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  • 2020.9.5(土)
    50周年記念コラム 関西フィルNews
    50周年記念コラム~未来の関西フィルへ Op.0905

    皆様こんにちは♪

    関西フィル50周年記念コラム、今日は“横顔シリーズ”として
    2回徳岡写真館をお届けします。

    今回は2015年ヨーロッパ公演の写真を。

    素晴らしい各地の劇場もたくさんご紹介したいのですが、
    楽員から「プライベートでもう一度来たい!」という意見が多数あった
    スイスのモントルーの写真をご紹介します。

     

    2015年527日の午前に関西空港を出発し、フランクフルトで乗り換え、
    スイス・ジュネーブ空港に到着しました。
    ジュネーブからバスで1時間30分くらいの街、
    モントルーがヨーロッパでの最初の宿泊地となりました。

    モントルーは、「モントルー・ジャズ・フェスティバル」や
    レマン湖で有名なリゾート地ですね。

    レマン湖は、琵琶湖より少し小さい湖ですが、
    その美しさは本当に言葉では表せないくらいでした…!!

    湖畔に沿って整備された散歩道が素晴らしかったです♪

    ↓ 街中もリゾート地らしく、とてものんびり広々していました。

    このレマン湖のほとりに“シヨン城”というお城があるのですが、
    徳岡カメラマンはこのシヨン城がとても印象に残ったようです。

    12世紀頃にはお城の基盤が作られ、その後、発展・拡張したとのこと。

    ↑壁は石造りで屋根は木製と、とても特徴的ですね。

    徳岡目線では、他にも色々気になった図柄があったようです。

    ↑これは建物の壁。
    四角い穴は、多分のぞき窓か銃眼ですよね。
    その間に鍵穴のような穴も。でもかなり大きいです。
    こっちも銃眼かもしれません。
    なんだか、不思議なリズムが感じられる壁です。

    ↓天井に綺麗な模様がある部屋もありました。

    ↓通路の壁や屋根に設置されている取っ手?や、飾り?も、
    それぞれにとても意匠が凝らされています。
    ランプなどを掛けていた取っ手でしょうか。

     

    とても素朴な雰囲気が感じられる場所もありました。

    ↓そしてトイレ~。
    2人並んで世間話をしながらのトイレタイムが可能です。

    ↓便座を上から見た所。

    穴の先は湖に直結…。
    冬は吹きあげてくる風が冷たいでしょうね。

     石柱が美しい空間が広がっていますが、
    ↓この部分は牢獄のスペースでもあるはずです。

    イギリスの詩人バイロンの「シオンの囚人」の舞台として
    知られています。

     

    シヨン城がそばに建つレマン湖、本当に美しい場所です。

    モントルーはQUEENが多くのCDを制作したスタジオが
    あることでも知られています。
    レマン湖を臨むように建てられているフレディ・マーキュリーの銅像、
    ↓一番有名なキメポーズですね!

    このフレディの銅像とレマン湖の写真が
    「メイド・イン・ヘヴン」のジャケットに使われています。

    また、
    「モントルー・ジャズ・フェスティバル」のライブCDとして名高い、
    ビル・エヴァンスの「アット・モントルー・ジャズ・フェスティバル」
    のジャケットには、シヨン城が印象的に使用されていますね。

    モントルーに到着したのは527日の21時頃、
    この街での自由時間は28日の午前中だけでしたが、
    芸術家にとても愛された街であるのも当然だな、
    と強く感じることができました。

    28日の午後には、バスでマルティニーへ移動してリハーサルの
    予定だったため、ここであまりのんびりするわけにはいかず
    後ろ髪をひかれる思いでしたが、天候に恵まれ、美しい景色で
    目の保養が出来て幸先の良いスタートとなりました。

     

    徳岡写真館、できればヨーロッパ公演編をもうひとつ
    アップしたいと思っています♪

    ではまた“5”が付く日にお会いしましょう!!