欧州公演振り返りブログPart1
みなさまこんにちは
関西フィル第2回欧州公演から、あっという間に2ヶ月が経ってしまいました。
改めて欧州公演の様子を振り返り、ご紹介させていただきます♪
いざ出発
第1回欧州公演は2015年、この8年間でのメンバーの入れ替わりも多く、約4割の
楽員にとっては今回が初の欧州公演となりました!
今回は10/12ゲント、10/13パリ、10/14フランクフルトの3公演です。
期待と不安を胸に、飛行機2便に分乗し、第1便は10月7日、第2便は8日に伊丹空港を出発しました羽田経由で、日本からパリへの直行便です!
14時間を越えるフライトでした。飛行機の中から、北極海の上で運良くVn友永がとってもキレイなオーロラをパシャリ
現地時間夕刻にパリ・シャルルドゴール空港に到着し、その足で今回の最初の旅の目的地ベルギー・ゲントに向かいます。
移動中は窓からの広大な景色を見て、「ヨーロッパに来たんだ〜!」という喜びと、あっという間に日が暮れるヨーロッパの儚い夕暮れを感じながら、ゲントに着いたのは深夜。大きな荷物と共にホテルに到着!
第1便組は、到着翌日ゲントの街を楽しむ時間も持てました
ゲントは旧市街で、まるで絵葉書の様な可愛い街で、この街のファンになった楽員はとても多かったです♡
建物を照らす街灯がレイエ川に映え、なんとも美しい
親切な人が多く、フラマン語(オランダ語)が公用語ですが皆さん英語で話してくれました。
リハーサル
第2便が到着した翌日の10月10日、いよいよリハーサルです。
ゲント公演の本番会場バイローク ミュージックセンターにて、10月10日と11日の2日間リハーサルをさせていただきました
バイローク ミュージックセンターは13世紀に修道院の病院として建てられた建物で、2020年にコンサートホールなどの複合施設として再建されました。️
800席ほどのホールで、オーク材でできた半円形の美しい天井が印象的で、何世紀も前の建築と真新しい建築が混ざり合った、まさしく“古き良き”と“現代”の融合を感じられるホールです
ホール以外にも、音楽学校や音楽教室もあり、子供たちが元気よく登校していました。
指揮&Vnのオーギュスタン・デュメイ音楽監督と、指揮のマテュー・ヘルツォーク氏、ピアノの児玉桃さんとも約1ヶ月ぶりの再会です
デュメイ監督は日本でのリハーサルよりどことなくリラックスしている様子で、いつも以上に奏者達は監督の音楽に惹き込まれているように感じました
現地エキストラの皆さんは、あっという間に関西フィルのサウンドの一員となってくださり、楽員達も、ヨーロッパで演奏できる喜びのおかげか、時差ボケを感じさせない高い集中力でリハーサルに挑んでおりました。
2日間の凝縮したリハーサルを終え、限られた時間の中でも少しでもヨーロッパを感じたいと、思い思いのの時間を過ごしました
(写真提供:5枚ともVn徳岡裕紀)
さぁ、翌日からはいよいよ本番です〜!
続きはPart.2にてご紹介させていただきます