みなさま、こんにちは![]()
お天気がコロコロ変わり、暑くなったり寒くなったりですね。
「油断して風邪ひいちゃったよ
」という声が周りにもちらほら。
オーケストラのメンバーは、とにかく身体が資本!
健康第一で、体調管理がむずかしい4月も乗り切ろうと思います![]()
さて、月に一度、関西フィルメンバーが出演させていただいている
室内楽のコンサートシリーズ、マグノリア・サロンコンサート。
4月はトロンボーン四重奏で風早宏隆と松田洋介が出演いたします![]()
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左から順に、
松田洋介、日生貴之さん、風早宏隆、寺谷糧さん。
毎度お伝えしているかもしれませんが、
トロンボーンのお兄さんたちはとにかく仲良し
常につるんで行動しています
そんな仲良しトロンボーンズでお届けする今回のプログラムは、
「やりたい曲を選んだ!」プログラム、とのこと![]()
このマグノリアコンサートは、基本的に奏者が自主的にプログラムを用意しますので、
メンバーの個性やセンス、好みが色濃く反映されます。
毎月開催されるコンサートなので、もう何度も出演しているメンバーもいますが、
回を重ねるごとに、メンバーいろんな表情や側面を見られるところが、
このコンサートシリーズの醍醐味ですね![]()
そんなわけで、風早と松田が今やりたい曲とは・・・?
メインプログラムのひとつは、
デュファイ作曲の「トロンボーン四重奏の為の4つの小品」。
デュファイと聞くと、15世紀ルネサンス期のフランスで活躍した作曲家が有名ですが、
そのデュファイではなくて![]()
同じフランスの作曲家ですが、こちらは1932年生まれ![]()
管楽器のための作品を多く書いています。
現代のフランスの作曲家というと、もうそれだけでイメージできますが、
イメージ通り、曲は終始、現代的で洒脱な和音の響きで進行します。
高めの音域で、ハモりがお得意のトロンボーンの美しさを
存分に味わっていただける作品ですよ![]()
曲の中ではミュートを多用しますので、
ふだんのオーケストラのコンサートではなかなか見えにくい
トロンボーンのミュート使いにも、ぜひご注目ください![]()
もうひとつのメインプログラムは
トミー・ペダーソン作曲「South of the border suite part 1」
タイトルは「中南米への旅」、
3つの小品からなる組曲にはそれぞれ、
「パスポートを持って」「パナマ・ペッパー」「ホンデュラスの喧騒」と
楽しげなタイトルが並びます![]()
1920年生まれのアメリカの作曲家であり、またトロンボーン奏者でもありました。
自身がトロンボーン奏者なので、楽器の魅力を十二分に引き出す
トロンボーンの曲を多数書いています。
こちらはタイトル通りの陽気で愉快な、アメリカ~ンな音楽です![]()
先ほどのデュファイとペダーソン、そう変わらない年代の作曲家ですが、
それぞれのお国の特徴がよく出ていて、とても興味深い聞き比べができそうです![]()
オーケストラの曲でも同じことが言えますが、
曲にあらわれるお国柄っておもしろいですね![]()
今回のマグノリア・サロンコンサートは今週末の18日【土曜日】なんですが
【18:30開演】です
夜です![]()
(土日祝日は通常お昼公演なんですが、今回は特別です。)
時間注意です
手帳に書いてくださいね![]()
どうぞお間違えのないように、ご来場くださいませ![]()
【マグノリア・サロンコンサート】
[日時] 2015年4月18日(土)18:30開演(17:45開場)
[場所] 逸翁美術館 マグノリアホール
(阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m)
風早 宏隆(関西フィル・トロンボーントップ奏者)
松田 洋介(関西フィル・トロンボーン奏者)
日生 貴之(トロンボーン)
寺谷 糧(トロンボーン)
[プログラム]
ハイドン:「天地創造」より“大いなる偉業が成し遂げられた”
ゴードン・ジェイコブ:組曲
ジャン・ミシェル・デュファイ:トロンボーンの為の4つの小品
ゴードン・ジェイコブ:2つのマドリガル
トミー・ペダーソン:中南米への旅パート1
[入場料]
全席自由¥1,000
(※120名様限定です!)
[お問合わせ]
逸翁美術館:072-751-3865
おまけ![]()
仲良しトロンボーンズに「なにかおもしろい写真を~!」と頼んでみたところ、、、

「おもしろいって言われてもなあ」
「どうする?」
「目で吹いてみる?」

「どや?」

