“名曲アワー”明日に迫りました!!
みなさまこんにちは
オリックス劇場での「名曲アワー」、いよいよ明日に迫りました。
最終練習を行っています
コンサートタイトルの通り、後半は超名曲のチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」です。
もう、この曲に対してあらためてご説明するまでも無いですね~。
(あえてお願いしたいことは、3楽章の後の拍手はご遠慮いただければ嬉しい、
ということでしょうか・・・)
指揮の大友直人さん、後半のチャイコフスキー「悲愴」には色々
思い出があるそうですよ
1986年(大友さん28歳!)に大阪フィルハーモニー交響楽団さんと
ヨーロッパ公演に行かれた時に「悲愴」を指揮されたことがとても印象深いそうです。
この演奏旅行が、プロオケとの初めての海外公演だったとのこと。
「とても緊張しましたが、良い思い出です」とおっしゃっていました
また、大友さんがNHK交響楽団の指揮研修生だった時に、最晩年の
イーゴリ・マルケヴィッチさんがいらっしゃって、この曲を指揮されたそうです。
マルケヴィッチさんの練習をずっと見学され、本当に素晴らしい練習だったそうです
この時に学ばれたことは、今も悲愴を指揮する時に実践されているとのこと
巨匠指揮者の言葉は、相当深く重い意味を持っていたのでしょうね~。
マルケヴィッチさんの練習では、第4楽章のチェロの指使いについて、
「私がベルリン・フィルを指揮した時にチェロの首席奏者から教えてもらったんだ」と、
その指使いをN響の団員さんに教えてらしたとのこと。
「大巨匠なのに、このように謙虚に物の伝え方をされるんだと思いました・・・」
などと、大友さんはとても懐かしそうにマルケヴィッチさんの練習に
想いを馳せていらっしゃいました
大友直人さんのさまざまな思い出が積み重なっている”悲愴”、
どうぞお楽しみに
9月13日のブログに悲愴4楽章のメロディーの秘密を載せています。
↓ ↓ ↓
関西フィルブログ・・・4楽章のメロディーの秘密
よければご覧くださいませ
今日も、もちろんプログラム全曲の練習をしたのですが、
「大樹の樹」の練習の際には、作曲者の真島俊夫さんがいらしてくださいました
左から、名倉誠人さん、真島俊夫さん、大友直人さん
大変光栄です
とても充実した練習になりました
前半と後半で対照的な明日のプログラム、ぜひお楽しみください
明日は18時から当日券の発売を開始いたします。