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  • 2021.2.15(月)
    50周年記念コラム
    50周年記念コラム~未来の関西フィルへOp.0215

    みなさまこんにちは!

    50周年記念コラムOp.0215
    本日は「横顔シリーズ」“ホームパーティーのすすめ”です♪

    第二ヴァイオリン奏者の西村千奈美の楽しい横顔をご紹介します
    いつもニコニコ楽しそうにしている西村ですが、自宅でも色々と
    楽しく過ごしているみたいですよ~。
    コロナの影響が出始めてからは開催できていないらしいのですが、
    “ホームパーティー”をよく行っているとのこと

    家族が集まるホームパーティーと、友人と行うホームパーティー、
    2つのパターンがあるらしいです

    良い食材が手に入った時などに、西村の実家のお母様がパーティーを
    開かれるそうで、イベント・お料理好きな西村母は、
    クリスマスやお正月はもちろん、バレンタインやひな祭り、
    ボジョレーヌーボー解禁日など、色んなファミリーパーティーが
    あるということでした

    ↓西村家のクリスマス・パーティー、ナイアガラ仕様の海老!!

    ↓食卓の真ん中にあるリースサラダ。美しい~

    ↓お寿司パーティーでのちらし寿司

    西村家は「朝シャン」も大好きだそうです!
    「朝シャン」=朝からシャンパン!!
    自宅のテラスがとても気持ち良いようで、お日様の元での朝ごはん!!
    お料理はかなりヘルシーな感じですね~。

    ↓ご両親、ご親戚との「朝シャン」、西村家の健康の秘訣か!!??

     

    そして友人とのホーム・パーティー

    西村家では昔からよくホームパーティーは開催されていて、
    西村が大学生くらいからは西村の友人も来るようになり、
    ほとんどの友人が西村家に来たことがあるのでは、ということ。

     「そろそろパーティーしたいね~」と連絡し合い、できるだけ多くの人が
    参加できる週末に開催するそうです。
    なかなか予定がまとまらなくて、2週続けて開催したこともあったと!!

    朝からゆっくり準備し始め、17時頃に開会。
    カラフルなお料理が並んでいます!

    左の方にあるトマトとモッツァレラチーズのサラダは、
    西村の得意料理だそうです()

    ↓別の日のパーティーでも西村の得意料理、いますね~。

    手軽な持ち寄りパーティーもよく行っているとのことでした。

    ↓持ち寄られた料理達、際立つお肉の存在感。

    何人分でしょうか。。。

    西村夫妻はビールが大好きで、人数が多いパーティーでは
    ベルギービールのマグナムボトルを
    (隣はご主人、関西フィル事務局の西村拓也)

    簡単に扱える5リットルの樽生ビールを用意することがあり、
    おうちビアガーデンとして盛り上がるそうですよ。

    珍しい図柄の樽ですが、西村は“象好き”としても団内で有名です

    普段から象モチーフの小物を身につけているのは見ていましたが、
    今回のコラム用に何か写真を、と頼むと自宅は想像以上に
    象だらけのようです

    ↓様々なテイストの象達!
       右奥の色紙は、飯守泰次郎氏と藤岡幸夫氏からの結婚お祝いメッセージ。
       鏡の前にあるのは西村夫妻共通の趣味のプロレスのフィギュア。

     

    ホームパーティーと象の大群、かなり楽しい感じの西村千奈美を
    ご紹介しましたが、
    オケの中ではもちろん真剣にヴァイオリン弾いています

    指揮者(藤岡さん)の高く上げた左手のすぐ左にいるのが
    西村千奈美です

    今後とも、応援よろしくお願い致します

     

    ではまた、“5”の付く日にお会いしましょう~


  • 2021.2.5(金)
    50周年記念コラム 関西フィルNews
    関西フィル50周年記念コラム~未来の関西フィルへOp.0205

    みなさま、こんにちは!

    今回は、元アマチュア・オーケストラ出身の事務局員によります“つれづれシリーズ”
    「アマチュア・オーケストラ」について、つらつらと書きます

     

    【はじめに】

    ここでは、「アマチュア・オーケストラ」の良さ、特徴など、プロとの違いも絡めて書いてみたいと思います。

    国の芸術文化の懐の深さ、文化の隆盛、心の豊かさの底を支えているのは、
    今回テーマの
    「アマチュア・オーケストラ」を含めた、そのジャンルを“趣味”として、愛していらっしゃる方々だと思います。そこから、プロの団体へ発展する事もあれば、そのまま歴史を重ねてアマチュアの矜持を体現する団体もあります

    プロは勿論ですが、アマチュアも含めて活動しやすい土壌がある、、、それこそが本来の“文化度”の成熟した姿であり、その向こうに、音楽に普段なじみのない方々からの、プロ・アマ含めた音楽そのものへの支持が拡がっていくのが、理想の姿ではないかと思っています

     

    【アマオケの歴史】

    さて、日本のアマチュア・オーケストラの歴史はプロオケより古く、
    音楽科以外の一般人によって結成された最古のアマオケ(アマチュア・オーケストラを略して“アマオケ”と言います)は、

    1901年(明治34年)創立の慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラという大学オケです。(藤岡さんは1956年創部の、高校の方の慶應ワグネルご出身!)
    ・市民(社会人)による最古のアマオケは、1925年(大正14年)創立の諏訪交響楽団さんです。

    [プロオケは…]
    ・日本最古は、1911年創立の東京フィルハーモニー交響楽団
    ・世界最古は、1743年創立のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

    現在、全国にある“アマチュア・オーケストラ”の数は、1,000団体以上あります。盛んですね
    日本は、世界有数のアマオケ大国のひとつです。

    一団体約50人としても、5万人前後がプレイヤーとして携わっている事になります。東京だけでも500前後のアマオケがあり、圧倒的な数です。第2位の大阪は60団体以上あります。

    そのどれもが個性が違い、音楽を始めようとされる皆さんのニーズに合わせて選ぶ事ができます。

    プロのオーケストラは、それが職業ですから、一般的な会社と同義で、お給料と生活の為に、仕事をします。(音楽愛がある前提で)本業が“芸術”ですから、そこへの鍛錬は決して怠りません。

    しかしアマチュア・オーケストラは、音楽以外の本業のある“音楽愛好家”の集まりです。(それぞれ別の職業のプロの集まり、とも呼べます。)
    メンバーは、会社員、公務員、主婦、…ほか、あらゆる職業の人々により構成されていて、
    金銭や生活ではなく、トータルすると“音楽への愛(と、人的交流の楽しさ)で繋がっています

    オーケストラはよく、小さな“社会”と捉えられます。
    アマオケで重視されるのは、どちらかというと“和”だと感じます。全員で演奏会をイチから作っていくので、最低限の協調性は必要とされる要素でしょう。
    よって人間関係も大事な部分です(※楽器の技量の方を重視するオケもあります。)
    団体の演奏の技量、コンセプトや雰囲気と自分が合うかどうか、も判断の大事なところになってきます。
    ある意味ではプロオケ以上に1つ1つの団体の個性が豊かで、団体の種類が多いので、初めてアマオケに入る人は、色々迷う事になると思います

    数あるアマオケを探す、便利なサイトがあります。
    ★アマオケNavi
    ★オケ専
    ★コンサートスクエア

    などに、たくさんのアマオケが掲載されていますので、
    一度こちらを覗いてみて、面白そうなアマオケがあれば、是非聴きに行ってあげてください

    【ごく一般的な常設のアマオケの形とは】

    月2~4回、土・日あたりで平均4時間ほど練習(主に合奏)し、
    半年~1年に1回「定期演奏会」を行います。
    (平日夜に練習日を設定しているオケもあり)

    曲は、ベートーヴェン、チャイコフスキー、ブラームス等が多いでしょうか。近年は挑戦的なプログラムのアマオケも増えてきました。

    入団時の楽器経験は、オケによっては初心者OK~中には上級の経験者を求めるところもありますし、音大卒等専門教育を受けた経歴の人が居る事もあります。
    団員数は、平均40~60名程度。年齢層は幅広く、20代~70代くらいまでの人が多いです

    大体、弦楽器奏者数が基準に満たずに募集している所が多く、管楽器奏者は埋まりがちです。

     

    【アマオケの特徴】

    定期演奏会の音楽だけではなく、社会的な繋がり(例えば、チャリティーやボランティア、地域社会のセレモニー機会等による演奏活動、教育など)、生涯学習や、人間交流の場としても、アマオケは素晴らしい力を発揮します。

    音楽の知識に関してはプロ並か、ジャンルによってはマニアック過ぎてほかの追随を許さないような方も、一部いらっしゃいます。

    シンプルに、とても楽しい趣味です。

    愛好家の音楽として和気あいあいと合奏するささやかな喜びを感じる事も出来ますし、ある種、収益やコンディションも考えねばならないプロオケが保守的な選曲になる事もあるのに対して、誰も取り上げた事のない珍しい曲も臆せず挑戦、新しい価値観を提供できる強みもあります。
    今日有名な曲の日本初演がアマオケという例も存在し、例えば東京の老舗アマオケ“新交響楽団” さんは、「ショスタコーヴィチ:交響曲第4番」を日本初演しています

    そして、半年~1年かけて、じっくりと“定期演奏会の曲”だけに取り組める環境があるため、その演奏は、思い切った表現にも繋がり、時にプロをも上回る“感動”を届ける事すらあること、そして派手にコケる時もある、アマオケはそんな未完成で粗削りな人間くささも魅力なのです

    人が肉体を使って表現する音楽は、技術以外にも人間の情念が絡みます。
    人間が、それぞれの想いや背景を持ち、一つの曲に向かって全力で挑んだ結果得られる感動の共有は、
    技術だけではなく、プロとはまた一味違った、クラシック&演奏会の醍醐味を感じられる事でしょう。高校野球を観るような感動
    (入場料も安い!無料の公演もたくさんあります)

     

    【アマオケの基盤について】

    「市民による自主管理・運営のオケ」、これが最も一般的で、世の中の8~9割がこのタイプでしょう。他には都道府県・行政などが管理支援するタイプや、企業による支援管理、ジュニアオケや大学のサークル等々があります。

    市民の自主管理によるオケは明確な母体がないため、自身の情熱が頼り。
    練習会場の確保、金銭面、人材の不足など数々の困難があった上に成り立っています。
    オケは設立より、運営を“継続”する事が一番大変です。(しみじみ)

     

    【常設オケと企画オケについて】

    20年くらい前までは、アマオケ=「常設」の市民オーケストラ、名曲系を演奏する、というものが一般的でした。

    ところが、その流れがここ20年で変わり、新世代が増えてきて新しい潮流も生まれています。複数の常設市民オケ所属の、何割かの有志が中心でメンバーを集める即席オケ、いわゆる「企画」オケ(一発オケ)が急増します。

    「企画オケ」の形は、ある目的のために“一回だけ”の演奏会の名目で楽団を作り、都度団員を集め、演奏会が終わったら解散し、
    また機が熟したら再びイチから楽団員を募集し、演奏会をする不定期開催のオケの事です。
    文字通り、そのまま解散する事もあります

    「企画オケ」は、常設オケのしがらみを超えて、例えば『作曲家“ヴォーン=ウィリアムズ”のみの作品の演奏会をしたい!』、『新作初演を演奏する!』といった、先鋭的で新しい企画が実現しやすく、
    ミュージカルや映画音楽、ゲーム音楽を専門に演奏したい!等のニーズに柔軟に対応できる利点などがあり、昨今のオケの形に新風を吹き込んでいます。

    筆者も現在は、不定期である仕事の都合上、時折企画系のオケに顔を出してホルンを吹く事があります

     

    【アマオケの運営とは】

    基本的に楽団運営も、所属メンバーが分担して行います。

    オケの演奏会で必要なこと…
    ・会計
    ・練習&本番会場予約係、会場打合せ
    ・楽譜係(レンタルや購入、管理、楽員への配布など)
    ・楽器係(レンタルや購入、運搬、管理、保管など)
    ・イベント関係係(合宿など)
    ・広報、デザイン
    ・本番の演奏会実行委員(ステージマネージャー、フロアマネージャー、渉外ほか)
    ・ウェブ関係(HPの運営、Twitterなど)
    ・人事管理
    ・録音、録画など
    ・指揮者、コンマス、トップ、演奏系の会議や選曲、エキストラや指揮者、ソリスト招へいなど
    ・幹部による運営の方針決め

    など、パッと浮かぶだけでも、上記のような内容を、
    アマチュア・オーケストラの人々は、楽団への月団費を払って、自発的に行っています。

    ね、大変でしょう??
    その分アマオケは、成功した時のやり甲斐が凄いのです

    プロオケは「楽団事務局」があり、過去の膨大な仕事の蓄積により、事務局も現場も、ある程度は慣例に基き、効率化されています。
    アマチュアは上記のほぼ全てをイチから、自分たちの手で行っています。
    その情熱には、頭が下がるばかりです。

     

    【最後に】

    日本を代表する作曲家・指揮者で、アマチュア・オーケストラの育成にも情熱をかけた
    芥川也寸志さんの有名な言葉として

    「アマチュアこそ、音楽の本道である」

    というものがあります。
    本質を突いた、素晴らしい言葉だと思います

    本来、“アマチュア”とはプロとの対比の意味ではなく、「愛」とか「愛好家の」という意味があるそうです。
    優れている、劣っている、そういう比較ばかりが先鋭化すると、
    音楽は「専門家だけのもの」となり、敷居だけが高くなってしまうように思います。

    技術的な面、プロ演奏家のこれまでのとんでもない努力と時間、覚悟、専門家の“本気”の価値も尊いですし、
    「代償を求めず、ただひたすら音楽を愛し、それに没入していく心」が尊いとも考えた、日本を代表する音楽家、芥川氏。

    その意味で【音楽はみんなのもの】という言葉も残されていますが、我々も含めて全ての音楽芸術に共通するものとして、改めて皆で大事にしたい部分です。

    ぜひ、我々プロオケも、個性豊かなアマオケも、応援してあげて下さい。
    そして、それぞれの演奏会に足を運んでみてください

    つづきは、いずれ…

    それでは、次の”5”が付く日まで。

    (参考)
    新交響楽団HP、アマチュアオーケストラに乾杯!畑農敏哉著 NTT出版


  • 2021.1.25(月)
    50周年記念コラム その他
    関西フィル50周年記念コラム~未来の関西フィルへOp.0125

    みなさま、こんにちは

    公演でうかがうホールさんの、周辺のお店などをご紹介する
    “はらぺこシリーズ” パン屋さん編・第2弾です!

     

    Boulangerie parigot(ブーランジェリー パリゴ)』

    上本町にある≪大阪国際交流センター≫大ホールは、
    コンサート専用ではないものの、
    座席数1000を超え、残響もしっかりある立派なホールです

    関西フィルでは、これまでにも
    門真市に本社がある、パナソニックさん協賛で開催した
    0歳児から入れるクラシックコンサートや、
    東大阪市のコンサート(東大阪市文化創造館の建設期間中に)などで
    何度も演奏させていただきました

    周辺からは、テレビでも話題になった大人気のお店
    『パリゴ』をご紹介します♪

    (左上から時計回りに、パネトーネ、ホワイトチョコとアプリコットのブリオッシュ、
    天白食パン、カスクルート詰め合わせ、キャラメルのデニッシュ、
    生ハムのカスクルート、ジャンボンブランハムとマスタード・ピクルスのカスクルート)
    (黄色いプレート左上から時計回りに、レモンロール、カシスショコラ、
    キャラメルチョコとくるみのフワス)

     

    お店が開けそうなほどいっぱい並べましたが、
    1人分ではないですよ!(笑)

    たくさんの種類の中から、おすすめは
    「レモンロール」と「カシスショコラ」です

    くるくる巻いたレモンロールは、デニッシュ系。
    上にレモンシュガーが塗ってあるだけかと思いきや、
    中までしっかりたっぷりレモンの風味が
    パン生地にも、レモンペースト()を染み込ませているんですね!
    ちょっぴりほろ苦さも感じられます。

    (左上がレモンロール、右上がカシスショコラ)

    カシスショコラは、クロワッサン生地にチョコレートを入れた
    いわゆる “パン・オ・ショコラ”の中に、
    さらにカシスジャムを入れたもの

    サクサクの生地もさることながら、
    ジャムがちょうど(ここ大事です!)チョコの真下にあって
    甘さと酸っぱさのハーモニーが素晴らしいのです

    もちろん、カスクルートも絶品でした!
    (「カスクート」と「カスクルート」は発音違いの同じものです)
    とにかく、バゲットが美味しいんですよね…

    ミラノ風カツや、レンコンとじゃがいものジェノベーゼなど、
    様々な具材のバリエーションがあります。
    「生ハムのカスクルート」は、パン生地に
    イチジクとくるみが練り込んであって
    赤ワインにもとっても合いますよ

    お食事パン・スイーツパンはもちろん、食パンや
    フランスパンなどのハード系パンも種類豊富です。
    月曜と第13火曜日が定休日。
    7時半~20時までと、長く開いているのもうれしいですね

     

                     

     

    バレエ公演などでもお馴染み、
    中之島にある≪フェスティバルホール≫周辺からは
    2店をチョイスさせていただきました♪

    『La Fournée(ラ・フルネ)

    まずは、黄緑の看板がかわいい『ラ・フルネ』。
    小さいけれどとても人気のお店で、混み合う時間には
    店外で並んでいるお客さんも。
    自家製のジャムやタルトなど、スイーツもあります

    おすすめは、おなじみハムチーズのカスクート
    「ジャンボンフロマージュ」と、「シュークリーム」です。

    (左から順に、クロワッサン オ ザマンド、ジャンボンフロマージュ、パン オ レザン)


    第1弾を読んでくださった方はお分かりかと思いますが、
    筆者はハムチーズのカスクートが大好物…!
    どこのパン屋さんでも、あれば必ず買います

    こちらは上質なハムとチーズのみのシンプルな具材。
    表面がバリっとハードなパンとの相性ばつぐんです

    そしてシュークリームは、
    カリっとしたシュー皮に、注文してから
    カスタードクリームをたっぷり入れてくれるんです!

    お砂糖がまぶしてあって、食感も楽しい
    230円(税別)で味わえる、至福の時間です

    月・火曜の定休日と、不定休があるので
    開店しているか調べてから行かれることをオススメします。

     

    『PARIS-h(パリアッシュ)

    ダイビル本館にあるパン屋さん。
    瀟洒なビルにブタのロゴが可愛い、こちらも大人気のお店です
    アンティークな内装が素敵で、焼き菓子やケーキもあります。

    日・月曜の定休日と、不定休があります。

    おすすめは、シンプルに食パン
    すぐ売り切れてしまうので、前日のご予約が便利です。

    (左上から時計回りに、パンキッシュ、パン・アンテグラル(食パン)、
    ジャンボンフロマージュ、オレンジのエピ、パン・オ・フロマージュリー)

     

    もっちりした、少し甘みのある食パン。
    角食と山食があるのですが、おすすめは山食。
    トーストすると皮の部分が少しパリっとするのが、口福です…

    「森をさ迷うミエル」「花美のショコラ」「梅雨空」など、
    ネーミングが素敵なのもご注目いただきたいところです。

     

    突然ですが、こちらは一昨年、秋の大阪市風物詩「大阪クラシック」で
    ダイビル本館を会場に、関西フィルが演奏させていただいた時の写真です

     

    奏者は泉谷更紗(1stヴァイオリン)と飛田千寿子(ヴィオラ)
    左奥の扉にブタさんのロゴがあるのが見えるでしょうか…?

    こちらの向こう側にパリアッシュさんがあるんです(笑)

    ブタさんのロゴ、可愛いですよね~
    下は紙袋です♪

    会場周辺の“美味しいお店さがし”、
    ぜひみなさまもお試しください

    それではまた、次の”5”が付く日に


  • 2021.1.23(土)
    50周年記念コラム
    50周年記念コラム~未来の関西フィルへ K.0123

     皆さま、こんにちは!
     50周年記念コラム~未来の関西フィルへ K.0123
    今回は、チューバ奏者、吉野竜城からのメッセージをお届けします。 

     いつも関西フィルを応援頂きありがとうございます。
    私が入団した昭和62年当時、関西フィルは法人格を持たない任意団体でしたが、後に特定非営利活動法人(NPO法人)、そして平成30年には「公益財団法人 関西フィルハーモニー管弦楽団」となりました。これは任意団体時代を知る者としてはとても感慨深く、関西フィルを支えまたNPO法人化、公益財団法人化にご尽力された楽団内外の皆様に、そして何より我々の演奏会に足を運び、支え、励まし続けてくれたオーディエンスの皆様に深く感謝しています。  
     

     本日は、シンフォニーホールで楽団創設50周年記念公演の「第58回大阪国際フェステイバル2020 ワーグナー特別演奏会」を迎えます。この状況下、飯守先生をはじめ素晴らしいソリストのお二人、関西フィルの仲間達、そして客席の皆さんとワーグナーの音楽を共有できることが楽しみでなりません。   
     そして関西フィルは10年先、20年先と未来に向かって歩んでいきます。関西フィルは数々の困難を超えて歩んで来ました。このコロナ禍でもまた一つ強くなったと感じています、関西フィルは、そういうオーケストラです。  

     どうぞこれからも一層のご声援よろしくお願い致します!   

    チューバ奏者 吉野 竜城

     


  • 2021.1.15(金)
    50周年記念コラム
    50周年記念コラム~未来の関西フィルへ Op.0115

    みなさまこんにちは。

     2回目の緊急事態宣言が発出されました。
    気を引き締めていかなければなりません。

     50周年記念コラムOp.0115
    今回はつれづれシリーズ、“それでも準備は怠りなく”。

      

    20199月にオープンした東大阪市文化創造館、
    開館半年でコロナ禍に見舞われ、会館スタッフの皆様は
    大変な日々をやりくりしてらっしゃいます。

     そのような中でも、館として大きな事業、
    「東大阪市民オペラ」の準備を始められています。 

    記念すべき第1回市民オペラの演目は、
    名作中の名作、プッチーニ作曲の「ラ・ボエーム」
    本番は今年、530日(日)の予定です。

     

    東大阪市民オペラ「ラ・ボエーム」HP

     

    オペラの上演は本当にとてつもなく、手間暇がかかることなのです
    オーケストラ単独のコンサートとは比べものになりません。
    ご予算のことやスケジュールのことなど、かなり前から調整
    されているはずです。 

    オーケストラの公演決定に関しては、

    ①ホール(会場)
    ②出演者(指揮者・ソリスト)
    ③オーケストラ

    が最初に調整すべき3大要素ですが、
    オペラの公演はこの要素がきっと山のようにあり、
    (何個なのか想像がつきません)
    そして期間がきっと長いはず。いやはや大変

     なので、オペラは急に開催できるようなものではなく、
    何年も前からの細かい調整・準備が必要となります。
    今年の5月末の“開催”を目指して粛々と準備を進めてらっしゃいます。

      

    先日、一般から公募された東大阪市民オペラ合唱団・児童合唱団の
    結成式が行われました。 

        

     合唱団さんの結成式ですが、なんと野田市長がご出席に。
    気合いの入り方が違います!!

     コロナ感染予防対策を万全に、大ホールで開催されました。

    ご出席者、向かって左から、

    東大阪市長 野田 義和 様
    芸術監督  谷 浩一郎 様
    指揮者   瀬山 智博 様
    合唱指導  小林 峻 様
    関西フィル専務理事 浜橋 元

    です。

     

    野田市長からは、
    「待望の市民オペラです。オペラが根付いた品格のある街にしたいです!」
    と、未来を見据えたご挨拶をいただきました。

     指揮者の瀬山智博さんは、
    朝日放送テレビ様主催の「21世紀の新世界」公演で
    4年連続関西フィルを指揮していただいています。
    東大阪市文化創造館にはこの日に初めてお越しになったとのこと。
    空間の広さにびっくりされていましたが、
    素晴らしい音響を聴かれたら、驚愕されるに違いありません!! 

    芸術監督の谷浩一郎さん、
    合唱指揮の小林峻さん(パルピニョール役で出演)も、
    何度もご一緒している皆様です。
    気心知れた方々と始める新しいプロジェクト、
    心躍ります!!

      

    結成式の後には、オペラ合唱団さん(一般の皆さん)の
    お稽古がありました。
    瀬山さんの細かいイタリア語発音指導も!! 

     

    オーケストラにとって、「交響曲」と「オペラ」は
    重要で大きな両輪ですので、今回の東大阪市さんとの
    オペラの新しいプロジェクトを、大切に大切にしていきたいです

      

    文化事業はゼロから立ち上げることが何よりも大変です。
    また、一度事業が消えてしまうと復活させるのがかなり困難。
    デジタル化が進む世の中だからこそ、社会・人智の成熟には音楽が必要で、
    これこそが人間らしさだと思います。
    コロナの収束がなかなか見えてきませんが、その時に向けて
    準備・心構え、そして感染予防を抜かりなく。

     

     

    そしてこれはBeforeコロナの回想。。。

     忘れもしない201991日、東大阪市文化創造館のこけら落とし公演、
    マーラーの「巨人」を演奏させていただきました。 

    90人の大編成で舞台は一杯。
    懐かしいです

    文化創造館に来るたびに、
    「よし、今日もいい感じ」と確認してしまう
    客席扉上の河内木綿のタペストリー。 

    今日も素敵でした
    元々、木目のあたたかい雰囲気の壁面ですが、
    この河内木綿の存在で人間らしさというか、
    人の営みを感じることができます。 

    530日(日)の「ラ・ボエーム」をお楽しみに

     

    ではまた、“5”の付く日にお会いしましょう~。