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  • 2017.5.5(金)
    公演情報 関西フィルNews
    ゴールデンウィーク最終日は軽やかなコンサートで!!

    皆さまこんにちは
    ゴールデンウィークをいかがお過ごしでしょうか。
    関西フィルは4月29日、5月1日、5月3日、5月7日と、
    4回の本番を詰め込んだとても濃い期間となりましたpic_hokkori

    この期間の締めくくり、7日(日)のいずみホールシリーズは、
    皆さまのゴールデンウィークの疲れを爽やかに癒すような
    音楽をお届けしますよpic_126714

    前半ではデュメイ監督のこの上もなく美しいバッハをご堪能
    いただきます。
    前半の最後には、吹田市出身の内尾文香さんとデュメイ監督とで
    バッハの有名な二重協奏曲をお聴きいただきます。
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    ※デュメイ監督は座って弾いています。

    練習後の内尾文香さんに少しお話を伺いました。

    「もうほんとデュメイ先生がすごすぎて…、幸せすぎて…!!」
    と言葉にならないご様子pic_7434

    「練習の最初に、
    ”バロックの音楽だから、チャイコフスキーみたいにならないようにしよう”
    ということをおっしゃいました。ヴィブラートも少ないように思います。
    でも、このヴィブラートの少なさであんな素晴らしい音色が出せる
    なんで信じられません。」

    オーケストラも奏法をデュメイ監督に合わせ、スキっとした
    響きになっていますよ。

    「レッスンでは、デュメイ先生が言葉で説明してくださったり、
    歌ったりで伝えてくださっていたのですが、昨日からのオーケストラ
    合わせでは、がらっとデュメイ先生のスイッチが入ったと感じました。
    楽器の音や雰囲気で隣からびんびん伝わってきます。
    どんどん心が熱くなっていき、本番まで自分がどのように変わっていくか、
    楽しみです!毎日がご褒美です!!」

    現在、東京藝術大学に通われている内尾さんですが、前回共演した時
    と比べてとても女性らしい瑞々しさに溢れていらっしゃいます。
    デュメイ監督との二重奏をどうぞお楽しみください。

    後半は、デュメイ監督と関西フィルの十八番、ベートーヴェンの
    交響曲第8番を颯爽とお届けしますpic_105498
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    ベートーヴェンの8番は、デュメイ監督と何度も演奏していますが、
    2010年の東京公演の演奏を監督が大変お気に召し、CDで発売
    しています。
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    それくらい作りこんできた8番ですが、デュメイ監督はその時々の
    インスピレーションで音楽が煌くので、一時も気を抜けず、
    毎回楽員は「楽しい~picうえ」とワクワクしています。

    明日は雨が降るようですが、日曜はまたお天気になるみたいですよ。
    どうぞ、デュメイの真髄、”バロック&古典”を聴きにいらしてください。

    14時から当日券を発売開始致します。

    公演詳細

     

     

     

     

     

     

     

     

     


  • 2017.4.28(金)
    公演情報 関西フィルNews
    明日は定期演奏会です♪♪♪

    皆さまこんにちは
    今日は本当に気持ちの良いお天気でしたね

    関西フィルは毎年、4月29日(祝)は必ず主催演奏会を
    開催していますpic.ト音記号_m
    この関西フィルの風習(?)は1996年に始まりました。
    今は「定期演奏会」として開催していますが、
    「みどりの日コンサート」と呼んでいた頃もあります
    ”4月29日の祝日は関西フィルのコンサート♪”と思ってくださっている
    お客様もいらっしゃるみたいで、ありがたく思っております。

    さて、明日の4月29日は、ベートーヴェンの晩年の大作、
    「ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ)」
    を演奏致します。
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    オーケストラの規模、ソリスト4人、合唱団、ぱっと見は「第九」の
    練習をしているみたいですね。

    ベートーヴェンが作曲した独唱・合唱付きのオーケストラ作品は、
    37歳頃に作曲した「ミサ曲ハ長調」、50歳代前半に作曲した
    交響曲第9番「合唱付き」と、この「ミサ・ソレムニス」の3曲です。

    この中でも最も深遠な「ミサ・ソレムニス」、
    飯守さんは
    「この曲は「第九」よりも”内面的”な部分がたくさんあります。
    特に”サンクトゥス”とかね。乱暴にならずに常にハモってください!」
    と厳しくおっしゃっていました。
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    「この曲には”ベートーヴェンらしい力強い部分”、”繊細な部分”、
    ”機械的ではなく感覚的に演奏してほしい部分”があって、これを
    ぜひ描き分けたい!」
    ”構築美”が素晴らしいベートーヴェンですが、
    「機械的に演奏しがちになる所を、あえて音楽的に演奏して欲しい」
    というようなことを指示してらっしゃいました。
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    とても高度なテクニックが要求される独唱は、
    右から、澤畑恵美さん、池田香織さん、畑儀文さん、片桐直樹さん
    に歌っていただきます
    テノールの畑儀文さんは関西フィルハーモニー合唱団の指導も
    お願いしています。

    そしてこの曲の大きな見所の一つ、「サンクトゥス」後半の
    「ベネディクティス」ではコンサートマスターの長大なソロが
    ありますpic_109598
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    今回、このソロの部分は岩谷祐之が立奏します
    「ベネディクトゥス」の部分、最初から最後まで引き続ける
    ヴァイオリンソロにどうぞご注目ください。

    ここで飯守さんが興味深いことを。
    「サンクトゥスの最後の部分(ヴァイオリンソロの直前)、
      私にとっては”トリスタンとイゾルデ”です…」と。
    弦楽器と木管の響きが変化しながら広がっていきますpic_709ad2b50918c539a67b0fa9be8b32ba
    飯守さんにとっては”トリスタンとイゾルデ”に通じる部分があるそうです。
    岩谷が立ち上がってソロ演奏の準備を始めたら、”トリスタンとイゾルデ”
    の合図ですよ

    明日の演奏会は休憩がありません。
    遅れられた場合、ご自分のお席まで行っていただけいので、
    どうぞ14時までにお越しください。
    13時40分から飯守さんのプレトークがあります。

    12時45分から当日券の発売を開始致します。

    ザ・シンフォニーホールでお待ちしていますpic.びっくり

     


  • 2017.3.30(木)
    公演情報 関西フィルNews
    明日のプレミアムフライデーはザ・シンフォニーホールへどうぞ♪♪

    みなさまこんにちは

    練習最終日、熱い練習が先ほど終了しました。

    休憩時間に少し飯守さんにお話を伺いました。
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    まずは、ブルックナーの交響曲でよく聴くご意見。
    曲が長い!ということ。
    特にこの7番の第2楽章、アダージョは25分近くもあります。
    モーツァルトの短めの交響曲1曲分…。
    この長さは必要なのでしょうか…??

    ― 2楽章、素晴らしいですね。ブルックナーの世界の一番深い所です。
     この第7番からワーグナーテューバが取り入れられますが、
     この特別な楽器、ワーグナーテューバで”軽く短い表現”をすると
     いうのは無理なのだと思いますよ。

    なるほど~
    他にも練習場に向かいながらこんなお話を。

    ― 4楽章のテーマは本当に素晴らしいんですよね。ただ、そのテーマを
     有機的にまとめ上げるのにブルックナーはとても苦労しているんです。
     ブルックナーの他の交響曲でもそうなんです。
     2楽章もね、私はこの7番の2楽章はとても好きなんですが、中間部分が
       少し弱いかな。。。 
     でもね、とにかくブルックナーは純音楽を作った最後の作曲家ですよ…
     1楽章の冒頭のチェロのメロディーの、この上ない美しさといったら…

    ブルックナーの音楽に対して、想いが溢れてとまらない様子で語られますpic_126714

    今回の譜面はノヴァーク版を使用しており、第2楽章にシンバルと
    トライアングルが入ります。
    どちらの楽器も演奏は1箇所のみ、シンバルは1回だけです。
    奏者は渾身の力を込めて演奏しますので、どうぞご注目ください

    コンサート前半は、若林顕さんをお迎えして、モーツァルトのピアノ協奏曲
    第25番をお聴きいただきます。
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    飯守さんの強いご希望で出演を依頼させていただいた若林さん、
    最近ではテレビでもご活躍されていますね

    第25番のピアノ協奏曲、頻繁に演奏される曲ではありませんが、
    モーツァルト後期のピアノ協奏曲らしく、がっちりと落ち着いた
    中身の深い協奏曲です。

    若林さん、とても密度の高い音でピアノの深い部分を響かせて
    らっしゃいます。
    浮き足立たず、モーツァルトの真実の音楽を紡いでくださいました。

    今回、ティンパニは2種類の楽器を使用します。
    モーツァルトとブルックナーで使い分けますpic_306927
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    奥に見えているオレンジ色の4つの楽器をブルックナーで、
    手前で演奏している楽器をモーツァルトで使用します。
    少し古典的な響きがするドレスデン・ティンパニを
    モーツァルトで使用しますよ。
    ティンパニの違いもどうぞお楽しみください

    明日は17時45分から当日券を発売致します。
    ザ・シンフォニーホールで皆さまをお待ちしておりますpicバラ

     

     


  • 2017.3.28(火)
    公演情報 関西フィルNews
    ブルックナー7番の練習始まりました!!

    みなさまこんにちは

    今月末の定期演奏会、ブルックナー交響曲第7番の
    練習が始まりました
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    桂冠名誉指揮者の飯守泰次郎さん、お久しぶりですがお元気そうです。
    今日は、ひとつの楽章に1時間ずつかけ、ブルックナーだけを
    じっくり練習しました。

    第1番から演奏し続けてきたブルックナーツィクルス、
    とうとう最後の3曲にたどりつきました。

    そして今回の7番から、”ワーグナーテューバ”が登場します

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    ホルンの後ろに座っている、奏者の顔が見えなくなっている楽器が
    ワーグナーテューバです。
    ワーグナーが、「ニーベルングの指輪」のために取り入れた楽器。
    小さなテューバ?ユーフォニアム?のような見た目ですが、
    ホルン奏者が演奏しますpic_119028
    ホルンに似たような音色ではなく、どちらかというとテューバを
    少し軽やかに少し明るくした感じでしょうか。
    ワーグナーテューバとテューバが5本で一緒に奏でている時など、
    それはそれはもう深遠な世界が広がります。

    ただ、構造上とても音程が不安定な楽器なのです。。。
    慣れない楽器である上に、音程を取るのが難しい、とあって
    奏者達はピリピリしています

    飯守さんはいつものように何ごとに関しても一切妥協されず、
    手の内に入ったブルックナーを極めていかれます。
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    また、空き時間にお話を伺ってきます

    今回、飯守さんが
    「ブルックナー7番の前には、若林さんくらい”格”のあるピアニスト
    でないとバランスが取れない!」
    とおっしゃって出演をお願いした若林顕さんのモーツァルトも
    楽しみですね。

    C席は完売しておりますが、S・A・B席はもう少し残券がございます。
    今月のプレミアム・フライデー、ぜひシンフォニーホールに
    いらっしゃってください

    公演詳細

     


  • 2017.3.22(水)
    公演情報 関西フィルNews 事務局からのお知らせ
    チケット発売日のお知らせ~第3回親子定期演奏会♪

    みなさま、こんにちはpic_123501

    先日の大阪市中央公会堂特別演奏会にお越しいただきましたお客様、
    ご来場いただきありがとうございましたpic_27303

    本日は、「3回親子定期演奏会」のチケット発売のお知らせです。
    昨年もご好評いただきました親子定期演奏会、
    明日10:00より友の会・サポーターズ会員先行発売を開始いたしますpic_99360
    友の会会員様は2割引、サポーターズ会員様は1割引でご購入いただけます。
    小人は一律¥1,500で割引はございません。ご了承くださいませ。
    ※お電話でのご予約は23日10:00より、関西フィルWEBチケットでのご予約は11:00より開始です。
    ※関西フィル事務所窓口での直接のご購入は23日11:00からです。

    ◆関西フィル友の会・サポーターズ会員先行 3月23日(木)
    ◆ぴあ先行 3月25日(土)
    ◆一般販売 3月29日(水)

    今回も指揮者の様子を真正面からご覧いただける
    『マエストロ・ビュー・シート』をご用意いたしました。
    パイプオルガンの前に設けられているお席です。
    オーケストラと同じ目線から見るステージ
    まるで一緒に演奏しているかのような一体感を味わえますpic_onpu
    ※関西フィルWebチケットでは、システムの関係上「MVシート」と表記しております。

    指揮の藤岡幸夫に加え、
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              (C)青柳聡
    3回目の今年は歌手の四方典子さんをお迎えしてお贈りいたしますpic.ぱっ2
    195四方典子(小)

    みなさまのご予約、お待ちしておりますpic_24693

    ≪第3回親子定期演奏会≫
    [日時]201785() 1400開演(1300開場)
    [会場]ザ・シンフォニーホール
    [出演]指揮:藤岡幸夫
       ソプラノ:四方典子
    [曲目]
    〔第1部〕
    ♪メンデルスゾーン:劇音楽「真夏の夜の夢」より“結婚行進曲”
    ♪チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」より“ワルツ”
    ♪オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」より“オランピアのアリア”
    ♪マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 間奏曲
    ♪モーツァルト:歌劇「魔笛」より“夜の女王のアリア”
    ♪シャブリエ:喜歌劇「いやいやながらの王様」より“ポーランドの祭り”
    〔第2部〕
    ♪ニールセン:組曲「アラジン」より“祝祭行進曲”
    ♪シベリウス:アンダンテ・フェスティーヴォ
    ♪エルガー:行進曲「威風堂々」第1番       ほか
    【料 金】A席:¥4,000B席:¥3,000
         
    マエストロ・ビュー・シート:¥3,500
         小人(4才~中学生まで):一律¥1,500
         
    (全席指定・税込)
    【ご予約】関西フィルハーモニー管弦楽団 06-6577-1381
         
    (平日 10:0017:00、土 10:0016:00、日・祝休み)
         
    関西フィルWEBチケット https://yyk1.ka-ruku.com/kansaiphil-t/
         チケットぴあ[ Pコード:324-537 ] 0570-02-9999