明日の土曜日はなら100年会館へ~!
みなさまこんにちは昨日はひどい雨でしたね。
明日の奈良の降水確率は0%らしいですよ
きっと晴天の明日、なら100年会館で奈良定期演奏会を
開催します。
今回はとてもカラフルな曲が並んでいます
そしてありえないことに、最初から最後まで須川さんは
舞台の上に
上の写真、お分かりになりますか??
木管楽器2列目、バスクラリネットの吉田悠人の手前、ホルンとの間に
須川さんがいらっしゃいます。
プログラム前半は須川さんのソロ3曲、後半の「展覧会の絵」は
上記の写真のようにオーケストラの中で演奏していただきます。
「展覧会の絵」は聴き所満載ですが、その中でも”古城”の
サックスのソロは有名ですね
須川さんの”古城”、いやはや、オーケストラ曲のソロとしては
貫禄ありまくりです
あまりに有名な冒頭のトランペットの旋律、
テューバの大ソロ”ブイドロ”、終盤にかけての打楽器の迫力、
そして千変万化する”プロムナード”など、ぜひお楽しみください
関西フィル、須川さんとの共演機会は多いですが、前半ではまた新しい
曲をお届けします
ドビュッシー:サクソフォンとオーケストラのための狂詩曲は、
多分皆さんの予想を裏切り、スタイリッシュでかっこ良い曲ですよ
束になってかかってくるホルン群がシビレます・・・
サクソフォンと、オーケストラのホルンが旋律を奏でる部分があり、
須川さんは「ホルンの松田と絡めるのが嬉しい~」とおっしゃって
いました。
須川さんとホルンの松田信洋は、東京佼成ウィンドオーケストラに
同じ時期に所属していたことがあり、とても親しい関係なのです。
このドビュッシーは関西フィルでは始めて演奏しますし、
もう1曲、石川亮太さんの曲はオーケストラ版の初演なので、
須川さんと藤岡さんも打ち合わせから真剣
石川亮太さん作曲の「日本民謡による狂詩曲」はオーケストラ編曲版
の初演になります。
色々な編曲版があり、須川さんはこの曲を知り尽くしていらっしゃいます!
津軽じょんがら節、竹田の子守唄、黒田節、ソーラン節など、日本各地の
民謡が織り込まれていますが、全体的にとても西洋音楽の雰囲気です。
石川さんも「”日本の旋律を西洋音楽の語法を駆使して響きわたらせる”
のがコンセプト」とおっしゃっています。
日本のメロディーに西洋的なオーケストラ、時々顔を出す和の打楽器。
これらが相まってちょっと異次元な感じですよ。
壮大なSF映画の音楽のような雰囲気も
明日は14時15分から当日券を発売開始いたします。
なら100年会館でお待ちしております
通りがかりのヴィオラのマドンナと
【余談その1】
石川さんの「日本民謡による狂詩曲」の練習の途中、須川さんの
カデンツァの部分で突然メロディーが「ハッピー・バースディ」に!
実は、今日はフルートの河本朋美の誕生日で、河本は大学で須川さんに
教えていただいていたとのこと。
恩師からのびっくりぽんなプレゼントでした
【余談その2】
「展覧会の絵」で一番緊張する座席、須川さんの横でバスクラを
吹いていた吉田悠人、なんと今日は須川さんと靴がお揃いでした~