皆様こんにちは♪
関西フィル50周年記念コラム、今日は“横顔シリーズ”として
第2回徳岡写真館をお届けします。
今回は2015年ヨーロッパ公演の写真を。
素晴らしい各地の劇場もたくさんご紹介したいのですが、
楽員から「プライベートでもう一度来たい!」という意見が多数あった
スイスのモントルーの写真をご紹介します。
2015年5月27日の午前に関西空港を出発し、フランクフルトで乗り換え、
スイス・ジュネーブ空港に到着しました。
ジュネーブからバスで1時間30分くらいの街、
モントルーがヨーロッパでの最初の宿泊地となりました。
モントルーは、「モントルー・ジャズ・フェスティバル」や
レマン湖で有名なリゾート地ですね。
レマン湖は、琵琶湖より少し小さい湖ですが、
その美しさは本当に言葉では表せないくらいでした…!!
湖畔に沿って整備された散歩道が素晴らしかったです♪
↓ 街中もリゾート地らしく、とてものんびり広々していました。
このレマン湖のほとりに“シヨン城”というお城があるのですが、
徳岡カメラマンはこのシヨン城がとても印象に残ったようです。
12世紀頃にはお城の基盤が作られ、その後、発展・拡張したとのこと。
↑壁は石造りで屋根は木製と、とても特徴的ですね。
徳岡目線では、他にも色々気になった図柄があったようです。
↑これは建物の壁。
四角い穴は、多分のぞき窓か銃眼ですよね。
その間に鍵穴のような穴も。でもかなり大きいです。
こっちも銃眼かもしれません。
なんだか、不思議なリズムが感じられる壁です。
↓天井に綺麗な模様がある部屋もありました。
↓通路の壁や屋根に設置されている取っ手?や、飾り?も、
それぞれにとても意匠が凝らされています。
ランプなどを掛けていた取っ手でしょうか。
とても素朴な雰囲気が感じられる場所もありました。
↓そしてトイレ~。
2人並んで世間話をしながらのトイレタイムが可能です。
↓便座を上から見た所。
穴の先は湖に直結…。
冬は吹きあげてくる風が冷たいでしょうね。
石柱が美しい空間が広がっていますが、
↓この部分は牢獄のスペースでもあるはずです。
イギリスの詩人バイロンの「シオンの囚人」の舞台として
知られています。
シヨン城がそばに建つレマン湖、本当に美しい場所です。
モントルーはQUEENが多くのCDを制作したスタジオが
あることでも知られています。
レマン湖を臨むように建てられているフレディ・マーキュリーの銅像、
↓一番有名なキメポーズですね!
このフレディの銅像とレマン湖の写真が
「メイド・イン・ヘヴン」のジャケットに使われています。
また、
「モントルー・ジャズ・フェスティバル」のライブCDとして名高い、
ビル・エヴァンスの「アット・モントルー・ジャズ・フェスティバル」
のジャケットには、シヨン城が印象的に使用されていますね。
モントルーに到着したのは5月27日の21時頃、
この街での自由時間は28日の午前中だけでしたが、
芸術家にとても愛された街であるのも当然だな、
と強く感じることができました。
28日の午後には、バスでマルティニーへ移動してリハーサルの
予定だったため、ここであまりのんびりするわけにはいかず
後ろ髪をひかれる思いでしたが、天候に恵まれ、美しい景色で
目の保養が出来て幸先の良いスタートとなりました。
徳岡写真館、できればヨーロッパ公演編をもうひとつ
アップしたいと思っています♪
ではまた“5”が付く日にお会いしましょう!!