みなさまこんにちは
今日と明日は雨ですが、29日祝日はお天気に
なるようですね。
明後日の定期演奏会、全席完売致しました。
ありがとうございます。
当日券は発売しませんが、キャンセル待ちを設定する可能性が
ございます。
明日の夕方にこのホームページでお伝えいたします。
昨日から菅野祐悟さんの交響曲の練習が始まっています
初めて全員で音を出す瞬間、私達も本当に楽しみにしていました
今日からは作曲者の菅野さんが大変お忙しい中、練習に立ち会って
くださっています。
菅野さんの交響曲第1番、基本的でシンプルな楽器編成ですが、
独特な雰囲気を生み出す打楽器はたくさんの種類があります。
マリンバ、ヴィヴラフォン、ピアノ、ハープなどが重なり合う時、
他ではあまり聴けない奥行きのある世界が広がりますよ
交響曲全体には「The Border」、各楽章には下記のような
副題が付けられています。
第1楽章:Dive into myself
第2楽章:Dreams talk to me
第3楽章:When he was innocent
第4楽章:I am
プログラムに菅野さんにお書きいただいた文章を掲載していますので、
ぜひ開演前にお読みください
ガツンとしたオーケストラサウンドで始まりますが、映画やドラマ音楽の
プロフェッショナル、菅野さんならではの構築の仕方、楽器の使い方など、
とても新鮮な要素に溢れているように感じます。
ぜひ、音楽の殿堂ザ・シンフォニーホールに広がる菅野さんの音世界を
ご体験ください
今回の定期演奏会は、前半も超重量級
ポーカーフェイスでどんな難曲もスルリとお弾きになる横山幸雄さん、
藤岡さん司会の「エンター・ザ・ミュージック」にもたくさんご出演
いただいていていますね
今回はラフマニノフの第3番でヴィルトゥオーゾを発揮していただきます。
難曲中の難曲のこの曲も、すっかり手の内に入れられてらっしゃいます。
フルサイズのグランドピアノをブリリアントに響かせ、壮麗なラフマニノフ
が練習場に満ち溢れました
このボリュームはシンフォニーホールで聴かなければ
そしてもうひとつお知らせです
4月初旬に試用期間を無事終え、晴れて正式な楽団員となった
ヴィオラの椎名弘明(しいなひろあき)が初めての定期演奏会を迎える
ことになりました。
なかなか、清楚な文学少年っぽいですね~。
さて中身は?!少し質問してきました。
◆初めて習った楽器は?
ヴァイオリンです。父がヴァイオリンを弾いていた影響で。
◆ヴィオラを始めたきっかけは?
大学はヴァイオリンで入学しました。2回生の時に副科でヴィオラを
演奏したのがきっかけで、3回生の時にヴィオラに転科しました。
◆目指している音楽家は?
中島悦子さんです(関西フィル首席ヴィオラ奏者)。
2回生の時、ヴィオラへの転科のきっかけになった方です。
◆好きな作曲家は?
ドヴォルザーク。
メロディーとかが「あぁ~、そうやんなぁ~」って感じがするので…。
◆交響曲・協奏曲・室内楽に限らず、好きなヴィオラソロがある曲は?
ベルリオーズの「イタリアのハロルド」です。
2014年の関西フィルの定期演奏会(ヴィオラソロ:ジェラール・コセ)を
聴きに行かせていただき、とても印象的でした。
◆オーケストラの中で、「あの楽器むっちゃかっこいい…」と思う楽器は?
トランペットです。僕が感じるトランペットの性格が、僕と正反対だから。
◆2016年関西フィル主催公演で気になっている公演は?
もちろん5月の定期です!
(ミゲル・ダ・シルヴァのモーツァルトとブルッフ)
10月定期のデュメイ監督のバルトークの協奏曲も楽しみです。
◆ご趣味は?
読書でしょうか。最近は朝井リョウさんの作品をたくさん読んでいます。
あとはラジオもよく聴きます。オールナイトニッポンとか。
◆無人島に1枚だけCDを持っていくとしたら何?
B’zのベストCD、”ウルトラプレジャー”です。
高校生の頃は、吹奏楽もしながらバンドでギターを
弾いていました。僕の青春です…。
◆好きな食べ物は?
できたてあつあつのだし巻きです。
左からティンパニの中山直音、椎名弘明、クラリネットの吉田悠人
関西フィル20代トリオですどうぞご贔屓に。
29日も頑張ります