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  • 2020.9.30(水)
    公演情報 事務局からのお知らせ
    【公演開催に関するお知らせ】10/29(木)第314回定期演奏会

    2020年9月30日

    お客様 各位

    公益財団法人 関西フィルハーモニー管弦楽団

    関西フィル第314回定期演奏会開催についてのお知らせ

    平素より関西フィルの活動にご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

    2020年10月29日(木)開催予定の「関西フィル第314回定期演奏会」は、クラシック音楽公演運営推進協議会により令和2年9月18日に改定されました「クラシック音楽公演における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に従った感染予防対策を講じた上で、予定通りに開催致します。

    なお、107日(水)午前1000分よりチケット発売を開始致します。

    お客様におかれましては、以下の感染予防対策へのご協力をお願い致します。

    当日体調にご不安のある方はくれぐれもご無理なさらないようお願い致します。事前の払い戻しは致しかねますのでご容赦下さい。

    1 来場時に検温させて頂きます。次の条件に該当する方は入場をお断りさせて頂きますのでご了承下さい。当日入場をお断りした場合は、チケット代金の払い戻しを承ります。

    ①検温の結果、37.5℃以上の発熱がある。
    ②咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、味覚・嗅覚障害、眼の痛みや結膜の充血、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐の症状がある。
    ③新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触がある。
    ④過去2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への訪問歴、及び当該在住者との濃厚接触がある。

    ※入場までにお時間がかかることが予想されますので、時間に十分な余裕を持ってお越し下さい。

    2 開演前、休憩時間の際は、極力会話を避けるようご協力をお願い致します。
    3 プログラムや配布物は手渡しではなく、設置による配布の可能性がございます。
    4 スタッフは全員、マスクを着用致します。
    5 お客様におかれましても入場時の手指消毒、マスク着用なきご入場はお断り致します。マスクのご用意は致しかねますのでご容赦下さい。
    6 カフェ・ショップ・プレイガイドは当面の間休止させて頂きます。
    7 「ブラボー」等の掛け声は禁止とさせて頂きます。また、楽章間での咳払いは、できるだけお控え頂きますようにお願い致します。
    8 クロークは閉鎖させて頂きます。
    9 新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA※)をご利用頂きますようお願い致します。
    ※COVID-19 Contact Confirming Application
    「ザ・シンフォニーホールからご来場のお客様へのお願い」も併せてご確認下さい。
    http://www.symphonyhall.jp/

    なお、舞台での対応は以下の通りです。
    1 全ての出演者・スタッフの体調チェックは万全を期します。(検温、体調管理等)
    2 奏者は可能な限りマスクを装着致します。
    3 管楽器の唾(水分)は使い捨ての給水の良い紙等で処理します。

    上記は9月30日現在の対応であり、今後の状況においては変更させて頂く場合がございます。今後とも関西フィルへのご支援を賜りますようお願い申し上げます。


  • 2020.9.30(水)
    関西フィルNews
    巡回公演事業 – 文化芸術による子供育成総合事業

    皆様こんにちは♫

    気がつけば9月も終わり…今年も残すところ3ヶ月となりましたね。
    涼しく過ごしやすい気候となり、ついこの間までの猛暑が嘘のようです。。

    さて、今週は高知県内の小・中学校で3公演を行います。
    文化庁主催による 巡回公演事業 – 文化芸術による子供育成総合事業 公演です。

    本来は一学期中に予定をしておりましたが、コロナ禍の影響により延期となっておりました。
    様々な対策を講じた上で公演を実施しておりますが、「子どもたちに生の音楽を聴かせたい!」という学校の先生方の熱意、ご理解・ご協力があってこその公演です。

    昨日は高知市内の小学校で公演を行いました。
    少しだけその様子をお見せしましょう!

    目の前での楽器紹介🎻

    間隔を保って鑑賞するために、4~6年生のみ体育館で鑑賞。
    1~3年生はなんと「生中継!」で教室で鑑賞。

    例年だと、なるべく近くで鑑賞していただいておりますが、今年は十分な距離を保っております。

    共演曲「パプリカ」も体育館では声を出さずに鑑賞していただきましたが、1~3年生の教室を覗くと、元気いっぱいの歌声が!
    ※集会以外、各教室ではマスク着用の上歌唱指導を行っているようです。

    本日・明日の公演も頑張って参ります!

     

     


  • 2020.9.26(土)
    公演情報 関西フィルNews
    「市民の人生に寄り添うメイシアター/古矢直樹さんへのインタビュー」

     2020年95日、吹田メイシアターがリニューアルオープンしました。
    おめでとうございます

     2018年6月の大阪府北部地震でホール損壊のショック、新型コロナウイルスの影響で予定日にオープンできるかという不安を乗り越え、迎えられたリニューアルオープン。 
     オープンをどのような思いで迎えられたかを、常務理事・事務局長、古矢直樹さんにお伺いしました。

    リニューアルオープンを迎えられた今の心境をお聞かせください。

     うれしさと安心と、両方の気持ちです。
    2年前の地震は頭に焼き付いています。地震発生後、大ホールの天井の損壊で使用できなくなり、各関係者に催しの中止連絡をスタッフとしたことや、翌日に予定していたオペラ公演のセットを使用する必要がなくなったので舞台袖に置いておかないといけなくなり、居たたまれない気持ちになったことは忘れられません。場所がなくなることは、公演に関係する全ての方の生活を奪ってしまうという味わったことのない辛さでした。その後、新型コロナウイルスの影響が及び、9月に間に合わなくなるのではという不安にかられましたが、予定通りオープンでき、本当に安心しています。

     お客様に気持ちよくご利用いただくために、旧メイシアターの古き良きイメージを残しつつ、いかに近代化に取り組むかに最大限注力しました。例えば、混雑緩和のために女性トイレの個室を増設、エレベーターと大・中ホールに車椅子席を設置、前の座席との感覚を広くとるなど、お客様がご利用しやすくなりました。他にも大ホールの天井を形に工夫を凝らし、音響にもこだわりました。そのことで音の残響が0.4秒もアップするなど、ホールの空間としてのクオリティも格段に上がっています。

     オープン後にはお客様から、「音の響きがよくなった、よく飛んでいる」や「きれいになってよかった」と感想をいただき、喜んでいただけていると感じました。
     また、工事期間中、事務所のスタッフは3か所にわかれて業務していましたが、事務局、そして舞台、清掃、警備、設備などのスタッフの皆様と久方ぶりに全員顔を揃えることができて、本当に嬉しく思いました。
     

     

     

     

    以前のインタビューで、お客様から「市民が参加できる第九があるから、どんなことでも頑張れる」と声をかけていただいたと、おうかがいしました。このようにして、メイシアターは市民との距離がとても近いと感じますが、これはどうしてでしょうか。

     吹田市は文化活動や市民活動が盛んです。例えば、関西フィルとの第九公演のように市民参加型の催しが多いことが、要因かと思います。第九に参加されている方々でクラシック音楽が好きな方は、正直左程多くないと思っています。カラオケや詩吟を愛好されている方が「一度第九を歌ってみたい」と参加されて以降、やみつきになって、毎年参加されている方々がたくさんおられます。中には、「第九公演に出演=人生のステータス」や「=1年間の人生の集大成」にしてらっしゃる方もおられます。

    このようにして「いつも市民の人生に寄り添っている」。これこそが、メイシアターの存在意義です。そして、「メイシアターは、いつも催しをしているから行ってみよう」と、お客様がいつでも足を運べる場所であり続けたいです。

     

    最後にお客様へメッセージをお願いいたします。

     皆さま、お待たせいたしました。リニューアルした大ホールは、音のクオリテイが進化して、どの座席でも均質な音でお聴きいただけます。
     そして、1227()4年ぶりに、関西フィルとコンサートを開催します。生の音楽に飢えていらっしゃる方がたくさん居られると思いますので、是非リニューアルした大ホールにおいて関西フィルのダイナミックな演奏をお楽しみください。
     指揮の藤岡幸夫さんが、ホールについてどんな感想を持たれるかも楽しみです。もちろん、この公演にご来場くださるお客様の反応も。進化したメイシアターでお待ちしています。

     

    <吹田市制施行80周年・第183回吹田市民劇場>
    藤岡幸夫指揮 関西フィルハーモニー管弦楽団ウィンターコンサート

    【公演日】20201227() 15:00開演 14:00開場
    【会場】メイシアター 大ホール
    【ゲスト】チェロ:堀江牧生
    【 
    プログラム】
     モーツァルト      歌劇ドン・ジョヴァンニ” K.527-序曲
     ドヴォルザーク   チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
     
    ベートーヴェン   交響曲第7番 イ長調 Op.92

     ※チケット発売日:2020年11月5日(木)
     
    ※お問い合わせ:06-6386-6333(メイシアターチケット予約・問い合わせ)


  • 2020.9.25(金)
    50周年記念コラム 関西フィルNews
    50周年記念コラム~未来の関西フィルへ Op.0925

    みなさま、こんにちは
    関西フィル50周年記念コラム、今回から2回続けて
    現在実施中の「クラウドファンディング」についてお届けします!
    1回目は、楽団事務局員(ある企業からの出向者です)による、
    「返礼品」あつめの裏話です。

     

    8月19日から、“ONE KANSAIで「関西フィル応援プロジェクト」” というカタチで
    「クラウドファンディング(以下CF)」を始めました。


    (8月19日に行われた記者発表の様子。左から辰巳琢郎さん、藤岡幸夫さん、掛布雅之さん

    この事業、なんといっても「返礼品」と呼ばれる“寄付に対するお礼の品”を
    どれだけ揃えられるかにかかっています。
    CFを決めたのが6月。それから1ヶ月は返礼品を求める旅となりました。
    ここでは3つの品について、ご紹介します。

    続きを見る


  • 2020.9.15(火)
    公演情報
    9月25日(金) オーケストラで聴く映画音楽 会場:ハーモニーホールふくい

    皆様こんにちは!
    来週9月25日(金)は、ハーモニーホールふくい(福井県立音楽堂)で演奏させていただきます!
    残席は残り僅か…、是非是非お待ちしております!

    お求め・お問い合わせは、ハーモニーホールふくい チケットセンター TEL:0776-38-8282 (10:00~17:00) まで(*>_<*)ノ

    指揮者の藤岡幸夫さん、ヴァイオリンソリストの黒川侑さんより動画メッセージをいただきましたのでご覧くださいませ♫

    オーケストラで聴く映画音楽
    藤岡幸夫指揮 関西フィルハーモニー管弦楽団 ヴァイオリン:黒川 侑https://www.hhf.jp/events/archives/2210

    スクリーンでおなじみのナンバーが、フル・オーケストラの壮大な音色で蘇る…
    2007年から関西フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務める藤岡幸夫。
    強い信頼関係から生まれる演奏で、あなたの心に名曲を届けます。
    ソリストには福井ゆかりのヴァイオリニスト、黒川侑を迎え「シンドラーのリスト」やコルンゴルト作曲のヴァイオリン協奏曲を披露します。
    名作の魅力を再発見できるコンサート。ご家族、ご友人とお楽しみください。

    開催日時 2020年9月25日(金) 開場 18:15 開演 19:00
    場所 ハーモニーホールふくい大ホール
    料金 S:4,000円、A:3,000円、車いす席:3,000円
    ※小~大学生:半額

    曲目 映画『風と共に去りぬ』から「タラのテーマ」、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』メドレー、映画『シンドラーのリスト』テーマ、コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ほか


  • 2020.9.11(金)
    公演情報 関西フィルNews その他
    今年の「大阪クラシック」は配信です!

    みなさま、こんにちは
    朝夕の空気が秋めいてきた今日この頃、
    今年も「大阪クラシック」の季節がやってまいりました!

    例年であれば、大阪の街のそこかしこが音楽であふれていたはずですが
    今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、
    街中での無料公演を見送り、オンライン配信での開催を実施することとなりました。

    9月13日(日)~19日(土)の開催期間中、関西フィルは
    それぞれ13日(日)・14日(月)・16日(水)から配信開始の3公演と、
    14日(月)19時開演の有料公演に出演いたします

    そして今回、配信のための収録がすでに始まっております…
    13日(日)正午頃より、一番乗りで配信開始予定の第1公演は、
    関西フィル名物(?)の金管五重奏チーム
    なんと収録も、どきどきのトップバッターでした!
    続きを見る


  • 2020.9.10(木)
    50周年記念コラム
    50周年記念コラム~未来の関西フィルへ K.0910

    皆さま、こんにちは!
     50周年記念コラム~未来の関西フィルへ K.0910
    今回は、特別客演コンサートマスター、赤松由夏と第二ヴァイオリン奏者、齊藤清からのメッセージをお届けします。


     関西フィル、音を紡いで50年!私はまだまだ新参者ですが、
    このオーケストラの50年という節目に携われることを光栄に思います。
    今は、距離を取ってのアンサンブルですが、関西フィルならではの密で濃いサウンドは変わることはない!と、先日の定期で感じました。
     
    この逆境をパワーに変えて、さらなるキラキラサウンド(なんだか藤岡さんぽい言い方でしょうか?笑)をお客さまにお届けしたいと思います!
     
    次の節目に向けて、コロナに負けず進化する関西フィルを、これからもどうぞよろしくお願い致します!

    特別客演コンサートマスター 赤松 由夏

                         

     新型コロナウイルス流行の影響を受け、多くのコンサートが中止に追い込まれました。全国に緊急事態宣言が出され、不要不急の行動を控えるよう要請される中で、我々音楽家の活動も自粛を余儀なくされ、関西フィルも3月から6月半ばまで全てのコンサートが中止、延期となりました。

     私がこの業界に入って30年ほどになりますが、就職とほぼ同時にバブル経済が破綻し、それ以降、神戸の地震、東日本大震災、リーマンショック、アジア、ヨーロッパにおいて数々の経済危機が起こり、その度に楽団の経営危機に陥りました。

     今回の危機については、いつもとは違うと思ったことがあります。以前ならば、音楽は不要不急の最たるものとして社会の隅に追いやられ、音楽家が自ら声を上げ続けなければ社会から忘れ去られてしまうという危機感を持ちながら、ボランティア演奏に打ち込みながらも、生活の不安に怯えるというのが毎度のパターンでしたが、今回は、国民の精神衛生のために文化芸術の必要性を、マスコミや有識者が訴えていることが散見され、音楽家、音楽業界の生活、経済状態を心配する論調も目立ちました。何よりも、コンサートに行きたい、オーケストラを聴きたいという音楽愛好家の方々の声が、一番際立っているのが今回の特徴ではないかと思います。

     長くオーケストラ生活を続けていると、いろいろなことがおきます。今度こそ楽団解散か、ということも度々おこります。その都度、このオーケストラは多くの民間企業、個人の音楽愛好家の方々の励ましと支えによって存続してきました。江戸時代の上方文化を支えた大阪商人の心意気が現代にも息づいているかのように、経済活動と同じように文化・芸術を大切に考える経営者が多くおられます。苦しい時期ですが、文化・芸術を未来に継承していくために、引き続き粘り強く、ヴァイオリンを弾き続けていきたいと思います。

    第二ヴァイオリン奏者 齊藤 清

     

     


  • 2020.9.5(土)
    50周年記念コラム 関西フィルNews
    50周年記念コラム~未来の関西フィルへ Op.0905

    皆様こんにちは♪

    関西フィル50周年記念コラム、今日は“横顔シリーズ”として
    2回徳岡写真館をお届けします。

    今回は2015年ヨーロッパ公演の写真を。

    素晴らしい各地の劇場もたくさんご紹介したいのですが、
    楽員から「プライベートでもう一度来たい!」という意見が多数あった
    スイスのモントルーの写真をご紹介します。

     

    2015年527日の午前に関西空港を出発し、フランクフルトで乗り換え、
    スイス・ジュネーブ空港に到着しました。
    ジュネーブからバスで1時間30分くらいの街、
    モントルーがヨーロッパでの最初の宿泊地となりました。

    モントルーは、「モントルー・ジャズ・フェスティバル」や
    レマン湖で有名なリゾート地ですね。

    レマン湖は、琵琶湖より少し小さい湖ですが、
    その美しさは本当に言葉では表せないくらいでした…!!

    湖畔に沿って整備された散歩道が素晴らしかったです♪

    ↓ 街中もリゾート地らしく、とてものんびり広々していました。

    このレマン湖のほとりに“シヨン城”というお城があるのですが、
    徳岡カメラマンはこのシヨン城がとても印象に残ったようです。

    12世紀頃にはお城の基盤が作られ、その後、発展・拡張したとのこと。

    ↑壁は石造りで屋根は木製と、とても特徴的ですね。

    徳岡目線では、他にも色々気になった図柄があったようです。

    ↑これは建物の壁。
    四角い穴は、多分のぞき窓か銃眼ですよね。
    その間に鍵穴のような穴も。でもかなり大きいです。
    こっちも銃眼かもしれません。
    なんだか、不思議なリズムが感じられる壁です。

    ↓天井に綺麗な模様がある部屋もありました。

    ↓通路の壁や屋根に設置されている取っ手?や、飾り?も、
    それぞれにとても意匠が凝らされています。
    ランプなどを掛けていた取っ手でしょうか。

     

    とても素朴な雰囲気が感じられる場所もありました。

    ↓そしてトイレ~。
    2人並んで世間話をしながらのトイレタイムが可能です。

    ↓便座を上から見た所。

    穴の先は湖に直結…。
    冬は吹きあげてくる風が冷たいでしょうね。

     石柱が美しい空間が広がっていますが、
    ↓この部分は牢獄のスペースでもあるはずです。

    イギリスの詩人バイロンの「シオンの囚人」の舞台として
    知られています。

     

    シヨン城がそばに建つレマン湖、本当に美しい場所です。

    モントルーはQUEENが多くのCDを制作したスタジオが
    あることでも知られています。
    レマン湖を臨むように建てられているフレディ・マーキュリーの銅像、
    ↓一番有名なキメポーズですね!

    このフレディの銅像とレマン湖の写真が
    「メイド・イン・ヘヴン」のジャケットに使われています。

    また、
    「モントルー・ジャズ・フェスティバル」のライブCDとして名高い、
    ビル・エヴァンスの「アット・モントルー・ジャズ・フェスティバル」
    のジャケットには、シヨン城が印象的に使用されていますね。

    モントルーに到着したのは527日の21時頃、
    この街での自由時間は28日の午前中だけでしたが、
    芸術家にとても愛された街であるのも当然だな、
    と強く感じることができました。

    28日の午後には、バスでマルティニーへ移動してリハーサルの
    予定だったため、ここであまりのんびりするわけにはいかず
    後ろ髪をひかれる思いでしたが、天候に恵まれ、美しい景色で
    目の保養が出来て幸先の良いスタートとなりました。

     

    徳岡写真館、できればヨーロッパ公演編をもうひとつ
    アップしたいと思っています♪

    ではまた“5”が付く日にお会いしましょう!!

     


  • 2020.8.29(土)
    50周年記念コラム
    50周年記念コラム~未来の関西フィルへ K.0829

    皆さま、こんにちは!
     50周年記念コラム~未来の関西フィルへ K.0829
    今回はコントラバス奏者、袖下績からのメッセージをお届けします。

     楽団創立50周年、思い出に残る良い年になるかもと楽しみにしておりましたが、早くも2月の後半から悪夢が始まり、次々と公演キャンセルが続き、たくさんあったスケジュールも真っ白になっていきました。
    公演のために練習して準備していた曲も、キャンセルによって演奏する機会を失うことの繰り返し。この関西フィルには素晴らしい奏者がたくさんいます。同じ舞台上にいながら、身内の演奏に感動することもあります。
    そういった仲間に何ヶ月も会えないのは辛いことです。今まで楽団を支えてきて頂いた先輩方もこの先、次々と定年で退団されていきます。同じ舞台で一緒に演奏出来る回数がどんどん削られていく。このような悪夢が何ヶ月、何年続くのだろう。もっと一緒に演奏したかった。色々話をしたかった。一緒に食事にも行きたかった。限られた貴重な日々をコロナによって奪われてしまいました・・・。

     先の見えない絶望感が続き、夏になり、ようやく小さな希望が遠くに見えてきたような気がします。この先、新たな困難が次々と楽団を襲ってくるかも知れませんが、希望を持って前に進みます。
    もう一度、たくさんのお客さまの前で演奏したいです。