
    座席数1000を超え、残響もしっかりある立派なホールです

    関西フィルでは、これまでにも
    門真市に本社がある、パナソニックさん協賛で開催した
    0歳児から入れるクラシックコンサートや、
    東大阪市のコンサート(東大阪市文化創造館の建設期間中に)などで
    何度も演奏させていただきました

    周辺からは、テレビでも話題になった大人気のお店
    『パリゴ』をご紹介します♪

    (左上から時計回りに、パネトーネ、ホワイトチョコとアプリコットのブリオッシュ、
    天白食パン、カスクルート詰め合わせ、キャラメルのデニッシュ、
    生ハムのカスクルート、ジャンボンブランハムとマスタード・ピクルスのカスクルート)
    (黄色いプレート左上から時計回りに、レモンロール、カシスショコラ、
    キャラメルチョコとくるみのフワス)

     

    お店が開けそうなほどいっぱい並べましたが、
    1人分ではないですよ!(笑)

    たくさんの種類の中から、おすすめは
    「レモンロール」と「カシスショコラ」です

    くるくる巻いたレモンロールは、デニッシュ系。
    上にレモンシュガーが塗ってあるだけかと思いきや、
    中までしっかりたっぷりレモンの風味が
    パン生地にも、レモンペースト()を染み込ませているんですね!
    ちょっぴりほろ苦さも感じられます。

    (左上がレモンロール、右上がカシスショコラ)

    カシスショコラは、クロワッサン生地にチョコレートを入れた
    いわゆる “パン・オ・ショコラ”の中に、
    さらにカシスジャムを入れたもの

    サクサクの生地もさることながら、
    ジャムがちょうど(ここ大事です!)チョコの真下にあって
    甘さと酸っぱさのハーモニーが素晴らしいのです

    もちろん、カスクルートも絶品でした!
    (「カスクート」と「カスクルート」は発音違いの同じものです)
    とにかく、バゲットが美味しいんですよね…

    ミラノ風カツや、レンコンとじゃがいものジェノベーゼなど、
    様々な具材のバリエーションがあります。
    「生ハムのカスクルート」は、パン生地に
    イチジクとくるみが練り込んであって
    赤ワインにもとっても合いますよ

    お食事パン・スイーツパンはもちろん、食パンや
    フランスパンなどのハード系パンも種類豊富です。
    月曜と第13火曜日が定休日。
    7時半~20時までと、長く開いているのもうれしいですね

     

                     

     

    バレエ公演などでもお馴染み、
    中之島にある≪フェスティバルホール≫周辺からは
    2店をチョイスさせていただきました♪

    『La Fournée(ラ・フルネ)

    まずは、黄緑の看板がかわいい『ラ・フルネ』。
    小さいけれどとても人気のお店で、混み合う時間には
    店外で並んでいるお客さんも。
    自家製のジャムやタルトなど、スイーツもあります

    おすすめは、おなじみハムチーズのカスクート
    「ジャンボンフロマージュ」と、「シュークリーム」です。

    (左から順に、クロワッサン オ ザマンド、ジャンボンフロマージュ、パン オ レザン)


    第1弾を読んでくださった方はお分かりかと思いますが、
    筆者はハムチーズのカスクートが大好物…!
    どこのパン屋さんでも、あれば必ず買います

    こちらは上質なハムとチーズのみのシンプルな具材。
    表面がバリっとハードなパンとの相性ばつぐんです

    そしてシュークリームは、
    カリっとしたシュー皮に、注文してから
    カスタードクリームをたっぷり入れてくれるんです!

    お砂糖がまぶしてあって、食感も楽しい
    230円(税別)で味わえる、至福の時間です

    月・火曜の定休日と、不定休があるので
    開店しているか調べてから行かれることをオススメします。

     

    『PARIS-h(パリアッシュ)

    ダイビル本館にあるパン屋さん。
    瀟洒なビルにブタのロゴが可愛い、こちらも大人気のお店です
    アンティークな内装が素敵で、焼き菓子やケーキもあります。

    日・月曜の定休日と、不定休があります。

    おすすめは、シンプルに食パン
    すぐ売り切れてしまうので、前日のご予約が便利です。

    (左上から時計回りに、パンキッシュ、パン・アンテグラル(食パン)、
    ジャンボンフロマージュ、オレンジのエピ、パン・オ・フロマージュリー)

     

    もっちりした、少し甘みのある食パン。
    角食と山食があるのですが、おすすめは山食。
    トーストすると皮の部分が少しパリっとするのが、口福です…

    「森をさ迷うミエル」「花美のショコラ」「梅雨空」など、
    ネーミングが素敵なのもご注目いただきたいところです。

     

    突然ですが、こちらは一昨年、秋の大阪市風物詩「大阪クラシック」で
    ダイビル本館を会場に、関西フィルが演奏させていただいた時の写真です

     

    奏者は泉谷更紗(1stヴァイオリン)と飛田千寿子(ヴィオラ)
    左奥の扉にブタさんのロゴがあるのが見えるでしょうか…?

    こちらの向こう側にパリアッシュさんがあるんです(笑)

    ブタさんのロゴ、可愛いですよね~
    下は紙袋です♪

    会場周辺の“美味しいお店さがし”、
    ぜひみなさまもお試しください

    それではまた、次の”5”が付く日に


  • 2021.1.23(土)
    50周年記念コラム
    50周年記念コラム~未来の関西フィルへ K.0123

     皆さま、こんにちは!
     50周年記念コラム~未来の関西フィルへ K.0123
    今回は、チューバ奏者、吉野竜城からのメッセージをお届けします。 

     いつも関西フィルを応援頂きありがとうございます。
    私が入団した昭和62年当時、関西フィルは法人格を持たない任意団体でしたが、後に特定非営利活動法人(NPO法人)、そして平成30年には「公益財団法人 関西フィルハーモニー管弦楽団」となりました。これは任意団体時代を知る者としてはとても感慨深く、関西フィルを支えまたNPO法人化、公益財団法人化にご尽力された楽団内外の皆様に、そして何より我々の演奏会に足を運び、支え、励まし続けてくれたオーディエンスの皆様に深く感謝しています。  
     

     本日は、シンフォニーホールで楽団創設50周年記念公演の「第58回大阪国際フェステイバル2020 ワーグナー特別演奏会」を迎えます。この状況下、飯守先生をはじめ素晴らしいソリストのお二人、関西フィルの仲間達、そして客席の皆さんとワーグナーの音楽を共有できることが楽しみでなりません。   
     そして関西フィルは10年先、20年先と未来に向かって歩んでいきます。関西フィルは数々の困難を超えて歩んで来ました。このコロナ禍でもまた一つ強くなったと感じています、関西フィルは、そういうオーケストラです。  

     どうぞこれからも一層のご声援よろしくお願い致します!   

    チューバ奏者 吉野 竜城