今年最後のデュメイ監督との公演、そして4大オケの響演!!
みなさんこんにちは
明日はいよいよ今シーズン最後のデュメイ監督との演奏会です
今回は、ベートーヴェンの”1番”を3曲組み合わせた溌剌とした
プログラムです
前半では、ピアノソリストの小林海都さんに大活躍していただき、
ヴァイオリン・ソナタ第1番とピアノ協奏曲第1番をお届けします。
小林さん、21歳と大変お若いですが、マリア・ジョアン・ピリス氏の
若手音楽家育成プログラムに参加され、世界中でご活躍されています。
今回の出演もピリス氏からの推薦があり、演奏をお願いすることに
なんとまぁ、21歳とは思えない成熟した美しきピアニズム
花珠真珠のネックレスのように、粒が揃い一音一音が光り輝いています。
楽団員の一人が、
「日本人のピアニストであんな音色が出せる人がいるなんて…」
と驚愕していました
小林さんと同じ年頃のベートーヴェンが書いた全く憂いの無い
この協奏曲、あまり生で聴く機会はありません。
この上もなく素晴らしいピアニストを迎えての明日の上演、
ぜひご期待ください。
デュメイ監督のヴァイオリンの聴き納めはベートーヴェン
いずみホールという最高の会場で、ヴァイオリニスト・デュメイの
本領発揮間違いなし。
ピアノ部分も充実したソナタなので、小林さんの演奏もお楽しみに
そしてベートーヴェンの”ファースト・シンフォニー”もいずみホールに
ぴったりですね。
木管・金管が2人ずつの美しい古典オーケストラ編成です。
デュメイ監督は弱音の部分で、可能な限り音を小さくすることを
要求されていました。
これをいずみホールで聴くと、とても繊細でニュアンスがある
オーケストラサウンドを満喫いただけると思いますよ
モーツァルトやハイドンの影響を受けた古典派らしい様式美が溢れた
曲に聴こえますが、いやはやそこはベートーヴェン。
その枠に納まらない彼の意思の強さや、この後8曲続く音楽遺産への
発展が垣間見られる独自性ある完成度です。
3つのジャンルの最初の作品、ぜひベートーヴェンの秘めた可能性を
皆さまご自身で見出してください
明日は14時から当日券を発売開始致します
そして今日は、2017年4月8日(土)開催の「4大オーケストラの響演」
の記者発表会でした。
情報解禁が発売日ギリギリだったので、「いつ内容がわかるの?!」
とご心配いただいていたお客様、お待たせしました
取り急ぎ、公演情報です
【開催日】2017年4月8日(土)16:00開演(19:00終演予定)
【会場】フェスティバルホール
【演目】(演奏順)
飯森範親/日本センチュリー交響楽団
ハイドン:交響曲第103番「太鼓連打」
外山雄三/大阪交響楽団
チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」
角田鋼亮/大阪フィルハーモニー交響楽団
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
藤岡幸夫/関西フィルハーモニー管弦楽団
レスピーギ:交響詩「ローマの松」
【チケット料金】
S席¥8,500 A席¥7,000 BOX席¥14,000
バルコニーBOX席(2席セット)¥17,000
学生席¥1,000(100席限定、25歳以下)
この度、関西フィルがコンサートの”トリ”を務めさせていただきます。
「ローマの松」は舞台上のオーケストラと別に、金管楽器の別働隊が
必要なのですが、出番が終わった他のオーケストラの奏者さんに出て
いただけることになりました
15:30からは、トランペットとトロンボーンによる
”大阪国際フェスティバル”のためのファンファーレ演奏、
(團 伊玖磨さん作曲!!!)
ホルンアンサンブル、指揮者4人のプレトークを開催し、
開演前もお楽しみが盛りだくさんです
関西フィル友の会先行発売は11月29日(火)10:00より、
関西フィル事務所で受け付け致します(会員割引はございません)。
指揮者4名が集まった記者発表会、4人とも思いのままにおしゃべりになり、
楽しい時間でした…。
少し見づらいですがチラシはコチラ→「4大オーケストラの響演」チラシ
3回目を迎えるこの話題の公演、前回までもすごい勢いでチケットが
売れています。
良い席はどうぞお早めにご予約ください