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  • 2014.9.4(木)
    関西フィルNews
    9月マグノリアは「わたちゃんず(?)」です

    みなさま、こんにちは

    9月の関西フィルは注目の演奏会が目白押しで
    オーケストラは相変わらず忙しく、あちらこちらへ出かける予定です

    そんなスケジュールの合間を縫って
    今月もマグノリアサロンコンサートに出演させていただきます

    関西フィルメンバーが月1回出演させていただいている
    室内楽のコンサートシリーズ、マグノリアサロンコンサート、
    9月は「わたちゃんず(?)」の登場です

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    左からクラリネットの稲本渡さん、ピアノの沼光絵理佳さん、
    そして関西フィル首席チェロ奏者の向井航。
    (イケメン+美女+ジャイアン・・・。)

    クラリネットの稲本さんとチェロの向井は、以前からコンビを組んでいて、
    これまでに各地で行ったコンサートやライブ、とっても好評だったそうです。
    そのコンビが、今回はマグノリアホールに登場
    息の合ったアンサンブルが楽しみです

    お気づきの通り、稲本さんと向井の名前が同じ「わたる」というわけで
    コンビ名を「わたちゃんず」したいと、現在、向井”航”が絶賛主張中
    稲本”渡”さんは「それはどうかなぁ…」とのこと

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    クラリネットのわたる氏。

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    チェロのわたる氏。

    実は稲本さん、今年の6月にCDを発売され
    その収録には「わたちゃんず」の向井も参加しているのですが、
    今回のマグノリアコンサートでは、この好評発売中のCDアルバムの中から、
    いくつかの曲をピックアップして、プログラムに組み込んだとのこと
    オッフェンバックの「天国と地獄」、ブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」など
    オーケストラでもおなじみの曲から、
    グリエールという作曲家の「8つの小品より第4番 カンツォーネッタ」という
    とても美しい小品まで。
    クラリネットとチェロ、そしてピアノが良い感じに絡み合う
    とても楽しげなアンサンブルが聴けそうです

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    メインはベートーヴェンの「街の歌」。
    この曲は名前が2通りあって、
    「ピアノ三重奏曲第4番」または「クラリネット三重奏曲」と言ったりしますが
    要はクラリネットとチェロとピアノのために書かれた曲です。
    当時ウィーンで人気を博したJ.ヴァイグルの歌劇「船乗りの愛」から
    第12曲目のアリアを第3楽章における変奏曲の主題として用いたことから、
    この「街の歌」(本来は「流行歌」という意味)の愛称がついたと言われています。
    ベートーヴェンが多楽章作品で唯一、他人の主題を使って作曲した作品だそうです。

    そんな真面目な曲もプログラムに組み込みつつ、
    当日はちょっとしたオマケもあるそうですよ

    紅一点のピアノ沼光絵理佳さんは、
    ピアニストだけにとどまらず、作編曲家、鍵盤ハーモニカ奏者としてもご活躍で、
    あの「のだめカンタービレ」のマングースちゃんの鍵盤ハーモニカ奏者として
    演奏に参加されたそうです
    ・・・というところから、当日のオマケもお楽しみに

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    9月のマグノリアサロンコンサートは
    ≪19:30≫の開演です

    みなさまお誘いあわせの上、ぜひご来場くださいませ

    【マグノリア・サロンコンサート】
    [日時] 2014年9月11日(木)19:30開演(18:45開場)
    [場所] 逸翁美術館 マグノリアホール
      (阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m)

    [出演]
     向井 航(チェロ)
     稲本 渡(クラリネット)
     沼光 絵理佳(ピアノ) 
    [プログラム]
     グリエール:8つの小品より第4番カンツォーネッタ
     オッフェンバック:天国と地獄より
     ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
     ベートーヴェン:「街の歌」 
     ほか
    [入場料]
     全席自由¥1,000
     (※120名様限定です!)
    [お問合わせ]
     逸翁美術館:072-751-3865

  • 2014.8.23(土)
    関西フィルNews
    第4回城陽定期演奏会、明日に迫りました。

    みなさまこんにちは

    夏も終わりに近づいてきましたね。
    明日の日曜日は夏の定番、城陽定期演奏会です

    ガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」と
    チャイコフスキーの交響曲第4番
    厳しい残暑を吹き飛ばしてくれるプログラムですよ。

    チャイコフスキーの頻繁に演奏される重量級交響曲、
    4番・5番・6番の最初、交響曲第4番がメインです。

    1楽章冒頭、金管楽器の印象的なファンファーレ・・・、
    この楽章最後にはこのファンファーレがいくつもなだれ込み、圧倒的終結です。

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    第2楽章、緊張が緩みメロディアスな旋律が続きます。
    木管楽器ソロの美しさが際立ちますね。
    途中、くさびを打つように叩かれるティンパニが意味深です・・・。

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    弦楽器のピッツィカートが繰り広げられる第3楽章。
    ピッツィカートというとなんだか楽しい雰囲気を予想してしまいますが、
    なんだか、浮遊するような、ファンタジックな楽章です。

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    3楽章の雰囲気に完全に答えを出すかのような冒頭で4楽章は始まります。

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    最後の4楽章では不安を煽る部分は少なく、とてもポジティブなフィナーレです。
    1楽章最初の印象的なファンファーレも力強く繰り返されます。
    チャイコフスキーは、この楽章には”多くの素朴な人間の喜びがある”と
    言っていたとのこと。
    これぞ音楽の力。

    さてさて、ところが、藤岡さんはもう少し違った考えをお持ちのようですよ。
    その辺りのお話は、ぜひプレトークをお聴きになってご確認くださいね。

    コンサート前半には、日本のジャズ界の重鎮、
    山下洋輔さんの燃えるような”ラプソディー・イン・ブルー”を
    お届けします。

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    もう、ピアノソロの冒頭から山下洋輔さんのブルー・ノートが
    溢れ出てきますよ。

    藤岡さん、
    「山下さんはその時のインスピレーションで、ものすごい音楽が
    湧き出てくるからね。
    毎回全然違う本番だからスリル満点だよ~!!
    ダイナミックで繊細、この2つがここまで混在するラプソディー・イン・ブルーは
    山下さん以外では聴けない・・・!」
    とハイテンションです~。

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    明日は13時から当日券を販売開始致します。

    皆様のお越しをお待ちしております!!

    【関西フィル 城陽定期演奏会】

    [日時]2014年8月24日(日)14:00開演(13:20開場)
    13:40~指揮:藤岡幸夫によるプレトーク開催!
    [場所]文化パルク城陽 プラムホール
    [出演]
    指揮:藤岡 幸夫(関西フィル首席指揮者)
    ジャズ・ピアノ:山下 洋輔

    [プログラム]
    ◆ロッシーニ:歌劇「どろぼうかささぎ」序曲
    ◆ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
    ◆チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 作品36

    ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

    <入場料(全席指定・消費税込)>
    一般¥3,500  学生席(高校生[18歳]以下)¥2,000
    ※学生席は文化パルク城陽、関西フィル事務局でのみの取扱いとなります。

    お問い合わせ
    関西フィル06-6577-1381(8/23(土)は16時までの営業、8/24(日)は休業)

     


  • 2014.8.13(水)
    関西フィルNews
    関西フィル軍 藤岡総大将のインタビュー、掲載されました!!

    みなさまこんにちは

    先日ご紹介したぴあ関西版WEB、藤岡さんの記事が
    掲載されました

      ↓ ↓ ↓

    ぴあ関西版WEB

    9月15日の”大坂秋の陣”についてだけではなく、
    色々お話ししてくれています

    動画もぜひご覧ください
    (データが重くて少し再生しづらいですが、あきらめずにお待ちください~)

    「色々しゃべったな~、見てくれると嬉しいな!!」

    古典美・ロマン派への道のり、リハーサル 133

    (C)HIKAWA


  • 2014.8.12(火)
    関西フィルNews
    「大坂秋の陣」飯森範親さんの熱い宣戦布告!!

    みなさんこんにちは

    9月15日(月・祝)の注目コンサート、「大坂秋の陣」まで1カ月、
    本番が迫ってまいりました

    ぴあ関西版WEBに飯森範親さんのロングインタビューが
    載っています

     ↓ ↓ ↓

    ぴあ関西版WEB

    右端にある動画ですが、パソコンによっては読み込むまでに少し時間がかかります。
    あきらめずにどうぞ動画もご覧ください!!

    敵陣大将の宣戦布告!!こちらも応じないわけにはまいりません

    ということで、近々関西フィル大将のインタビューも載せていただく予定です。
    どうぞお楽しみに

    【大坂秋の陣2014】
    20140412122313814_0001

    [日時]2014年9月15日(月・祝)
    [場所]ザ・シンフォニーホール

    ♪14:00開演(13:00開場) 
    藤岡幸夫指揮/関西フィルハーモニー管弦楽団公演
    トークゲスト:飯森範親
    モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
    チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

    ♪17:00開演(16:00開場) 
    飯森範親指揮/日本センチュリー交響楽団公演
    トークゲスト:藤岡幸夫
    モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」
    チャイコフスキー:交響曲第5番

    ※関西フィル公演後、舞台準備の都合上、一度退館していただきます。

    ◆2つの公演セット券のみの販売となります。
    A席 8,000円 B席 6,500円 C席 5,000円 車いす席 5,000円
    (全席指定・消費税込み)

    ◆ウェスティンホテル大阪 中華料理「故宮」のディナーがついた80席限定の
    プレミアム席20,000円もございます。
    ディナーには飯森・藤岡 両氏も参加致します。

    ◎ご予約お問い合わせ
    関西フィルハーモニー管弦楽団 06-6577-1381
    センチュリー・チケットサービス 06-6868-0591
    ザ・シンフォニーチケットセンター 06-6453-2333
    チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード:780-843]
    ローソンチケット 0570-000-407 [Lコード:58995]
    イープラス http://eplus.jp/ (PC・携帯共通)

     


  • 2014.8.5(火)
    関西フィルNews
    マリンバ&フルートで爽やかな夏を!

    みなさま、こんにちは
    暑いですね

    今週8日(金)はいよいよMeet the Classic Vol.29
    夏が似合う男、藤岡さんの熱~い指揮で
    ブラームスの2番をお届けいたします
    藤岡さんと同級生、小川理子さんのラプソディ・イン・ブルーも楽しみです

      

    さて、そんなMeet the Classic の練習風景などはまた後日
    本日はマグノリア・サロンコンサートのご案内です

    毎月1回、関西フィルメンバーが出演させて頂いている
    室内楽のコンサートシリーズ、マグノリア・サロンコンサート。
    8月はフルートの増本竜士が出演させていただきます

    増本はオーケストラの演奏活動だけでなく、
    現代音楽の新作初演や、ピッコロの演奏活動にも力を入れていて
    精力的に活動しています
    今回のマグノリアコンサートでは、
    そんな増本のオーケストラではなかなか見られない側面を
    間近にお聴きいただける多彩なプログラムとなっています

    共演は、マリンバ奏者の中田 麦さん。

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    オーケストラでは、舞台の奥のすみっこの方に置かれるマリンバ。
    なかなか近くで見る機会がありませんが、
    こうして見ると、デカイですね~

    今回のプログラムは、まず「古今楽曲の聴き比べ」と題して、
    バッハの「無伴奏チェロ組曲第2番」、そして
    イサン・ユンの「エチュード」を、ソロフルートで。

    イサン・ユンは非常に数奇な運命を辿った現代音楽作曲家で
    10代の一時期には大阪で音楽を学んでいました。
    今回演奏する楽曲は無伴奏フルートのためのエチュード。
    エチュード、つまり「練習曲」ですが、
    練習曲と言うにはあまりにも技巧的で、
    立派に組曲の形をとっている、聞き応え十分の現代曲です

    そして、シリアスな無伴奏フルートに加えて、
    マリンバ&フルートの組み合わせで
    ピアソラの「タンゴの歴史」、
    伊藤康英の「フルート・レストラン」のデュオ演奏をお届けいたします
    マリンバとフルート、なんとも爽やかな組み合わせですね
    どちらも夏にぴったりの、軽やかでおしゃれな音楽です!

      

    増本より、みなさまへメッセージです

    んん?真夏にこのプログラムを吹ききれるのか?
    との不安が頭をもたげました。
    今回はバッハと現代曲を軸とした重量級のプログラムで
    フルートの表現領域やアンサンブルの可能性に挑戦します。
    十分な意欲と共に、多様なプログラムをお届けしたいと思っています。

    中田さんのマリンバが魅せる多様なバチさばき、
    増本はピッコロ、フルート、アルトフルートで応戦します!

    音大生のみなさま、作曲家のみなさま、そのほかの皆々様にも、
    聞き応えたっぷりのマグノリアサロンコンサートへ
    お誘いあわせの上、ご来場宜しくお願いいたします!

       

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    「間違いを探せ」お約束おふざけショットです
    遠目にはわからないですね~

    8月のマグノリア・サロンコンサートは
    藤岡さんの Meet the Classic の翌日、8月9日(土)です
    お盆前の2日間、いずみホールとマグノリアホールへ
    ぜひご来場ください

    【マグノリア・サロンコンサート】
    [日時] 2014年8月9日(土)14:00開演(13:15開場)
    [場所] 逸翁美術館 マグノリアホール
      (阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m)

    [出演]
     増本 竜士(フルート)
     中田 麦(マリンバ) 
    [プログラム]
     J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番
     イサン・ユン:無伴奏フルートのためのエチュード
     ピアソラ:タンゴの歴史
     伊藤康英:フルート・レストラン
    [入場料]
     全席自由¥1,000
     (※120名様限定です!)
    [お問合わせ]
     逸翁美術館:072-751-3865