DEPARTURE TO THE FUTURE
【DEPARTURE TO THE FUTURE】
11月13日(火)に大阪4オケ(関西フィルハーモニー管弦楽団、
大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、
日本センチュリー交響楽団)で2019年シーズン共同記者発表を行いました。
関西フィルは2018年公益財団法人に生まれ変わり、
そして2019年はオーギュスタン・デュメイ監督との契約を更新し、
新たなスタートを切ります。更に、定期演奏会は300回を数え、
2020年には楽団創立50周年を迎えます。
そんな節目のシーズンの始まりにふさわしく
「DEPARTURE TO THE FUTURE」=未来への出航(たびだち)と
銘打って、関西フィルが誇る音楽監督オーギュスタン・デュメイ、
桂冠名誉指揮者飯守泰次郎、首席指揮者藤岡幸夫とともに
「芸術性」と強烈な「個性」で、より一段と充実した演奏をお届けします
デュメイ監督とはベートーヴェンをはじめとする古典作品を
軸にオーケストラ演奏の礎となる名作を取上げます。
飯守泰次郎桂冠名誉指揮者とはマエストロが最も得意とする
声楽分野の超大曲「エリア」を、藤岡幸夫首席指揮者とは菅野祐悟さんの
最新交響曲を取上げます。
デュメイ監督より
「新しい観客・世代のファンをクラシック音楽に導き、
社会的プレゼンスの向上を目指します。
楽団の監督、楽団長、指揮者、個々の演奏のプログラミングを
前に出して、個性を表すことが大切であり、
これらを内外に示していきます。
プログラムは、関西フィルを進化させることに焦点を当てた内容に
なっています。また、若い音楽家を多数、招聘しています。
彼らを育てていくことで、同じ若い世代の聴衆が共感できるようにします。」
【OOKN(おおきに)ボックス】※
大阪4オケの共同企画“とことんリヒャルト・シュトラウス”についても
発表しました。2019年10月、11月に各楽団が開催する定期演奏会で、
リヒャルト・シュトラウスの作品を演奏します。
4オケ各楽団の定期会員様は、どの楽団のチケットセンターでも
チケットをご購入いただけるという
新たな販売形式を実施します。
関西フィルは11月29日(金)第306回定期演奏会が対象で、
チケットは7月24日(水)発売です。
購入方法については後日、ホームページでお知らせします。
【第306回定期演奏会】
指揮&Vn:オーギュスタン・デュメイ
Pf:上田晴子(※)
開演:19:00
会場:ザ・シンフォニーホール
曲:【R.シュトラウス没後70年記念】
♪R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品18(※)
♪R.シュトラウス:メタモルフォーゼン(変容)~23の独奏弦楽器のための~
♪メンデルスゾーン:交響曲第3番 イ短調 作品56「スコットランド」
※4オケ各楽団のローマ字の頭文字、O=Osaka、O=Osaka、K=Kansai、N=Nipponを並べて、大阪弁の「おおきに」を当て、劇場のチケット売り場の意味であるBox Officeを組み合わせた名称
左から、太田弦さん (2019年4月より大阪交響楽団正指揮者)
尾高忠明さん(大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督)
オーギュスタン・デュメイ(関西フィルハーモニー管弦楽団音楽監督)
飯森範親さん(日本センチュリー交響楽団首席指揮者)
2019年は関西フィルと一緒に未来へ
会場で皆さまにお会いできることを楽しみにしております