明日はスプリング・スペシャルコンサートです!!
みなさまこんにちは
明日はいよいよフェニックスホールでの室内楽シリーズ、
「スプリング・スペシャルコンサート」です![]()
おかげさまでチケットは完売致しました![]()
当日券は販売致しません。ご了承くださいませ。
明日のコンサート、目玉が3曲!!(3曲しかありませんが!)
①ヴィオラ首席奏者、中島悦子とトランペットトップ奏者、白水大介の
クーツィールのデュオ
②デュメイ音楽監督のベートーヴェン:スプリング・ソナタ
③デュメイ指揮、石上真由子さんソロのヴィヴァルディ「四季」
ヴィオラの中島とトランペットの白水のデュオは、クーツィールという
オランダの作曲家の作品です
トランペットの陽気なキャラクターが楽しい作品ということ
このデュオの演奏、特に明日の公演に出演するために組んだわけではありません。
以前にデュメイの指導を受けるために組み、指導を受けたところ、
デュメイがとても気に入って「スプリング・スペシャルに出演して!!」と
デュメイの推薦があり、今回の出演となりました![]()

中島によると、
「デュメイさん、この曲のことをすっごく気に入ってるよ!!」とのこと。
きっと明るく軽やかで楽しい曲なんでしょうね![]()
そして2曲目はデュメイのソロ![]()
ヴァイオリンソナタの代表曲、ベートーヴェンのスプリング・ソナタです。
去年のフランクのソナタ、大好評でした。
フェニックスホールでのデュメイのソロ、贅沢ですよね~。

去年の演奏より
(C)HIKAWA
室内楽のスペシャリスト、上田晴子さんは去年のフランクでデュメイと初共演して
いただきましたが、すぐに意気投合![]()
明日のスプリング・スペシャルと11月15日の定期演奏会での共演が
すぐに決まりました。
二人の緊張感みなぎる緻密なアンサンブル、どうぞお楽しみに
そして後半のメインは石上真由子さんにソロを務めていただくヴィヴァルディの”四季”です。

2013年、デュメイが審査員を務めていたスイスの「ティボール・ヴァルガ シオン国際
ヴァイオリン・コンクール」に石上さんが出演されていて、その結果に対して、
デュメイは「Mayukoはもっと上位に入るべきだ」と思ったそうです。
石上さん、日本では2008年、日本音楽コンクールヴァイオリン部門第2位、
併せて岩谷賞(聴衆賞)、E・ナカミチ賞、他、様々なコンクールに入賞されて
います。現在、京都府立医科大学在学中。神は二物を与えるのです・・・。

とても表現の幅が大きく、繊細な音色をお持ちです![]()
このヴィヴァルディの”四季”、指揮者無しで演奏することもありますが、
今回はデュメイがオーケストラに対してもソリストに対してもとても細かく
アイデアを出しながら作り上げました。
楽譜のデュメイの提案でべーレンライター版を使用します。
これはかなり珍しいこと
普段、皆様がCD等で聴いていらっしゃる”四季”とは全く違った聴こえ方を
すると思います。リズムや音にも違う部分が。
でも、これがヴィヴァルディが書いた物に近いのです。
ベーレンライター版にはスラーがほとんど無く、その通りに演奏します。
ロマンティックな部分が排除されるんですね。
デュメイは「いつもの19世紀の弾き方ではダメ!」と、楽器の鳴らし方にも
こだわっていました。
ヴィヴァルディの時代を再現する”四季”、どうぞお楽しみください![]()

【スプリング・スペシャルコンサート】
ヴァイオリン:石上 真由子 ピアノ:上田 晴子
[プログラム]
トランペット:白水 大介(関西フィル首席奏者)
ヴィオラ:中島 悦子(関西フィル首席奏者)
◆ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 作品24 「春」
ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ ピアノ:上田 晴子
◆ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」作品8
ヴァイオリン:石上 真由子
※チケットは完売しております。当日券の販売はございません。
※出演者、曲目、曲順など、内容が 変更になる場合がございます。

