みなさまこんにちは
今月、29日(金・祝)に開催します第273回定期演奏会ですが、
S席が完売致しました
1階席のA席も僅少、C席はオルガンの前のみと
なっております。
横山幸雄さんのド迫力のラフマニノフの3番、
菅野祐悟さんの交響曲第1番世界初演、
ぜひ早めにご予約いただき、実演をご確認くださいませ
公演詳細
↓ ↓ ↓
関西フィルHP
関西フィルハーモニー管弦楽団
06-6577-1381
みなさまこんにちは
今月、29日(金・祝)に開催します第273回定期演奏会ですが、
S席が完売致しました
1階席のA席も僅少、C席はオルガンの前のみと
なっております。
横山幸雄さんのド迫力のラフマニノフの3番、
菅野祐悟さんの交響曲第1番世界初演、
ぜひ早めにご予約いただき、実演をご確認くださいませ
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関西フィルHP
関西フィルハーモニー管弦楽団
06-6577-1381
みなさまこんにちは昨日はひどい雨でしたね。
明日の奈良の降水確率は0%らしいですよ
きっと晴天の明日、なら100年会館で奈良定期演奏会を
開催します。
今回はとてもカラフルな曲が並んでいます
そしてありえないことに、最初から最後まで須川さんは
舞台の上に
上の写真、お分かりになりますか??
木管楽器2列目、バスクラリネットの吉田悠人の手前、ホルンとの間に
須川さんがいらっしゃいます。
プログラム前半は須川さんのソロ3曲、後半の「展覧会の絵」は
上記の写真のようにオーケストラの中で演奏していただきます。
「展覧会の絵」は聴き所満載ですが、その中でも”古城”の
サックスのソロは有名ですね
須川さんの”古城”、いやはや、オーケストラ曲のソロとしては
貫禄ありまくりです
あまりに有名な冒頭のトランペットの旋律、
テューバの大ソロ”ブイドロ”、終盤にかけての打楽器の迫力、
そして千変万化する”プロムナード”など、ぜひお楽しみください
関西フィル、須川さんとの共演機会は多いですが、前半ではまた新しい
曲をお届けします
ドビュッシー:サクソフォンとオーケストラのための狂詩曲は、
多分皆さんの予想を裏切り、スタイリッシュでかっこ良い曲ですよ
束になってかかってくるホルン群がシビレます・・・
サクソフォンと、オーケストラのホルンが旋律を奏でる部分があり、
須川さんは「ホルンの松田と絡めるのが嬉しい~」とおっしゃって
いました。
須川さんとホルンの松田信洋は、東京佼成ウィンドオーケストラに
同じ時期に所属していたことがあり、とても親しい関係なのです。
このドビュッシーは関西フィルでは始めて演奏しますし、
もう1曲、石川亮太さんの曲はオーケストラ版の初演なので、
須川さんと藤岡さんも打ち合わせから真剣
石川亮太さん作曲の「日本民謡による狂詩曲」はオーケストラ編曲版
の初演になります。
色々な編曲版があり、須川さんはこの曲を知り尽くしていらっしゃいます!
津軽じょんがら節、竹田の子守唄、黒田節、ソーラン節など、日本各地の
民謡が織り込まれていますが、全体的にとても西洋音楽の雰囲気です。
石川さんも「”日本の旋律を西洋音楽の語法を駆使して響きわたらせる”
のがコンセプト」とおっしゃっています。
日本のメロディーに西洋的なオーケストラ、時々顔を出す和の打楽器。
これらが相まってちょっと異次元な感じですよ。
壮大なSF映画の音楽のような雰囲気も
明日は14時15分から当日券を発売開始いたします。
なら100年会館でお待ちしております
通りがかりのヴィオラのマドンナと
【余談その1】
石川さんの「日本民謡による狂詩曲」の練習の途中、須川さんの
カデンツァの部分で突然メロディーが「ハッピー・バースディ」に!
実は、今日はフルートの河本朋美の誕生日で、河本は大学で須川さんに
教えていただいていたとのこと。
恩師からのびっくりぽんなプレゼントでした
【余談その2】
「展覧会の絵」で一番緊張する座席、須川さんの横でバスクラを
吹いていた吉田悠人、なんと今日は須川さんと靴がお揃いでした~
みなさまこんにちは
大阪の桜の開花予想日は24日だそうですよ
中之島図書館の前の大きな桜の木、ほんの少しは
咲いているかもしれませんね
年に一度の中央公会堂での公演、明日開催致します。
メインはシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレイト」
シューベルトと言えば、”歌曲王”。
「魔王」「野ばら」「菩提樹」などの珠玉の作品や、
「ます」に代表される室内楽、2楽章制の「未完成」交響曲
など、どちらかといえば小規模の作品で有名ですね。
しかしこの「ザ・グレイト」は50分の大曲
第1楽章冒頭、ホルンによるほのぼのとしたメロディーが、
ハーモニーを伴って演奏された時のかっこ良さ
このメロディーが再現される度、理由の無い音楽の力で
心を揺さぶられます
”歌曲王”のシューベルトらしい第2楽章、オーボエの可憐な
ソロも聴き所です
第3楽章の勢い余る主題の後、中間部分はなんとも雄大で平和で
幸福感溢れる空間が皆さまを包みます
シューベルトに対して地味なイメージをお持ちの方も
多いと思いますが、4楽章は彩り豊かなハーモニーの変化、
元気いっぱい躍動感溢れるオーケストラサウンド
シンプルな編成の管楽器群のソロ、オーケストラ全体を包みこんで
いるようなトロンボーンにもご注目ください
そして前半もハッピーオーラ満開の北村陽さんの
ハイドン:チェロ協奏曲第1番
4月からは6年生の北村さん、天真爛漫な笑顔が素敵ですが、
最近はこんな大人びた表情もされるようになりましたよ
1668年製カッシーニの響きをどうぞお楽しみに。
明日は14時から当日券を発売開始いたします。
大阪市中央公会堂でお待ちしております
みなさまこんにちは!!
明日の定期演奏会の練習は無事終了しました。
昨日・今日と、2日間、ピアニストのアレクサンドル・タローさんが
練習に参加してくださいました。
とても素敵だったのが、タローさん自作のカデンツァ!!
1楽章と3楽章にあります
飯守さんも、
「聴いたことが無いカデンツァだったよ!
協奏曲でのカデンツァは、大体よく演奏される物というのがあるけど、
本来は演奏者が自由に弾く物なのだから、これが本来の形だね。
音楽的な新しいカデンツァが聴けるのはとても嬉しいね。」
とウキウキされていました
モーツァルトの音楽に沿ったカデンツァですが、ところどころタローさん
のオリジナリティが垣間見られる音が聴こえてきます。
ドイツ音楽では割り切れないフレンチ・スピリッツなのでしょうか
あの有名な2楽章、天に向かってゆっくりと飛翔するように
メロディーをつむがれていました。
煌くような鮮やかなピアノ、というより、少し鼻にかかったセピア色の
雰囲気のあるピアノの音色です。
静謐で品格のあるモーツァルトをお楽しみいただけると思います
さてさてメインのブルックナー
飯守さんのお言葉も交えながら少しご紹介しますね。
交響曲第6番はブルックナーの中でもあまり人気がありませんね。
飯守さんいわく、
「曲の開始がいわゆる”ブルックナー開始”ではないんですよ。
あの重々しく神秘的な最初ではない、ということで人気がないんでしょうね。
でもこれはブルックナーの”今までとは違うことをやるぞ!!”という
意気込みが現れているのですけどね」
とおっしゃっていました。
軽やかな出だしの第1楽章です。でもすぐにブルックナーらしい大伽藍が
お目見えします
第2楽章で、飯守さんは「人の声です!」「熱く熱く!」「情熱的に!」
とよくおっしゃっていました。途中の葬送行進曲のあの深さ…
ブルックナーの指定通りの”きわめて荘重に”という音楽をお届けできれば。
第3楽章は、”聖なる野人”ブルックナーのスケルツォ。
「この冴え渡るリズム、躍動感をもっともっと表現したい!!」
とおっしゃっていました。
第4楽章、とてもバラエティーに富んでいる楽章です。
飯守さんも「4楽章はまさしく変化の嵐!」とおっしゃっていました。
この変化の嵐というのは、ある意味まとまりの無い、とも感じ
られるかもしれません。他の交響曲の終わり方はとても堂々と
”これで終わり~!!!”という感じで終わりますが、第6番は終わり方が
ちょっと突然な雰囲気があります。
でも金管楽器の咆哮やブルックナーの頑固さなどは健在
あまり演奏機会の無い第6番、関西フィルも初めての演奏となります。
ぜひ明日、実演をご確認ください!
当日券は12:45から発売開始します。
C席・学生席はほとんど残席がありません。
当日券発売開始直後に売り切れの可能性があります。
ご注意ください~。
13:40からの飯守さんのプレトークもお忘れなく
余談ですが、明日の定期は”タロー&ジロー”定期です
(飯守さんの(泰)次郎とピアニストのタローが韻を踏んでいますね~。)
みんな思っていて口に出せなかったのですが、
飯守さんご自身が
「明日はタローとジローですね」言ってくださったので公に
みなさまこんにちは
つい先ほど、5日(土)の定期演奏会の練習が始まりました
13時から14時のひとコマ、ブルックナーの1楽章をみっちりと練習
したので、今日はブルックナーだけで終わりそうです
今朝、今回のピアノのソリスト、アレクサンドル・タローさんから
演奏曲に対するメッセージをいただきましたので、ご紹介致します。
バイエルン放送響、ミュンヘン放送管、フランス国立管など、名だたる
オーケストラと共演されているタローさん、モーツァルトのピアノ協奏曲
をリクエストした所、第21番を選曲してくださいました。
その理由が知りたい~!!
「私は、モーツァルトが作曲をしました後期のピアノ協奏曲がとても
好きだ、というのが選曲の大きな理由の一つです。
聴衆の皆さんにもとても人気があり、そして、何よりも3楽章全て
キャラクターが違うことが演奏者としての自分にとても魅力的です。
第1楽章はオペラのアリアの様。ピアノもオペラ歌手のように雄弁に奏でます。
第2楽章は、深く、穏やかで、それでいて浮遊しているようなイメージを
感じていただけると思います。
第3楽章は、軽やかに踊るようで、そして、まるで赤ちゃんをあやす様な、
そんな優しさに満ちています。
この3つの大きな変化を、聴衆の皆さんに存分に楽しんでいただければ、
嬉しいです。これは個人的なことですが、実は自分が子供のころ見ていた
テレビ番組で、この協奏曲の2楽章が良く流れていて、演奏するたびに、
自分の子供のころを思い出すんです。」
とのこと
2楽章は、1960年代のスウェーデン映画、「みじかくも美しく燃え」でも
有名ですね。タローさんが子供の頃の思い出を織り込み、どのように演奏
してくださるかとても期待してしまいますね
また練習風景もご紹介します。
どうぞお楽しみに!!
3月4日(金)の17時まで事前ご予約を受け付けています
(関西フィル:06-6577-1381)