3月のマグノリアコンサート

みなさま、こんにちは
暖かくなったと思ったら寒くなり、、、
毎日の服装を考えるのが難しい3月末ですね。
お花見の予定を立てるため、天気予報とのにらめっこが続きます

そんな年度末の3月31日にマグノリアコンサートがございます!
毎月1回、関西フィルメンバーが出演させていただいている室内楽のコンサートシリーズ、
3月はヴィオラの中島悦子が出演いたします!中島悦子2009

 

共演はピアノのベルンハルト・パルツさん。
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とてもスタイリッシュなプロフィール写真ですね♪♪

パルツさんはチューリッヒとウィーンにご自宅があって
ふだんはドイツ語をお話になるオーストリア人、ということだそうです。
数々のコンクールに入賞され、ピアニストの活動のかたわら、
ウィーン市立音楽芸術大学に最年少で教授に就任。
そしてあの有名ピアノメーカー、ベーゼンドルファーの公認アーティストとしてご活躍、
という、輝かしい経歴の持ち主です

そんなパルツさんがなんでマグノリアコンサートに!?
実は、中島悦子が中学時代から親しくしている
ヴァイオリニストのお友達のダンナ様なんだそうです
というご縁で今回の共演が実現しました。
たまたま日本にいらっしゃるタイミングと
コンサートのスケジュールがうまく合いました!ミラクル!

中島に今回のプログラムのこと、パルツさんのことを聞いてみました!

パルツさんの音楽はほんとうに自然で、
生活と音楽が同じところにあるということが、よくわかります。
彼が伝えてくれる音楽のインスピレーションや、和音から思い浮かぶイメージ、
そういったことのすべてが、生まれ育ったヨーロッパの風土や
彼の中に根付いた文化から出てくるものだと気づかされます。

コンサートのプログラムは、
”あれも弾きたいな、これも弾きたいな”を詰め込んで
いろんな曲を少しずつセレクトしたものになりました。
どの曲も本当にすばらしい作品ばかりです。

まずバッハからはじまり、
穏やかな宗教的雰囲気と多声部の会話の楽しみを
お伝えできればと思います。
シューベルトのアルペジョーネソナタは、
パルツさんのピアノが描いてくれる背景に乗って
美しい旋律を歌うように弾けたらと思います。
ヒンデミットは地獄から天国まで一気に駆け抜けるような
激しさを持った曲です。
パルツさんのピアノも聴いていただきたいので、ソロを1曲、
モーツァルトのピアノソナタを入れました。

いろんな曲をお楽しみいただけると思いますので
みなさま是非ご来場ください。

なるほど。
パルツさんのピアノ×中島悦子のヴィオラ×マグノリアホール
化学反応がたのしみです!

ところで!
アルペジョーネって、ご存知ですか?
楽器の名前なんですよ
今は廃れてしまった6弦の弦楽器で、
形はチェロに似ていて、ギターのようにフレットがついています。
この「アルペジョーネソナタ」はアルペジョーネのために作曲された
現存する唯一の作品だと言われていて、
曲自体は、シューベルトならではの美しく抒情的な作品です。
現在はチェロまたはヴィオラ、コントラバス、ギターで演奏されます。
今回はもちろんヴィオラで。
音楽用語の「アルペジオ」とことばの響きが似ていますが
特に関連はないそうですよ

ビジネスマンのみなさまには年度末の31日でお忙しいことと思いますが、
開演は≪19:30≫と遅めの時間を設定していますので、
是非とも足をお運びくださいますよう、よろしくお願いいたします。

 

【マグノリア・サロンコンサート】
[日時] 2016年3月31日(木)19:30開演(18:45開場)
[場所] 逸翁美術館マグノリアホール
    (阪急宝塚線「池田」駅下車、北東へ600m)
[出演] 中島 悦子(関西フィル・首席ヴィオラ奏者)
     ベルンハルト・パルツ(ピアノ)
[プログラム]バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバソナタより
       シューベルト:アルペジョーネ・ソナタより
       シューマン:おとぎの絵本より第1、3楽章
       モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番
       ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ
        ほか
[入場料] 全席自由\1,000(120名様限定)
[お問合せ]逸翁美術館 072-751-3865