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今年最後のデュメイ監督との公演、そして4大オケの響演!!

みなさんこんにちはpic_306927

明日はいよいよ今シーズン最後のデュメイ監督との演奏会です
今回は、ベートーヴェンの”1番”を3曲組み合わせた溌剌とした
プログラムです

前半では、ピアノソリストの小林海都さんに大活躍していただき、
ヴァイオリン・ソナタ第1番とピアノ協奏曲第1番をお届けします。

小林さん、21歳と大変お若いですが、マリア・ジョアン・ピリス氏の
若手音楽家育成プログラムに参加され、世界中でご活躍されています。
今回の出演もピリス氏からの推薦があり、演奏をお願いすることにpic_2965
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なんとまぁ、21歳とは思えない成熟した美しきピアニズム
花珠真珠のネックレスのように、粒が揃い一音一音が光り輝いています。

楽団員の一人が、
「日本人のピアニストであんな音色が出せる人がいるなんて…」
と驚愕していましたpic_110714

小林さんと同じ年頃のベートーヴェンが書いた全く憂いの無い
この協奏曲、あまり生で聴く機会はありません。
この上もなく素晴らしいピアニストを迎えての明日の上演、
ぜひご期待ください。

デュメイ監督のヴァイオリンの聴き納めはベートーヴェンpic_109598
いずみホールという最高の会場で、ヴァイオリニスト・デュメイの
本領発揮間違いなし。
ピアノ部分も充実したソナタなので、小林さんの演奏もお楽しみに

そしてベートーヴェンの”ファースト・シンフォニー”もいずみホールに
ぴったりですね。
木管・金管が2人ずつの美しい古典オーケストラ編成です。
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デュメイ監督は弱音の部分で、可能な限り音を小さくすることを
要求されていました。
これをいずみホールで聴くと、とても繊細でニュアンスがある
オーケストラサウンドを満喫いただけると思いますよpic_126714

モーツァルトやハイドンの影響を受けた古典派らしい様式美が溢れた
曲に聴こえますが、いやはやそこはベートーヴェン。
その枠に納まらない彼の意思の強さや、この後8曲続く音楽遺産への
発展が垣間見られる独自性ある完成度です。

3つのジャンルの最初の作品、ぜひベートーヴェンの秘めた可能性を
皆さまご自身で見出してくださいpic_onpu

明日は14時から当日券を発売開始致します

そして今日は、2017年4月8日(土)開催の「4大オーケストラの響演」
の記者発表会でした。
情報解禁が発売日ギリギリだったので、「いつ内容がわかるの?!」
とご心配いただいていたお客様、お待たせしました
取り急ぎ、公演情報です

【開催日】2017年4月8日(土)16:00開演(19:00終演予定)
【会場】フェスティバルホール
【演目】(演奏順)
飯森範親/日本センチュリー交響楽団
ハイドン:交響曲第103番「太鼓連打」

外山雄三/大阪交響楽団
チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」

角田鋼亮/大阪フィルハーモニー交響楽団
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」

藤岡幸夫/関西フィルハーモニー管弦楽団
レスピーギ:交響詩「ローマの松」

【チケット料金】
S席¥8,500 A席¥7,000 BOX席¥14,000 
バルコニーBOX席(2席セット)¥17,000 
学生席¥1,000(100席限定、25歳以下)

この度、関西フィルがコンサートの”トリ”を務めさせていただきます。

「ローマの松」は舞台上のオーケストラと別に、金管楽器の別働隊が
必要なのですが、出番が終わった他のオーケストラの奏者さんに出て
いただけることになりました

15:30からは、トランペットとトロンボーンによる
”大阪国際フェスティバル”のためのファンファーレ演奏、
(團 伊玖磨さん作曲!!!)
ホルンアンサンブル、指揮者4人のプレトークを開催し、
開演前もお楽しみが盛りだくさんです

関西フィル友の会先行発売は11月29日(火)10:00より、
関西フィル事務所で受け付け致します(会員割引はございません)。

指揮者4名が集まった記者発表会、4人とも思いのままにおしゃべりになり、
楽しい時間でした…。
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少し見づらいですがチラシはコチラ→「4大オーケストラの響演」チラシ

3回目を迎えるこの話題の公演、前回までもすごい勢いでチケットが
売れています。
良い席はどうぞお早めにご予約くださいpic_ぱちくり