2019年9月にオープンした東大阪市文化創造館。
オープンしてもうすぐ1周年を迎えられます。
オープン前に館長、渡辺昌明さんにインタビューをさせていただいたときに「文化創造館を市民の活力になる場所にしたい」と語っておられたことが印象的でした。しかし、オープンして約7ヶ月後に、新型コロナウイルスの影響で催物が中止・延期になり、4月から2ヶ月間休館されていました。
改めて、渡辺館長の湧き出てくる想いをどうぞ。
「初めに、文化創造館建設の計画時から多くの方が関わってくださって、無事に1周年を迎えられることを感謝いたします。オープンして2月までは催物も好評で順調に進んできました。3月以降にコロナウイルスの影響が出始めましたが、今は収束後のことを次々と考えています。人類は英知を持っていますから、いつかは反転攻勢する時期がきますので、その時のために企画・準備を進めています。
ホールのパフォーマンスを発揮するために、以前からの構想である市民オペラ、市民合唱団の募集を始める予定です。コロナが落ち着いてから準備を始めていては遅すぎます。また、オープン前から考えていた、東大阪市在住の小学生には必ず、卒業するまでにホールでクラシックを聴いて大人になってもらいたいと思っていますので、アフターコロナに向けて考えていきたいと思っています。」 |
「文化創造館は公立の施設なので、市民に文化・芸術の力で元気になってもらいたいという想いもありますが、アーティストを応援していく役割も我々が担っていくことも大切だと思います。今の状況の中であっても、あたえられた条件の中でパフォーマンスを発揮できる場所を提供することも役割だと思います。 文化創造館で藤岡幸夫さん(関西フィル首席指揮者)に指揮していただきたい曲も数えきれないほどあります。ブラームス交響曲第1番、私の好きなチャイコフスキー、シベリウス…。藤岡さんがどのように演奏するのかも興味があります。そういう想像をするのも楽しいですよね。文化創造館を気に入ってくださったようですので、おそらく指揮されたい曲はたくさんあるんじゃないでしょうか。 文化・芸術を広めたい、クラシック音楽の裾野を広げたい、この気持ちはずっと持ち続けているので、先日に「クラシック音楽入門講座」を私が講師として開催しました。作曲家のちょっとしたエピソードなど、クラシックに親しみを持っていただけるようなことを中心に話しています。今の状況の中でも申し込みは1週間ほどで定員に達したので、求められている企画だったんだなと。皆さまはきっと音楽に飢えていたんではないでしょうか。 |
関西フィル 夏の金管クインテット with Percussion(パーカッション)!
金管五重奏のあますところのない魅力と金管五重奏には滅多にない打楽器も入った編成で、エンターテインメントとして舞台の生鑑賞の素晴らしさを体感していただきます! |
チケット:販売中(※1回目公演チケット残り僅か※)
日時:2020年8月1日(土)
①14:00開演(13:00開場)②17:00開演(16:00開場)
会場:東大阪市文化創造館 Dream House 大ホール
プログラム:
・モーツァルト:「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」より
・バーンスタイン:ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」組曲より
・フレディ・マーキュリー:「ボヘミアン・ラプソディ」 ほか
※公演内容は変更する場合がございます。予めご了承ください。
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東大阪市文化創造館1周年記念
関西フィルハーモニー管弦楽団特別演奏会
チケット: 8月2日(日) 10:00販売開始
日時:2020年9月6日(日)15:00開演(14:00開場)
会場:東大阪市文化創造館Dream House 大ホール
出演
指 揮:藤岡 幸夫
ピアノ:太田 糸音
プログラム:
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調作品73「皇帝」
・ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調作品67「運命」
※公演内容は変更する場合がございます。予めご了承ください。
・東大阪市文化創造館チケットセンター(電話予約)
TEL:0570-08-1515
営業時間(平日11:00~15:00/土日祝10:00~15:00)
・東大阪市文化創造館オンラインチケット
(https://higashiosaka.hall-info.jp/)