• 2014.11.14(金)
    関西フィルNews
    明日は定期演奏会です!!

    みなさまこんにちは
    今日は本当に寒いですね

    デュメイ監督との定期演奏会がいよいよ明日に迫りました。

    ベートーヴェンの三重協奏曲、昨日からソリストの皆さんとの
    練習が始まっています

    DSCF9026

    左から、ピアノの上田晴子さん、デュメイ、チェロの宮田大さんです

    宮田大さん、関西フィルとの共演は3回目ですが、デュメイとの共演は初めてとのこと
    昨日のリハーサル1日目を終えての感想をお聞きしてきました

    「デュメイさんとは初共演で、とてもとても楽しみにしていました。
    お写真で拝見すると、少しいかつい感じだったのですが(笑)、
    実際打ち合わせや練習をしてみて、とても紳士的でありおちゃめな
    一面もお持ちでした~。

    DSCF9023

    デュメイさんがお持ちの音楽がすごくアグレッシブで自由!!
    でも、とても知的な部分も根底にはあって。

    指揮もされているということもあって、野性的でありながら
    自分勝手な部分は全く無くて、音楽全てをわかってらっしゃいます。

    デュメイさんの音楽を極めながらも、今日と明日のゲネプロで
    自分らしさも出せれば、と思っています。」

    DSCF9014

    デュメイのヴァイオリン、宮田さんのチェロ、上田さんのピアノでお届けする
    ベートーヴェンの三重協奏曲

    とても盛り上がる曲ですが、なんせソリスト3人の音色が
    どこまでも美しく瑞々しいのでベートーヴェンの品格が際立ちます

    どうぞお楽しみに

    交響曲第8番の前、休憩直後に演奏するのは
    ベートーヴェンの序曲「レオノーレ」第3番。
    15日のプログラムの中で一番大きな編成の曲がこの序曲です。

    昨日ご紹介した交響曲第8番の編成に、
    トロンボーン3本とバンダのトランペットが加わります

    交響曲第9番「合唱付き」を演奏する時、第九の前にベートーベンの序曲を何か
    1曲演奏することが多いですね。
    レオノーレ序曲の2番か3番になった時、楽団員から
    「序曲っていうか、第九の楽章がひとつ増えた感じやな…」という
    声が聞かれるくらい、内容が深い楽曲です

    重々しい冒頭、フルートのソロ、弦楽器全員での迫力のフレーズ、
    終盤での金管楽器の咆哮、まさに重厚な交響曲のフィナーレ

    デュメイが関西フィルで指揮するのは初めて。どうぞご注目ください

    さてさて、チェロの宮田大さんと当楽団クラリネット奏者の
    吉田悠人は、同い年、大学の同級生ということが発覚!!
    「大!!」「悠人!!」と呼び合う仲で、
    練習前も「お昼ご飯一緒に食べよう~」と、つるんでいました

    DSCF9025

    大学時代はチェロ・クラリネット・ピアノのトリオでずっと室内楽活動もしていて、
    飲み友達でもあったとのこと
    28歳の二人、久しぶりの一緒の舞台でとても楽しそうでした

    明日のプログラム順ですが、1曲目が三重協奏曲、
    その後休憩、休憩後に序曲「レオノーレ」第3番、交響曲第8番と
    なります。

    チケット状況ですが、S席とA席は完売しております。
    本日の17時まで、B席の事前ご予約を承っております。
    (関西フィル:06-6577-1381)

    明日の12時45分からB席のみ当日券を発売致します。

    明日も寒くなりそうですね、暖かくしてお越しくださいませ

    【第261回定期演奏会】

    [日時]2014年11月15日(土)14:00開演 (13:00開場)
    [出演]
    指揮およびヴァイオリン独奏:
    オーギュスタン・デュメイ(関西フィル音楽監督)
    独奏:上田 晴子(ピアノ)
    独奏:宮田 大(チェロ)

    [プログラム]
    ◆ベートーヴェン:ピアノ,ヴァイオリン,チェロのための三重協奏曲 ハ長調 作品56
    (ここに休憩が入ります)
    ◆ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番 作品72a
    ◆ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 作品93

    ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。

    入場料:S席・A席は完売いたしました
    B席¥3,000 学生席(25歳以下)¥1,000
    (全席指定・税込)※学生席は関西フィル・チケット受付でのみご予約承ります。

     


  • 2014.11.12(水)
    関西フィルNews
    デュメイ、来日しました!!

    みなさまこんにちは
    朝夕がとても寒くなりましたね

    今年3回目となるデュメイ音楽監督の定期演奏会を、
    今週土曜日15日に開催します!!

    デュメイ氏が来日し、今日から練習が始まりました

    2014年は2月・4月・11月の来日なので、6か月ぶりのデュメイ監督。
    ちょっとお顔がふっくらされたような。。。
    お元気そうでなによりです

    DSCF8945

    今日はオーケストラのみで15日のプログラム全ての曲をみっちり練習しました

    15日のベートーヴェンプログラムのメインを飾る交響曲第8番
    小ぶりな編成ですが、全体的にとてもリズミカルで明るく朗らかな
    雰囲気に溢れています

    DSCF8963

    軽やかな2管編成
    デュメイの軽妙洒脱な音楽作りが映えます

    弦楽器群へのこだわりは相変わらず
    ボウイングから音の切り方、フレーズの終わり方まで、
    デュメイならではのエスプリで8番が彩られていきますよ。

    DSCF8959

    デュメイも弾かず、ピアノの上田晴子さんやチェロの宮田大さんも
    いらっしゃいませんでしたが、
    三重協奏曲の練習にもタップリ時間を割きました

    ソリストの皆さんと合わせるのが楽しみです

    DSCF8975

    そしてオーケストラの練習の後には、17日(月)に伊丹アイフォニックホールで開催する
    オータム・スペシャルコンサートの練習を行いました。

    DSCF8932

    左から、第一ヴァイオリンのデュメイ、第二ヴァイオリンの岩谷祐之、
    ピアノの上田晴子さん、チェロの日野俊介、ヴィオラの中島悦子です。
    ブラームスのピアノ五重奏曲作品34の練習中です
    若きブラームスの情熱と生命力に溢れた名曲ですね。

    皆様もよくご存じとは思いますが、ヴァイオリンを弾くデュメイは
    指揮する時とはまた違った、ものすごいエネルギーを発します

    そのエネルギーに引き寄せられ、ブラームスがどんどん熱を帯びて
    いきました
    このピアノ五重奏の練習は15日の定期演奏会の練習と並行して
    何回も行うので、17日(月)の本番時には爆発的な集中力を持った
    ブラームスになること間違いなし どうぞお楽しみに

    15日(土)定期演奏会のS席とA席は完売しております。
    B席¥3,000と、17日(月)伊丹公演のチケットはまだ
    お申込みいただけますので、どうぞお早目に

    【第261回定期演奏会】

    [日時]2014年11月15日(土)14:00開演 (13:00開場)
    [出演]
    指揮およびヴァイオリン独奏:
    オーギュスタン・デュメイ(関西フィル音楽監督)
    独奏:上田 晴子(ピアノ)
    独奏:宮田 大(チェロ)

    [プログラム]
    ◆ベートーヴェン:ピアノ,ヴァイオリン,チェロのための三重協奏曲 ハ長調 作品56
    ◆ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番 作品72a
    ◆ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 作品93

    ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。

    入場料:S席・A席は完売いたしました
    B席¥3,000 学生席(25歳以下)¥1,000
    (全席指定・税込)※学生席は関西フィル・チケット受付でのみご予約承ります。

    【オータム・スペシャルコンサート】

    [日時]2014年11月17日(月)19:00開演 (18:30開場)
    [場所]伊丹アイフォニックホール
    [出演]
    ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ(関西フィル音楽監督)
    ピアノ:上田 晴子
    [プログラム]
    ◆モーツァルト:ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 K.493
    ヴァイオリン:友永 健二/ヴィオラ:飛田 千寿子
    チェロ:大町 剛/ピアノ:上田 晴子

    ◆ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 作品100
    ◆ブラームス:F.A.E.ソナタ より 第3楽章「スケルツォ」
    ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ/ピアノ:上田 晴子

    ◆ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 作品34
    ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ/ヴァイオリン:岩谷 祐之
    ヴィオラ:中島 悦子/チェロ:日野 俊介(関西フィル首席奏者)
    ピアノ:上田 晴子
     
    ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。

    <全席指定>大人:4,000円/高校生(18歳)以下:2,000円

    お問い合わせ・お申込み
    関西フィル:06-6577-1381

     


  • 2014.11.6(木)
    関西フィルNews 事務局からのお知らせ その他
    2014年11月、関西フィルは認定NPO法人となりました。(ご寄付のお願い)

     2012年4月、「関西フィル認定NPO法人をめざす会」を立ち上げ、たくさんの方々よりご寄付を賜りました。そして2014年11月、皆様のおかげで関西フィルは認定NPO法人となることができました。ここに御礼を申し上げますとともにご報告申し上げます。

     【これまでの実績】
     ◎ 2012年(平成24年)206名様 984,000円
     ◎ 2013年(平成25年) 96名様 557,000円
     ◎ 2014年(平成26年) 85名様 784,000円

     認定NPO法人の維持のためには、毎年一定の人数と金額の寄付を集める必要があります。
       ご案内チラシ[オモテ](pdf)
       ご案内チラシ[ウラ](pdf)
     なお、認定NPO法人となりましたので、関西フィルに対する寄付金は税額控除を受けることができます。
     さらに進化したオーケストラになるために、そしてより安定した運営が行われますように、引き続きあたたかいご支援をどうぞ宜しくお願い致します。

        特定非営利活動法人 関西フィルハーモニー管弦楽団


  • 2014.10.10(金)
    関西フィルNews
    今日は定期演奏会です!!

    みなさまこんにちは
    気持ちの良いお天気ですね。

    本日19時からシンフォニーホールで定期演奏会を開催します

    昨日の最終練習日、ピアノの萩原麻未さんとのオーケストラ
    合わせが行われました
    とても素敵な練習だったので、皆様にご紹介したくて、
    ギリギリですがブログにアップします~

    なかなか1位が出ないコンクールとして有名な、
    2010年のジュネーブ国際コンクールで日本人として初めて
    優勝されました

    DSCF8845

    現在、パリ在住、世界中で活躍されています

    ショパンのピアノ協奏曲第1番。
    ショパンの霊感溢れる唯一無二のピアノ協奏曲ですね

    DSCF8849

    この曲自体がもちろん憂いを帯びてとてもロマンティックな曲ですが、
    そこに萩原さんの瑞々しくしなやかな魅力が重なり、
    あまりにも美しいです・・・

    DSCF8851

    萩原さんの音楽に対する真摯なお気持ち、どこまでもこまやかで丁寧な音作り、
    ぜひライブでお聴きください

    事前ご予約は終了しておりますが、17時45分から
    ザ・シンフォニーホール正面チケットブースで当日券を発売致します。

    お待ちしております!!

    【関西フィル第260回定期演奏会】

    [日時]2014年10月10日(金)19:00開演 (18:00開場)
    18:40~ 指揮:藤岡幸夫によるプレトーク開催!
    [出演]
    指揮:藤岡 幸夫(関西フィル首席指揮者)
    独奏:萩原 麻未(ピアノ)

    [プログラム]
    ◆ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
    ◆シベリウス:レンミンカイネンの帰郷 作品22-4
    ◆シベリウス:交響曲第4番 イ短調 作品63

    ※出演者、曲目、曲順など、内容が変更になる場合がございます。
    あらかじめご了承ください。

    入場料:S席¥5,000/A席¥4,000/B席¥3,000
    学生席(25歳以下)¥1,000(全席指定・税込)

    関西フィル:06-6577-1381


  • 2014.10.1(水)
    関西フィルNews
    10月のマグノリアコンサート

    みなさま、こんにちは
    空はすっかり秋の青空ですね

    10月の関西フィルも元気に活動してまいります
    5日(日)はリラックスシリーズの最終回で滋賀県高島市へお邪魔いたします。
    10日(金)は藤岡さんの定期演奏会でシベリウスの4番、
    そして月末は関西二期会の50周年記念オペラ「ドン・カルロ」に出演させていただきます。
    ぜひこの秋も関西フィルの演奏会にご来場くださいね

    さて、10月のマグノリアコンサートのご紹介です
    毎月1回、関西フィルメンバーが出演させていただいている
    室内楽のコンサートシリーズ、マグノリア・サロンコンサート。
    今回は、トランペットの堀川正浩が出演させていただきます

    140928_153341

    左から堀川正浩、同じくトランペットの湊仁美さん、
    そしてピアノの田村幸造さん。

    ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
    湊仁美さんは実は堀川の奥様であらせられます

    ということで、堀川夫妻のトランペットと田村さんのピアノで、
    今回のマグノリアコンサートは、
    秋の空にぴったりのさわやかなプログラムをお届けいたします

    「宵待ち草」「浜千鳥」「からたちの花」などの日本の歌の名曲を
    トランペットとピアノで演奏します。
    トランペットと言えばファンファーレなどの華やかな旋律が思い浮かびますが
    しっとりきれいな旋律を歌い上げるのも、また味わい深い響きがありますね
    味わい深いと言えば、関西フィルが誇る超天然・堀川のトークも…

    こちらは堀川の練習風景ですが、写真左下の楽器にご注目

    140924_104218

    黒い棒のようなものが見えます
    みなさま、これ、覚えていらっしゃいますか?

    こちらは、昨年もご紹介させていただきました「ツィンク」という楽器です。

    140924_103012

    湊さんはこの「ツィンク」という楽器を専門的に学ばれ
    トランペットと合わせて演奏活動されています。
    今回のコンサートでもこの「ツィンク」で数曲演奏します。
    木管と金管の特徴を合わせ持つツィンクの音色にもぜひご注目ください

    さらに、田村幸造さんのピアノソロもあります
    アルベニスのイベリア組曲より「港」、そして三善晃の「波のアラベスク」
    アルベニスの「港」はまさにスペインの音楽
    サンタマリアの明るい港町が目に浮かぶようです
    三善晃の「波のアラベスク」は近年ひそかに人気の小品で、
    たびたび出てくる転調が美しい、まるでフランス音楽のような楽曲です
    秋の澄んだ空にピッタリの気品あふれる2曲、どうぞおたのしみに

    マグノリアホールが併設されている逸翁美術館では、
    ちょうどコンサート当日の10月11日(土)から
    秋季展「月を愛でる~うつろいと輝きの美」が開催されます


    20140930144449309_0001

    そして、ホールお隣のカフェでは、限定「お月見」スイーツも


    topicstirashi

    10月11日(土)はぜひマグノリアホールで
    音楽の秋、美術の秋、食の秋をお楽しみくださいませ

    【マグノリア・サロンコンサート】
    [日時] 2014年10月11日(土)14:00開演(13:15開場)
    [場所] 逸翁美術館 マグノリアホール
      (阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m)

    [出演]
     堀川 正浩(関西フィル・トランペッ ト トップ奏者)
     湊 仁美(トランペット)
     田村 幸造(ピアノ) 
    [プログラム]
     宵待ち草
     浜千鳥
     コープランド:静かな町
     アルベニス:イベリア組曲より「港」
     三善晃:波のアラベスク
     ほか
    [入場料]
     全席自由¥1,000
     (※120名様限定です!)
    [お問合わせ]
     逸翁美術館:072-751-3865