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2014年 5月

  • 2014.5.6(火)
    関西フィルNews
    めずらしいトリオのマグノリア

    みなさま、こんにちは
    2014年のゴールデンウィークはいかがでしたか?
    5日のいずみホールシリーズ、小雨がぱらつく中、
    ご来場くださいましたみなさま、ありがとうございました
    関西フィルは引き続き、春のデュメイ・ウィークで
    とっても濃密なゴールデンウィークを過ごしています

    残すところは8日(木)のフェニックスホール。
    こちらはおかげさまでチケットが完売いたしました
    ありがとうございます

    10日(土)はデュメイ監督と関西フィルが
    兵庫県加東市の東条コスミックホールへ参ります
    デュメイのヴァイオリンでモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番
    そして、チャイコの5番
    デュメイのヴァイオリンと指揮を両方お聴きいただけます
    東条コスミックホールへは、JR大阪駅から高速バスで1時間ちょっとです
    新緑の季節、ドライブがてら、いかがでしょうか?

    さて、デュメイ・ウィークが終わったと思ったらすぐ、
    恒例のマグノリアサロンコンサートがやってきます

    大阪府池田市にある逸翁美術館マグノリアホールで
    関西フィルメンバーが月1回出演させていただいている室内楽コンサートシリーズ。
    5月は、トランペットの白水大介と、チェロの夏秋彩が出演いたします

    トランペットとチェロの組み合わせはとてもめずらしく、
    この組み合わせで書かれている曲は非常に少ないそうです。
    そんな希少なレパートリーから、
    シャルドン作曲「トランペットとチェロのためのソナタ」
    エワイゼン作曲「トランペット、チェロとピアノのためのトリオ」
    をお届けいたします

    エワイゼンは1954年生まれのアメリカの作曲家で
    最近では「イウェイゼン」と表記されることが多くなってきています。
    現代の作曲家!?すわ現代音楽!?と身構えることなかれ、
    快活で親しみやすい曲調の中に、変化に富む音楽的要素が散りばめられ、
    特に管楽器界では今とても人気のある作曲家です。
    今回演奏するトリオは、なんと初演
    ピアノには佐竹裕介さんをお迎えして演奏いたします。
    流麗で勢いのあるメロディが心地よいすてきな曲ですので、
    ぜひご来場の上、初演にお立合いください


    IMG_2261

    おや?

    あれれ?

    なんか変?


    IMG_1586

    こちらが正しいで~す
    1枚目もなかなかサマになっていますが、もちろん「エア」ですよ

    とってもめずらしい、チェロとトランペットの組み合わせ
    白水と夏秋、それぞれに感想を聞いてみたところ、
    「お互いの楽器の音の創り方や響きの違いがすごく勉強になる」と
    ふたりからは、同じような答えが返ってきました
    お互いに刺激を受けながら音楽を作っていく楽しさが
    ダイレクトに伝わるのも、室内楽の良さのひとつですね

    白水と言えば、関西フィルのダジャレ王
    コンサートの合間のおしゃべりも、どうぞお楽しみに

    【マグノリア・サロンコンサート】
    [日時] 2014年5月11日(日)14:00開演(13:15開場)
    [場所] 逸翁美術館 マグノリアホール
      (阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m)

    [出演]
     白水 大介(トランペット)
     夏秋 彩(チェロ)
     佐竹 裕介(ピアノ) 
    [プログラム]
     山下 康介:エターナル・ストーリー
     フォーレ:エレジー
     シャルドン:トランペットとチェロのためのソナタ
     アレンスキー:演奏会用ワルツ
     エワイゼン:トランペット、チェロとピアノのためのトリオ
    [入場料]
     全席自由¥1,000
     (※120名様限定です!)
    [お問合わせ]
     逸翁美術館:072-751-3865

     


  • 2014.5.4(日)
    関西フィルNews
    明日のお休みはいずみホールへどうぞ!!

    みなさまこんにちは
    いよいよ明日はデュメイのいずみホールシリーズ
    お昼の3時開演です。
    5時頃終演なので、コンサートの後にホテルニューオータニか
    OBPで夕ご飯を食べて帰っても、ゆっくりお風呂に入れる時間です

    楽団員がお気に入りのお店をひとつご紹介します。
    ホテルニューオータニ地下1階にある「御そば処 今井」。
    おうどんやおそばの御出汁が絶品とのこと
    ご存じの方も多いと思います

    昨日からヴァイオリンソリストのリーヤ・ペトロヴァさんに
    ご参加いただいての練習が始まっています。

    Liya Petrova 01

    【プロフィール】
    1990年、ソフィア(ブルガリア)で音楽家の一家に生まれる。4歳からヴァイオリンを始め、わずか6歳の時に様々なオーケストラと共演を果たす。8歳でユネスコのモーツァルト・メダルを授与され、ユネスコ最年少アーティストとなる。2001年、ロストック音楽・演劇大学に入学、ペトルムンテアヌに師事。ヨーロッパの様々な著名音楽祭に室内楽奏者として出演。2011年、アテネでの室内楽コンサートシリーズで、マルタ・アルゲリッチ、ルノー・カプソン、ユーリ・バシュメット、ミッシャ・マイスキーらと共演。2012年、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団のツアーに参加。2013年、ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクールでメンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64」を演奏し、2位に輝く。2010年よりブリュッセルの王立エリザベス音楽院でオーギュスタン・デュメイに師事。使用楽器は王立エリザベス音楽院から貸与されている、1690製のマッテオ・ゴフリラー。

    写真の通り色白でとてもお美しいペトロヴァさん。

    DSCF6503

    演奏中はあまり表情を変えられません。
    その代わり、楽器と一体となって音楽の流れに体をゆだねていらっしゃいました。

    DSCF6546DSCF6527

    光り輝くような音色です 艶やかなメンコンになりそうです
    演奏する姿はまさに”クール・ビューティー”
    でも、どんなピアニッシモの音の時でも、すみずみにまでパッションが
    行きわたっています。

    2楽章の時に、音楽の通り少しせつない表情をされたのがとても印象的でした。

    DSCF6556

    メンデルスゾーンのホ短調のヴァイオリン協奏曲、
    ご説明するまでも無い超超名曲ですね

    3楽章の中間部でソロヴァイオリンの裏でチェロが奏でる
    メロディーがお好きな方も多いと思います。
    1楽章のクラリネットのソロ、3楽章の躍動的なフルートなど、
    木管楽器にも聴き所満載のヴァイオリン協奏曲

    いずみホールの音響でペトロヴァさんの音色がさらに豊かに
    輝くと思います。どうぞお楽しみに

    ぜひ予習として、デュメイの動画をご覧になってお越しください~。

    チケットの事前予約は終了しております。
    明日は14時から当日券を発売します

    【関西フィル いずみホールシリーズVol.33】
    [日時]2014年5月5日(月・祝)15:00開演(14:30開場)
    [場所]いずみホール
    [出演]
    指揮:オーギュスタン・デュメイ(関西フィル音楽監督)
    独奏:リーヤ・ペトロヴァ(ヴァイオリン)
    [プログラム]
    メンデルスゾーン:無言歌集より(弦楽合奏版)
      
    「後悔」作品19-2,「海辺で」作品53-1,「さすらい人」作品30-4
      「失われた幸福」作品38-2,「安らぎもなく」作品30-2
    メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
    ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 作品60

    ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

    [入場料]S席¥5,000/A席¥3,500(全席指定・消費税込)


  • 2014.5.2(金)
    関西フィルNews
    この季節にぴったりのベートーヴェンの4番とメンコン!!

    みなさまこんにちは
    新緑の季節、気持ち良いですね~

    こんな季節にピッタリのコンサートを5月5日(月)に開催します!
    メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とベートーヴェンの交響曲第4番

    デュメイのベートーヴェンはまさに今の季節の薫りがするベートーヴェンですよ
    颯爽と美しく、キリリと軽やかで優美

    シューマンは、この第4番の交響曲を、
    ”2人の巨人(第3番「英雄」と第5番「運命」)に挟まれた乙女”と呼んだそうです

    とても力強く、堂々とした性格も併せ持つ”乙女”ですが、間違いなく
    ベートーヴェンの古典の神髄を感じていただける名曲です

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    このベートーヴェン:交響曲第4番、2012年9月15日(土)にデュメイ指揮いずみホール
    シリーズで皆様に聴いていただくはずでした。
    お客様には大変申し訳ないことに、来日直前にデュメイが転倒して首を痛め、
    先月大阪フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者に就任された
    井上道義さんに急遽ご出演いただきました。
    (井上道義さんの霊感溢れるすばらしい4番でした!!
    今後の関西オーケストラ界になくてはならない指揮者のお一人として、
    お元気に復活されますことを心よりお祈りしております)

    なので、満を持してのデュメイのベートーヴェン交響曲第4番のお披露目です

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    デュメイ監督、前回のことがあるので気合いが入っています…

    今日からみっちり3日間練習します
    明日からはメンデルスゾーンのソリスト、リーヤ・ペトロヴァさん
    をお迎えしての協奏曲の合わせもあります
    ペトロヴァさん、24歳にしてアルゲリッチ、バシュメット、マイスキーらと
    共演経験があるとのこと
    5月5日のコンサートが日本デビューだそうです

    ひそかに関西の音楽関係企業も偵察に来るほどのペトロヴァさん、

    楽しみですね~
    また練習の様子をお伝えします。

    明日の16時まで事前ご予約を承っております。
    関西フィル 06-6577-1381

    4月29日の定期演奏会、お足下が悪い中たくさんのお客様に
    お越しいただき本当にありがとうございました
    デュメイ音楽監督の神髄を感じていただけていたら嬉しいです。
    お寄せいただいたアンケートには、

    「私はヨーロッパに住んでいたことがあるが、今日の関西フィルは
    ヨーロッパのオケの音がした」

    「指揮者とソリストの個性がオケの音を変えていた」

    などのご意見をいただきました。
    ありがとうございました

    音楽評論家、東条碩夫さんのブログでは、
    厳しくもお褒めのお言葉をいただきました。
     ↓
    http://concertdiary.blog118.fc2.com/blog-entry-1893.html

    【関西フィル いずみホールシリーズVol.33】
    [日時]2014年5月5日(月・祝)15:00開演(14:30開場)
    [場所]いずみホール
    [出演]
    指揮:オーギュスタン・デュメイ(関西フィル音楽監督)
    独奏:リーヤ・ペトロヴァ(ヴァイオリン)
    [プログラム]
    メンデルスゾーン:無言歌集より(弦楽合奏版)
      「後悔」作品19-2,「海辺で」作品53-1,「さすらい人」作品30-4
      「失われた幸福」作品38-2,「安らぎもなく」作品30-2
    メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
     (ヴァイオリン独奏:リーヤ・ペトロヴァ)
    ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 作品60

    ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。


    [入場料]S席¥5,000/A席¥3,500(全席指定・消費税込)

    関西フィルハーモニー管弦楽団 06-6577-1381