みなさまこんにちは
初夏のようなお天気が続いていますね~。
明日までは良いお天気みたいですよ。
今日まで3日間、みっちりシューマン漬けでした
ピアノ協奏曲と交響曲第1番「春」という、シューマンの中でも
とても親しまれているオーケストラ作品です。
シューマンのピアノ協奏曲は、「好きなピアノ協奏曲ランキング」
でも常に上位の方には入っていますよね
シューマンの真髄と言ってもいいほどの霊感に溢れた協奏曲です
今回ピアノを弾いてくださるのは、23歳のレミ・ジュニエさん。
ミケランジェロのダヴィデ像にそっくりです!!!
ジュニエさん、シューマンの協奏曲をとても深遠に限りなく繊細に
演奏されています
弱音はほんとに消え入りそうなほどの素晴らしいコントロール
とても印象的な1楽章冒頭、うっとりとろーんとした愛らしさが溢れる
2楽章、3楽章はシューマンにしかできないのではなかろうか、と思える
ハーモニーや色彩の変化がありますよね。
シューマンらしく憂いやフレッシュさが混在するこの協奏曲、
いつ聴いてもいいものです
そしてメインは交響曲第1番「春」
きっと”シューマン”と聞かれると、なんだかあっちいったりこっち
いったり、うねうねしてわかりにくい…、という方が
いらっしゃるかもしれません。
でも、この交響曲第1番はすっきりと喜びに満ち溢れ、初めて
聴いてもすっと心に寄り添ってくれる親しみやすい曲想ですよ
各楽章には、その昔、表題が付けられていたそうです。
第1楽章 春の始まり
第2楽章 たそがれ
第3楽章 楽しい遊び
第4楽章 たけなわの春
と、これだけでもなんだか親しみがわきますね。
ゆるりと春が頭をもたげるような第1楽章開始のファンファーレの後は、
もう春満開です
そしてデュメイ監督はさらに軽快に溌剌とした流れを重要視しながら
練習を進めました。
第2楽章はまさに「春眠暁を覚えず」というような雰囲気です
第3楽章はスケルツォらしく力強く始まりますが、やはりシューマン、
すぐに木管の歌が聴こえてきます
各楽器が喜びの歌を奏でる第4楽章は、きっと松方ホールいっぱいに
今日の空のような明るさが広がるでしょう
そして練習風景の写真が撮れなかったヴァイオリン・ソナタ第1番も
お忘れなく!!
大阪近辺のお客様はホールまで少し距離がありますが、どうぞどうぞ
遅刻されませんよう、お願い申し上げます。
デュメイのソロは1曲目です
春のデュメイシーズン、印象的なプログラムで幕を閉じます
18:00からホール入り口にて当日券を発売開始致します。
松方ホールの豊潤でありながらクリアな響きをどうぞ
お楽しみください
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公演詳細