「4大オーケストラの響演」いよいよです!!
みなさまこんにちは
今日はよく雨が降って、すごい湿気でしたね
このお天気を振り払うように、黛敏郎さんの「BUGAKU」が力強く練習場に
響きました
今日から大阪国際フェスティバル「4大オーケストラの響演」の練習が始まりました。
大阪の4つのオーケストラが同じ日に同じ舞台で順番に演奏するという初めての演奏会。
いやでも気合いが入ります・・・
関西フィルは黛敏郎さんの「BUGAKU」を演奏します
常日頃から、藤岡さんと一緒に邦人作品を演奏することが多い私達は、
迷わずこの作品を選びました。
「BUGAKU」は2013年2月の定期演奏会でも演奏しています。
「古式ゆかしい音階が屹立する場面はスペクタル映画のようにかっこいい」
「摩訶不思議・・・、西洋の楽器で演奏しているとは思えない!」
と、大変ご好評いただきました。
上の写真で見ていただけるように、特別な邦楽器は使用していません。
ピッコロ、フルート、オーボエ、イングリッシュホルン、
クラリネット、バスクラリネット、ファゴット、コントラファゴット、
ホルン、トランペット、トロンボーン、テューバ、ティンパニ、シロフォン、グロッケン、
スレイベル、タムタム、大太鼓、シンバル、ハープ、ピアノ、弦楽器群。
清く正しい、近現代オーケストラの編成です
しかし、冒頭の弦楽器の響きは「笙」そのもの・・・
まったく構造が違う楽器なのに本当に不思議です。
篳篥や琵琶の音も聴こえてきます。
古代の力強く野生的な生命力が呼び覚まされる、
さらに、日本人のアイデンティティーに溢れたオーケストラ世界です。
トップバッター関西フィルの演奏は18時30分から。
18時10分からは4指揮者によるプレトークも行います。
平日のこの時間にコンサートに駆けつけるのは
少し難しいかもしれませんが、どうにか!ぜひとも!
お時間までにお越しくださいませ
(チケットは完売しておりますご了承ください)
大阪のオーケストラによる初めての試み、
どうぞお楽しみください