皆さまこんにちは
ゴールデンウィークをいかがお過ごしでしょうか。
関西フィルは4月29日、5月1日、5月3日、5月7日と、
4回の本番を詰め込んだとても濃い期間となりました
この期間の締めくくり、7日(日)のいずみホールシリーズは、
皆さまのゴールデンウィークの疲れを爽やかに癒すような
音楽をお届けしますよ
前半ではデュメイ監督のこの上もなく美しいバッハをご堪能
いただきます。
前半の最後には、吹田市出身の内尾文香さんとデュメイ監督とで
バッハの有名な二重協奏曲をお聴きいただきます。
※デュメイ監督は座って弾いています。
練習後の内尾文香さんに少しお話を伺いました。
「もうほんとデュメイ先生がすごすぎて…、幸せすぎて…!!」
と言葉にならないご様子
「練習の最初に、
”バロックの音楽だから、チャイコフスキーみたいにならないようにしよう”
ということをおっしゃいました。ヴィブラートも少ないように思います。
でも、このヴィブラートの少なさであんな素晴らしい音色が出せる
なんで信じられません。」
オーケストラも奏法をデュメイ監督に合わせ、スキっとした
響きになっていますよ。
「レッスンでは、デュメイ先生が言葉で説明してくださったり、
歌ったりで伝えてくださっていたのですが、昨日からのオーケストラ
合わせでは、がらっとデュメイ先生のスイッチが入ったと感じました。
楽器の音や雰囲気で隣からびんびん伝わってきます。
どんどん心が熱くなっていき、本番まで自分がどのように変わっていくか、
楽しみです!毎日がご褒美です!!」
現在、東京藝術大学に通われている内尾さんですが、前回共演した時
と比べてとても女性らしい瑞々しさに溢れていらっしゃいます。
デュメイ監督との二重奏をどうぞお楽しみください。
後半は、デュメイ監督と関西フィルの十八番、ベートーヴェンの
交響曲第8番を颯爽とお届けします
ベートーヴェンの8番は、デュメイ監督と何度も演奏していますが、
2010年の東京公演の演奏を監督が大変お気に召し、CDで発売
しています。
それくらい作りこんできた8番ですが、デュメイ監督はその時々の
インスピレーションで音楽が煌くので、一時も気を抜けず、
毎回楽員は「楽しい~」とワクワクしています。
明日は雨が降るようですが、日曜はまたお天気になるみたいですよ。
どうぞ、デュメイの真髄、”バロック&古典”を聴きにいらしてください。
14時から当日券を発売開始致します。
→公演詳細