みなさまこんにちは
明日は今シーズン最初の定期演奏会です!
今年はなかなかシブいプログラムで幕開け致します
1945年1月に初演された、プロコフィエフの最も人気のある交響曲です。
第二次世界大戦終結の年に初演されたのですね。
この曲を導いてくださるのはピエール=カルロ・オリツィオさん。
デュメイ音楽監督から推薦があったイタリアのベテラン指揮者で
いらっしゃいます。
(ハリソン・フォードさんに似てらっしゃいますー)
フルートとファゴットが口ずさんでいるようなメロディーで開始する
第1楽章、人気交響曲の第1楽章に相応しく、雄大で重厚、高らかに
締めくくられます。
第2楽章は、常に何かの楽器がおもしろいことを演奏していますよ~。
全く飽きない楽章です
オリツィオさん、第3楽章冒頭をかなりロマンティックに仕上げて
いらっしゃいましたが、進むにつれ、戦争の影のように心に突き刺さる
部分が印象的です。
第4楽章では、第1楽章冒頭のメロディーが帰ってきてハッと
させられます
その後はプロコフィエフらしい疾風のような展開が繰り広げられ、
そしてさらに彼らしい曲の終わり方!!
皮肉が込められているように感じられるかもしれませんが、
彼はこの曲について
「戦争が始まって、誰も彼もが祖国のために全力を尽くして戦って
いるとき、自分も何か偉大な仕事に取り組まなければならないと感じた。」
「私の第5交響曲は、自由で幸せな人間、その大きな力、その純粋で
高貴な魂への讃歌の意味を持っている。」
と言っていたそうです。
素晴らしき独創性ですね
さて、前半では今をトキメク27歳の俊英、
ルーカス・ゲニューシャスさんにラフマニノフの名曲を奏でて
いただきます。
パガニーニのかの有名なメロディーを元に繰り広げられる変奏曲形式
ですが、最近ではメインテーマより、変奏されたメロディーの方が
有名かもしれません。
第18変奏のメロディーは映画やCMで多用され、最近は東急不動産の
CMで聴こえてきますね
なんと、今月16日にゲニューシャスさんがシャルル・デュトワさんと
共演された時の動画を広報用に頂戴しました!
第18変奏を聴いていただけます。
↓ ↓ ↓
https://www.facebook.com/medicitv/videos/10154114256142352/
ぜひ、明日はシンフォニーホールでライブをお楽しみください
明日は、17時45分から当日券を発売開始致します。
皆さまのお越しをお待ちしております
→公演詳細