みなさま、こんにちは
お花見の季節になりましたね
昨日の定期演奏会、春の嵐で足元の悪い中を
ご来場くださいましたみなさま、どうもありがとうございました。
14時開演のお昼の定期演奏会で、
新たなお客様にも多数お越しいただいたようです
お昼の演奏会、夜の演奏会、ともに充実させて参りますので
どちらの演奏会にもぜひ足をお運びくださいませ
さて、月に1回の室内楽コンサート
「マグノリア・サロンコンサート」のお知らせです
4月のコンサートはクラリネットの梅本貴子とヴィオラの中島悦子が出演いたします
先日の定期演奏会リハーサル中のツーショットです
(ちょっと逆光ですね、梅本ファン、中島ファンのみなさますみません)
マグノリア・サロンコンサートは2009年の秋から毎月欠かさず続いていますが、
梅本&中島で出演するのは、今回で3度目になります
これは割合としてはなかなか多いほうなのですが、その理由は、、、
梅本からみなさまへのメッセージでどうぞ~
☆
梅本貴子 プロデュースのアンサンブルシリーズはなんと今回で第6回となりました。
いつもたくさんのお客様にお越しいただき心から感謝しております。
毎回いろいろな室内楽を紹介していますが、
その中でもヴィオラとの共演が多いかなと思われます。
それは、クラリネットとヴィオラはとても相性がいいからです!
フレーズを歌ったり、掛け合うところなどは、柔らかい響きどうしで絶妙なハーモニーになり、
演奏するほうも気持ちがノリノリになります。
もちろん中島さんとの相性も公私共にバッチリ息の合ったコンビです!
ブルッフのクラリネットとヴィオラのための二重協奏曲は、
オーケストラ伴奏で通常は演奏されますが、
今回はピアニストに森玉美穂さんをお迎えして演奏いたします。
ピアノと共に室内楽的に、そしてソリスティックにダイナミックに演奏したいと思います。
甘くロマンティックなメロディと哀愁帯びたメロディを素敵なサウンドでお届けします。
今回はソロにも力を入れています。
クラリネットからは、バーンスタインのクラリネットソナタです。
この曲は、バーンスタインが学生時代に作曲したものですが、
後にウェストサイドストーリーなどのミュージカル曲を作曲することになるような要素や
ジャズの要素を含んだ、リズミカルな聴きやすい曲になっています。
ビオラからは、石井歓のビオラソナタです。
この曲は、日本の抒情的色彩と躍動感、生命力に溢れています。
動的でたくましいエネルギーにつらぬかれる石井の音楽が散りばめられた
魅力的な作品です。
なかなか演奏される機会の少ない作品ばかりですが、
魅力的で聴き応えのある作品を集め
四季折々の表情を変化させるマグノリア会場から
素敵な音楽を心を込めてお送りいたします。心よりお待ちしております。
☆
なお、当日のプログラムは、チラシ掲載の曲目と一部変更させていただきます
ブルッフの「8つの小品」に代わり、
モーツァルトのクラリネット+ヴィオラ+ピアノの三重奏曲
「ケーゲルシュタット」の第1楽章を演奏いたします。
ちなみに「ケーゲルシュタット」とは、「ボーリング」の前身の球技(?)で、
モーツァルトがこのケーゲルシュタットに興じながら作曲したという逸話が
残っていることからこの愛称がついているのだとか
ボーリングをしながら作曲!?本当かしら
さすがモーツァルトですね
右端に見えているのが「ケーゲルシュタット」だそうです。
(えらく近距離からボールを投げるんですねえ・・・。)
曲そのものはボーリングと特に関係なく、
モーツァルトらしい節回しのとても美しい曲です
マグノリアホールは大阪府池田市にありますが、
ホールからもう少し足をのばすと、春の五月山が見えます
五月山公園はお花見スポットとして有名です
お時間のある方は、コンサートの前にお花見はいかがでしょうか?
4月のマグノリアは≪19時30分開演≫です
お仕事帰りの方も、ぜひぜひご来場くださいませ
ご来場、心よりお待ち申し上げます
【マグノリア・サロンコンサート】
[日時] 2014年4月8日(火)19:30開演(18:45開場)
[場所] 逸翁美術館 マグノリアホール
(阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m)
梅本 貴子(クラリネット)
中島 悦子(ヴィオラ)
森玉 美穂(ピアノ)
[プログラム]
モーツァルト:「ケーゲルシュタット」K.498より第1楽章
バーンスタイン:クラリネットとピアノのためのソナタ
石井 歓:ヴィオラ・ソナタ(改訂版)
ブルッフ:クラリネットとヴィオラのための協奏曲ホ短調Op.88
[入場料]
全席自由¥1,000
(※120名様限定です!)
[お問合わせ]
逸翁美術館:072-751-3865