• 2016.4.28(木)
    公演情報 関西フィルNews
    明日の定期演奏会、キャンセル待ちのお知らせ

    みなさまこんにちは

    明日の第273回定期演奏会の当日券販売はございません。
    キャンセル待ちの整理券を配布させていただき、
    開演直前にチケットのキャンセルがあれば販売させていただきます。

    キャンセル待ちをご希望の方には、
    (1)12:45 当日券窓口(③番窓口)にて整理券を配布開始いたします。
    (2)開演10分前の13:50に整理券の番号順にお並びいただきます。
    (3)その時点で残席があれば、座席指定券を販売いたします。
    ※席種・座席はお選びいただけません。
    ※お並びいただきましても、ご購入いただけない場合がございます。

    チケットをご希望のお客様には大変お手数をお掛けいたしますが、
    何卒ご了承ください。

    それでは、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

     


  • 2016.4.27(水)
    公演情報 関西フィルNews
    29日は菅野祐悟さんの交響曲初演&新人ヴィオラ奏者!

    みなさまこんにちは110838

    今日と明日は雨ですが、29日祝日はお天気に
    なるようですね。
    明後日の定期演奏会、全席完売致しました。
    ありがとうございます。
    当日券は発売しませんが、キャンセル待ちを設定する可能性が
    ございます。
    明日の夕方にこのホームページでお伝えいたします。

     

    昨日から菅野祐悟さんの交響曲の練習が始まっています
    初めて全員で音を出す瞬間、私達も本当に楽しみにしていました
    今日からは作曲者の菅野さんが大変お忙しい中、練習に立ち会って
    くださっています。
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    菅野さんの交響曲第1番、基本的でシンプルな楽器編成ですが、
    独特な雰囲気を生み出す打楽器はたくさんの種類があります。
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    マリンバ、ヴィヴラフォン、ピアノ、ハープなどが重なり合う時、
    他ではあまり聴けない奥行きのある世界が広がりますよ

    交響曲全体には「The Border」、各楽章には下記のような
    副題が付けられています。

    第1楽章:Dive into myself
    第2楽章:Dreams talk to me
    第3楽章:When he was innocent
    第4楽章:I am

    プログラムに菅野さんにお書きいただいた文章を掲載していますので、
    ぜひ開演前にお読みください127760

    ガツンとしたオーケストラサウンドで始まりますが、映画やドラマ音楽の
    プロフェッショナル、菅野さんならではの構築の仕方、楽器の使い方など、
    とても新鮮な要素に溢れているように感じます。

    ぜひ、音楽の殿堂ザ・シンフォニーホールに広がる菅野さんの音世界を
    ご体験ください27968

    今回の定期演奏会は、前半も超重量級
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    ポーカーフェイスでどんな難曲もスルリとお弾きになる横山幸雄さん、
    藤岡さん司会の「エンター・ザ・ミュージック」にもたくさんご出演
    いただいていていますね
    今回はラフマニノフの第3番でヴィルトゥオーゾを発揮していただきます。
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    難曲中の難曲のこの曲も、すっかり手の内に入れられてらっしゃいます。
    フルサイズのグランドピアノをブリリアントに響かせ、壮麗なラフマニノフ
    が練習場に満ち溢れました
    このボリュームはシンフォニーホールで聴かなければ

     

    そしてもうひとつお知らせです

    4月初旬に試用期間を無事終え、晴れて正式な楽団員となった
    ヴィオラの椎名弘明(しいなひろあき)が初めての定期演奏会を迎える
    ことになりました。
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    なかなか、清楚な文学少年っぽいですね~。
    さて中身は?!少し質問してきました。

    ◆初めて習った楽器は?
    ヴァイオリンです。父がヴァイオリンを弾いていた影響で。

    ◆ヴィオラを始めたきっかけは?
    大学はヴァイオリンで入学しました。2回生の時に副科でヴィオラを
    演奏したのがきっかけで、3回生の時にヴィオラに転科しました。

    ◆目指している音楽家は?
    中島悦子さんです(関西フィル首席ヴィオラ奏者)。
    2回生の時、ヴィオラへの転科のきっかけになった方です。

    ◆好きな作曲家は?
    ドヴォルザーク。
    メロディーとかが「あぁ~、そうやんなぁ~」って感じがするので…。

    ◆交響曲・協奏曲・室内楽に限らず、好きなヴィオラソロがある曲は?
    ベルリオーズの「イタリアのハロルド」です。
    2014年の関西フィルの定期演奏会(ヴィオラソロ:ジェラール・コセ)を
    聴きに行かせていただき、とても印象的でした。

    ◆オーケストラの中で、「あの楽器むっちゃかっこいい…」と思う楽器は?
    トランペットです。僕が感じるトランペットの性格が、僕と正反対だから。

    ◆2016年関西フィル主催公演で気になっている公演は?
    もちろん5月の定期です!
    (ミゲル・ダ・シルヴァのモーツァルトとブルッフ)
    10月定期のデュメイ監督のバルトークの協奏曲も楽しみです。

    ◆ご趣味は?
    読書でしょうか。最近は朝井リョウさんの作品をたくさん読んでいます。
    あとはラジオもよく聴きます。オールナイトニッポンとか。

    ◆無人島に1枚だけCDを持っていくとしたら何?
    B’zのベストCD、”ウルトラプレジャー”です。
    高校生の頃は、吹奏楽もしながらバンドでギターを
    弾いていました。僕の青春です…。

    ◆好きな食べ物は?
    できたてあつあつのだし巻きです。
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    左からティンパニの中山直音、椎名弘明、クラリネットの吉田悠人
    関西フィル20代トリオですどうぞご贔屓に。

    29日も頑張ります126715

     

     


  • 2016.4.16(土)
    公演情報 関西フィルNews
    4月29日定期演奏会、S席完売しました!

    みなさまこんにちは

    今月、29日(金・祝)に開催します第273回定期演奏会ですが、
    S席が完売致しました

    1階席のA席も僅少、C席はオルガンの前のみと
    なっております。

    横山幸雄さんのド迫力のラフマニノフの3番、
    菅野祐悟さんの交響曲第1番世界初演、
    ぜひ早めにご予約いただき、実演をご確認くださいませ

    公演詳細
     ↓ ↓ ↓
    関西フィルHP

    関西フィルハーモニー管弦楽団
    06-6577-1381


  • 2016.4.8(金)
    関西フィルNews
    明日の土曜日はなら100年会館へ~!

     みなさまこんにちは昨日はひどい雨でしたね。
    明日の奈良の降水確率は0%らしいですよ

    きっと晴天の明日、なら100年会館で奈良定期演奏会を
    開催します。

    今回はとてもカラフルな曲が並んでいます
    そしてありえないことに、最初から最後まで須川さんは
    舞台の上に
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    上の写真、お分かりになりますか??
    木管楽器2列目、バスクラリネットの吉田悠人の手前、ホルンとの間に
    須川さんがいらっしゃいます。

    プログラム前半は須川さんのソロ3曲、後半の「展覧会の絵」は
    上記の写真のようにオーケストラの中で演奏していただきます。

    「展覧会の絵」は聴き所満載ですが、その中でも”古城”の
    サックスのソロは有名ですね
    須川さんの”古城”、いやはや、オーケストラ曲のソロとしては
    貫禄ありまくりです

    あまりに有名な冒頭のトランペットの旋律、
    テューバの大ソロ”ブイドロ”、終盤にかけての打楽器の迫力、
    そして千変万化する”プロムナード”など、ぜひお楽しみください

    関西フィル、須川さんとの共演機会は多いですが、前半ではまた新しい
    曲をお届けします

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    ドビュッシー:サクソフォンとオーケストラのための狂詩曲は、
    多分皆さんの予想を裏切り、スタイリッシュでかっこ良い曲ですよ
    束になってかかってくるホルン群がシビレます・・・

    サクソフォンと、オーケストラのホルンが旋律を奏でる部分があり、
    須川さんは「ホルンの松田と絡めるのが嬉しい~」とおっしゃって
    いました。
    須川さんとホルンの松田信洋は、東京佼成ウィンドオーケストラに
    同じ時期に所属していたことがあり、とても親しい関係なのです。

    このドビュッシーは関西フィルでは始めて演奏しますし、
    もう1曲、石川亮太さんの曲はオーケストラ版の初演なので、
    須川さんと藤岡さんも打ち合わせから真剣
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    石川亮太さん作曲の「日本民謡による狂詩曲」はオーケストラ編曲版
    の初演になります。
    色々な編曲版があり、須川さんはこの曲を知り尽くしていらっしゃいます!
    津軽じょんがら節、竹田の子守唄、黒田節、ソーラン節など、日本各地の
    民謡が織り込まれていますが、全体的にとても西洋音楽の雰囲気です。
    石川さんも「”日本の旋律を西洋音楽の語法を駆使して響きわたらせる”
    のがコンセプト」とおっしゃっています。

    日本のメロディーに西洋的なオーケストラ、時々顔を出す和の打楽器。
    これらが相まってちょっと異次元な感じですよ。
    壮大なSF映画の音楽のような雰囲気も

    明日は14時15分から当日券を発売開始いたします。
    なら100年会館でお待ちしております
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    通りがかりのヴィオラのマドンナと

    【余談その1】
    石川さんの「日本民謡による狂詩曲」の練習の途中、須川さんの
    カデンツァの部分で突然メロディーが「ハッピー・バースディ」に!
    実は、今日はフルートの河本朋美の誕生日で、河本は大学で須川さんに
    教えていただいていたとのこと。
    恩師からのびっくりぽんなプレゼントでした

    【余談その2】
    「展覧会の絵」で一番緊張する座席、須川さんの横でバスクラを
    吹いていた吉田悠人、なんと今日は須川さんと靴がお揃いでした~
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  • 2016.3.20(日)
    公演情報 関西フィルNews
    初春の明日は中之島公園へ!!

    みなさまこんにちは

    大阪の桜の開花予想日は24日だそうですよ
    中之島図書館の前の大きな桜の木、ほんの少しは
    咲いているかもしれませんね

    年に一度の中央公会堂での公演、明日開催致します。

    メインはシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレイト」
    シューベルトと言えば、”歌曲王”。
    「魔王」「野ばら」「菩提樹」などの珠玉の作品や、
    「ます」に代表される室内楽、2楽章制の「未完成」交響曲
    など、どちらかといえば小規模の作品で有名ですね。

    しかしこの「ザ・グレイト」は50分の大曲

    第1楽章冒頭、ホルンによるほのぼのとしたメロディーが、
    ハーモニーを伴って演奏された時のかっこ良さ
    このメロディーが再現される度、理由の無い音楽の力で
    心を揺さぶられます

    ”歌曲王”のシューベルトらしい第2楽章、オーボエの可憐な
    ソロも聴き所です

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    第3楽章の勢い余る主題の後、中間部分はなんとも雄大で平和で
    幸福感溢れる空間が皆さまを包みます

    シューベルトに対して地味なイメージをお持ちの方も
    多いと思いますが、4楽章は彩り豊かなハーモニーの変化、
    元気いっぱい躍動感溢れるオーケストラサウンド

    シンプルな編成の管楽器群のソロ、オーケストラ全体を包みこんで
    いるようなトロンボーンにもご注目ください

    そして前半もハッピーオーラ満開の北村陽さんの
    ハイドン:チェロ協奏曲第1番

    4月からは6年生の北村さん、天真爛漫な笑顔が素敵ですが、
    最近はこんな大人びた表情もされるようになりましたよ

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    1668年製カッシーニの響きをどうぞお楽しみに。

    明日は14時から当日券を発売開始いたします。
    大阪市中央公会堂でお待ちしております