みなさまこんにちは
お盆が過ぎてからぐんと涼しくなりましたね
明日から、関西フィルの主催公演が2日間続きます
「第5回城陽定期演奏会」と、ザ・シンフォニーホールさんと共催で
開催する「関西フィル親子定期演奏会」
練習の様子を少しご紹介
8月23日(日)は5回目を迎える城陽定期演奏会です。
シベリウスの交響曲、今月11日はいずみホールで第1番を演奏しましたが、23日は第2番を演奏します。
第1楽章の冒頭の弦楽器がさざめき始めた瞬間、北欧の鮮烈で澄み切った風が
迸り出るようですよね・・・
2楽章冒頭のファゴットソロなど、たくさんの木管楽器のソロも見逃せません
シベリウスの土着的力強さ、北欧ならではの色彩と心燃やす情熱・・・
音響の素晴らしい文化パルク城陽でぜひお楽しみください
そして、前半は25歳のピアノの貴公子、金子三勇士さんのラフマニノフの
ピアノ協奏曲第2番です
この曲、男の方が弾かれるともう本当にキュンキュンしますね
印象的なピアノソロから始まる第1楽章、冒頭の和音から”男の美学”とも言える
この協奏曲を完全に手の内に入れていらっしゃいます。
フルコンサートグランドピアノを鳴らしきる金子さんのラフマニノフ、文化パルク城陽の
響きをまとって残響の最後までご堪能ください
そして8月24日(月)は関西フィル親子定期演奏会
4歳以上のお子様とご家族を対象とした名曲揃いのファミリーコンサートです
お、これは稀代の名曲、エルガー:威風堂々第1番の練習が始まった所ですね
1901年に作曲されたこの曲、100年以上経った今でもダントツに親しまれ、
メディアにも多く使われ、オーケストラがコンサートでも頻繁に演奏する
選ばれし珠玉の1曲です。
この曲以外にも、ムソルグスキー「禿山の一夜」、チャイコフスキーの
弦楽セレナーデのワルツ、スメタナのモルダウなど、クラシック曲の
センターを張っている曲ばかりを並べました
そしてこの公演のもう1つの目玉は、チェロの北村陽くん
現在小学5年生の若き俊英
2013年の夏、北村くんが小学3年のときに初めて共演させて
いただきました。
その時の写真が藤岡さんのブログ(8月28日分)に載っています。
↓ ↓ ↓
藤岡さんの2013年のブログ
その時に比べてとても大人っぽくなられました!!
今回はフォーレの「エレジー」とエルガーの「愛の挨拶」の2曲を弾いていただきます。
今まではサン=サーンスのチェロ協奏曲第1番第1楽章や、
ハイドンのチェロ協奏曲第1番第1楽章など、溌剌とした曲が多かったのですが、
今回のエレジーは心の奥底の悲しみを表す曲。
今までに聴いたことの無い深い音色で見事に表現されていました
でも、時々見せてくれる”チェロ弾くの楽しい!!”という笑顔はそのままです
ザ・シンフォニーホールで演奏するのは、今回が初めてとのこと
音楽の殿堂、ザ・シンフォニーホールの舞台で、活き活きとびのびと、とびきりの笑顔で演奏してくださることでしょう
【関西フィル城陽定期演奏会】
日時:2015年8月23日(土)14時開演
会場:文化パルク城陽
詳しくはこちらへ→関西フィルHP8月23日(日)
【関西フィル親子定期演奏会】
日時:2015年8月24日(日)14時開演
会場:ザ・シンフォニーホール
詳しくはこちらへ→関西フィルHP8月24日(月)