9月19日は北山クラシック倶楽部です!

 皆さま、こんにちは。

 9月19日(水)は京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ(510席)でデュメイ監督の室内楽コンサートです。
北山クラシック倶楽部に初出演させていただきます!

 北山クラシック倶楽部とは『海外のトップアーティストによる
世界水準の演奏を京都コンサートホールアンサンブルホールムラタという
最高の空間でお聴きいただく』をコンセプトにしている室内楽シリーズ。
京都コンサートホールが「目利き」をして、一流の音楽家のみが
出演できる、大変光栄なコンサートにシリーズで演奏します。

 京都コンサートホールの事業企画課課長の佐藤ますみさんに
お話を伺ってきました。

―デュメイ監督との出会いは?
 もう何年前か忘れてしまいましたが、ピリスさんと共演された
BrahmsのCDを聴いたのが出会いです。
Brahmsをまるで、Schubertを弾いているような繊細な演奏で
とても驚き、一晩中、寝ずに聴きました。
Brahmsは重たいと思っていましたが、
こんな風にも表現できるんだと、本当に驚きました。
昨年5月にはフェニックスホールで生演奏を聴きました。
これぞトップクラス。細部の細部まで神経が通っていて、
全てが音楽的でした!彼は指揮でも自分の感性に正直で魅了されます。
彼しか持っていない感性に感激します。

―間近に迫ってきた今回の公演についての思いをお願いします。
 とても楽しみです。
関西フィルの音楽監督でもありますが、同時に世界トップクラスの
ヴァイオリニストであるデュメイさんが、信頼する共演者と共に
京都コンサートホールで演奏していただけること、
皆さまに聴いていただけることが喜びであり、
「北山クラシック倶楽部」のシリーズにデュメイさんに
登場していただけることは大変光栄です。
デュメイさんを知らない人はいないと思いますが、もし、
まだ実演を聴いたことがない方がいましたら、
絶対に人生がひっくり返るような体験をしていただけます!

―ホールの魅力について教えてください。
 条例上、天井を低く設計しなくてはならなかったのですが、
それを逆手にとり、どこに座ってもアンサンブルの響きを
楽しめる設計になっています。
 宇宙をテーマに作られたホール。天井の星座や磁北を表すラインが
異空間へと連れて行ってくれますよ。
非日常の世界で室内楽をお楽しみください。

-関西フィルについて一言お願いします。
 以前から時々聴かせていただいています。 
「今いる場所から前に進んでいこう」というパワーが音楽に表れていて、
そのパワーが凄いと思います。

 
「北山」という場所も佐藤さんのお勧め。
ホール周辺には、まったりできる植物園、老舗パン屋の進々堂
抹茶のラングドシャ「茶の菓」で有名なマールブランシュ
可愛い雑貨で溢れるイノブン等々、思わず入ってしまうお店が
通りを占めています。
コンサートの前に、北山を楽しむ時間をつくってはいかがでしょう。

  
 是非、皆さまも京都で演奏するデュメイ監督のブラームスを聴いて
『人生がひっくり返るような体験』を、アンサンブルホールムラタにて
体験してください。お待ちしております

 【コンサート情報】
 日時:9月19日(水)開演19:00(開場18:30)
 会場:京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ(小ホール)
 Vn:オーギュスタン・デュメイ(関西フィル音楽監督)  Pf:上田 晴子
 Va:中島 悦子(関西フィル首席奏者) Vc:水野 由紀(特別客演)
 曲:オールブラームス
   F.A.E.ソナタより第3楽章「スケルツォ」
   ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 作品108
   ピアノ四重奏曲 第3番 ハ短調 作品60