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50周年記念コラム~未来の関西フィルへ K.0713

 皆さま、こんにちは!
 50周年記念コラム~未来の関西フィルへ K.0713
今回は第1ヴァイオリン奏者、松本リカからのメッセージをお届けします。

 いつも関西フィルを応援頂き有難うございます。
楽団創立50周年を迎えることが出来、これ迄に関わって下さった全ての方のご尽力、ご支援に心より感謝申し上げたいと思います。 

 記念すべき年となりましたが、パンデミックとなった新型肺炎、先の見えない不安に覆われ世界中の人が今、自分に何が出来るのか、何をしたら良いのか模索しています。

 大学卒業後オーケストラの魅力に惹かれて入団しました。
オーケストラは世界で最も大きい楽器と言われるように、多彩な楽器を使って描かれた楽曲の力は息を呑む様な繊細な音から、まさにダイナミックな表現まで圧倒されるものです。音楽は常に人間と共にあり、その祈り、心を伝えます。
関西
フィルも音楽を愛するメンバーと共にその本質を伝える楽団として
成長してきたと思います。

 初めて生の演奏に触れる方、長年支えて頂いている方々に安心して
コンサートホールに来て頂けることの大切さを、今このような活動自粛が続く状況となり改めて実感しているところです。

 アフターコロナは今とは異なる世界になると云われています。
関西フィルは未来に向かって進みます。最初は小さな編成からになりますが
50周年記念事業を携えて動き始めています。どうぞ変わらぬご支援をお願い致します。

 会場で皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
皆様、どうぞご自愛下さい。

第1ヴァイオリン奏者 松本 リカ