2018年

  • 2018.12.14(金)
    公演情報 関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    12/15「第九」特別演奏会、キャンセル待ちのお知らせ

    みなさま、こんにちは

    明日(12/15)の「第九」特別演奏会ですが、
    当日券の販売はございません。
    キャンセル待ちの整理券を配布させていただき、
    開演直前にチケットのキャンセルがあれば販売させていただきます。

    キャンセル待ちをご希望の方には、
    (1)13:15 当日券窓口(③番窓口)にて整理券を配布開始いたします。
    (2)開演10分前の14:20に整理券の番号順にお並びいただきます。
    (3)その時点で残席があれば、座席指定券を販売いたします。
    ※席種・座席はお選びいただけません。
    ※お並びいただきましても、ご購入いただけない場合がございます。

    チケットをご希望のお客様には大変お手数をお掛けいたしますが、
    何卒ご了承ください。

    厳しい寒さが予想されますので、お気をつけてお越しくださいませ。
    それでは、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております


  • 2018.11.30(金)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    東大阪市に出現する本格的で壮大なホール

        5年の準備期間を経て、2019年9月1日にオープンする
    東大阪市文化創造館(近鉄八戸ノ里駅から徒歩すぐ)
    9月時点で建設の進捗率は35%ですが、完成するとヨーロッパの伝統的な
    劇場を思わせる馬蹄形の大ホールを備えた、本格的で壮大なホールが
    東大阪市に現れます。

     お会いするたびに、文化創造館について熱く語ってくださる
    準備室の畑中室長。
    ホールを創るために、畑中室長をはじめ東大阪市が取り組まれたことを
    お伺いしました。

     東大阪市のホールの建設意義
     『市民の文化芸術活動を支援し、舞台芸術に高めていくこと』
    それには、クラシック、オペラ、ミュージカル、ポップス、
    演劇、狂言、文楽、歌舞伎と全ジャンルを網羅しているべきだという
    思いをお持ちです。そのために、

    ①100ヶ所以上のホール見学
     「音楽については全くの素人で開設準備室に配属されてから、
    まずホールに行ってみようと思い、初めてホールで
    クラシック音楽を聴きました。
    それから公共のホールをはじめ民間のホールも含めて
    100ヶ所以上に足を運んでいます。公演がないときのホールよりも
    公演時のホールのお客様の動きやバックステージ動線に
    重点を置いて見ています。
    そこから、文化創造館ではお客様、主催者、出演者、会館職員が、
    スムーズに移動できるように大ホール・小ホール・多目的室を
    1階に配置し、バック動線でもつながるようにしています。
     また、市民の皆さまが色々な文化活動に参加できるように、
    練習諸室は20部屋配置します。普通の練習室ではなく、
    ミュージック・ダンス・カンファレンスなどのジャンルに
    対応できるようになっており、他のホールにはないことです。
    他にも『音の反響』についてインスピレーションを得たのが、
    ザ・シンフォニーホールと東京オペラシティです。
    ザ・シンフォニーホールは音の響きがとても心地よい、
    東京オペラシティは音が濃密という印象です。
    これらから、生音の響き豊かな空間を創りたい、
    音響はどこにも負けないようにしようと思いました。」

    ②音の反響
     「そこで永田音響設計さんに、音が濃く聞こえる理由をお伺いし、
    シュミレーションしました。ステージ上の音が客席に伝わるように、
    サイドバルコニー席を設けて音響ひさしの効果を高めています。
    また、プレーヤーの方にも話を聞くと、ステージにも音の返りが
    欲しいとおっしゃる方もいました。
    そこで、音響反射板の壁に工夫を凝らし、
    プレーヤーにより音が跳ね返るようにしています。
    実際に大ホールを見たときに、変わった反響板を発見できます。」

    ③市民の声
     「『演歌や歌舞伎も見たい』、市民の皆さまから
    このような要望をいただきました。
    このホールはクラシック、オペラ、ミュージカル、ポップス、
    演劇、狂言、文楽、歌舞伎と全ジャンルの公演が行えます。
    他にも『ホールには緑地が欲しい』『カフェが欲しい』という
    要望もいただき、正面に芝生広場やカフェレストランを設け、
    にぎわいとやすらぎが調和した文化薫るまちを創っていきます。
    設備だけでなく、外観にも注力を注いでいます。
    ですので、ホールの全てを堪能していただけます。」

    畑中室長よりメッセージ
     「文化創造館は、文化芸術活動の拠点施設として高機能のホールと
    多機能な練習室が充実しています。
    施設だけでなく、公演も多彩なものを行います。
    プロの公演や市民の方が参加できる公演、ワークショップ、
    市民参加のオペラ・演劇を行う予定です。
    皆さまのお越しをお待ちしております。」

     建設中のホールにもおじゃまさせていただきました。
    まだ足場ばかりですが、これらがどこになるのかを想像しながら、
    オープンをお楽しみに。

     

     


  • 2018.11.27(火)
    公演情報 関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    チケット発売日のお知らせ~大阪市中央公会堂特別演奏会、第299回定期演奏会♪

    みなさま、こんにちはpic_105498

    先日の第297回定期演奏会にご来場いただきました皆様
    ありがとうございましたpic_27303
    今年最後のデュメイウィークはお楽しみいただけましたでしょうか?

    本日は、
    2019年3月16日(土)開催「大阪市中央公会堂特別演奏会
    2019年3月31日(日)開催「第299回定期演奏会
    のチケット発売のお知らせです。
    明日11月28日(水)10:00より発売開始いたしますpic_99360
    ※お電話でのご予約は28日10:00より、関西フィルWEBチケットでのご予約は11:00より開始です。
    ※関西フィル事務所窓口での直接のご購入は28日11:00からです。

    《大阪市中央公会堂特別演奏会》
     

    [日時] 2019年3月16日(土) 15:00開演(14:00開場)
    [会場] 大阪市中央公会堂
    [出演] 指揮:藤岡幸夫
        ヴァイオリン:木嶋真優
    [曲目] ワーグナー:ジークフリート牧歌
        ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26
        シューマン:交響曲第3番 変ホ長調 作品97「ライン」     
        ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。
        あらかじめご了承ください。
    [料金] 一般席 ¥4,000 学生(25歳以下) ¥2.000 (全席指定・消費税込)
         ※学生券をお求めの方は、関西フィル事務局までお電話でお申込みください。
          当日学生証のご提示が必要です。

         ※乳幼児、未就学児のご同伴、ご入場はご遠慮下さい。
    [ご予約] 関西フィルハーモニー管弦楽団 06-6577-1381
         (平日10:00~17:00 土10:00~16:00 日・祝休み)
         関西フィルWEBチケット http://yyk1.ka-ruku.com/kansaiphil-s/
         チケットぴあ[Pコード:135-228] 0570-02-9999

     

    《第299回定期演奏会》
    飯守泰次郎(c)武藤章 

    [日時] 2019年3月31日(日) 14:00開演(13:00開場)
    [会場] ザ・シンフォニーホール
    [出演] 指揮:飯守泰次郎
        ヴァイオリン:ヴェロニカ・エーベルレ
    [曲目] モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
        ~飯守のブルックナー・ツィクルス第9回~
        ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調(ノヴァーク版を予定)
    [料金] S席 \6,000 A席 \4,500 B席 \3,000
        C席 \2,000 学生席(25歳以下)\1,000
        ※学生券をお求めの方は、関西フィル事務局までお電話でお申込みください。
        当日学生証のご提示が必要です。
        ※乳幼児、未就学児のご同伴、ご入場はご遠慮ください。
    [ご予約] 関西フィルハーモニー管弦楽団 06-6577-1381
         (平日10:00~17:00 土10:00~16:00 日・祝休み)
          関西フィルWEBチケット http://yyk1.ka-ruku.com/kansaiphil-s/
          ザ・シンフォニーチケットセンター 06-6453-2333
         (10:00~18:00 休業日 毎週火曜日)
          チケットぴあ[Pコード:348-125] 0570-02-9999


  • 2018.11.24(土)
    公演情報 関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    DEPARTURE TO THE FUTURE

    【DEPARTURE TO THE FUTURE】

     11月13日(火)に大阪4オケ(関西フィルハーモニー管弦楽団、
    大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、
    日本センチュリー交響楽団)で2019年シーズン共同記者発表を行いました。

     関西フィルは2018年公益財団法人に生まれ変わり、
    そして2019年はオーギュスタン・デュメイ監督との契約を更新し、
    新たなスタートを切ります。更に、定期演奏会は300回を数え
    2020年には楽団創立50周年を迎えます。
     そんな節目のシーズンの始まりにふさわしく
    「DEPARTURE TO THE FUTURE」=未来への出航(たびだち)
    銘打って、関西フィルが誇る音楽監督オーギュスタン・デュメイ、
    桂冠名誉指揮者飯守泰次郎、首席指揮者藤岡幸夫とともに
    「芸術性」と強烈な「個性」で、より一段と充実した演奏をお届けします

     デュメイ監督とはベートーヴェンをはじめとする古典作品を
    軸にオーケストラ演奏の礎となる名作を取上げます。
     飯守泰次郎桂冠名誉指揮者とはマエストロが最も得意とする
    声楽分野の超大曲「エリア」を、藤岡幸夫首席指揮者とは菅野祐悟さんの
    最新交響曲を取上げます。

     デュメイ監督より
    「新しい観客・世代のファンをクラシック音楽に導き、
    社会的プレゼンスの向上を目指します。
    楽団の監督、楽団長、指揮者、個々の演奏のプログラミングを
    前に出して、個性を表すことが大切であり、
    これらを内外に示していきます。
     プログラムは、関西フィルを進化させることに焦点を当てた内容に
    なっています。また、若い音楽家を多数、招聘しています。
    彼らを育てていくことで、同じ若い世代の聴衆が共感できるようにします。」

    【2019年Season Program 】

     

    【OOKN(おおきに)ボックス】※
     大阪4オケの共同企画“とことんリヒャルト・シュトラウス”についても
    発表しました。2019年10月、11月に各楽団が開催する定期演奏会で、
    リヒャルト・シュトラウスの作品を演奏します。
    4オケ各楽団の定期会員様は、どの楽団のチケットセンターでも
    チケットをご購入いただける
    という
    新たな販売形式を実施します。
     関西フィルは11月29日(金)第306回定期演奏会が対象で、
    チケットは7月24日(水)発売です。
    購入方法については後日、ホームページでお知らせします。

    第306回定期演奏会】 
    指揮&Vn:オーギュスタン・デュメイ
    Pf:上田晴子(※)
    開演:19:00
    会場:ザ・シンフォニーホール
    曲:【R.シュトラウス没後70年記念】
    ♪R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品18(※)
    ♪R.シュトラウス:メタモルフォーゼン(変容)~23の独奏弦楽器のための~
    ♪メンデルスゾーン:交響曲第3番 イ短調 作品56「スコットランド」

    ※4オケ各楽団のローマ字の頭文字、O=Osaka、O=Osaka、K=Kansai、N=Nipponを並べて、大阪弁の「おおきに」を当て、劇場のチケット売り場の意味であるBox Officeを組み合わせた名称

    左から、太田弦さん (2019年4月より大阪交響楽団正指揮者)
    尾高忠明さん(大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督)
    オーギュスタン・デュメイ(関西フィルハーモニー管弦楽団音楽監督)
    飯森範親さん(日本センチュリー交響楽団首席指揮者)

     

     2019年は関西フィルと一緒に未来へ

    会場で皆さまにお会いできることを楽しみにしております


  • 2018.10.31(水)
    公演情報 関西フィルNews
    メイシアターと関西フィルと藤岡さんとの関係

     前回は、地震発生から現在の状況までをお伝えしましたが、
    今回は、メイシアターと関西フィル、首席指揮者藤岡幸夫さんとの
    関係についてです。 前回はこちらから
     
      引き続き、常務理事・事務局長古矢直樹さんと日和香さんへの
    インタビューです。
    「指揮、藤岡幸夫さんには2005年から吹田市民劇場「七夕コンサート」を
    指揮していただいています。びっくりするほど熱い方で、
    私たちの思う指揮者の常識を覆されました。
    『クラシックと地域はもっと結びつくはずだ。
    このためなら僕は何だってやる』、
    こんなことをおっしゃった指揮者は初めてで、藤岡さんが吹田を好きという
    気持ちがお客さまにも伝わり、吹田と藤岡さんが好き、
    だからお客さまが聴きに来られます。
    これは藤岡さんと吹田市民の感覚が合っているからだと思います。」

    古矢直樹さん(左)・日和香さん(右)

     第九公演は藤岡さんの提案で始まった。
    「藤岡さんと話している中で公演が決まったのが
    『吹田市民の第九』です。」
     参加者は民謡やカラオケが好きだった方が、一度やってみたいと思って
    応募されている人も多い。地震後、ホール以外の場所で、
    毎年参加されている方と古矢さんが話され、
    「大ホールが使用中止になりましたが、
    来年のどこかで第九は必ずやります」という言葉に
    「それまで頑張れる」という返事が返ってきたとのこと。
    「これを聞き、とても嬉しく、まさに継続は力なりと。
    第九は市民にとって紅白歌合戦みたいなものだと思い、
    『やってきたことは間違いではなかった』と改めて気づかされました。」
    これが、ある種の理想的な文化と地域の結びつきの形ではないだろうか。

      関西フィルについての印象を伺った。
    「好きです。以前はエネルギッシュで破天荒というイメージでしたが、
    ここ2、3年でさらに洗練されてきています。デュメイ音楽監督のときは、
    奏者の顔つきで緊張度が高い感じがしますが、藤岡さんの時は
    程よいリラックス感があります。今後も七夕公演、第九公演ともに
    藤岡さんにお願いしたいです。」

     2019年1月5日(土)、ニューイヤーコンサートを中ホールにて
    開催します。ウィーンフィルが行うニューイヤーコンサートのように、
    「まさに年明け」という、新年をお祝いするのにふさわしい
    正統派のプログラムでお贈りします
    チケットは発売中です
    お問合せ⇒メイシアタープレイガイド:06-6386-6333

    2019年1月5日(土)ニューイヤーコンサート
    指揮:藤岡幸夫
    テノール:清原邦仁(関西歌劇団)
    開場:14:30、開演15:00
    曲:
    ニコライ:歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
    ヴェルディ:歌劇「リゴレット」より “女心の歌”
    ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」より “人知れぬ涙”
    シュランメル:ウィーンはいつもウィーン
    ジーツィンスキー:ウィーン わが夢の街
    ヨハン・シュトラウスII世:
     喜歌劇「ジプシー男爵」“入場行進曲”
     ポルカ「狩り」
     ワルツ「南国のばら」
     アンネン・ポルカ
     ワルツ「美しく青きドナウ」